『ヴァージン・ヴォヤージュ』乗船日の流れ

こんにちは、ノマドクルーザー nomad eriです。
みなさん、ヴァージン・ヴォヤージュというクルーズ会社はご存じでしょうか?

ヴァージン・ヴォヤージュを聞いたことが無い方でも、どこかでヴァージン・グループの名を耳にしたことはあるのではないでしょうか?

ヴァージン・グループとは

魅力的なシグネチャースタイルを、航空会社やホテルにもたらしたリチャード・ブランソン卿の新しいクルーズラインです。

2022年12月現在、ヴァージン・ヴォヤージュは、船を2隻所有していますが、来年にはさらに2隻増え、合計4隻となります。

今回は、ヴァリアント・レディで行った、バルセロナ港発着、地中海クルーズの初日、乗船日の流れをご紹介します。

バルセロナ港到着

2022年の地中海クルーズシーズンでは、ヴァリアント・レディはワールドトレードセンターをメインポートにしていました。
バルセロナ港で1番便利な立地なターミナルがワールドトレードセンターなので、そこから乗船できるのは本当にありがたかったです!

多くの船は、橋を渡った先にあるターミナルを利用するのですが、歩いて行くのは非常に困難なため、有料の港のシャトルバス、タクシーやUberを利用する必要があります。
歩いてランブラス通り(バルセロナのメインストリート)にアクセスできるこのロケーションは時間もお金も節約することができるのです。

荷物を預ける

港に到着したらまずは荷物を預けます。
必要なものは、アプリに入っているクルーズチケットのみ。
ここでお部屋番号をチェックして、荷物を預けます。
この時点ではパスポートは必要ありません。(クルーズ会社によっては荷物を預ける際もパスポートが必要な場合もあります)

保安検査場に行く

荷物を預けたら保安検査の列に並びます。
このときに、乗客がオンラインチェックインのステップを全て済ませているか、クルーがチェックして回っていました。
ここで万が一全てのステップを完了していないと、この後のチェックインで時間が掛かってしまうのを避けるためだと思われます。
こういったクルーの努力とテクノロジーのお陰で、チェックインは驚くほどスムーズにいきました。

チェックイン

チェックインでは、お部屋の鍵を渡されます。
通常のカード型ではなく、錨のチャームが付いたブレスレット型です。
船内での全ての買い物、お部屋の鍵を開けたり、下船するときもこれ一つあればよいので、とても便利です。
また、軽量で防水機能も付いてるので、付けっぱなしにすることも可能です。

予めアプリをダウンロードしてオンラインチェックインを済ませていたため、アプリの画面とパスポートを見せるくらいで、再度ワクチン接種証明書を見せる必要もなく、非常にスムーズでした。

いよいよ船内へ

私たちのグループのチェックインは14:30でした。
ちなみにスイートなどに宿泊する乗客のチェックイン時刻は13:00くらいだそうです。
チェックインの時間が決まっているからか、チェックインした時点でお部屋にすぐ入れる状態になっており、荷物を持って船内をぶらぶらしなくて良かったのが快適でした。

船内はどこも魅力的で、特にオープンデッキにデッキチェアーや、寝心地の良さそうなサンベッドがたくさんあったのが印象的でした。

遅いお昼へ

私たちはお部屋が綺麗なうちに動画や写真を撮ったりするので、お部屋に入った後も中々ランチには行かず、結局16:30以降にようやくビュッフェへ。

ヴァージン・ヴォヤージュのビュッフェは、少し変わっていて、例えるならフードコートのような感じになっています。
一部は通常のビュッフェのように、自分で食べものがあるところへ行き、好きなものを持ってくるのですが(食べものはクルーがよそってくれます)、その他は好きなところに座って、クルーが注文を取りに来てくれます。

乗船する前から楽しみにしていたラーメン屋!

スパイシーとんこつラーメンを頼みましたが、本当に美味しかったです。
半年以上ラーメンを食べていなかった反動もあり、7日間のクルーズ中、3~4回は行きました。

少し脱線しますが、ラーメンの麺ですが、最後の2回がパスタの太麺のようなものに変わってしまい、麺が変わるとこんなに味が変わってしまうのか!というくらい美味しく感じなくなってしまったのが残念でした。
クルーズの途中でラーメンの麺が無くなってしまったのか、理由は分かりませんがそれだけが残念でした。

なんと寿司もビュッフェに!

寿司は握りではなく巻き寿司で、お弁当箱にそれぞれ6個入っており、ショウガも入っていたのが嬉しかったです。
お弁当箱は乗客が自由に持って行けるように、いくつかカウンターに並べて置いてあるため、待ち時間がなく手軽さもあって、乗客にとても人気でした。

ネタはサーモンやマグロなどがメインで、巻き寿司とはいえ、クルーズ船で寿司が無料で食べれたことはないので、少し感動しました。

ちなみに、私が食べたものはちょっとお米が少しカピっとしていたのですが、他の日本人に聞くと美味しいときもあったとのことで、時間帯にもよるのかなと思いましたが、何是無料で頂けたので満足でした。

ショーやフィットネスのグループクラスを予約するが、、、

お腹も満たされたところでようやく18時過ぎてからアプリを開き、今夜のショーは?と思っていると、ある重大なことに気が付きました!

それは、全てのショーが予約制だったのです!
しかも、ヴァージンヴォヤージュにはメインダイニングがなく、全てのレストランが予約制のため、既に予約済みのディナーの時間にショーの時間が重なってしまい、どちらを取るか選択しなければならない日が1日だけではなく何日かありました。

基本的にどのショーも2回くらい上演するのですが、なぜかどちらも満員なこともありました。
これはショーラウンジが小さく、乗客を半分に分けても入りきらないということなので、そこは非常に残念でした。

また、ヴァージンヴォヤージュではフィットネスクラスが全て無料なのですが、乗船後にクルーズ中の全予約が出来るため、私がアプリを開いたときには、ほぼ全てのクラスが埋まっていました。

なんでも予約制なので、できるだけ全部のショーを見たい!色んな種類のレストランを試したい!という方は、乗船前&乗船日にクルーズの全てのプランをしっかり立てることが重要です!

ディナー&出航

予約しなければいけないレストランは6つあり、私たちは乗船日以外は全て予約済みだったので、この日はビュッフェで夕食を頂きました。
彼は弁当箱に入った寿司がとても気に入ったようでまたそれを食べていましたが、私はサラダバーへ。

好きなアイテムを好きなだけ入れることができるので、遅いランチを食べてしまった私にはちょうど良かったです。

出航はどこかのクルーズ客船のように、音楽に合わせてラインダンス♪みたいなことはなく、それぞれシャンパンを飲んだり、サンベッドで横になりながらリラックスして過ごす人が多かったように感じます。

ユニークな点がたくさんある魅力的なヴァージンヴォヤージュ!

後半の記事では、ヴァージンヴォヤージュと他のクルーズ客船との違いについてまとめています。
是非お楽しみに♪

また、YouTubeでは動画でヴァージンヴォヤージュの魅力をお伝えしていますので、宜しければコチラも是非合わせてチェックしてみてください。

メンバープロフィール

nomad eri
nomad eri
バンクーバーに語学留学中に、港に停泊していた大型クルーズ客船を見て、クルーになることを夢見る。その後客船クルーとして8年以上働き、訪れた国は90ヶ国以上。現在は、船で出会ったブラジル人の夫と共に世界中を転々とするノマド生活中。各地でクルーズ客船に乗船しながら、客船クルーの視点からクルーズの情報をYouTubeを中心にSNSで発信しています。

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