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こんにちは、世界一周したRIKAです。
私は夫と共にワンワールドの世界一周航空券を使い、旅へ出ました。
当時(約10年前)、世界一周旅行者の中で南米へ降り立った後に南極クルーズに乗船するというのがプチブームになっていました。
私たちも例外ではなく、旅の途中で船のオンライン予約をし、そのルートを辿ることに!
(日本出発前は南極クルーズの発着地であるアルゼンチンのブエノスアイレスにいつ到着できるか分からなかったため)
当時の記憶と共にご紹介したいと思います。
選んだクルーズ船は「セレブリティ・インフィニティ」
上陸する小型の客船ではなくいわゆる“これぞクルーズ”というような大型の豪華客船。(総トン数91,000トン)
南極クルーズ気になる航路は?
当初の行程
ブエノス・アイレス (アルゼンチン)→終日航海→ポート・スタンレー(フォークランド諸島)→終日航海→
エレファント島/サウス・シェトランド諸島(南極)→ゲルラッシュ海峡(南極)→パラダイスベイ(南極)→終日航海→
ウシュアイア(アルゼンチン)→ケープ・ホーン(チリ)→終日航海→プエルト・マドリン(アルゼンチン)→終日航海→
モンテビデオ(ウルグアイ)→ブエノス・アイレス(アルゼンチン)
スーツ・ドレスは現地で調達!
ブエノスアイレスに到着するや否や、我々は街へと繰り出した。
船上では数日に1回フォーマルデーという老若男女皆が正装し、ディナーを楽しむの日がある。
世界一周中は動きやすさを優先したカジュアルもカジュアルな服しか持参していなかった我々は、主人のスーツ・私のドレスも全てアルゼンチンで揃えた。
普段着は手持ちの中で一番シンプルな襟付きのシャツを着て乗船。
それでもかなりカジュアルな装いだったため、浮いてしまわないか心配していたが、その心配は一瞬で吹き飛んだ。
大陸からの乗船客はもちろんのこと、西洋人のご夫妻も上下ジャージ姿の方、Tシャツ・短パン・ビーチサンダルの方とかなり、、、
いや予想以上にカジュアルだった。
あぁ、日本人ほど海外の方たちは気取らないんだなと安心した。
いざ!乗船!!ブエノスアイレスから南極へ
乗船後はウェルカムシャンパンで乾杯後、避難訓練
客室は窓なしインサイドから窓付きオーシャンビューにアップグレード
我々が予約したのは窓なしのインサイドルームという一番ランクの低い部屋。
実は事前にお部屋がアップグレードされるという連絡はいただいていたものの、アップグレードといえどもせいぜい窓無しから窓ありになった程度かと思っていた。
しかし、扉をあけると驚きのあまり思考が停止してしまった。
想像以上に広い客室、窓付きのオーシャンビューに!
といっても50㎡ほどなので都内のシティホテル同等サイズなのだが、豪華客船の客室でこの広さはスイートクラス以上でないと巡り合えない。
実際豪華客船のスタンダード客室は寝るためだけに作られているのでビジネスクラスサイズだ。
20㎡もない。(ただ本当に寝るとき以外あまり部屋に滞在することはなかったので、狭さは問題ではない)
倍ほども価格の違うスカイスイートでも25㎡もない 。
1番価格帯の高いペントハウススイート程はないものの、その次のスイートと同等の広さはあったかもしれない。
(ただスイートクラスは一番下のクラスでも専用のバトラーがお世話をしてくれたりとお値段相応のサービスがあるので、あくまで広さだけの話だと思ってほしい)
そしてそのペントハウススイートは我々と同じフロアのの真反対の船首側。
我々の部屋は船尾側なので多少揺れるかもしれないが、圧迫感もなく非常に快適だった。
(バリアフリー)客室のバスルーム、アメニティー
バスルームにはバスチェアもあり、日本のように座ってシャワーを浴びることもでき、非常に快適に14日間を過ごすことができた。
きっと車椅子の方がいなかったからこそのアップグレードだと思うが、こんなラッキーなことがクルーズでも起こりうるのである。
ご参考までに他の客室も公開!
いつでもどこでも食事を楽しむことができるダイニング
24時間利用できるレストランや、各階にカフェやバーが点在
私たち夫婦は、朝食は24時間利用できるビュッフェスタイルのレストラン、昼食はカフェ、夕食時には少しオシャレして、コース料理が頂けるメインダイニングレストランを利用することが多かった。
メインダイニング
メインダイニングは一部二部と時間が指定されており、テーブルも指定席。
各テーブル毎にに専属ウェイターもいる。
前菜からはじまりスープ・サラダ・メイン・デザート、毎夜コース料理を楽しんだ。
フォーマルデーはドレスアップ
普段、Tシャツに短パン姿の西洋人・上下ジャージのアジア人もこの日は見違えた。
日本の客船ではお着物の方も多いと聞くが、私たちの船ではドレス・スーツ以外目にすることはなかった。
最後の晩餐はイベント開催「ベイクド・アラスカ」
ダイニングの照明を消し、ケーキにローソクの代わりに花火を挿し、ウェイターが全員パレードのようにダイニングを歩き回り、陽気にふるまうイベントだ。
普段笑顔のウェイターさんはより笑顔に、クールなウェイターさんはちょっぴりハニカミながら給仕しており、非常に楽しかった。
そして何故か最後に乗船客・スタッフ全員で英語版「蛍の光」を合唱。
文化祭や体育祭のようなそんなどこか懐かしい気持ちになった。
クルーズ旅行のデメリットそれは「食べ過ぎてしまうこと」
自己管理を徹底し、食べた分動かないとどんどん肥えていく。
でも3、4日の短いクルーズだったら少しくらい食べ過ぎても、楽しんだ方がいいのではないかと私は思う。
この日は疲れてバタンキュー。
乗船前は14日間も船の中で何して過ごそう?
私自身、家でじっとしているのが苦手な人間なので小説を3冊程持参した。
結果、全く読む暇はなかった。
クルーズでは、毎朝船内スケジュール表が各部屋に新聞のように配布される。
そのイベントスケジュールは朝から晩までぎっしり詰まっている。
もし夫婦だけで過ごすとしたら14日間のクルーズは非常に長く感じたであろう。
しかし私たち夫婦は食事の時間以外はほぼ何かしらイベントに参加していた。
毎日参加した卓球とダーツ大会
世界各国の人とトーナメント方式で戦える、船内オリンピックだ。
南極クルーズは、南極に行くまでにいくつかの寄港地に寄り、観光することができる。
寄港地は寄港地でもちろん楽しいのだが、「あぁ、今日はみんなで卓球できないのか。」と残念な気持ちになるほど楽しかった。
他にもWiiスポーツのイベントもあり、Wiiボーリング大会ではなんと私が優勝したのだ!
世界各国の人から拍手喝采、称賛の声を浴び、金メダリストの気分になった。
当初イベントに参加していた日本人は私たちだけだったのだが、楽しそうにしている様子をみて、徐々に他の日本人旅行者も参加するようになった。
最後の数日間は日本人だけで集まって夫婦対抗卓球大会を開催したりもした。
他にもクイズ大会・カラオケ大会・ビンゴ大会・ダンスパーティーにアートオークション、Ice Carving Demonstrationといって氷の彫刻をつくるパフォーマンスショーや各種セミナー等様々なイベントがあり、ほとんどのイベントに参加して過ごした。
参加したいイベントがない時の過ごし方
バスケットをしたり、映画をみたり、プールやジャグジー・ジムで体を動かしたり。
利用しなかったがカジノやゲームセンターもあった。
イベントの他に大好きだったのがディナー後のショータイム!
船内には大きな劇場がある。
そこでは毎夜ミュージカルだったり、サーカスだったり、バイオリニスト・ピアニストや歌手によるパフォーマンス、コメディアンショーーだったりと実に様々なショーが催された。
劇団四季やシルクドソレイユが大好きな私にとってこの時間は天国だった。
勇気をだして言葉の壁を乗り越え、イベントに参加すべし!
いかがでしたでしょうか。
きっと新たな楽しみ方が見えてくるので、私は船内イベントへの参加もおすすめします^^
メンバープロフィール
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旅行好きな祖母と国内旅行を楽しむ幼少期、高校在学中の交換留学を経て海外旅行にはまる。結婚後夫婦で一年間の世界一周の旅へ。
バックパッカースタイルでの旅はトラブルも多かった。
ただホテルステイでは経験できないような人との出会い・人の優しさにふれることのできる旅だった。
この旅の途中でセレブリティクルーズに乗船。
2019年ニュージーランドに親子留学。この経験から旅を子供の学びの場とも捉えるように。クルーズでの旅は、世界中の人との出会いを通して文化や教育を知ることができるでしょうし、英語のインプット・アウトプットの場としても最適な旅だと思います。
若い世代のファミリーにもクルーズの良さをお伝えしていきたいです。tabibiyori instagram
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