【おとな女子旅・リピーター目線でたっぷりまとめました】写真で詳しく魅せます!「ダイヤモンド・プリンセス」

皆さん、こんにちは。
年に一度は夫婦で海外クルーズ旅行を楽しむ izumin です。
“ 色彩豊かな魅せるカラフル旅 ”を人生のテーマとし、ラグジュアリーな船旅を好んでいます。

2023 年 6 月下旬、プリンセス・クルーズの日本発着クルーズ、ダイヤモンド・プリンセスで“おとな女子旅・クルーズ旅行”を楽しんできました。
前篇では、「メダリオン・クラス」に関する内容を紹介しています。

前篇記事▶︎【おとな女子旅・メダリオン・クラスを徹底解剖】写真で詳しく魅せます!「ダイヤモンド・プリン
セス」


後篇の本記事では、私のお気に入りのスポットやサービス、グルメ、客室での過ごし方、お役立ち情報などをリピーターならではの視点でシェアしますね。

ようこそ、ダイヤモンド・プリンセスのプールへ!

スカイ・デッキ 17/18 より撮影

クルーズ旅で五本の指に入るほど私のお気に入り、それはプール!!!
時間さえあれば、とにかくプールでエンジョイしていたい派だから、客船サイズに対してプールの数が比較的多いダイヤモンド・プリンセスは私好みです。

一番大好きなスポットが、船体後方にある、サン・デッキ 15 のスパプール(有料「泉の湯」エリア内)とアロハ・デッキ 12 のテラスプールがあるエリア。
デッキ中央のプールに比べて、落ち着いた雰囲気なのも◎

寄港地での観光を済ませ、船内へと戻ったら、先ずはこちらへ。
プールにつかりながら、美しい出港シーンをのんびりと眺める贅沢時間が何より大好きです。

展望浴場「泉の湯」だって欠かせません。
屋内にはオーシャンビューの岩の湯や糸杉の湯、ドライサウナ、ミストサウナ、打たせ湯があり、水着で入る屋外男女共用のスパプール(円形屋根のあるプール)も私のお気に入りスポット。

有料施設のため、もしかすると利用したことがない方もいるかと。
もし未体験であれば「ちょっぴり損しているかもよ~」と言いたいくらい(笑)
何故ならば、私はこの「泉の湯」を一日あたり 2 回以上、乗船期間中に合計十数回は利用していたからです。

気になる利用料金ですが、1 回は 25 ドル、5 回は 75 ドル、1 日あたり 4 回利用出来るクルーズ・パスは 99 ドル!
最後の 99 ドルに気がつきましたか? 申し込んだ日から下船前日迄まるまる 99 ドルと格安なのです。
初日に申し込めば、利用出来る回数から計算するととてもお得です。ぜひ最初の乗船日にフロントから申し込みましょう。

結局のところ、1 日 4 回はなかなか達成できないので、せいぜい 2 回位の利用にはなるのですが(終日航海日に 3 回利用した日があったかも?)
ちなみに、最終下船日だけは朝 6 時から営業しておらず、利用不可でした……皆さんも気をつけましょう(涙)

写真提供:プリンセス・クルーズ

日々大浴場でお湯につかることで、からだもほぐれるし、疲れもグッととれやすくなります。
寝る間も惜しんでクルーズ旅を満喫している私の元気の源は、きっと展望浴場「泉の湯」のお陰です。

続いては船体中央に位置している、屋内の「カリプソ・リーフ&プール」エリア。

全天候型のエリアなので、天候の悪い日や夜でも安心。
バーも併設しているので、バーカウンターでカクテルを飲みながらひと息つくのにもぴったりです。

海の生き物たちの描かれた、モザイク柄タイルの柱や壁面もかわいい! おすすめのフォトジェニックポイントです。

昼と夜では印象も異なるので、利用者が少なめの夜の時間帯にポートレート撮影をしてみても◎

さらに前方方向には、屋外の「ネプチューン・リーフ&プール」があり、この一帯は日光浴をしたり、食事をしたり、読書をしながらまったりと過ごす方がたくさんいます。
DJ やバンドが生演奏を披露する時間帯があり、プールで参加型ゲームが行われたりもするので、船内でも賑やかなエリアの一つ。
「外国客船に乗っているなぁ!」としみじみ感じるのも、このエリアで生演奏を聴きながら、日常を忘れ、お酒を飲んでいる時だったりします。

ただし注意したいのがプールの深さ。確か 2 メートルくらいの深さであったように思います。
大人でも足がプール底につかないので、完全に泳げる方が望ましいです。あと、天候によっては水温が冷たく感じる時もありました。
周辺にはとても人が多いのに、わりと泳いでいる方が少ないことに加え、液晶スクリーンで上映中の映画を見ながら平泳ぎをしたり出来るので、個人的には好きなプールの一つです。

夕刻以降には、液晶スクリーン「ムービーズ・アンダー・ザ・スターズ」で映画も上映され、ムーディーな雰囲気で世界の名画を楽しめます。

最後のプール紹介は、船内前方にあるロータス・スパ・フィットネスセンター併設の「ロータス・スパ・プール」ですが、私は後方プール派なので、こちらは一度も利用していません。(大人向けなので空いているかとは思いますが、少々閉塞感があるかと)

その替わりではないですが、フィットネス・センターだけはよく利用していて、ヨガや運動をしては、友人と一緒にいい汗をかいていました。

前方エリアはウェルネス施設に特化していることから、有料のトリートメント・スパや美容室などもあります。
なかなかの大きな規模感で、船上の施設とは思えないくらい充実しているので、気になる方は見学しに行ってみて下さいね。

魅力溢れるおいしいグルメも堪能しよう!

ダイヤモンド・プリンセスは、食事の美味しさにも定評があると言われるとおり、私と友人もどのシーンにおいても大満足!
オールインクルーシブのレストラン、メイン・ダイニングでは、フルコースに加えて一品での注文も可能。
私は、あえてメイン料理だけを二皿オーダーするなんてこともよくあります。

特に覚えておきたいのが、フォーマルデーのメインメニューに加わっている「ランド&シー」の一皿。
牛フィレ肉のロブスターテールだって、もちろん無料(お替わり追加のみプラス料金)で食べられちゃうのですよ。

船内レストラン予約サービス「ダイン・マイウェイ」から、予定にあわせてディナーで利用したい食事の場所と時間をぜひ予約してみて下さいね。

ダイヤモンド・プリンセスでは、夕食だけでなく、朝食、ランチの時間帯ももちろん無料で食事をいただくことが出来ます。
朝は日本食を選び、昼はパスタを食べるなど、いろんなジャンルの料理を楽しめますよ。

ブッフェスタイルのカジュアルスタイルレストラン、ホライゾンコートの料理だって本格派!
肉や魚料理といったボリュームのあるメニューだけでなく、サラダや果物、チーズ、ご飯、スープなどもあります。
朝の時間帯は、お粥や納豆、梅干しも日本人には人気のようで、蕎麦やうどんなども日替わりで用意されています。

一部有料レストランを除き、レストランやカフェでの飲食は、クルーズ代金に含まれているから安心。
私みたいな食いしん坊さんは、ついつい食べ過ぎちゃいますよね……。

でも大丈夫! 朝食などでうまく調整すれば OK。食べ過ぎの翌日は、サラダとフルーツでヘルシーに。
そして、フィットネス・センターで運動、運動! それでも、かなりの確率でラーメンも見かけるので誘惑に負けちゃうのですが(笑)

リピーターならでは!客室での過ごし方をお見せしちゃいます

続いては、私が実際に宿泊していた「海側バルコニー」の客室の様子をシェアしていきます。

約1300室あるダイヤモンド・プリンセスの客室の中でも、一番多くあるのが「海側バルコニー」ということで、気になる方も多いのでは?
客室の間取りや標準装備などは、プリンセス・クルーズの公式ホームページやパンフレットでも紹介されていて、たくさんの情報が既出済みなので、私なりの活用術や気づきにフォーカスを当てて紹介します。

これ迄に何度か利用したことのある、プリンセス・クルーズの「海側バルコニー」の客室ですが、日本周遊をする他社のクルーズ船よりもとても使いやすいと感じています。
細かく比べるといろいろあるのですが、他社の同ランククルーズ船の場合、扉式のクローゼットがベッド真横で導線的にも使いづらい、客室面積が狭く感じるなどもありました。

「感覚的なものかな~?」と思い、改めてネット検索で他社との数値などを比較してみたところ、同ランク同タイプの客室でもダイヤモンド・プリンセスの方が 10 平方メートルも広いことを発見!

その証拠に、「海側バルコニー」のベッド(今回はダブルベッド方式)からバルコニーの間に、持参したヨガマットを縦に広げることが出来ました。
ヨガマットの長さが 180cm ほどなので、人が一人寝転べるくらいの広さもあることが分かります。
クルーズ旅行中、自宅のように何日も過ごすプライベート空間なので、それなりの広さや空間があることは、私にとって大切なポイントです。

洗面所とシャワーブース前に開放的なクローゼットはあるものの、スーツケースはベッド下に収納しておくと便利。
乗船初日、衣服や持ち物など一式を、クローゼットや棚にきちんと仕分けて収納しておくのが、長旅好きの私の拘り!
自宅と同じように、モノの場所を定めることで、あれこれ探し回る時間も省略され、時短にも繋がります。
日々スーツケースから面倒にガサコソ……なんてことは絶対にしませんよ(笑)

クルーズ船あるあるですが、客室キャビンは壁一面や入り口ドアにマグネットがくっつくので、船内新聞などの書類は部屋の壁にペタン。
寄港地や旅先で購入したマグネットもあれば、100 円均一で購入したフック付きタイプのマグネットもあります。
ストラップ付きのメダリオンも、壁掛けで目に留まる場所に保管しておくことで、客室を出る際に忘れなくて便利ですよ。

冷蔵庫、ケトル、ガラスのコップ、カップも備わっているので、客室で気軽にティーブレイクも出来ます。

寄港地で購入したお土産を、バルコニーで波風を肌で感じ、波音を聴き、広大な海を眺めながらいただく。
そんな時間もすごく心地良くて! 船上でひとつまみしておくことで、残りを自宅で平らげる時にも、当時の記憶が鮮明に蘇ります。

女子旅ならではのお役立ちグッズを公開!

ようやく女子旅目線の話に変わりますが、私がクルーズ船に持ち込むアイテムなどには、けっこう拘りがあります。

  • フェイスパックは日数よりも少し多めの箱タイプ(客室は乾燥しがち、紫外線からの肌ケアにも!)
  • 柔らかティッシュとウェットシートも大きめ(もっとあれば便利だったな~と思う前に大きめサイズを用意)
  • 日常でも使っている消臭アロマミスト(お気に入りの香りがあると落ち着きます)
  • 保湿力が高く香りにも癒やされるボディークリーム
  • 頭皮マッサージも出来るお気に入りのヘアブラシ
  • 度入りのサングラス(スッピン隠しとバルコニーからいつでも景色を直ぐみたい)
  • 手の平サイズのコンパクトな卓上アラーム時計(時間を見ながらメイクする時にも便利)
  • まとめ髪に便利な装飾ありのヘアクリップ(プール直後でもとりあえず髪をキレイにまとめられる)
  • 手に平サイズのスピーカー&音楽アプリ

などなど、詳しくは Instagram のハイライト(ストーリーズ)にも記録を残しています。

どれもこれも、客室で寛ぎを求めつつも、日常での過ごし方と変わらず、そしてどんな時でもパパッと行動出来るための工夫です。
フォーマルデーに気負い過ぎる方は、きらびやかなコスチュームジュエリーを加えることで、普段のワンピースもグッと映えますよ。
(私はスカーフやアクセサリーなどで華やかさを出しつつ、メイクやヘアをバッチリ整えることで、場の雰囲気に合うよう工夫しています)

「キャプテン・サークル」はご存じですか?

プリンセス・クルーズでは、乗船回数に合わせて「キャプテン・サークル」というリピーターランクが上がります。
私はプラチナ・メンバーなので、船長よりキャプテンズ・サークルカクテルパーティーにも毎回招待されています。

このパーティーでは、乗船者の人数などを発表するのが恒例で、今回は以下のような結果でした。

  • 乗船者の人数(ゲスト):2095 名
  • 日本人の割合:1551 名(そのうち初乗船は 1023 名)
  • 「キャプテン・サークル」の内訳
    ・ゴールド・メンバー:560 名
    ・ルビー・メンバー :250 名
    ・プラチナ・メンバー:224 名
     (そのうち日本人は 145 名)
    ・エリート・メンバー: 82 名
     (そのうち日本人は 45 名)
  • 乗務員(クルー)  :1050 名

日本発着クルーズなので日本人が多いことはさておき、初乗船の比率が多いことにびっくり。
「キャプテン・サークル」のランクがあがると、リピーター外国人の割合が高いことにも気がつきました。
最も乗船回数の多い方が表彰されることもあり、なかなかなユニークなスペシャルイベントです。
客室に招待状が届いた方はぜひ参加してみましょう。

全てのゲストが参加出来る「船長主催のウェルカム・パーティー」は、フォーマルデーの 18 時以降に、デッキ中央の吹き抜けエリアで行われます。
乾杯のカクテルが無料で振る舞われ、行列に並べばグラスタワーにお酒を注ぐことも出来るのでお見逃しなく。

プリンセス・シアターで行われるプロダクション・ショーは、フォーマルデーだと演者も多い派手なショーの確率が高いので、夜に 2 回行われるチャンスを忘れずに。

最後に(本記事のまとめ)

いかがでしたでしょうか?
私なりのフォーカスと目線でシェアしたダイヤモンド・プリンセスの記事が、一人でも多くの方に興味を持って頂けることが一番の喜びです。

最後に、フォロワーさんによく質問されたことや、お役立ち情報を少しだけ紹介します。

クルーズ旅行での質問を受け付けると、必ず二回のうち一回は「船酔いしませんか?船は揺れませんか?」と聞かれます。
個人差はあるので一概には言えませんが、私の経験や考えで答えますと、普段から車や飛行機でも非常に酔いやすいか否かでも全然違うと思います。

天候にも大きく左右されますので、台風や大嵐だとさすがに波も荒れるので、比較的揺れるかと(こればかりは、通常の旅行と一緒でタイミングですね!)
日本は太平洋と日本海に挟まれていることから、四方を大きな大陸にぐるりと囲まれた、バルト海や地中海の方が遙かに波は穏やかにも感じました。
カリブ海の時も、やはり日本と同じくらいの揺れだったかな? 本当に天候によりけりというのが率直な感想です。

心配なら常備薬や船酔いの薬を用意しておくと、お守り替わりにもなって安心出来ます。
「どうしよう?」とオロオロ心配するだけでなく、予め備えておくことで気持ちも前向きになれるので。

だからこそ客室のプライベート空間で過ごす時間も大切で、しばらく長く宿泊する客室は自分のおうちのように過ごしやすくしたり、お好きなハーブティーを持ち込んだりするとリラックス出来ます。
私はミニスピーカーを持ち込んで、大好きな音楽を掛けているので、常時テンション高めですが(笑)

ダイヤモンド・プリンセスには、展望浴場「泉の湯」もあることから、疲れたからだをゆっくり休め、英気を養えるのがすごく良いです。

船内イベントも、日々のスケジュールを専用アプリや船内新聞からチェックをして、いろいろ参加してみると気分転換にもなります。客室にじっと閉じこもらず、目一杯エンジョイするのが何より!

私は、外国人乗船者向けのイベントで浴衣を着付けて貰ったり、友人と生演奏を楽しんだりと、時間が足りないくらい満喫してきました。

9 日間のクルーズ旅行中、友人と飽きることなく四六時中お喋りをしていて(大浴場のなかでも)、我ながら元気だなぁと思ったくらい。
女子旅だと、夫婦旅とはひと味違う楽しみ方があることに気がついたのも新しい発見でした。
(寄港先でお揃いの服を買ってみたり、コスメを一緒に探してみたり、永遠とお茶したりネ♪)

私が今回体験した「沖縄・台湾リゾートクルーズ 9 日間」は、2023 年 8 月 31 日発、9 月 29 日発、10 月23 日発と今後も同スケジュールが複数組まれていますので、沖縄(那覇)、石垣島、台湾(基隆)などの寄港地情報も私の SNS からぜひチェックしてください。

そして同じく横浜発着のスケジュールであれば、横浜ベイブリッジを通過するタイミングのシャッターチャンスも忘れずに。

出航初日は、横浜港を出港してしばらくすれば橋の下をくぐるので、撮影のハードルは低め。

最終下船日は、サンライズが 4 時半頃→橋の下をくぐるのは 5 時 50 分頃と、少々早起きが必要です。
(季節や天候、スケジュールによって、都度変わることもあると思うので、参考程度に↑)

そして、日の出や日没など、海から眺める太陽の移ろいやマジックアワーも言葉で表せない感動がありますよ。

一人でも多くの方に、一度はダイヤモンド・プリンセスで素敵なクルーズ旅行を満喫して下さることを心より願っています。

追伸:今回の船上中、ダイヤモンド・プリンセスのクルーズ旅行を再び予約購入しました♪

※掲載写真や文書の無断転載・引用はお断りします

取材協力:プリンセス・クルーズ

メンバープロフィール

izumin
izumin
《 年に一度は、夫婦で海外クルーズ旅行 》 がモットー。バルト海クルーズ船上中、船内チャペルにて挙式。
夫婦で旅好き、夫は総合旅行業務取扱管理者、世界遺産検定1級保持者です。
海外クルーズ取材では、バルト海、地中海、エーゲ海、カリブ海を経験。

20年以上前より個人ウェブサイトやブログを手掛け、現在はライターとして媒体への寄稿掲載を担う傍ら、日本のメディアを代表するブロガー、SNSインフルエンサーとして活躍。
“ 色彩豊かな魅せるカラフル旅 ”が人生のテーマ。音大ピアノ科卒という経歴から、得意とするのはヨーロッパ圏。

10年以上前より各国政府観光局及び航空会社をはじめ様々な国内外大手企業とのタイアップ企画へ数多く参加、受賞経歴も多数有り。

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