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「クルーズ旅」と聞いた時、何か「ハードルが高い」「お高い」などといった別世界のものを想像していませんか?
私もまさにその一人でした。
学生時代より旅行が大好きで、海外国内問わず様々な所を旅していますが、そのほとんどがバックパッカースタイル。コスパ重視でドミトリー宿泊の節約旅行。
クルーズ旅なんて縁遠いものだと思っていました。
フッティルーテンでのクルーズ旅をしてみたいと思った理由
約1年程前、アンバサダーに声をかけて頂いたことをきっかけに、クルーズ旅の世界に誘われることになります。
そして今年に入り、フッティルーテン沿岸急行船のクルーズ旅メンバーの募集があった時、思い切ってエントリーしていた自分がいました。
エントリーしようと思った決め手は3つ。
- 自分が考えていたよりはリーズナブルな価格だった
- 乗船時期が11月上旬なのでオーロラが見られるかもしれない
- 世界の果て(北極圏のエリア)に行ったら人間は何を感じるのか知りたい
なんとなく自分自身を切り替えたいと思っていて、人生のリセット的な意味合いもあり、クルーズの旅へ足を踏み出してみました!
いざ、フッティルーテンの船旅へ
11月5日、私は人生で2度目のノルウェー・ベルゲンの地に立っていました。
8年前に訪れた初夏の白夜の時期とは打って変わって、11月のノルウェーは北に行くほど日照時間は短くなり、寄港地最北端の街では3、4時間ほど。
11月上旬ながらダウンが必須の寒さです。
ベルゲンの港に到着し、フッティルーテンの船を目にした時、これから起こる出来事に胸を弾ませ、いざ乗船。
客室は、シンプルながらベットにシャワー、トイレも付いています。
ベットのクッション性も最高で、船の中であるということを忘れてしまいそうな空間。
お陰で1週間、快適な船旅生活を満喫することができました。
一口にクルーズ旅といっても、ジャンルも様々だということを今回の乗船で知りました。
フッティルーテンの沿岸急行船はクルーズ船の中ではそこまで規模の大きいものでは無いらしく、船内に劇場やらカジノやら屋内プールやらがあるようないわゆる「超豪華客船」ではありません。
しかしながら、レストランやラウンジ、ジム、屋外ジャグジーなどは完備されており、船に乗っている間も飽きずに楽しむことができます。
Wi-Fi環境も快適で、船内にいながら仕事の連絡のやり取りなど、スムーズにすることができました。
リーズナブルなポイントその1、食事が3食ついている
フッティルーテンのクルーズ旅の嬉しいポイントの一つは、旅程に朝食、昼食、夕食が全て付いていること。
地産地消の食材も登場し、”ノルウェーといったらこれ!”のノルウェーサーモンは、毎朝楽しみました。
この旅で一年分くらいのサーモンを食べたんじゃないかと思う程です。
リーズナブルなポイントその2、一度にたくさんの寄港地をまわれる
寄港地で下船し、観光地を見て回れるのも、クルーズ船の楽しみの一つ。エクスカーション(船で申し込めるオプショナルツアー)を追加でつけることも可能です。
今回の船旅では様々な港街に寄港しました。大きなところではオーレスン、トロンハイム、ボードー、トロムソ、ホニングスヴォーグなど。
それぞれ3〜6時間程滞在することができ、港街を散策することができます。
オーレスンは、アール・ヌーヴォー建築が立ち並び、写真を撮りながら歩いているだけで楽しい街でした。
418段の階段を登り、へとへとになりながらたどり着いたアクスラ展望台から観るオーレンスの街は「絶景!」の一言。
トロンハイムはノルウェー第3の都市で、旧市街のカラフルな木造建築が可愛らしく写真映えする街。
ボードーは非常に風の強い街で、とても寒く感じました。
街の教会ボードーカテドラルは、外観はシンプルながらステンドグラスが美しい教会でした。
トロムソで下船したのは15時頃だったにもかかわらず、すでに日は落ち、夕暮れから夜景へ。
トロムソ橋から見る港の夜景は息を呑む美しさ。
街のシンボルでもあるトロムソダーレン教会(別名北極大聖堂)は、コンクリートでできた近代的なデザインの教会で、独特な美しさを発揮しており、港から寒い中約20分歩いた疲れを忘れさせてくれました。
ホニングスヴォーグは、ヨーロッパ最北端の場所「ノールカップ」に行くための拠点の地。
港街はこじんまりと小さく、丘に登ると街を一望することができました。
北極圏に入ると、さっき朝日を見たばっかりだったのに、13:30頃にはもう夕日が!
日本にいたら絶対体験することはできない、すごく不思議な感覚を味わうことができました。
船の上ならではの楽しい体験も
9月中旬~4月上旬の時期にフッティルーテンに乗船すると、北極圏を通過するときに船の上からオーロラを見られる可能性があります。
今回私が見ることのできたオーロラは弱めで、肉眼ではっきりと分かる強さのものではなかったのですが、カメラのレンズを通して、人生初のオーロラを見ることができました。
ちなみに、オーロラが出現すると船内アナウンスが入るので、部屋で作業などをしていてもオーロラを見逃さずにすみます。
船上ではサプライズイベントなどもチラホラ!
国や言葉は違えど、他の乗客と一体感を得ることができる瞬間です。
中でも、北極圏に入った時に行われた謎の氷かけ儀式は盛り上がりました!
手が届くクルーズ船「フッティルーテン」で宝物の旅を
今回、人生初めてのクルーズ旅をして思ったことは、クルーズ旅は全てがお高いという訳じゃないということです。
夢のような1週間を経験することができました。
船から見る移動中の景色も全てが私の宝物になりました。
取材協力:フッティルーテン
メンバープロフィール
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フリーモデル・タレント。《旅行/観光/地方創生/PR》に特化したモデルです。
カメラ片手に旅することが大好きで、旅した国は《28か国83都市》。
Instagramをメインに『旅×モデル』として活動しています。
バックパッカー一人旅スタイルの旅が多めです。
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