【三井オーシャンフジ】ラグジュアリークルーズ何着る?フォーマルのドレスアップからカジュアルまでドレスコード徹底解説

クルーズ船での旅行。楽しみな中でも頭を悩ませるのはドレスコードではないでしょうか?
カジュアル船でも必ず1日はあるエレガントナイト。
ドレスアップする文化に慣れていない日本人は特に気になるポイントだと思います。

筆者はここ3年でカジュアル船4回、プレミアム船2回、ラグジュアリー船の乗船経験があります。


今回の三井オーシャンフジでは、はじめてのラグジュアリー船ということで、どんな服を着たらいいか調べました。
しかし、なかなか知りたい情報に辿り着くことができませんでした。
また、ブログや画像検索がヒットしても、シニア向けの情報であまり参考になりませんでした。

そんな経緯から三井オーシャンフジ2025年8月に乗船した際のコーディネートをご紹介したいと思います。

今回の航路

今回の航路スケジュール
1日目:東京 晴海客船ターミナル
2日目:神戸
3日目:終日航海日
4日目:釜山
5日目:高知 よさこい祭り
6日目:宿毛(高知)
7日目:種子島(鹿児島)
8日目:小松島(徳島)阿波踊り
9日目:終日航海日
10日目:東京 晴海客船ターミナル

今回は東京発、韓国(釜山)、そして西日本の夏祭りを巡る10日間の旅です。


乗船初日の船内新聞に全日程のドレスコードが記載されていました。
今回は乗船3日目の終日航海日にフォーマルデー乗船7日目のセミ・フォーマルデーでした。

フォーマルデーとセミ・フォーマルデーのドレスコードとは


三井オーシャンフジのドレスコードについてクルーズガイドにはこのような記載がありました。

フォーマルの場合(出典:三井オーシャンクルーズ)


実際には今回は夏の暑い季節の乗船ということもあり、男性はタキシード、女性はイブニングドレスまでお召しになる方はいらっしゃいませんでした。

我が家は夫はスーツにネクタイ、私は膝下丈のドレッシーなドレスを着ました。
足元はフォーマルの儀礼に沿って、つま先の隠れるパンプス、娘もフラットシューズを履きました。

セミ・フォーマルの場合(出典:三井オーシャンクルーズ)

夫はスーツですが、インナーはシャツではなくハイネックのカットソー、私はワンショルダーのドレス、娘はこの日のショーがディズニーソングということもあり美女と野獣のベル風のドレスを着用しました。
私は肌の露出を避けるため、実際はショールを羽織りました。

今回注意した点は、カジュアル船のフォーマルデーは肌を露出したり、足元はサンダルを履いたりと、ドレスコードをあまり気にすることなくファッションを楽しんでいましたが、今回はラグジュアリー船ということもあり、露出を控え、相手に失礼のないよう一般的なドレスコードに準じることに努めました。

しかし日本では、「フォーマル」と言っても海外のような“完全礼装”を指すことは少なく、結婚式に出席したり、クラシックコンサートや高級レストランに出かけるときの服装をイメージするといいかもしれません。

カジュアルデーのコーディネートとは


カジュアルデーはどんな服装が好ましいでしょうか?

今まで乗船したクルーズ船と比較し意識したことは、カラフルすぎる服や露出が高い服は控えました
日中はモノトーンのシンプルなブラウスやパンツスタイル。
夫も軽めのジャケットなど着用、娘はワンピースで過ごしました。

カジュアル船やラグジュアリー船問わず、個人的にクルーズ旅行にはやっぱり海のブルー映えるホワイトのお洋服がマッチすると思います。

娘のドレスも少し光沢感やフリルなどをあしらったドレッシーなものを選びました。


余談ですが、いつも旅行の準備でパッキングする時は夫とどんなカラーの洋服を持っていくか事前に伝えています。
ブラック系、ホワイト系、レッド系など・・・
ざっくりとカラーを合わせるだけでも家族で写真を撮った時に統一感が出て、素敵な思い出写真の1枚になると思います。

今回は夏祭りを巡るクルーズということもあり、浴衣を持参しました。
娘は簡易的に着付けできるタイプの浴衣です。
もし荷物に余裕があれば浴衣など季節的なアイテムを持参することをおすすめします。
※三井オーシャンフジの場合船内での着付けサービスはありません。

ついつい食べ過ぎてしまうクルーズ旅行では、ジムで体を動かしたり、ストレッチなどの体をプログラムに参加することもあると思います。
ジムウエアなど1セットは持参するといいでしょう。
また、プールに入る予定のない方もジャグジーに浸かったりスパのサウナなど利用する際は水着が必要です。
冬のクルーズ旅行でも水着は1着準備するといいでしょう。

クルーズに便利なおすすめアイテム!

クルーズに多数乗船経験のある筆者がおすすめする便利なアイテムをご紹介します。

1、サテンやレースなど光沢感のある洋服
ラグジュアリーなクルーズ旅行ですが、やはりリラックスして過ごしたいのが本音。
そんな時におすすめなのがサテンやレース素材のお洋服
特にサテン素材はテロンと柔らかくリラックスして過ごせる素材ですが、サテン特有の光沢でクラス感を出してくれるおすすめのアイテム。
日中はもちろん、バーで過ごすようなナイトシーンの際にもとても重宝しました。

サテンやレース素材のお洋服は、ZARAなどのファストファッションブランドでも気軽に購入できる価格帯です。
カジュアル船のフォーマルデーであれば、ファストファッションブランドのサテンやレース素材を上手に活用してドレスアップするのもおすすめです。

2、ストール
とても冷えるクルーズ船内。また夏でも洋上は風が強く肌寒く感じることもあります。
そんん中、便利なアイテムはストール。
寒さ対策に日焼け対策など活用方法はざまざま。1枚持参するといいでしょう。
3、フラットなビジューサンダル
クルーズ船は広く毎日たくさん歩きます。ヒールなど履いていると疲れてしまいます。
船内ではやはりリラックスしたいのでフラットシューズが便利です。

4、乾燥対策グッズ
空調などで乾燥しがちなキャビン内。快適に過ごすためには乾燥対策グッズを持参するといいでしょう。
いつもリップ、ミスト化粧水にオイル系のアイテム、のど飴など持参します。

5、充電器や海外対応の延長コードやコンセントプラグ
スマホやタブレット、スマートウォッチにイヤホンやカメラなど、旅行時は充電するアイテムが多岐にわたります。
キャビン内の限られた充電ステーションを上手に活用するためには、海外対応延長コードや3in1タイプのワイヤレス充電器、そして海外コンセントプラグを準備しましょう。


日本発着のクルーズ客船のコンセントプラグは日本と同タイプの設置も一部ではありますが、韓国と同じCタイプが多いです。
海外コンセントプラグは100均でも購入可能です。
また、クルーズ旅行だけではなく、普段の海外旅行でも必ず持参するアイテムです。
旅行好きな方は、これらのアイテムを揃えておくと今後の旅行がぐんと快適になるでしょう。

6、マグネットタイプで引っかけられる収納
最後にマグネットタイプのフック。今回の三井オーシャンフジでは2ボウルのシンクに広いバスルームでしたが、一般的にカジュアル船はバスルームも狭く限られたスペースで過ごすことになります。
キャビン内の壁はマグネットが利用できるので、フックなどを活用し引っ掛ける収納を活用するととても便利です。


いかがでしょうか。ラグジュアリー船での気になる毎日のクルーズコーディネートと便利グッズを紹介しました。

MITSUI OCEAN CRUISES

メンバープロフィール

MIKI
MIKI
小学生の娘と自由気ままに旅する証券ウーマン。元大手証券会社に勤務。
2年間の育休中は、大好きな海外旅行を堪能すべくハワイへ育休移住。
現在は独立系ファイナンシャルプランナーに転職し旅するFPとして活躍中。
長期休みは海外のサマースクールなどに参加し、旅をしながら旅育する生活を送っています。航空会社をはじめ様々な海外大手ホテルグループや国内企業とのタイアップ企画へ数多く参加
集英社ファッション誌『Marisol』公式ブロガーとして多数旅行記事を執筆中。

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