【ロイヤル・カリビアン シンガポール発着】北海道から叶える海外クルーズ旅|子連れ体験記

こんにちは、みかです。今回、シンガポール発着のクルーズ船に乗船しました。利用したのは、世界的にも人気のクルーズ会社『ロイヤル・カリビアン・インターナショナル』「オベーション・オブ・ザ・シーズ」。子ども向けプログラムや船内アクティビティが充実していることで知られており、子連れ旅行でも安心して楽しめるクルーズです。

この記事では、北海道から海外発着クルーズへ参加した実体験をもとに、出発前の準備から船上での体験までを詳しくご紹介します。

北海道から海外発着クルーズは可能なのか

北海道在住の私たちにとって、海外発着クルーズはどこか遠い存在に感じられる旅行スタイルでした。乗船港までの距離、長時間のフライト、複数回の乗り継ぎ。さらに子どもを連れての移動となると、「本当に実現できるのだろうか」と不安が先に立ちます。

しかし実際に体験してみて感じたのは、事前準備次第で十分に実現できる旅だということでした。

まずは、出発前に感じていたハードルについて振り返ります。

振り返ればハードルは高くない

高いハードルと感じていた最大の理由は、移動距離の長さです。

今回利用したのはシンガポール発着のクルーズ。北海道から向かう場合、新千歳空港から羽田空港へ移動し、さらに国際線へ乗り継いでシンガポールへ向かう必要があります。距離だけを見ると、簡単に決断できる旅ではありません。

また、子ども連れでの長距離フライトにも不安がありました。
機内での過ごし方、時差への対応、到着後の体力。特に冬の北海道は天候による遅延リスクも考えられます。万が一、乗船日に間に合わなかったらどうなるのかという心配もありました。

さらに「海外発着クルーズ=上級者向け」というイメージもあり、英語での手続きや現地での移動など、分からないことが多いほど心理的なハードルは高く感じていました。

こうした不安が重なり、これまで選択肢として考えることすらしていませんでした。

きっかけは家族の節目、新一年生前に決断した理由

それでも今回、挑戦を決めたのには明確な理由があります。

長男がこの春小学校へ入学する節目を前に、「家族でゆっくり過ごす時間をつくるなら今かもしれない」と思い、思い切って申し込みを決意しました。
入学後は長期休暇の過ごし方も変わり、家族でまとまった時間を確保することが難しくなります。「今ならまだ動ける」という思いが背中を押しました。

また、以前国内発着クルーズ旅行をした経験から、クルーズ旅が子ども連れと相性が良い旅のスタイルであることも分かっていました。

船内には宿泊、食事、プール、ショー、キッズプログラムなどが揃っており、一度乗船してしまえばホテルを移動する必要がありません。移動の負担が少ないのも大きな魅力です。

さらに、乗船日前日に現地入りする前泊プランを組むことで、移動リスクを減らせることも分かりました。不安を一つずつ整理し対策を立てることで、海外クルーズは「現実的な旅」に変わっていきました。

出発前に準備したこと

今回の旅行を振り返ってみて、準備が9割だったと感じています。

北海道からの海外旅行は距離もあり不安もありますが、事前に整えておくことで当日は驚くほどスムーズに進みました。

パスポートの有効期限確認

まず最初に確認したのがパスポートです。
国によって必要な残存有効期限が異なるため、余裕を持ってチェックしました。
シンガポールとマレーシアは、入国時に6か月以上の残存期間が必要です。

またクルーズでは、船内でパスポートを持ち歩く必要がないため、念のためコピーも準備しておきました。

②シンガポール入国手続き(SG Arrival Card)

シンガポール発着のクルーズだったため、オンラインで事前にSG Arrival Cardを登録しました。
空港で手続きに追われたくなかったため、出発前に完了させておいて本当に良かったと感じています。

③ペナン島の下調べ

今回の寄港地はマレーシア・ペナン島です。子連れでも回りやすいエリアや、東南アジアでは欠かせないアプリであるGrabの使い方、気候、スーパー事情などを事前にリサーチしました。
クルーズで寄港する場合は空港のような個別の入国審査はなく、基本的に事前の入国手続きも必要ありません。そのため、寄港地では比較的スムーズに上陸することができます。

とはいえ、限られた寄港時間を有効に使うためにも、

・どこに行くか
・どう移動するか

など最低限の動き方だけでも決めておくと安心です。

④クルーズアプリのダウンロード

出発前にクルーズ公式アプリをダウンロードしておきました。乗船前の登録は必須。この登録をしておくことで、乗船後のクルーズライフをスムーズに過ごすことができます。

船内施設やレストランの情報を事前に確認できるだけでなく、

・オンラインチェックイン
・船内サービスの予約

などもアプリから行えます。
乗船後は、イベントスケジュール確認や下船時間の登録など、さまざまな場面で活躍しました。

前泊・後泊を選んだ理由

クルーズ旅行では、出港時間に遅れることはできません。
飛行機の遅延や天候などを考えると、乗船当日に現地へ到着するスケジュールは少し不安がありました。

北海道からシンガポールへ向かう場合、多くは東京で乗り継ぎになります。今回も朝の便で出発しましたが、シンガポール到着は17時過ぎでした。
子どもたちの体力を考え、余裕を持って乗船できるよう前日にシンガポール入りするプランにしました。

帰りも同様に、羽田到着が夜遅い時間だったため、無理をせず東京で後泊することにしました。

このスケジュールにしたことで、子どもたちも体調を崩すことなく移動でき、長距離フライトでも比較的ご機嫌に過ごしてくれました。

北海道発の海外旅行では、前泊・後泊を取り入れることで旅の負担を大きく減らせると感じました。

持って行って良かった持ち物

クルーズ旅行を快適に楽しむために、実際に持って行って良かったと感じたものをご紹介します。

酔い止め

クルーズ旅行で気になるのが「船の揺れ」です。
今回の航路では想像していたほど揺れを感じることはありませんでした。大型クルーズ船は安定しており、思っていたより快適に過ごすことができました。
とはいえ、私は乗り物酔いをしやすいため酔い止めを持参しました。船内でも購入できますが、日本から持っていくと安心です。

羽織もの

北海道の冬から常夏のシンガポールへ向かうため、寒暖差対策も重要です。
ダウンコートはかさばるため、薄手の羽織りを重ねる方法がおすすめです。気温に合わせて調整でき、移動中も快適でした。

客室アメニティ

今回利用した、内側と海側バルコニー客室には

・ヘア&ボディウォッシュ
・ハンドソープ
・タオル
・ドライヤー

などが用意されています。歯ブラシやスキンケア用品などは、日本から持参すると安心です。

タンブラー

今回のクルーズでは、飲み放題プラン(有料)の特典としてスーベニアタンブラーをいただくことができました。
ただし、このようなサービスはクルーズによって異なるため、自分のタンブラーを持参しておくと便利です。

ビュッフェのドリンクをタンブラーに入れて客室へ持ち帰ることができるので、客室でゆっくり過ごしたいときにも役立ちます。

ウェットティッシュ

海外では、日本のように食事の際におしぼりが出てくることはあまりありません。
そのため、ウェットティッシュを持参しておくと食事のときや子どもの手を拭く際にとても便利です。
海外旅行では特に重宝するアイテムの一つです。

キッズカトラリー

船内レストランにはカトラリーがありますが、子ども用のお箸がない場合もあります。使い慣れたものを持参すると安心です。

磁石フック

クルーズ船の客室の壁は磁石が付く仕様になっています。

・磁石付きフック
・S字フック

があるとバッグや帽子を掛けられてとても便利でした。

北海道からシンガポールへ|子連れフライトのリアル

今回の旅は、新千歳空港から羽田空港を経由してシンガポールへ向かいました。
北海道から海外クルーズに参加する場合、最初のハードルになるのがこの移動です。

新千歳空港から羽田空港へ

まずは国内線で新千歳空港から羽田空港へ向かいます。

北海道の2月は雪の影響で交通状況が読みにくい季節でもあります。以前、空港から自宅まで帰るのに4時間かかってしまったこともあり、今回は事前にMKタクシーの空港定額プランを行きも帰りも予約しておきました。天候を気にすることなく空港へ向かうことができ、とても安心でした。

国内線のため手続きは比較的スムーズで、子どもたちもいつもの飛行機旅行と同じ感覚で過ごしていました。

羽田空港に到着後は国際線ターミナルへ移動し、シンガポール行きのフライトに搭乗します。

羽田からシンガポールまでのフライト

羽田からシンガポールまでは約7時間のフライトです。
機内では映画を見たり、機内食を楽しんだり、少し眠ったりと、子どもたちも想像以上にリラックスして過ごしていました。
タブレットやお菓子、小さなおもちゃを用意しておくと安心です。

シンガポール到着後

シンガポールには夕方頃到着しました。
空港に到着した頃には、子どもたちも少し疲れていたのと、荷物も多かったため、空港からはタクシーでホテルへ向かいました。

今回前泊で利用したのは、空港と翌日のクルーズターミナルのちょうど中間あたりにある「Hotel Boss」です。移動の負担を減らしたかったこともあり、立地のバランスを考えてこのホテルを選びました。

前泊のスケジュールだったため、その日は無理をせず、ホテルでゆっくり過ごしました。
夕食は事前に調べておいたホテル内のレストランで簡単に済ませ、翌日のクルーズ乗船に向けて体力を整えることができました。

クルーズ船に乗船|いよいよ船旅スタート

乗船手続きは想像していたよりもスムーズで、事前にアプリでチェックインを済ませていたこともあり、比較的短時間で船内へ入ることができました。

船に一歩足を踏み入れると、まるで大きなリゾートホテルのような空間が広がっています。豪華なロビーや広い船内を見て、子どもたちも「すごい!」と大興奮でした。

乗船後はまず客室へ向かいます。荷物はしばらくしてから客室前に届けられるため、すぐに荷物整理ができるわけではありません。

その間に客室のテレビで緊急時の避難訓練の案内を確認しました。

船内はとても広く、レストランやプール、シアター、キッズスペースなどさまざまな施設があります。初日に船内を探検しながら場所を把握しておくと、その後の滞在がより快適に過ごせると思います。

客室の様子

今回は内側のお部屋とバルコニー付きのお部屋を2名ずつで利用しました。

内側のお部屋は料金を抑えられるタイプですが、思っていた以上に広く、快適に過ごすことができました。モニターには外の景色が映し出されており、まるで窓があるかのような感覚で過ごすことができます。そのため、想像していたほど不自由さを感じることはありませんでした。

一方、バルコニー付きのお部屋はやはり特別感があります。ベッドに寝転びながら、180度に広がる水平線を眺めることができるのはクルーズ旅ならではの贅沢な時間でした。

ホテルのように快適なお部屋なのに、テラスに出ればすぐ目の前は海。子どもたちもこの景色が大好きで、毎日のようにバルコニーに出て楽しそうに海を眺めていました。

シャワーも清潔で水圧がしっかりしており、特に困ることはありませんでした。毎日お部屋の掃除もしてくれるので、滞在中も気持ちよく過ごすことができます。

そして、もう一つ感動したのが、ベッドメイキングの際にタオルで作られた動物が置かれていたことです。毎日違う動物が用意されていて、子どもたちも「今日は何かな?」と楽しみにしていました。

充実している食事

クルーズ旅行の楽しみの一つが食事です。

船内にはフルコースを楽しめるレストランや、気軽に利用できるビュッフェ、軽食スタンドなどがあり、基本料金に含まれているダイニングだけでも十分に満足できました。

ピザやホットドッグなどの軽食もあり、子どもたちも食事の時間をとても楽しみにしていました。キッズメニューも用意されているため、家族みんなでゆっくり楽しめるのも嬉しいポイントです。

今回はバレンタインデーだったこともあり、特別ディナーが用意されていた有料レストランも利用してみました。

ミニシャンパンとロブスター付きのコースディナーで、料金は大人1名70ドル。子どもメニューは無料で利用することができます。

クルーズを予約した際についていた船内で利用できるオンボードクレジットも使えたため、少し特別なディナーをお得に楽しめたのも嬉しいポイントでした。

実はその前日が私の誕生日だったのですが、そのことをさりげなく伝えると、バースデー仕様のデザートを用意してくださり、スタッフの方が歌まで歌ってお祝いしてくれました。

船内のクルーの方々がとても親切で、最後まで心温まる時間を過ごすことができました。

子どもたちが夢中になったプールエリア

子どもたちが一番楽しみにしていたのが、船内のプールエリアです。

キッズ向けの浅いプールやウォータースライダーなどがあり、まさに楽園のような空間でした。
滞在中は毎日のように楽しんでいました。

無料キッズプログラムで世界中の子どもたちと交流

ロイヤルカリビアンのクルーズでは、年齢別に参加できるキッズプログラムが用意されています。
スタッフが見守る中でゲームやアクティビティを楽しめるため、世界中から来ている子どもたちと自然に交流することができます。

プログラムはすべて英語で行われますが、英語が話せなくても心配はいりません。先生方はとても優しく、身振り手振りを交えながら丁寧にコミュニケーションを取ってくれます。

実際に参加した6歳の息子は、このプログラムを通して外国のお友達を作ることができました。3歳の娘も「トイレに行きたい」ということを日本語で先生に伝えたそうですが、しっかり理解してもらえて無事にトイレにも行けたとのこと。
2人ともとても楽しかったようで、笑顔で戻ってきてくれました。

子どもが楽しんでいる間は大人のリラックスタイム

子どもたちがキッズプログラムに参加している間、大人はゆっくりと自分の時間を過ごすことができます。
船内には大人専用のエリアもあり、静かな空間でゆったりとした時間を楽しむことができます。

私たち夫婦も久しぶりにゆっくりとした時間を過ごすことができました。
子どもも大人もそれぞれの時間を楽しめるのは、クルーズ旅行ならではの魅力だと感じました。

船とは思えないほど充実したアクティビティ

船内には、プールだけでなく様々なアクティビティがあります。
ショーやライブパフォーマンス、スポーツ施設などもあり、一日では回りきれないほど充実しています。

移動・宿泊・遊びがすべて船の中で完結するため、子連れでも移動の負担が少なく、とても過ごしやすい旅でした。

ペナン寄港地観光

クルーズの楽しみのひとつが「寄港地観光」です。

今回立ち寄ったのは、マレーシアのペナン島。
ペナン島は「東洋の真珠」とも呼ばれる人気の観光地で、歴史ある街並みやカラフルなストリートアートで知られています。

本当は街歩きや観光スポットなど行きたい場所もたくさんあったのですが、今回は子どもたちが楽しめる場所を優先し、Grabを利用して水族館へ行きました。

日本ではなかなか見ることができないような生き物やユニークな展示方法があり、子どもたちも大喜びでした。

また、ローカルスーパーにも行ってみたかったので、水族館と同じ建物内にあるスーパーへ立ち寄り、お土産を購入しました。海外のスーパーは日本とは違う商品が並んでいて、それだけでも旅の楽しみのひとつになります。

クルーズの寄港時間は限られていますが、短い時間でもその土地の雰囲気を感じることができるのが寄港地観光の魅力です。

まとめ:海外発着クルーズは遠い存在ではなかった

今回のクルーズ旅を通して感じたのは、海外クルーズは決して特別な人だけのものではなく、家族旅行のひとつの選択肢としてとても魅力的な旅のスタイルだということです。

北海道から海外へ行く場合、空港までの移動や乗り継ぎなどでハードルを感じることもあります。
ですが、前泊などを取り入れて少し工夫をすることで、移動の負担はぐっと軽くなり、旅のスタートからゆったりと楽しむことができました。

また、1回の旅行で複数の国を無理なく訪れることができるのも、海外発着クルーズの大きな魅力です。
飛行機やホテルをその都度手配して移動する旅とは違い、船に乗っているだけで次の国へと運んでくれます。移動そのものも旅の時間として楽しめるのは、クルーズならではの体験だと感じました。

寄港地では街歩きをしたり、その土地ならではの食べ物を楽しんだりと、短い時間でも異文化に触れることができます。そして船に戻れば、いつもの客室と食事が待っているという安心感があり、子連れでも無理なく海外の街を楽しむことができました。

今回の旅では、子どもたちにとってもたくさんの新しい発見がありました。普段見ることのない景色や文化に触れられたことは、家族にとっても忘れられない思い出になったと思います。

北海道に住んでいると、海外クルーズはどこか遠い旅のように感じるかもしれません。ですが、少しだけ準備をして一歩踏み出してみると、思っていたよりもぐっと身近な旅でした。

「いつか行ってみたい」と思っている北海道のママたちにとって、この体験が少しでも参考になれば嬉しいです。


取材協力:ロイヤル・カリビアン・インターナショナル 日本総代理店 株式会社ミキ・ツーリスト

メンバープロフィール

みか
みか
はじめまして。北海道在住のみかと申します。現在、5歳と3歳の子どもを育てながら、Instagramを中心に子連れお出かけ・グルメ・育児などをテーマに発信しています。私の発信の軸は、「ママが安心して行ける」「行ってみたいが叶う」場所や体験を、リアルな目線で届けること。同じように子育てに奮闘するママたちの“背中をそっと押せる”存在でありたいと考えています。

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