【日本発着】イタリアの豪華客船「MSCベリッシマ」で航くクルーズ旅の魅力

【日本発着】イタリアの豪華客船「MSCベリッシマ」で航くクルーズ旅の魅力

300年以上の歴史を持つ世界最大の海運会社「MSC」が所有するイタリアの超大型クルーズ客船「MSCベリッシマ」。
そんなMSCベリッシマで、横浜発着で九州・釜山を巡る10日間のクルーズ旅に行ってきました。

日本発着でありながら、海外旅行の雰囲気を感じることができるMSCベリッシマの旅の魅力をご紹介します。

MSCベリッシマってどこの船?大きさや客室数は?

MSCベリッシマ

今回私が乗船した「MSCベリッシマ」は、日本発着史上最大級イタリア客船。総トン数171,600トン、全長315m、高さ65m、客室数2,217室19階建てと圧巻の大きさです。全長333mの東京タワーが横たわっているくらいの長さをイメージしていただくと、ものすごい大きさであることが想像できるかもしれません。

天井全体が巨大なLEDスクリーンの室内プロムナード、屋外アクアパークやアミューズメントパークなどがあり、まるで船全体がテーマパークのようでした!

日本発着・MSCベリッシマの魅力

MSCベリッシマの魅力

移動が楽、朝昼晩の食事がオールインクルーシブ、船上から見る景色、寄港地観光など、クルーズ旅行の魅力は語りきれないほどたくさんありますが、中でも今回は「MSCベリッシマ」ならではの魅力にフォーカスしてご紹介します。

日本にいながら気軽に海外気分を味わえる

イタリア客船
イタリアンナイト / レストランスタッフの方々

イタリア客船なので、船の中はまるで海外!飛行機にも乗ることもなく、横浜港より乗船した瞬間から異国の世界に迷い込んだ感覚で、すごく新鮮でした!

船の内装が海外仕様なのはもちろん、クルー・乗船客の方々も海外の方がほとんど(乗客に関しては時期によるのかもしれません)。寄港地に到着すると日本を感じ、船に戻ると海外気分という、なんとも不思議で初めての旅体験でした*

日本人スタッフも在籍しているので、外国船でも困らない

日本人スタッフは少ないものの、フロントデスクには日本語が話せるスタッフが常駐していて困ることはありませんでした。
いざという時に、日本語が話せるスタッフがいるのはやっぱり安心ですよね。

自主クルーズかチャータークルーズかによって、日本人スタッフの数やアメニティの種類などが異なります。インターナショナルな雰囲気を楽しみたい方は自主クルーズ、日本ならではの手厚いサービスを受けたい方はチャータークルーズがおすすめ。
ちなみに、今回私が乗船したのは自主クルーズです。
詳しくは、クルーズイズムメンバーのnomad eriさんが書いた以下の記事をご覧ください*

ラグジュアリーで壮大な船内施設

外から見た外観の大きさに圧倒されたのはもちろん、船内に入ってからも綺羅びやかでラグジュアリーな雰囲気に終始驚きの連続でした。

フロントで最初に目を奪われるのは、6万個以上のスワロフスキーが敷き詰められた煌びやかな階段!クルーズ船の中で、一番のフォトスポットになっていました。

次に、さまざまなブティックやレストランが立ち並ぶ、長さ96メートルの地中海風2階建てプロムナード。これが船の中だなんて信じられないほどの規模感!

天井はドーム状のLEDスクリーンになっていて、24時間絶えず美しい映像が映し出され、最新技術で魅せる華やかな映像ショーも上演されます。

船内プロムナード

クルーズ船の中とは思えないほどのラグジュアリーで壮大な施設の数々。1日目は船内を散歩するだけでも時間が足りないくらい楽しめました*

1日船内で過ごしても飽きることがない

10日間のクルーズ旅の中で、1日中船の中という日が3日間あったのですが、全く飽きることがありませんでした(むしろ時間が足りなかったくらい)。
その理由は、なんといっても毎日用意されるイベントの数々!毎日お部屋に配布される船内新聞には、翌日のドレスコードや船内イベントが朝から夜までびっしりと記載されています。どれに行くか迷ってしまうほど豊富なので、毎晩チェックして、次の日の予定を考えることが日課になっていました。

MSCベリッシマの名物イベント「スイーツブッフェ」、毎日の楽しみのひとつだった無料シアター、ダンスナイトや朝のストレッチ、プールサイドでのナイトムービーなどたくさんのアクティビティに参加して、MSCベリッシマならではの過ごし方を満喫できました!


毎日開催されるイベント以外にも、MSCベリッシマには数多くのアクティビティが用意されているので、イベントに参加せずとも船の中での滞在を楽しむことができます。

まず、MSCベリッシマにはプールが4箇所も配置されています!様々なイベントが開催されるメインプールやこじんまりとしていて静かに過ごせる大人向けプール、海の上で刺激的に楽しめるウォーターパークなど、各プールで違った楽しみ方ができるので、プールだけでも半日は過ごせました!

そして、私のイチオシは海上温泉のような贅沢気分を味わえるジャグジー!
私の客室はシャワールームのみで湯船がなかったため、ジャグジーで旅の疲れをとって、身も心も癒やされました*

他にも、雄大な海を眺めながらジョギングできるトラックやジム、カジノやアミューズメントパーク、キッズクラブ、寄港地観光の疲れを癒す極上のスパなど、子どもから大人まで楽しめる様々な施設が用意されているので、「船内で過ごす時間を持て余しそう…」という心配はしなくて大丈夫だと思います。

食にも飽きることがない豊富なレストラン

食にも飽きることがない豊富なレストラン

MSCベリッシマはオールインクルーシブなので、3食無料でついています。

メインレストランでは、前菜からメイン、デザートまでコースになっていて、さらにそれぞれメニューから好きなものを選ぶことができます。
朝昼夕ともに日替わりメニューなので、「明日のメニューは何だろう?」と毎日の楽しみにもなり、飽きることもありませんでした*

客室のグレードによっては、朝食のインルームダイニングが可能なので、うまく活用していつもと一味違う朝食タイムを楽しむのもおすすめ。

さらに、1日20時間営業のマーケットプレイス・ビュッフェでは、いつでも好きな時に好きなだけ食べることができます。時間帯ごとに提供されるメニューが異なるので、こちらも飽きることなく楽しめました。

無料で利用できるメインレストランとビュッフェだけでも十分なのですが、さらにMSCベリッシマには有料レストランが5つあります。無料レストランやビュッフェの食事に飽きてしまったときや、さらに上質な食事を楽しみたいときには、有料レストランがぴったりです。

日本発着・MSCベリッシマを120%楽しむためのポイント

最後に、MSCベリッシマの旅を120%楽しむためのTipsをご紹介させてください。

ドリンクパッケージでアルコールを含むドリンクが飲み放題に

ドリンクパッケージ

MSCベリッシマは食事はオールインクルーシブですが、ドリンクはほとんどが有料です。毎回ドリンクのオーダーを悩んだり考えたりするのも大変なので、クルーズ旅を優雅に快適に過ごすためにも、個人的にはドリンクパッケージをつけるのがおすすめ!

アルコール、ノンアルカクテル、ソフトドリンクやホットドリンクがどこでもいつでも飲み放題でした。特にお酒好きの方にはおすすめすぎるオプションです。

毎日のドレスコードは思い切り楽しんで

ドレスコード

MSCベリッシマでは、毎日のドレスコードが決められています。フォーマル、エレガント、ホワイト、イタリアンなどテーマにあったドレスを身に纏えば、ワンランク上のクルーズ旅を楽しめます。
カジュアルでOKな日もあるので、メリハリをつけて、ドレスコードがある日はちょっと特別なディナーに出かける気分で楽しんでみては?

クルーとの会話で海外旅行気分を

外国船クルー

とってもフレンドリーなクルーたちとの会話も毎日の楽しみのひとつでした。

せっかく外国船でクルーズ旅行に行くなら、なるべく海外クルーと交流するのもおすすめ。みなさんフレンドリーで優しくて陽気!特に、清掃係とレストランクルーは10日間ほぼ毎日顔を合わせるので、最終日には別れが名残惜しくなるくらい仲良くなれますよ*

MSCベリッシマのアプリを使いこなして

MSCクルーズのアプリ「MSC for ME」は乗船前にダウンロードしておくことをおすすめします。このアプリを使えば、船上で家族や友人(同行者)とチャットができたり、スパやトリートメント・各種イベント・寄港地観光・スペシャリティレストランの予約も可能。

船内の地図やイベントのスケジュール、各施設の詳細やドリンクメニューを見ることもできるので、クルーズ中はとても重宝しました。MSCベリッシマでの旅を120%楽しむためには欠かせないアプリです*

日本発着のMSCベリッシマで海外旅行気分を

日本発着MSCベリッシマ

MSCベリッシマでの10日間の旅は、煌びやかでラグジュアリーでありながらも、ほっこり温かみを感じる瞬間が多々あり、ハード面とソフト面のバランスがとても絶妙でした。

豊富なアクティビティや施設に加えて、フレンドリーで暖かいクルーの皆さん、カジュアル船ならではの楽しみ方も知ることができました。

お子様連れ、女子旅、カップルやご夫婦、親子…どんな旅のスタイルでも楽しめるクルーズ旅。それが叶うのがMSCベリッシマ*

日本発着で気軽に海外気分を味わいたい方は、ぜひMSCベリッシマの旅を味わってみてください*

取材協力:MSCクルーズジャパン

メンバープロフィール

MaRi
MaRi
⁡フリーランスとして、ホームページ制作や旅行会社・トラベルメディア等の制作・マーケティング支援に携わりながら、トラベルライターとしても活動中。
ブログやSNSでは「頑張った自分にご褒美を」をテーマに、壮大な自然・絶景に触れる旅や上質なホテルのおこもりステイなど、日常から離れて心身を癒すリトリート旅行の魅力を発信している。
最近は場所にとらわれない働き方を追求し、旅先で仕事をするワーケーションの魅力も発信中。

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