Contents
はじめに
セレブリティソルスティスの乗船レポート、この記事では旅行記(主に寄港地の様子や食事など)について綴っていきます。
他の記事と併せて読んでいただけると嬉しいです。
【①クルーズの概要編】
セレブリティクルーズやセレブリティソルスティスの概要やクルーズの日程などについて書いています。
記事へのリンク:セレブリティソルスティスで巡る南太平洋の島々~クルーズの概要~
【②旅行記編】※当記事
今回のクルーズの旅行記(主に寄港地の様子)について書いています。
記事へのリンク: セレブリティソルスティスで巡る南太平洋の島々~旅行記~
【③船内の紹介編】
①や②で載せきれないセレブリティソルスティスの船内や食事、客室などについて写真多めで紹介しています。
記事へのリンク: セレブリティソルスティスで巡る南太平洋の島々~船内の紹介~
セレブリティクルーズ旅行記
セレブリティソルスティス乗船と出港(Day1)
今回のクルーズの発着地は「シドニー」。セレブリティソルスティスのチェックイン時間が近づいていたこともあり、シドニー入国後は息つく暇もなくクルーズターミナルである「オーバーシーズ・パッセンジャーターミナル」へ。
シドニーには複数のクルーズ用のターミナルがあるので、自分が乗る船の港がどこなのかを事前に調べておくのが吉です。
ターミナル到着するや否や、今回乗船するセレブリティソルスティスとご対面!クルーズ船はいつ見ても大きいですね。
ターミナルでスーツケースを預けたあとはそのままチェックイン手続きへ。
今回はアクアクラスの利用ということもあり、特典の1つである優先チェックインを早速利用しました。
チェックインではルームキー&船内精算として使うためのクルーズカードの登録と受け取り、手荷物検査や税関等を終えたらいざ乗船!
セレブリティソルスティスの屋外エリア。
ローンクラブという天然芝のあるエリアがあったり、屋内外のプールにふかふかクッションの付いたデッキチェアなんかもありました。
今回利用するアクアクラスの客室。
部屋自体は通常の海側バルコニー客室とほぼ同じで、アメニティ類が多少違うようです。
海側バルコニーは窓があるのはもちろんのこと、バルコニーに出て外の空気を感じたり、部屋から直接外の景色が楽しめるのが良いですね。
最もリーズナブルな内側客室よりは高くなってしまいますが、できればクルーズ旅行は海側バルコニーで行くのがおすすめです。
船からはハーバーブリッジやオペラハウスも見えました。
全員参加必須の避難訓練を終え、気づけば出港の時間。
左右にシドニーの観光名所、背後にシドニー市街地を眺めながらの出港となりました。
夕食はアクアクラス専用のメインダイニング「ブルー」にて。
初日から早速、コース料理を頂きました。メインダイニングでの食事はどのクルーズ船でも基本的に無料(クルーズ代金に含まれている)なので、食事代を気にせず料理を楽しむことができます。
ニューカレドニアに向けた終日航海日(Day2-3)
クルーズ2~3日目は「終日航海日」。
終日航海日は船が目的地に向かってどこにも停泊せず、ひたすら移動する日となります。
2日間連続というのは初めての経験でした。
朝食は初日に夕食を頂いたブルーにて。カーペットや壁に描かれたバラ模様がとてもおしゃれです。
食事や船内イベントの合間の時間に「ペルシャンガーデン」に立ち寄り。
ペルシャンガーデンは船内にある「温浴室」で、中には写真のような寝台の他、サウナやシャワーも備わっている施設です。通常は有料ですが、アクアクラスの乗客は無料で利用できます。
中はとにかく静かなので寝台で横になって目を閉じているだけでもかなりリラックスできました。
終日航海日は四方八方が海なので、水平線がとてもきれいに見られます。
海が穏やかな時の水平線は何とも言えない美しさなので、クルーズ船に乗った時はぼーっと水平線を眺めるのもおすすめしたいですね。
また、水平線と併せて私が好きなのが「航跡(こうせき)」。
クルーズ船に限らず船が通った後にできる「船の足跡」とも呼べるもので、いつまでもぼーっと眺めていられるくらいこの景色が気に入っています。
クルーズ船にはメインダイニング以外にもビュッフェレストランもあり、こちらも無料(クルーズ代金に含まれる)で頂くことができます。
セレブリティソルスティスのビュッフェレストランは「オーシャンビューカフェ」という名前のレストランで、ピザやパスタにハンバーガー、サラダにスイーツとあらゆるジャンルのメニューが揃っています。
早朝から深夜までオープンしており、好きなタイミングで食事することができます。
終日航海日の夕食も専用レストラン「ブルー」にて。
お肉はもちろん焼き加減までオーダー可能。ジューシーでとても美味しかったです。
ニューカレドニア、パインズ島寄港(Day4)
2日間の終日航海日を経てたどり着いたのが1つ目の寄港地「パインズ島(Isle of Pines)」。
パインズ島はニューカレドニアを構成する島の1つで「イル・デ・パン」と聞くと聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
パインズ島はテンダーボート(クルーズ船の横に付いている救命ボート)を使っての上陸となりました。
寄港地では自力で観光するのはもちろん、クルーズ会社が提供している寄港地観光(ショアエクスカーション)を利用して観光することもできます。
ショアエクスカーションは有料ですが効率よく観光できるので、自由時間や行きたい場所等にこだわりがないのであればおすすめです。
パインズ島はとにかくビーチがきれい!後述の寄港地も含めたすべての寄港地の中でダントツ1位の綺麗さ&透明度。
ビーチの砂もサラサラで本当に美しく、感動しっぱなしでした。
※テンダーボートで上陸した付近には目立った商業施設はないので、その辺りは過度な期待は禁物です。
この日の夕食はスペシャリティレストラン「シルクハーベスト」を利用しました。
シルクハーベストは「カバーチャージ制」のレストランで、1人35ドル(USD)を支払えばあとはメニューの中から好きなものをオーダーできる仕組みになっています。
春巻きやサテ、炒飯など、思っていた以上に本格的でした。(一部、”風”なメニューもありましたが味は良かったです)
バヌアツ、ミステリーアイランド寄港(Day5)
パインズ島に続く2つ目の寄港地は「ミステリーアイランド」。
ミステリーアイランドってどこ?!と思われる方も多いかもしれません。(私も知りませんでした)
ミステリーアイランドはバヌアツ共和国を構成する島々のうちの1つで、人の住んでいない無人島です。
無人島と言いつつ、現地の方々もいらっしゃったので、クルーズ船が寄港するような時は観光業に従事する方が近くの島からやってきているようなスタイルなのかもしれません。
ミステリーアイランドも他の寄港地に負けず劣らず綺麗な海だけでなく、ここ本当に空港?と思わずにはいられない「ミステリーアイランド空港」なる小さな空港(というより小屋)も印象的でした。
※上の写真で芝生が広がっているものがミステリーアイランド空港の滑走路?です。
夕食は2つ目のスペシャリティレストラン「トスカーナグリル」へ。
トスカーナグリルもカバーチャージ制で、カバーチャージは1人45ドル(USD)。
イタリアンが楽しめるお店です。
写真は一部ですが、調子に乗って頼み過ぎてしまい、最後はフードファイターの戦いの終盤戦みたい(=苦しくて1歩も動けない状態)になってしまいました。。
ニューカレドニア、リフー島寄港(Day6)
バヌアツを離れた後はニューカレドニアの「リフー島」に寄港。
リフー島もパインズ島と同様にニューカレドニアを構成する島の1つです。
リフー島は他のパインズ島やミステリーアイランドと比べると高低差のある島だったということもあり、少し歩くだけで結構疲れましたが、何とか登りきった小高い丘から眺める海のグラデーションは大変素晴らしいものでした。
道中には有料の遊泳エリアもあり、こちらも底面が見えるほど透き通っていて感動しました(3枚目の写真)。
夕食は3つ目のスペシャリティレストラン「ムラーノ」にて。
ムラーノのカバーチャージは1人50ドル(USD)と、セレブリティソルスティスの中では最も高いカバーチャージが必要となりますが、50ドルを払う価値はあるのでセレブリティクルーズ乗船の際は是非、行ってもらいたいおすすめのレストランです。
ロブスターやシャトーブリアンなど、他のダイニングでは食べられない食材を頂けるだけでなく、メイン料理の仕上げは目の前で担当の方が仕上げてくれるサービスがあったり、盛り付けや味も申し分なしと本当に満足度の高いディナーを楽しむことができました。
ニューカレドニア、ヌメア寄港(Day7)
今回のクルーズ最後の寄港地が「ヌメア」。
ニューカレドニアの首都で、唯一、港にクルーズ船が接岸して直接上陸できる寄港地でした。(他は全てテンダーボートによる上陸)
港から市街地もさほど離れておらず、市街地を巡る循環バスのチケット(有料)もあるので、気軽に観光できました。詳細は恥ずかしいのでこちらでは割愛しますがヌメアで行きたかった場所(写真2枚目と3枚目)にも行くことができ、思い出深いヌメア観光となりました。
シドニーに向けた終日航海日(Day8-9)
パインズ島、ミステリーアイランド、リフー島、ヌメアの4か所への寄港が終わり、クルーズもいよいよ終盤。
行きと同様に帰りも2日間かけて出発の地であるシドニーへと向かっていきます。
終日航海日は船内で数えきれないほど数多くのイベントやショーなどが催されており、飽きることはありません。
帰りの終日航海日では屋外エリアのプールで「オフィサー対ゲストのバレーボール大会」なんかも行われていました。
毎日お世話になったオーシャンビューカフェのビュッフェやアクアクラスのレストラン「ブルー」の食事ともいよいよお別れです。
明日はシドニー!という乗船9日目。
残念ながら時化に遭遇してしまい、この日”だけ”は船が結構揺れました…。
揺れると言ってもさすがに歩けないほどではないものの、じんわりと左右に揺れるのが少しつらくて気持ち悪さを感じることがありました。(“もどして”しまうことはありませんでしたが、仮に万が一の時でもすぐに部屋に戻れるのと、船内のあちこちに紙袋があったのは安心でした)
クルーズ船には「スタビライザー」という揺れ防止の設備が付いているので基本的に明らかな揺れを感じることはほぼありません。(海の上に浮かんでいるのでさすがに揺れがゼロになることはなく、微妙に揺れているような感じはします)
今回のような揺れを感じたのは過去のクルーズ経験(約50日)のうち、この1日のみだったので、基本は「ほとんど揺れない」という感覚を持っていただいて良いんじゃないかと思います。
セレブリティソルスティス下船(Day10)
乗船10日目、目の前には出港時に見たシドニーのビル群が広がっていました。
乗船時に荷ほどきした荷物は下船前夜に客室前の廊下に出しておくと、スタッフの方が翌朝運び出してくれます。
自分で持って行きたい人は廊下には出さず、部屋を出る際にそのまま荷物と一緒に出れば問題ありません。
荷物を出してもらう場合は上の写真のように、大量のスーツケースの中から自分のものを探す必要があるので、スーツケースに分かりやすい目印を付けておくのがおすすめです。(「あなたのスーツケースはこのエリアです」みたいな最低限の目印はあります)
そしていよいよセレブリティソルスティス下船。。あっという間の10日間でした。
クルーズ旅行の費用(参考)
セレブリティクルーズで行く南太平洋クルーズ、気になるお値段は…
9泊10日で287,000円/人でした!
1泊あたり約32,000円という計算ですね。(港湾税・諸税、サービスチャージなどの支払い必須の諸費用含む)
- 宿泊代と移動代
- クルーズ中の食事代
- 毎晩のショーなどの船内アクティビティ
- ジムやプール等の船内設備の利用
- アクアクラス客室による各種特典
- クルーズ中の飲み放題パッケージ付き※早期予約特典
- オンボードクレジット(船内で使えるお小遣い)200USD/人付き※早期予約特典
これだけのものが含まれて1人1日32,000円と考えるとコスパ良しと言えるのではないでしょうか。
※実際には上記に日本⇔シドニー間の往復航空券やお土産、海外旅行保険等の個人費用も含まれるので総額で見ればもう少し金額は上がります。
クルーズ旅は効率良く&コスパ良く旅行を楽しむことができるので、本当におすすめです。
(我が家もすっかりクルーズ旅に魅せられて、気づけば7回ほどクルーズ旅を楽しんでいます)
フライ&クルーズの場合は発着地(今回はシドニー)はクルーズ船に乗るor降りるだけの場所になるので、日程に余裕がある人は前後に宿泊を付けるなどして、発着地の観光も楽しむのもおすすめです。
セレブリティソルスティス乗船を振り返って
初めてのセレブリティクルーズ、非常に満足度の高いクルーズを楽しむことができました。
アクアクラスという客室、料理、船内の雰囲気やサービスはもちろん、寄港地や日程感のバランスもよく、リラックスするにはピッタリのクルーズでした。
セレブリティクルーズにはロイヤルカリビアンクルーズのやノルウェージャンクルーズといったカジュアル船のような大々的なエンタメ設備はないものの、船内の施設に関して飽きることもなく、十分楽しむことができました。
子連れのゲストも多くいらっしゃいましたが、ご夫婦・カップルに特に最適なクルーズ会社と言えるんじゃないかと感じました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 他の記事はこちらからもご覧いただけます。
【①クルーズの概要編】
セレブリティクルーズやセレブリティソルスティスの概要やクルーズの日程などについて書いています。
記事へのリンク:セレブリティソルスティスで巡る南太平洋の島々~クルーズの概要~
【②旅行記編】※当記事
今回のクルーズの旅行記(主に寄港地の様子)について書いています。
記事へのリンク: セレブリティソルスティスで巡る南太平洋の島々~旅行記~
【③船内の紹介編】
①や②で載せきれないセレブリティソルスティスの船内や食事、客室などについて写真多めで紹介しています。
記事へのリンク: セレブリティソルスティスで巡る南太平洋の島々~船内の紹介~
※記事に掲載している写真や画像は引用明示等の断りのあるものを除き全て筆者が撮影・加工したものを使用しています
メンバープロフィール
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クルーズ旅好きの30代。新婚旅行で初めてのクルーズ旅(カリブ海クルーズ)を経験。
クルーズ旅の効率の良さ、コスパの良さなど、その魅力にすっかりハマり、
気付けば年1~2回のペースで外国船クルーズを楽しむように・・・。
2018年より、子もクルーズ旅に参戦。家族揃ってクルーズ旅を満喫中。
乗船経験:7回(外国船5社、滞在日数約50日)
→2015年12月:西カリブ海クルーズ7泊8日(オアシスオブザシーズ)
2016年09月:西地中海クルーズ7泊8日(ノルウェージャンエピック)
2017年03月:南太平洋クルーズ9泊10日(セレブリティソルスティス)
2017年08月:ベトナムクルーズ5泊6日(ボイジャーオブザシーズ)
2018年08月:日本発着クルーズ5泊6日(コスタネオロマンチカ)
2019年03月:ハワイ周遊クルーズ7泊8日(プライドオブアメリカ)
2019年05月:日本発着クルーズ4泊5日(ダイヤモンドプリンセス)
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