【完全版】日本発着 最大客船 MSCベリッシマで航く 年末年始イベント三昧の三世代クルーズ

今回の旅は三世代旅行。
年末年始でちょうど父の休みがうまいこと被って古希のお祝い兼ねて、このタイミングでのクルージング!
選んだ旅先の航路は・・・


そして母と私もこのクルーズ中に誕生日を迎えます。
更に年越しとスペシャルな日が続く中で初めてのクルーズ旅は驚きと感動でいっぱいです!
(因みに両親は4回目、私と娘は初めての船旅♡)

リアルタイムでアメブロも投稿してましたが、読者から「賑やかですね」「素敵なお正月」「行ってみたい」など反響も多々いただきました。
そんな旅の様子「プールもショーも無料!?」気になる「ドレスコードや料金」など皆さんにシェアします。

【Day1】ホテルみたいな豪華客船

ベイブリッジ近く、「横浜港 大黒ふ頭客船ターミナル」から船は出港します。
乗船者向けにクルーズ期間中は、自家用車を留め置ける駐車場サービスがありました。(有料)

総トン数:171.598トン、全長:315.8m、迫力のあるデッキ19層の豪華なクルーズ船。
14時に到着し(ESTA申請が必要な米国行きということもあり待ち時間が長く)3時間後にようやく乗船手続きを終えました。
プロのカメラマンに写真を撮っていただき、いざ、お待ちかねの船内へ!

早速きらびやかな空間を目の当たりにし、異世界に迷い込んだ感覚です。
MSCの有名なスワロフスキーの階段は、皆で写真を撮り合ったり、エレガントになりきるのも楽しいフォトスポットです。

(某テレビ番組情報ですが)船の総工費はなんと1,600億円。クリスタルの階段だけで3億1,200万円。階段1段200万円とか桁違い。

MSCベリッシマの客室

今回は大人3名+子供1名で1室で予約しました。
スーツケースは全部一度に開けないので、やはり4人で少々手狭な印象。

因みに3、4人目のベッドタイプは(ソファー、跳び上げ式、2段になり)事前リクエストはできないため当日までは分かりません。
結果、娘はとても2段ベッドを喜んでました!

父が2段ベッドの上の掛け布団を床まで引っ掛けてくれて、下に光が入らないようにしてくれました。

バスタブはなくシャワーで、バルコニー付きの客室は外の空気がすえるのも魅力的。

客室の洗面台では水着などの服を手洗いし、シャワールームやバルコニーに紐を通して乾かしたりしてました。
風が強いので少し湿っぽい気もしますが、お天気良ければ一瞬でカラリと。

初日は全員必須の避難訓練

避難訓練は客室のテレビから「船内生活ビデオ」「安全に関するビデオ」を視聴します。
視聴完了の確認として指定番号へ電話をかけ、各避難場所へ集まり、クルーズカードをスキャンして終了となります。

乗船した12/30は私の誕生日

初日の夕食はコースで(割と提供までに時間がかかったこともあり)父は体力の限界で一足先にいなくなったけど、誕生のお祝いをしてもらいました。

陽気な音楽と共にお祝いケーキで、すごくハッピー。

そんなまだまだ分からないことだらけの初日、新しい事に挑戦するのはとてもワクワクするのです。

【Day2】終日航海 派手に年を越す?!

今回JTBのチャータークルーズなので、シアターでは乗船説明会など、全部日本語で説明がありました。
大晦日のこの日の夜は、みかんちゃんと、ロッキー石井さんのモノマネショーです。

ドレスコードが設けられ、多くの方が「エレガント」な衣装に身を包んでいて素敵な船内です。
(首の後ろのボタン全開で向かっていたらエレベーターでご婦人が全部閉めてくださり…優しい)

テーブルには頭に被る装飾が置いてあり更に華やかに、こういう細かい計らいが嬉しかったりします。

事前にフライングタイガーで購入した「HAPPY NEW YEARメガネ」を装備していても、誰も何も思わないような、最高なハッピー空間です。

セルフィーで写真を撮ろうとしたら、クルーの方が写真撮ってあげるよって。海外の方のフレンドリーで明るい感じ…皆が楽しんでる!そんな感じの雰囲気です。

夕食は17:00、19:30と分かれており、我が家は19:30、テーブル席も基本固定です。

小さな子供がいる場合は、17:00にしている方も多いようですが、あちこちイベントやショーがあったり。
プールなど明るい時間に動きたい方は、19:30〜の方が良いかもしれません。
ショーも17:30〜、19:00〜、21:00〜の時間帯がありました。

毎晩、前菜からスープ、サラダ、メイン、デザート、パンと選べます。(子供も同様)
お腹いっぱいだから、スープとメインだけ!など、その日の気分で自由で決めることができます。

途中スキップしても(私がスープとか食べている間に)娘にはメインを持ってきてくれて時間の調整もあり助かりました。

食事は見た目より想像以上に美味しくて、毎日の楽しみの一つでした。

今回は飲み放題プランにしているので、ドリンク片手に娘が大好きな「モノポリー」を家族で楽しみました。

(船での年越しの瞬間はきっとそれはそれは盛り上がったでしょうが)我が家はこの「エレガント」の窮屈な服のまま仮眠をとり、(夜は弱すぎる勢なので)私もそのまま起き上がることができず朝を迎えました。爆

【Day3】終日航海 船の中で過ごす元旦

年越しの瞬間どころか、初日の出さえも起きれず。爆
アクティブな両親に初日の出の写真を見せてもらいました。

そして元旦の朝はなんと鏡開きからスタート。
普段こういうのをなかなか見る機会がなく、船の中で様々な催しがあるので、かなりお得な気持ちに。

大吟醸をいただいたり、七福神?獅子舞もきて頭を噛んでもらいました。
ビュッフェではお雑煮も出ていたり、メインプールのデッキへ行くとステージで子供達を対象にお餅つき大会も。

またメインプールの横へ行くとお餅(きな粉と餡子)が配られていました。
室内プールでは子供向けに「縁日」が出ていて「輪投げ」「福笑い」「フェイスペイント」などの催しもありました。

元旦から日本で家にいるよりも100倍お正月らしいことが楽しめました。

【Day4】終日航海 クルージング感が心地良い

あっという間に4日目。なんか食べ過ぎ?胃がおかしくなってきている模様…そして塩分欲してます。
準備が良すぎる母は、胃薬や娘が痒くなった時の軟膏など何でも持ってきてました。隙間時間で洗濯もしていて、さすがです。

船の中にプールがある不思議な感覚

出航時の横浜では絶対無理~と思っていた外のプールも、寄港地のグアムに近づくにつれて3日目くらいから外も温かくなってきて営業再開。
この年末年始に常夏感じられて、娘のこんなに可愛らしい天使の笑顔を見ることができ幸せ〜。

私でもギリつま先立ちで泳ぎ、かなり良い運動になります。
大人も子供も水に浸かっているだけで割りと疲れて(太陽を浴びたら更に)夜はよく眠れました。

客室のビーチタオルを持って行くとプールサイドでも新しいものにも換えてもらえるのでタオルの心配は全くありませんでした。
プールは海水で、プールの近くにもシャワーはありますが、水着のまま客室に戻れて速攻シャワー浴びれるのも楽ですね。

贅沢すぎる景色、開放感と共に過ごしております。

【Day5】寄港地 グアム

早いもので今日で折り返し、もっといたい、無駄にできない感覚の5日目。
何も分からないところから、船の勝手にも少しずつ慣れてくると色々と楽しい感じになってきますね。

グアムへ到着しました。ゆっくり構えていたら現地のツアーは完売してしまい自分たちで動くことに。
暑かったのですが、久しぶりのグアムで歩いているだけで幸せで、「Kマート」「ABCストア」「ホノルルクッキーカンパニー」などでお買い物も楽しみました。

夜は娘と一緒にプールサイドへ行きました。(両親はもちろん爆睡中)
時差で1時間早まっていることに気づかずに、だいぶ遅くまで楽しんだ私達。爆

お腹が空けば24時まで営業しているビュッフェのマーケットプレイスで、うどんなど子供に食べさせたりもできます。

【Day6】寄港地 サイパン

朝起きると既にサイパンに到着していて、また海の色が変わりました。
母曰く水先案内人の乗ったタグボートが2隻きていて、押したり引っ張ったりして着岸していたとか。

サイパンも特にツアーは申し込みしていないので、シャトルバスで自由散策、韓国料理を食べて早めに船内に戻りました。

この日のドレスコードはホワイトナイト。娘も疲れがたまってきているのか、この旅で初めて寝落ちしました。

【Day7】終日航海 旅も終盤

毎朝なかなか起きれず、朝日が見たい…サンライズストレッチ行きたい…行けてない…
残り2日で頑張れるかな?早起きして昼寝したらいい?もっともっとゆっくりしたい、そんな心境の船旅7日目です。

子供との時間

娘はママとじゃないと嫌!とのことで(少し親的には勿体無い気もしますが)キッズクラブは利用しませんでした。
普段ゆっくり遊んであげられない時間を取り戻すつもりで、親子で全身全霊で楽しみます!

娘と船内を探検したり、旅先でも家でやっていることと変わらず、得意の工作を楽しんだり。
また両親と一緒の旅だと安心して預けられるので、私も自由な一人時間を作れたりして感謝でした。

もう明日には日本は近づいて寒くなるかな…暖かい今日のうちにプールを…。
やりたいことがまだまだたくさんあります。

【Day8】最終日に詰め込む 〜何事も経験〜

本日朝はゆっくりめに起きて時差を1時間戻す分、なんだか得した気分。
クルーズ8日目にして初めて外で朝食を、そんな発見も楽しいものです。

美しい海と共にゆっくり朝食

海を見ながらの日本食は至福。白米に梅干し、明太子、めんまが最高で塩辛もある日がありました。

ここでの一番人気は明太子〜!一瞬でなくなってました。薬味があり、お味噌汁にはたっぷりネギを入れれます。

また、自分なりにふりかけや味のり、わかめ持ってきたり…色々と準備しても良さそうですね。

帰り道にはお昼のバージョンに変わっていて、めちゃくちゃ美味しかったハンバーガー。
ピザも娘に一口もらったら本格的な作りに驚きで、クッキーとか不意に手に取ったパンも美味しかったです。

さてさて午後になり、娘にやりたいことを尋ねたらサッカー!とのこと。
16階にあるスポーツ施設は90㎡の広さがあるので、ゴールが埋まっていてもパス練、バスケット、テニス、バレーボールなど色々な遊びができます。

そしてこの日も開催されていたモノマネ爆笑感動ショーを見て、たまたまやっていたマジックショーにも参加。
娘のやりたいこもにとことん付き合ってあげられて良かった、そんな最終日も運動三昧です。

自分の時間も楽しむ

昼寝せずに娘とぎりぎりまで遊び、娘を両親にお願いして、ようやく自分の一人時間。
まずは室内プールのジャグジーへ(温度高いので湯船がわりに温まり)その後は7階にあるAUREA SPAへ行きました。

50分の料金で80分できるお得なプランで予約したのですが、(別でサービス料や税金とかも発生し)80分2.5万円程なかなかの値段です。

全身と頭、うつ伏せ、仰向けしっかりと…最近マッサージ受けていなかったので久しぶりの優雅な時間で、さっぱりしたスパ後の温かい緑茶もしみました。

最後の晩餐

この日は母の67歳のお誕生日。お誕生日のお祝いもダンスもサプライズも、やっぱり明るくて素敵!

毎日ハイタッチしてくれたフレンドリーなクルーとも今日でお別れが寂しいのです。
そうそう、8日目のラストのショーもそれはそれは華やかで…。

ダンスや歌、衣装、なかなかこのレベルのショーが無料で見られることも本当に素晴らしい経験です。

どんどん疲れも溜まってくるのは否めないので、昼寝をしっかりして夜も楽しむのも良いかもしれません。
メインエリアでは夜な夜なノリノリなダンスタイムが繰り広げられておりました。

【Day9】最終日〜とうとう下船

この航海もこれでおしまいかと思うと、毎朝見ていたこの海の景色がとてもとても愛おしいものに感じます…。

下船日は皆チェックアウトのため客室を早めに出されてしまうので、座れる席を確保する必要があります。
既に8:00の段階ではもう席がなく(もちろん外や室内プールもいっぱい)たまたま背の高い席が空いていたので座らせてもらいました。
最終日は手作りオムレツを頼んでみたら美味しかったです。

振り返っても、家族で毎日モノポリーできたことも幸せ…。ずっと健康で楽しめたこと、無事に帰られたこと、とにかく感謝の日々でした。

クルーズコーデとドレスコードについて

乗員乗客皆で力を合わせて雰囲気を合わせる、それが「ドレスコード」
日本の方もとってもお上品で大胆で素敵なドレスに身を包まれている方が多く、目で見て楽しいのが最高でした。
スパンコールとかキラッキラの服はこういう場面で着たらより楽しめるかも♡

ドレスコード指定日(3回)

トロピカルのドレスコードなんとなくカラーで意識、「アロハシャツ」や「浴衣」の方もいて寄港地グアムへの気持ちを盛り上げてくれました。ホワイトコーデはサイパンで作った髪飾りを!

映えスポット、景色があるクルーズだからこそ洋服も目一杯お洒落して、更に自分の気持ちも高めていく “最高な体験” だと思います。

普段コーデ Simple is Best

エレガントにもカジュアルにも使える、シワになりにくく体型もカバーできるワンピースは万能です。
シンプルなので奇抜な髪型、ピアス、ネックレスなどアクセサリーで遊ぶのも良いですね。
結局「モノトーン」「白 x デニム」とか、「シャツ x 短パン」が最強だったりもします!

寄港地コーデ

家族でリンクコーデを楽しむのも良いですね。
グアムのバスは(クーラーが結構きいているイメージの中)、短パンに靴下スニーカーというお洒落上級者もいました。
羽織りものもUVカットや軽めのパーカーとかあると重宝します。

水着&運動

今回ジムやヨガ用に持ってきた服の出番はありませんでしたが、まさかのサッカーで大活躍。
グアムのKマートで現地調達した派手な服はボール遊びするのに動きやすかったです。

客室でもさらっと履ける、クロックス的なサンダルは船内移動にも便利でした。

乗船日・下船日コーデ

乗下船の日は長袖パーカーにタイツを履いて少し温かい格好で。
船内はそんなに寒いという訳ではなく半袖でいけましたが、カーディガンなんかは持ってきていた方が無難。
ついつい冷房の場所は足からも冷えますね… 靴下も履きたくなります。

クルーズ旅費公開 〜オールインクルーシブ〜

気になる旅行代金は8泊9日4名1部屋、Wi-Fi(3デバイス)、フリードリンクつけて4人でざっくり120万円程!
素晴らしい体験がたくさんある船内で年末年始8泊と考えたらお得な気がします。

ドリンクパッケージ

・ドリンクは父のアルコールがイージーパッケージ
(お酒大好きな父は、朝から飲んでは部屋で寝て、飲んでは寝てを繰り返して幸せそうでした)

・(父がつけるならお部屋全体でつけることになり)、私達はノンアルコールパッケージ
プールサイドや夕飯ビュッフェのドリンク、私達が入り浸ったラウンジのドリンクもほとんど含まれてました。

Wi-Fi 事情

Wi-Fiが2デバイス9日で29,000円 1デバイス16,000円(事前に申し込んだ方がお得)

海域によるかもしれませんが、ブログに動画貼り付けるのもかなりかなり時間を要します。
なぜかinstagramのストーリーの動画はすぐにアップロードできました。
父もしっかりWi-Fi1デバイス分、インスタ、リールでの更新してました。

船内のチャットのやり取りはMSCのアプリでWi-Fiがなくてもできますし、その辺は作戦会議が必要です。
アナ雪やインサイド・ヘッドなどの映画も客室で見れるようでした。(別途有料9ドル程)
施設が充実しているので内側の窓なし客室で旅行代金を抑えるのもありかと思います。

いつも一緒な家族が更に一丸となったクルーズ旅

率直な感想としては、なんだかんだやることがあって、やらなきゃ損という前のめりな旅のスタイル!?
でもゴロゴロするのもめちゃくちゃ贅沢で、それをするには8日では日数が足りない気持ち、と同時に8泊もあれば感覚も掴めてきて自然体で楽しめるように。

普通の海外旅行よりも早寝したりしても罪悪感なく、それが個人的にかなり良かったです。
いつでもご飯があるのも最高で、それぞれのスタイルでマイペースに楽しめる感じ!

すっかりクルーズ旅ハマりそうで色々とメモして次回に活かそうと思ってるので、気になる方は引き続きブログをチェックしてほしいです。
本当に夢のような毎日…そしてあんなに食べたのに太ってない。最高っ!!

メンバープロフィール

クロ
クロ
大学在学中にフジテレビ系恋愛番組「あいのり」の旅に参加。

現在はAmebaにてブロガー、YouTuberとして活躍中。

2023年の年末に日本最大客船「MSCベリッシマ」で三世代プライベート旅行。

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