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憧れのクルーズ。
いつかは、と考えている方、多いのではないでしょうか?
実はクルーズは海外では人気のレジャーのスタイルで、若い親子連れや友達同士での乗船もとても多いのです。
老後はクルーズ、いつかはクルーズ、なんて言っている貴方♡
クルーズがライフスタイルに組み込めると、人生もバカンスも変わると思います。
そんなあなたが初めて経験するのなら、私のおススメは大型客船のカジュアルクルーズです。
最初は勝手がわからないもの。
マナーやドレスコードばかりが気になって、ふるまいもおいつかないなんて窮屈な思いをせず、様々な国籍や年齢の人が乗り込む船旅で、まずは自分のクルーズの楽しみ方を確立してみるのをおススメします。
今回はロイヤルカリビアン社のボイジャーオブザシーズという船の主に船内をご紹介します。
少しでもクルーズ旅行の様子をイメージしていただけたら嬉しいです。
ロイヤルカリビアン社のボイジャーオブザシーズ
1999年就航当時、タイタニックの4倍、クイーンエリザベスⅡの2倍の大きさを誇る、世界最大客船として注目を集めた、アメリカのロイヤルカリビアン社の大型客船。
スケートリンクやロッククライミングなど、船の上でこんなことが?を実現してくれるエンターテイメントに溢れる船です。
子どもは子どもらしく、大人は自分の時間をゆっくり過ごせるのがクルーズのいいところ。
乗船するところからワクワクが止まりません。
出港はシンガポール
乗り込むときには「出国」になりますので、パスポートコントロールを通過します。
出航はシンガポール、これから3泊4日でマレーシアのクアラルンプールとビンタン島に寄るショートクルーズです。
大型客船を堪能するには日数は短いのですが、休暇の短い日本人にはショートクルーズはおすすめです。
この時はGWを活用してシンガポールの都市とクルーズを楽しむ1週間を過ごしました。
乗船するとまずはランチから
出航は夕方の船が多いですが、クルーズは早めに行って早めに乗船するのがおススメです。
よく観光していてぎりぎりに乗船する方いらっしゃいますが、出航の時のランチタイムからクルーズ船のワクワクは始まっています。
ぜひ早めに乗船して、一通り船の中を歩いてみて、何があるのかを見て回り、その後ランチを食べながら客室に入れるまでの時間もゆっくりと堪能することができますよ。
ランチは船により、複数のレストランのうちのいくつかを開ける船と1か所に集中して提供する船があるようです。メインダイニングルームが座席数も多いので、そちらにまずは行ってみます。
ビュッフェスタイルで好きなものを好きなだけ頂けるスタイル。
国際色があふれたメニューになっています。
クルーズ内の食事は基本無料
どれだけ食べてもOKで、どれも美味しいので食べ過ぎ注意です。
船によってはさらに有料のスペシャルレストランがあったりもします。
またお酒は必要に応じて注文して下船時に清算できますが、ドリンクパッケージ(飲み放題プラン)などもあるので、お酒好きの方は乗船したらチェックしてみてください。
気分や食欲、誰と食べるかなどによりレストランを選べるのが嬉しいですね。
お部屋とご対面
ランチをしている間にお部屋の用意が整い、乗船時に預けた荷物が部屋の前まで届けられています。
船にはいろんなタイプのお部屋があって値段もそれぞれ違うので選ぶ際には迷ってしまいますが、初心者さんは船内の施設をいっぱい体験してほしいのでお部屋はお値段的にしっくりくるところを選んでもいいと思います。
お部屋が良すぎると、お部屋でも過ごしたい。
でもアクティビティもいろいろある、ともったいなく感じてしまうことも。
長期のクルーズで何日も洋上で過ごす場合は逆に自分の空間にもこだわりたいですね。
バルコニーで朝日を見たり、バスタブでゆっくり体を休めたり。
お部屋で朝食を頂いたり。
最初のクルーズは客室で自分がどう過ごせば快適なのか、どんな過ごし方をしたいのかなどもわからないと思いますが慣れてくると自分の目線でお部屋選びができるようになってきます。
また、誰と過ごすかによっても変わりますね。
船旅をどういう時間にしたいかの基礎となるお部屋選び。
何度か経験していくうちに自分のスタイルが見えてくると思います。
お部屋はパノラマビューというタイプに
海をいっぱい見たい、ずっと見ていたい、短いクルーズでもなるべく海を感じたいという点から窓のあるお部屋の中でも一部が窓ではなく、全面に外の景色が見えるお部屋をチョイスしました。
事前にサイトから部屋番号まで指定できる予約方法を使って何回のどこか、というところまで指定しました。
例えばデッキに近いところがいい、エレベーターに近いところがいい、など部屋の広さ以外に大きな船ではアクセスも部屋選びの基準になると思います。
毎日のアクティビティは船内新聞でチェック
船内のアクティビティを知らせる新聞は毎日お部屋に届きます。
日本の代理店を通じて予約すると日本語サポートがつくのも嬉しい。
コンシェルジュのカウンターもあるので寄港地でのアクティビティの相談なども可能です。
毎晩ドレスコードが指定されているので、カジュアルやドレスアップなど装いを楽しんだり、無料で参加できる多くのアクティビティの時間が記載されています。
全部参加したい!ところではありますが、チョイスしないと時間が足りません。
何をしようか、を話し合ったり考えるのも楽しみの一つです。
館内の様々な施設
クルーズ船の楽しさはなんといっても船全体がテーマパーク化していて多くのアトラクションが用意されていること。
特に大型客船はロッククライミングやジップラインなど、船の上でこんなことできるの?がいっぱいあります。
遊園地感覚で遊んでいると、短いクルーズでは全部制覇できない!
また乗らなくちゃ。というモチベーションも出てきます。
船によって違うのでクルーズに慣れてくると、乗りたい船や体験したいアクティビティでクルーズを探したりするようになってきます。
ボイジャーオブザシーズの船内をご紹介します。
① デッキではプールジャグジーからシアターまで
デッキにはプールとジャグジーがあり、それを囲むようにバーカウンターや食事ができるテーブルエリア、デッキチェアなどがあり、多くの人が船旅の大半をデッキで過ごしています。
ボイジャーオブザシーズの場合、子供含めて皆で楽しめるプールのほかに大人専用の落ち着いたラグジュアリー感のあるプールやジャグジーのエリアもあり、にぎやかに過ごしたいファミリーも、静かに過ごしたいカップルにも満足してもらえるような配慮があります。
夜になると映画の上映があり、涼しい風を受けながら大きなシアターで映画を見て過ごすことも。
海の上ならではの体験ができます。
② 体を動かしたい人は様々なスポーツにチャレンジを
バスケットボールコートやランニングトラック、パターゴルフなどもありますが、ボイジャーオブザシーズにはロッククライミングやサーフィンも体験できる施設があります。
どちらも大人気で行列ができるほど。
ロッククライミングは身長制限がありますが、子供から大人まで多くの方がチャレンジしています。
登り切った上からの景色ぜひ堪能してください。
③ 朝陽や夕陽は絶好のギフト
毎朝上る太陽を見にバルコニーに出たり、朝の散歩がてらデッキに行って日の出を静かに見たり、写真に収めたり。
太陽は毎日のご馳走です。
特に下船の日の日の出は名残惜しさが募ります。
④まるでラスベガスにいるようなプロムナード
ここが船の上だと思えないようなショッピングアーケードがあり、お土産ショップやレストランが並んでいます。
自分が船の上にいることを忘れてしまいそうなスケールです。
フォトスポットもいっぱい。
どこも絵になるので写真を撮ってまわるだけで時間がどんどん過ぎていきます。
⑤ライブラリーやPCルームも
外で遊ぶ人が多いので比較的すいているライブラリー。
様々な国の言葉の旅に関連する本がおいてあり、パラパラとめくるだけでも旅情をそそります。
PCルームもありますが、さすがに仕事する人はいない様子。
館内のWi-Fiはオプションで購入します。
繋がりが悪いときも多いので、できればクルーズに行っている間はデジタルオフをおススメします。
⑥バーやカジノはぐっと大人の雰囲気
船らしいインテリアのバーでゆっくり語らうのも素敵です。
食事の後軽く飲んだり、遅くまで話し込んだり。
ホテルの中で遊んでいる?町の中に泊まっている?この一体感が面白い。
ちょっと疲れたらすぐ帰れる、すぐ着替えられる。
ディナーが終わったら、30分後にバーで。
なんて約束をしていったん部屋に戻ってからまた集合、なんていうのも気楽でいいですね。
夕方ごろからはカジノもオープン
船の上はどこの国にも属さない!初心者さんも、勉強代だと思ってちょっとだけお金を用意してテーブルでの会話やゲームを楽しんでみてください。
いかがでしたか?
これはまだまだ一部です。
スケートリンクも劇場もキッズルームもエステサロンも、ハンバーガーショップもあるんです。
全部遊びつくせないくらい用意されているから、またクルーズに乗りたくなる。
最初のクルーズでは、「時間が足りなかった―」というのは必至ですが、それくらい楽しめたら最初はまずまずかなと思います。
最後の日のディナー
最期の日のディナーはクルーの皆さんが感謝の気持ちを込めて歌ってくれました。
ナプキンを回しながら、テーブルの合間を歩いてくれて、集まった階段から大合唱。
とても感動しました。
多くのクルーの方が私たちを一生懸命楽しませてくれていることに感謝です。
下船の朝、朝日が昇る頃にはシンガポール到着
街並みが見えています。
街の景色を窓から眺めて食事ができるのもこの日のごちそう。
下船したらまた次の旅先へそれぞれの旅が始まりますが、今はこの数日の楽しかった日々をおしみつつ、お食事をします。
船内の様子がイメージできましたか?
大型客船のカジュアルクルーズで船での時間の使い方、自分の船旅のスタイルなどを確立して、クルーズのリピーターになって多くの海を楽しみたいですね。
そしてクルーズは大勢で行くほうが私はおススメです。
誰と行くかでどんな船が合うかも変わると思います。
そんなことも、またお話ししていきたいと思います。
船会社名 | ロイヤル・カリビアン・インターナショナル |
船名 | ボイジャー・オブ・ザ・シーズ |
就航年 | 1999年 改装2019年 |
総トン数 | 137,276トン |
客室数 | 1,557室 |
メンバープロフィール
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世界旅行大好きでコロナ禍も積極的に国内ラグジュアリートラベル推進中。
旅先からライブ配信で旅の魅力を伝えています。ホテルや航空会社のステータスやポイント、マイルを使った賢いラグジュアリートラベルを推奨。著書「マイレージを貯めてファーストクラスで旅行に行こう」2018ゴマブックス。
クルーズはパラレルキャリアのためショートクルーズが選択肢ですが、夢はクルーズからのワーケーションで太平洋横断したいです。
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