【はじめてのクルーズ体験レポ】コスタの寄港地編

“旅で人生は変わる!”ライフチェンジナビゲーター旅猫あやです。
インスタグラム・ブログで海外・国内の観光スポットを発信しています。

ご縁があって旅人求人サイトSagojoを通じ、旅インフルエンサーとしてコスタクルーズに乗船してきました。

さて、前回は船内のことを中心に綴りましたが、今回は寄港地編です。
【はじめてのクルーズ体験レポ】コスタの船内編 

舞鶴から出航し、金沢、境港、釜山、福岡を巡る4泊5日の旅になります。

クルーズ船ならではの窓からの景色

デッキに出るのももちろん良いけど、お部屋で余韻に浸りながら見る景色も旅情をかきたてられました。

金沢港は、よさこいでお見送り 

夕陽がとても綺麗で目が痛くなる程ずーっと見ていました。
船の窓からだとよりロマンチックですね。

福岡港は気持ちが良い快晴

入港する時のワクワク感も良いですよ。

韓国釜山は島影が素敵

朝はあいにくの土砂降りでしたが夜出航の際の夜景はまるでゴッホのローヌ川の星月夜みたいでした。
釜山港大橋もライトアップが素晴らしく綺麗で、ゆっくりと流れていく景色の変化は船旅でしか味わえないなぁと実感させられました。

初めての韓国釜山、観光も楽しみ

舞鶴を出港して、金沢、境港では下船せずに船内でのんびり過ごしました。(初めての船が嬉しすぎて)
釜山は停泊時間もたっぷりだったのでもちろん観光に!

下船し入国審査へ

カードキーと決済カードを兼ねるコスタカード(クルーズカード)とパスポートを持って下船します。
表示に従って進むと入国審査でした。

それにしても入国審査早っ!
空港の入国とは比べものにならない程早いです。

何故でしょう?優雅にクルーズで移動するテロリストや密入国者はおらんやろってことですかね?(笑)
入国が済んだらさてどうしますかね?

実は船内のオプショナルツアーに申込むつもりでなにも調べていなくて、急遽自力で観光しようってなったのでノープランでした。
こんな人任せな旅は初めてです(笑)

土砂降りのためまずタクシーを拾ったものの、(近過ぎて交渉が大変で)かなり多めに払う羽目に。

豚肉がたっぷり!釜山名物 『ポンジョンテジクッパ』

全く英語も日本語も通じない運転手さんに、なんとかスマホを見せて「これが食べたいの」と言って辿り着いたお店。

後で調べたら有名店^^
普段は観光客で行列が出来るようですが大雨のせいか空いておりこの日は韓国人ばっかり。
行く前から釜山名物のテジクッパが食べたいと思っていたので嬉しかったなぁ。

豚骨と豚肉でとったスープにたっぷりの豚肉が入っていて、味は薄くしてあるので味噌やアミの塩辛、塩胡椒などで味付けしながらご飯を入れて食べます。
船内の朝ご飯をパスして良かった^^

さらにニラ辛炒めをたっぷり入れて、味噌も投入。
キムチもあるよ。
生の玉ねぎ、唐辛子、ニンニクはパスしたけど現地の人はポリポリ食べてました。

※釜山駅10番出口から徒歩4分、創業45年の老舗だそうです。

デパートのフードコートも楽しい食べ歩き

その後、雨を避けてデューティーフリーとデパートでお買い物をしました。

ふらっと立ち寄ったフードコートがあまりに魅力的で、ワンタンヌードル、トッポギ、ポテトとスパイシーな角煮みたいなものをまたまた食べてしまいました。

そうこうしているうちに雨が上がったので観光スポットへ。

人気急上昇スポット、ヒンヨウル文化村

半島の先の小さな村で橋を渡ってタクシーで行き降りたら、ひたすら階段を下ります。
尾道みたい?(行ったことないけど)

いや敢えて言うと、アマルフィ海岸の村みたい(言い過ぎ?)
後でネットで見たら韓国のサントリーニだって!!

ほとんど民家ですが村興しであちこちにカフェなんかが点在しています。
人気スポットですがこの日はとても静かで人が少なかったです。

その昔、戦火を逃れた難民が自力で家を建てて住み着いて出来た貧しい村だったそうです。
そこに文化人や芸術家が住みだし、壁画を描いたり、橋ができたりして、村興しで徐々に人が訪れるようになったそうです。

そして更に階段を下りると海沿いの道に出ます。
海に面した遊歩道は美しく整備されていて対岸の街が一望に出来ます。
ウォーキングを楽しむ人達の姿も見受けられました。

釜山『ソンモク書架』通りがかったブックカフェ

ひと通り散策してちょっとお茶でも飲もうと入ったカフェの中は本がいっぱい!
2階もあって窓から海が見えます。
外のテラス席では猫がまったり。

ちょっと肌寒かったのでグリューワインを頂きました。
グリューワインはヨーロッパのクリスマスマーケットとかで飲むホットワインのことです。
ドライフルーツの甘味が優しくてほっこりしました。

※釜山市影島区ヒンヨウルギル307 電話番号051-3311-0103

添乗員の私が感じた船旅の魅力

ホテルの移動がなく荷物のパッキングや移動が無い

1泊ずつ移動していくツアーだとこれが結構面倒ですね。

食事や船内エンターテイメント、チップが全て込みになっていて予算がたてやすい

海外旅行で悩むのが両替とチップ、カードが使えないこともあります。

移動だけの日も船内アクティビティやエンターテイメントが豊富で飽きることがない

バスで何時間も移動するツアーも多いです。
トイレも心配ですよね。

どの国に行っても船内は治安が良い

仕事柄ヨーロッパのツアーの添乗で1番悩まされるのは言葉でも食事でもなくて、治安です。
船の中にいる限りスリや置引き、ひったくりに遭わないって本当に安心。
もちろん寄港地での観光中は要注意ですが海外旅行の1番の懸念から解放されてのびのび寛げるのは最大のメリットだと思います。

医者や医務室完備で急な病気にも安心

予期せぬ身体の不調は保険に入っていたとしても海外の病院では簡単に診察してもらえない、重篤でないとめちゃくちゃ待たされる、言葉が通じない等何度も経験しているのでとりあえず即お医者さんに診察してもらえるだけでも安心です。

大人の参加人数で子供が半額になったり無料になる

通常ツアーなら2歳以上の子供は大人と同額です。
クルーズは家族に優しいです。

飛行機も鉄道も大好きだけど船旅の良さも知って旅の選択肢に!

私が泊まった部屋の窓からの眺めも素敵でした。

さて、とりとめもなくいろんなことを書き連ねてしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
私なりにクルーズ旅の良いところもまとめてみました。

舞鶴〜金沢〜境港〜釜山〜福岡と4泊5日の船旅は本当に充実して楽しかったです。
皆さまの旅の選択肢に、船旅も増えますように。

船会社名コスタクルーズ
船名コスタ ネオロマンチカ
就航年2012年リニューアル
総トン数57,150トン
客室数789室

メンバープロフィール

旅猫あや
旅猫あや
はじめまして旅猫あやです。⁡リース会社・広告代理店の営業を経て、イタリア好きが高じて某大手旅行会社の添乗員となり、主に海外のパッケージツアーの添乗をしていましたがコロナで休職中です。現在はInstagramで旅猫あや(tabinecoaya)として、旅行・ホテル・美容などの情報発信とPRをさせて頂いています。⁡神戸市在住⁡、家族は旅好き夫と私の母と猫1匹です。⁡⁡趣味は海外及び国内旅行、ホテル巡り、ヨガ、映画、お酒、ジャズダンス⁡で、特技はイタリア語、英語、旅行会話、スーツケースのパッキング⁡など。関西学院大学社会学部卒業。

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