日本人ならいつか乗りたい!ラグジュアリーなクルーズ客船ASUKAⅡで大人時間を演出

ご縁あって日本船の中で最もラグジュアリーなクルーズ船、飛鳥Ⅱに乗船させていただきました。
私の中で飛鳥は仕事をリタイアしてから乗りたいと考えていた船だったので、言い過ぎかもしれませんが、乗船が決まった時は寿命が20年ぐらい縮まったかと思いました!

その分、高齢な方が多いのかな!?等、お客さんの層もどんな感じか気になりましたが、実際乗船してみると母娘で乗船の方や、30代家族や、女子旅、グループ旅行の方もいらっしゃり、高齢な方ばかりではありませんでした。

ASUKAⅡの客室は

私たちはデッキ8(8階) 船の最先端、バルコニー付きEステートのお部屋に滞在しました。

通常の船のバルコニーに比べ、やたら奥行きがあって広いバルコニーだなと思っていたら、デッキ8の先端7部屋(左右14部屋) だけバルコニーが広いのです。

お部屋も外国船だとシャワーのみだったりするので、足が伸ばせる広い浴槽があるだけでも贅沢…と思っていたら、リファのシャワーヘッドとドライヤーが揃えられた大浴場(スパ) に露天風呂、サウナまで。 
夜に入るお風呂も良いですが、移り行く景色を眺めながら明るい朝に入る露天風呂は至福のひととき(残念ながら画像はありません)

お部屋に置かれた冷蔵庫のペットボトルのお茶やジュース、ドリップコーヒー等は無料サービスというのも嬉しい点(有料のクルーズ船もあるので注意してくださいね)

アメニティは全てASUKAのロゴ入りです。ポーチは記念に持って帰りました。
ベッドのマットレスはシモンズなので寝心地、最幸。朝まで熟睡できました。

今回一緒に乗船したクルーズアンバサダーのHarunaさんは6回目のクルーズ。
私は4回目のクルーズですが、お互い外国船ばかり乗船してきたので、飛鳥のホスピタリティと日本の船のきめ細やかさに感動しました。

何せ船内の情報を知る船内新聞が日本語なので、わざわざ英語を翻訳する必要がありません。
造花ではなく、生花がお部屋に置かれているのも珍しかったです。
外国船に乗ってきたからこそわかる日本語が通じる便利さ!
当たり前が当たり前ではないことに気づいたクルーズ旅行になりました。

船内施設はすべてがラグジュアリー

ASUKAⅡにはラグジュアリーな雰囲気の施設がたくさんあります。  
乗船し、最初に見るのは天井が高いロビーラウンジ。
踊る男女の金の銅像にまず目が止まり、飛鳥ならではの芳香なアロマの香りで満たされ、飛鳥の世界にいざなわれます。 

船内は調度品の数々が様々な場所に展示され、すべてMade in Japanの巨匠の逸品ばかり。
お値段が掲示されているので、購入できるようですよ。

和室 游仙

まるで動く旅館の佇まい。外国船には和室自体がないので、新鮮でした。
客船 飛鳥の社名、郵船クルーズの【郵船】の漢字を【游仙】にしたのかな!?と思ったり…

ライブラリー

様々なジャンルの本が並び、ゆっくり読書できる落ち着いた空間でした。

e-Square(イー・スクエア)

コーヒー等飲みながら読書できるラウンジです。ここではお仕事をされている方もいらっしゃいました。

ギャラクシーシアター

夜のショーはこちらにて。今回のクルーズの目玉は2日目の大沢誉志幸さんと山下久美子さんのLive。
撮影は禁止ですが、至近距離で楽しめるので迫力があります。

ハリウッドシアター

マジックショーやビンゴ大会が開催されました。特にビンゴ大会は大盛況。
私たちは残念ながら何も当選しませんでしたが、家族で色々当選されている方もいてビックリ!!こちらは撮影可能です。 

パームコート

天窓から注がれる陽射しが美しいラウンジです。午後のティータイムは無料でドリンクとお菓子が頂けます。

ティーカップとソーサーは名誉船長、加山雄三氏デザインのASUKAオリジナル。ここでは抹茶ラテを楽しんでみてください。

運だめしはモンテカルロで

クルーズの楽しみの1つといえばカジノ!
ASUKA II は日本船なので勝っても負けても金品を受け取ることは日本の法律によりできませんが、モンテカルロというカジノルームがあります。 
ショートクルーズでできるゲームは、スロット、ルーレット、ブラックジャックの3つ。

他の船ではなかなか聞いた事がないカジノ教室が開催されるので、早めに行って参加してみました。(人数制限あります)
同じ時間帯にイヤリング作りのクラスも開催されていたので、男女比は男性の方が若干多めでした。

3種類のゲームを試してみると、自分に合った(勝ちやすい) ゲームが何かわかってきますね。
プレイルームはカジノの他にダンスホールやこれまた日本のクルーズ船ならではの囲碁・将棋ルームがあります。

大人時間はバーで演出

クルーズ船といえば、バーがいくつもあります。
ASUKA Ⅱのバーはピアノの生演奏が聴けるピアノバーを始め、マリナーズクラブ、クラブ・スターズ、ビスタラウンジ、パームコートの5つ。
ビスタラウンジとパームコートはカフェでもあり、クラブ・スターズはイベントが開催されるバーでもあります。
本格的なThe Bar と呼ぶに相応しい空間は、ピアノラウンジとマリナーズクラブの2つ。

マリナーズクラブに入ってみたら、そこは英国風のインテリアが素敵なとても落ち着いた雰囲気。まるで老舗バーのよう。
お支払いはクレジットカードの情報を登録している乗船カードでスマートに。
お部屋の鍵でもあり、乗下船の際に必要なIDカードでもあるので、クルーズ中は肌身離さず持ってます。
しっとりと。クルーズ船での大人の夜はバーで演出をしてみてはいかがでしょうか。

バーの後はクラブ・スターズで開催されたクルーによるトークショーに参加しました。
ASUKA Ⅲのお話もあり、お披露目はまもなく!?クルーと一緒にお写真も撮れます。

美味しすぎて Can’t stop eating

飛鳥は兎にも角にも食事が美味しい!クルーズ船によっては食事がイマイチな船もありますが、そこは心配ご無用。

乗船したらまずdeck11のリドカフェにて飛鳥運営会社、郵船クルーズの前身 日本郵船時代からの名物、ここでしか食べられない不思議なバーガー、ドライカレーバーガーを召し上がれ。

Day1のディナーはドレスアップしてもしなくても良かったのですが、クルーズの楽しみは何度も衣装をお着替えすること。
2人でコーディネートをそろえたらディナーの後、クルーと写真を撮ることになりました!

Day1のディナーはフレンチスタイルでした。飛鳥の船が描かれている食器もあり、美しい。  

この日は真っ赤なマジックアワーがとても幻想的で美しく、感動の時間に。
この日この時間にしか出会えない空模様もクルーズの思い出として深く刻まれます。

朝食は和洋食のビュッフェスタイルか和食のどちらか選択できます。和食の煮物は柔らかくて、出汁加減もちょうど良い。

私たちは2日目の朝はビュッフェ、3日目最終日は和食にしました。
ちなみに2日目はビュッフェの朝食をガッツリ食べたのでランチはムール貝等好きなものを少量。

なぜならDay2のディナーは今回のクルーズの目玉、アルポルト 片岡護シェフによるガラディナー。
私、実は本人監修ぐらいとしか思っていなかったので、片岡シェフによるディナーの説明が始まった時、ビックリしました!

各テーブルを回りながら丁寧にわかりやすく説明されて感極まりません。

Day1のディナーも美味しかったですが、料理の繊細さと言いますか、美味しさの格が1段、2段、いやそれ以上!?違いました。

ディナーの後はレストランの前で片岡シェフと写真撮影ができ、今回のクルーズの大きな思い出に。

最後に…

私たちが乗船したクルーズは A-style クルーズ 〜初夏〜 です。

横浜港大さん橋客船ターミナルを出港し、駿河湾と伊豆諸島を週末2泊3日寄港地に立ち寄ることなく、飛鳥Ⅱのラグジュアリーな船内で過ごすというウィークエンドクルーズです。

ただ船内で過ごすだけではなく、有名シェフによるガラディナーを堪能したり、著名アーティストによるLiveを至近距離で楽しんだり、週末を飛鳥Ⅱでクルーズしながら贅沢に過ごせます。

外国船にはまず無い!大浴場や露天風呂で癒され、サウナとジャグジーで整い、カジノ教室に参加し、和室で動く旅館を体感。
船内に置かれる数々の調度品も鑑賞。

五感をフル活用しながら週末を飛鳥Ⅱでクルーズしながら贅沢に過ごす。それはとてもラグジュアリーで忘れられない、ここだけのASUKA時間。お祝いや記念日旅行としてもおすすめです。

取材協力:郵船クルーズ

メンバープロフィール

みほトリッピー
みほトリッピー
最強の笑顔で旅する引き寄せトラベラー、トースト女子。渡航国数は40ヵ国。
2018年11月~2019年元旦、休職し在職のまま前代未聞と言われながら有給休暇を使用し、2か月で世界一周をする。世界一周中は乗船の2年前から乗りたいと豪語していたクルーズ船に乗船する機会を2度も引き寄せる。(1回目セレブリティ、2回目セレブリティ下船の2週間後にカーニバル) 又、世界一周中は世界中の人から笑顔がステキと褒められ、笑顔は最強ということに気付く。
灼熱の南国を中心に世界一周した為、帰国時は焦げパンの如く真っ黒だったが、真冬の日本で黒さが薄れ、焦げパン女子からトースト女子となる。
現在はマイレージにてビジネスクラス世界一周、ファーストクラス世界一周を目論み、パーマネントトラベラーを目指している。

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