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こんにちは。ディズニー大好き!トラベルフォトライターの土屋です。
これまで世界各国のディズニーパークを何度も訪れてきましたが、ディズニークルーズは今回が初めて。ずっと憧れていたその世界を、このたびついに体験してきました。
今回は、処女航海前に行われたプレビューセイリングに乗船。プレビューセイリングだったので、一部には通常運航時とは異なるオペレーションが含まれている可能性がありますが、実際に乗って感じたディズニー・アドベンチャーの魅力をお届けします。
乗船日:2026年3月5日〜9日
1日目シンガポール 出港
2日目終日航海
3日目航海
4日目航海
5日目シンガポール 入港
アジア初!シンガポール発着「ディズニーアドベンチャー」

ディズニーアドベンチャーは、アジア初のディズニークルーズ船。2026年3月10日にシンガポールから処女航海を迎え、現在はシンガポール発着の3泊・4泊クルーズを運航しています。シンガポールを母港とする少なくとも5年の取り組みとして発表されており、日本からアクセスしやすいのも大きな魅力です。
まず圧倒されるのは、そのスケール

実際に目の前にすると、まず驚くのはその大きさです。ディズニーアドベンチャーは約208,000総トン、乗客定員は約6,000人、クルーは約2,300人。ディズニー・クルーズライン史上最大の船とされていて、港に現れた姿は思わず見上げてしまうほど。まるで海に浮かぶディズニーパークような存在感がありました。
没入感の連続!クルーズというより、海の上のパーク

ディズニーアドベンチャーの大きな特徴のひとつは、無寄港クルーズであること。寄港地観光がないぶん、船内で過ごす時間そのものが旅の主役になります。

船内に一歩入ると、目に映る景色も空気感も、どこを切り取ってもディズニーの世界。朝から夜までその世界観が途切れることなく続くので、たびたび海の上にいることを忘れてしまうほどです。

だからなのか、ふと海が見えた瞬間に、逆に現実に引き戻されるような感覚にびっくり。ディズニー好きにはたまらない、夢のような時間でした。
値段を気にせず楽しめる!うれしいオールインクルーシブ

うれしかったのは、料金に含まれる内容が想像以上に充実していたこと。食事やドリンクの値段を気にせず、そのとき心が動くままに楽しめるのは、想像以上に幸せなことでした。
▼料金に含まれていた主なもの
・メインレストランでの夕食
・ビュッフェレストランや軽食
・毎晩会場が変わるディナー
・24時間ルームサービス
・ソフトドリンク
・ソフトクリーム
・本格的なブロードウェイショー
・キャラクターショー
・キャラクターグリーティング
・ジェットコースター系アトラクション
・ウォータースライダー
・24時間営業のゲームコーナー
・映画
ディズニーアドベンチャーの客室

ディズニーアドベンチャーの客室は、大きく4タイプ。
①内側にある「インサイド」
②窓付きの「オーシャンビュー」
③プライベートバルコニー付きの「ベランダ付き客室」
④ワンランク上の滞在がかなう「コンシェルジュ」
さらに細かくカテゴリー分けされていますが、まずはこの4つを押さえておくとわかりやすいです。
個人的にガーデンビューのベランダ付き客室が大優勝

実際に乗船してみて、個人的にいちばん惹かれたのが、ベランダ付き客室のガーデンビューのお部屋でした。
バルコニーからは、ショーが行われる船の中心エリア「Disney Imagination Garden」を望めるので、特等席からショーを楽しめるのが魅力。

一方で、時間帯によっては賑やかさを感じることもあるため、静かに過ごしたい人は避けた方がいいかもしれません。
今回宿泊したのは、「海側バルコニー付き」

今回泊まったのは、海側バルコニー付きの「デラックス・オーシャンビュー・ステートルーム」。

お部屋には、クイーンベッド1台とダブルのコンバーチブルソファー1台が。
今回は女ふたり旅で、クイーンベッドを一緒に使いましたが、窮屈さはまったく感じず、想像していた以上にゆったり。快適に過ごせました。

さらにうれしかったのが、カーテンで空間を仕切れるつくりになっていたこと。ひとつの客室でありながら、ベッドまわりとリビング側を分けられる仕様でした。

そして、ディズニークルーズらしいときめきが詰まっていたのが、お部屋のデザインです。客室ごとにモチーフとなる作品が異なるそうで、私たちのお部屋は『ミラベルと魔法だらけの家』がテーマ。


ベッドボードには、ミラベルたちが暮らす魔法の家「カシータ」が描かれていて、その中にはミラベルたちの姿も見つけられました。

また、驚いたのは、アメニティとしてTWGの紅茶とバシャコーヒーが備えられていたこと。しかも、ケトルまでバシャコーヒーのものという豪華さで、お部屋にいながらシンガポールらしさまで味わえちゃう贅沢さに感動。

シャワールームとトイレが分かれているのもうれしいポイントです。

船旅を振り返って後悔しているのは、この部屋を味わいきれなかったこと。船内が楽しすぎて、朝から晩まで動き回ってしまい、バルコニーでゆっくり過ごす時間をほとんど取れませんでした。ルームサービスも無料で利用できたので、今思えば、海を眺めながらお部屋でのんびり朝食をいただく……。そんな過ごし方もしてみたかったです。
クルーズ代に含まれる、無料ダイニング

ディズニーアドベンチャーのうれしい魅力のひとつが、クルーズ代に含まれる無料ダイニングの充実ぶり。毎晩違うレストランで夕食を楽しめるローテーションダイニングをはじめ、朝昼に使いやすいビュッフェ、気軽に立ち寄れるクイックレストランまでそろっていて、その日の気分に合わせて楽しめます。
気軽に楽しめる、ビュッフェレストラン

朝食やランチで活躍したのが、気軽に利用しやすい2箇所のビュッフェレストラン。
好きなものを自由に選べるので、その日の気分やお腹の空き具合に合わせて楽しめるのがうれしいところです。ローテーションダイニングの会場にもなるレストランが、朝昼はまた違う雰囲気で使えるのも印象的でした。

そして、やっぱり食べたかったのがミッキーワッフル。見つけた瞬間、思わず手に取りたくなるかわいさで、ビュッフェにいくたびに、つい手が伸びてしまいました。

クルーズ中に一度だけ朝食で登場するチュロス系メニューも忘れられません。チュロスといっても、食感はカリッと軽いタイプというより、どこかフレンチトーストを思わせるようなふんわり感。ひと口食べるとついもうひとつ食べたくなる、やみつきのおいしさでした。
ここからは、そんなビュッフェレストランをそれぞれご紹介します。
Enchanted Summer Restaurant
『アナと雪の女王』と『塔の上のラプンツェル』、2つの世界観に分かれたレストラン。

店内は、ラプンツェルのランタンフェスティバルを思わせる「Maximus」と、アレンデールの夏至祭をイメージした「Olaf」の2つのダイニングルームに分かれていて、どちらも映画の中に入り込んだようなかわいさです。

ちなみに、ランチでカクテルシュリンプがいただけるのは、ここだけなのだそう。


Pixar Market Restaurant

ピクサー作品全体の世界観を楽しめるレストラン。店内には、さまざまな作品をモチーフにした席エリアがあり、食事をしながらピクサーの世界にひたれます。


カーペットやランプにも作品を思わせる遊び心が散りばめられていて、見て回るだけでも楽しい空間。




壁にはコンセプトアートやスケッチ、模型なども飾られており、ピクサー作品が好きな人なら思わず見入ってしまうはずです。
・『カーズ』
・『ファインディング・ニモ』
・『モンスターズ・ユニバーシティ』
・『レミーのおいしいレストラン』
・『Mr.インクレディブル』
・『私ときどきレッサーパンダ』
・『インサイド・ヘッド』
・『リメンバー・ミー』
さらに、ビュッフェエリアには、ピクサー作品の本編前に上映されるショートフィルムのスケッチまで飾られていて、ファン心をくすぐられっぱなし。これはずるすぎる……。
毎晩違う楽しみが待つ、ローテーションダイニング

ディズニークルーズならではの楽しみのひとつが、夕食のローテーションダイニングです。
夕食は、毎晩同じレストランで食事をするのではなく、あらかじめ決められたレストランを順番にめぐるスタイルで、ダイニング時間とテーブル番号はそのまま、会場だけが変わるのが特徴。しかも、基本的には同じサーバーが毎晩ついてくれるので、レストランが変わっても安心感があります。

夕食はコースで提供されますが、気になるメニューを複数オーダーできるのもうれしいポイント。自分が気になったものはもちろん、誰かが頼んでいておいしそうだった一皿を追加でお願いすることもでき、毎晩つい欲張ってしまいました。
1回の乗船で体験できるのは3会場

ディズニー・アドベンチャーのローテーションダイニングは、6つのレストランを3つのタイプに分けた構成になっていて、1回の乗船で体験できるのは3会場のみ。つまり、6会場すべてを一度に体験はできず、各タイプから1軒ずつ割り当てられるイメージです。
▼映画の世界観を味わえるダイニング
・Enchanted Summer Restaurant
・Pixar Market Restaurant▼キャラクターに会えるダイニング
・Hollywood Spotlight Club
・Navigator’s Club▼アニメーションをテーマにしたダイニング
・Animator’s Palate
・Animator’s Table
今回私が割り当てられた実際のローションはこちら。
1日目:Hollywood Spotlight Club
2日目:Animator’s Table
3日目:Enchanted Summer Restaurant
4日目:Hollywood Spotlight Club
1日目:Hollywood Spotlight Club
初日に案内されたのは、Hollywood Spotlight Club。1930年代のハリウッドを思わせる、華やかでスタイリッシュな空間が印象的でした。

食事の途中には、ミッキー、ミニー、ドナルド、デイジーによるステージショーもあり、食事にショーに大忙し。
その後は、キャラクターたちが各テーブルを回ってきてくれる演出も。ただ、1組あたりの滞在時間はかなり短く、サインをお願いできるような余裕はありませんでした。席の位置によっては、キャラクターが近くまで来ないこともあり、私も近くで会えず、少し心残りに。







2日目:Animator’s Table

自分で描いた絵がディズニーアニメーションの世界の中で動き出す体験ができるAnimator’s Table。

席に着いてまず渡されるのは、絵を描くための用紙とペン。青い枠の中におさまるように、それぞれ思い思いのイラストを描いていきます。

私はミッキーを描こうとしたものの、バランスを見事に間違えてしまい、驚くほど絵心のなさを発揮することに。一緒に船に乗ったmomoさんの分も描いたのですが、こちらもなかなか悲惨な仕上がり……。
食事中は、ディズニーアニメーションとともに自分たちの絵が登場していく演出があるのですが、待てど暮らせど私たちの絵が出てこない……。

もしかして、絵が上手な人しか選ばれないのでは…と少し焦ったのですが、どうやらこの日は不具合があったようです。本来は、基本的にみなさんの絵が登場するそう。
食後には、描いた絵にシールが貼られて返却されるのもいい記念に。
上手に描けたかどうかは別として、思い出ごと持ち帰れるのがうれしい、ディズニーらしい演出でした。次に乗るときは、もう少しかわいく描けるよう練習しておきたいと思います。






3日目:Enchanted Summer Restaurant

『アナと雪の女王』と『塔の上のラプンツェル』、どちらの世界に案内されるのかドキドキしていたのですが、案内されたのは『塔の上のラプンツェル』のダイニングルームでした。

ビュッフェとの違いでときめいたのが、テーブルサービスならではのかわいいメニュー表。思わず持ち帰りたくなるようなデザインで、これがノートになってグッズ売り場に並んでいたら、きっと迷わず買っていたと思います。

この日は、有料のノンアルコールドリンクにオラフのマグが付くメニューもあり、思わずオーダー。




4日目:Hollywood Spotlight Club
4日目は、再びHollywood Spotlight Clubへ。
最終日はキャラクターの登場はないようで、お食事のみ楽しみました。




クイックサービスレストラン
Stitch’s ‘Ohana Grill(スティッチのオハナ・グリル)

映画『リロ&スティッチ』をテーマにした、ハワイアンなビーチスタイルのクイックサービス。ハンバーガーやサンドイッチなど、アメリカンなメニューを気軽に楽しめます。

オーダーしたのは、「オールビーフホットドッグ」。プレッツェルホーギーに、キムチとキューピーのわさびマヨネーズを合わせたひと品です。キムチのうまみがソーセージによく合い、ひと口目からクセになる味わいでした。
ピザプラネット

映画『トイ・ストーリー』に登場するレストランにインスパイアされた「Pizza Planet」。船内で気軽に立ち寄れるクイックサービスのお店で、焼きたてのピザをいただきました。

ピザは軽やかで、ぺろりと食べられてしまうおいしさ。少し小腹を満たしたいときに便利で、何度も利用していました。営業時間が深夜0時までなので、夜食として立ち寄れるのもうれしいポイント。
ピザプラネット仕様のお皿もかわいくて、つい写真を撮りたくなります。
ウィージーのフリーズィーズ

『トイ・ストーリー2』のペンギン・ウィージーをモチーフにした、プールサイドにある軽食スタンド。バニラ、チョコレート、ストロベリーの3種類があるのですが、なかでもおすすめはストロベリー×バニラのスワール。暑いシンガポールではうれしいスイーツでした。
別料金でも通いたいバー・カフェ
Spellbound

『白雪姫』の邪悪な女王にインスパイアされた、木々の中にひっそり佇む隠れ家のようなラウンジ。店内はミステリアスで妖しい空気に包まれていて世界観たっぷりです。

看板メニューは「POISON APPLE($70)」。木彫りの魔女が毒リンゴを手にしたインパクトたっぷりの一杯で、今回は写真だけ撮らせてもらいました。木彫りの魔女は持ち帰ることもできるそうで、重さは体感1キロ弱となかなかの存在感です。

私は、白雪姫らしいネーミング惹かれてカクテル「TRUE LOVE’S FIRST SIP($16)」をオーダーしました。
Bewitching Boba and Brews (ビウィッチング・ボバ&ブリュー)

映画『リトル・マーメイド』のアースラをモチーフにした、鮮やかなポップアートとネオンライトが目を引くクイックサービスカフェ。
バブルティーを中心に、タピオカミルクティーやフルーツティー、オリジナルドリンクなどを楽しめます。有料ではあるものの、気軽に立ち寄ってリフレッシュしたいときにぴったりの一軒です。

これまた、かわいいメニュー表。

アースラらしいネーミングに惹かれて「Ursula Magic Smoothie($8.50)」をオーダー。ブルーベリー、グレープ、ヨーグルト、オートポッピングボバ、ブルースピルリナが入っており、口の中ではじける食感も楽しい一杯でした。
涙あり!迫力満点なエンターテイメント
ディズニー・イマジネーション・ガーデンで行わるショー
出航パーティーLet’s Set Sail

キャプテン・ミッキー&ミニーが登場する、にぎやかな出航パーティー。私たちが参加したプレビューセイリングでは2回開催でしたが、通常は3回開催されているそうです。

しかも、ミッキー&ミニーだけでなく、エルサやジーニー、スパイダーマンなど、さまざまなキャラクターたちも登場。出航前からわくわくが一気に高まる、華やかなショーでした。
「Let’s Set Sail」の楽曲もとても印象的で、一度聴いたら耳から離れないほど。船を降りてからも、気づけば何度も聴いてしまっています。
Duffy and The Friend Ship

ダッフィーたちが友情の大切さを見つけていく、心あたたまるミュージカルショー。ダッフィー好きにはたまらない愛らしさが詰まっていて、やさしい世界観にただただ癒やされます。
ダッフィーたちが英語で話しているのも新鮮で、いつもとは少し違う魅力に出会えるのもうれしいところ。ダッフィー&フレンズが勢ぞろいする豪華さも、このショーならではの魅力です。
Avengers Assemble

マーベルのヒーローとヴィランがぶつかる、迫力満点のアクションショー。スタントや特殊効果がふんだんに盛り込まれていて、ステージだけにとどまらない演出にもわくわくします。前だけでなく後ろや横まで気になってしまうほど、どこで何が起こるかわからない忙しさもこのショーの魅力です。

マーベルを詳しく知らなくても十分楽しめるショーでした。実は私もマーベル映画はほとんど観ていないのですが、それでも思わず引き込まれるほどの迫力。キャラクターや世界観を知っていたら、きっともっと楽しめたのだろうなと思うと、これをきっかけにちゃんと観てみたくなりました。
Mickey’s Color Spin Dance Party

ミッキーと仲間たちが登場する、カラフルでにぎやかなダンスパーティー。回転するカラーホイールを背景に、ディズニーソングに合わせて会場全体で盛り上がれる参加型ショーで、気づけば私もノリノリで楽しんでいました。
Walt Disney Theatreで行われるショー

Walt Disney Theatreで行われるのは2つのショー。ディズニー音楽好きなら刺さりに刺さりまくるはず。
Remember

ピクサー映画『ウォーリー』のウォーリーとイヴが登場する、新作のブロードウェイスタイルのショー。これを観るためだけでも乗りたいと思えるほど心を揺さぶられ、強く印象に残るショーとなりました。
物語は『ウォーリー』のストーリーに沿って展開していくのですが、まず実際に動くふたりがたまらなくかわいい。映画でも涙した作品だからこそ、ショーでも涙をこらえきれず、気づけば大号泣でした。「なるほど、こうやって物語がつながっていくのか……」と、ただただ感動。この構成を考えた人に、本当に感謝したくなるようなショーでした。
『リメンバー・ミー』や『ウォーリー』を観ておくと、より楽しめると思います。
Disney Seas the Adventure
Goofyが舵を取り、ディズニーやピクサーの人気キャラクターたちと冒険へ出かける劇場ショーです。『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ファインディング・ニモ』『ヘラクレス』など、おなじみの作品のキャラクターたちが次々に登場し、華やかなパフォーマンスを繰り広げます。プリンセスの登場が多いのもうれしいポイントで、夢のような世界観にうっとり。観ているうちに気持ちがじんわり高まり、途中で思わず涙してしまいました。
Wayfinder Bayで行われるショー

Wayfinder Bayでは、席は早めに確保するのがおすすめです。できれば最前列が理想。2列目あたりだと、前に立って観る人がいると少し見えにくく感じることもありました。

屋外ショーなので、日差しや暑さを感じやすい点は少し注意が必要です。
Moana: Call of the Sea

映画『モアナと伝説の海』の物語をたどるショー。プールを生かした演出が美しく、ぐっと引き込まれました。

モアナは私にとって特別な作品で、今のトラベルフォトライターという仕事を目指す原点のような存在です。今回プレビューセイリングに乗船できたことへの感謝も重なり、気づけばここでも涙が止まりませんでした。
The Lion King: Celebration in the Sky

ディズニーアドベンチャーの夜を彩る花火ショー「The Lion King: Celebration in the Sky」も、楽しみにしていたショーのひとつ。観るなら、デッキ18の左舷側がおすすめです。
ただ、私は当日、さらに上の階段を上がった場所から観てしまい、船の屋根のような部分に花火が隠れてしまって、全体をきれいに見ることができませんでした。高い場所のほうが見やすいかと思ったのですが、実際はそうでもなく少し失敗。きれいに楽しみたいなら、デッキ18の左舷側で早めに待機しておくのがおすすめです。
とはいえ、『ライオン・キング』の音楽に沿って続く約12分間の花火は見応えたっぷり。クルーズ船から眺める花火は、まるで夢のような時間でした。
キャラクターグリーティング

日々運用が変動しているキャラクターグリーティング。
現在は大きく分けると、船内でばったり出会えるフリーグリーティングと、アプリから予約する予約制のグリーティングの2種類があります。
船内でばったり出会える、フリーグリーティング

船内を歩いていると、思いがけずキャラクターに遭遇することも。
私たちは初日に、フリーグリーティングが始まる前のスティッチにばったり出会いました。しかも、スティッチに手をひかれながら、そのまま最初にグリーティングできるという奇跡のような展開に。こうした偶然のうれしさも、船内グリーティングならではの魅力です。
人気キャラクターは予約制が中心

ディズニー・アドベンチャーはとにかく船が大きく、人気キャラクターに人が集中しすぎないよう、多くのグリーティングが予約制になっていました。ただし、予約対象のキャラクターは日によって変わるようなので、最新情報はアプリで確認するのが安心です。
私が乗船したときは、ミッキー、ミニー、グーフィー、ダッフィー、シェリーメイ、ベイマックス、スティッチなど、かなり幅広いキャラクターが予約対象に。

ジャスミン、白雪姫、アリエルのプリンセス3人に一度に会える、ディズニークルーズ名物の「ロイヤルギャザリング」も予約必須です。

グリーティングの予約は、避難訓練後に開始。私が乗船したときはすぐに埋まる感じではなかったものの、処女航海以降は一瞬で埋まったという声も。キャンセル拾いができることもあるようなので、アプリはこまめにチェックしておくのがおすすめです。
乗船前に知っておきたいこと
スマホの時間設定は、自動オフに

乗船中に気をつけたいのが、スマートフォンの時間設定です。
ディズニー・アドベンチャーはシンガポール港を出航し、周辺海域を航行するため、乗船中にスマホの表示時間がずれてしまうことがあります。
実際にスマホがインドネシア時間を拾ってしまい、船内で案内されている時間とずれていたことが。船内はシンガポール時間を基準に進んでいくので、ショーやグリーティング、レストランの予約時間を見逃さないためにも、スマホの時間設定は自動ではなく手動にしておくと安心です。
お土産購入は早めに購入

船内ショップで気になったアイテムは、見つけたときに購入しておくのが安心です。というのも、ショップの商品は基本的に補充されないことが多く、「やっぱり欲しい」と思って戻ったときには、すでに売り切れていた……ということも。
無料で使える船内チャット

実際に使ってみて便利だったのが、Disney Cruise Line Navigatorアプリの船内チャット機能。船内の無料Wi-Fiに接続すれば利用でき、同行者とのやりとりにもとても役立ちました。
WhatsAppの事前準備を
日本にいる家族や友人と連絡を取りたい場合は、乗船前にWhatsAppを入れておくと安心。有料Wi-Fiを購入しなくても、テキストメッセージができるので便利です。乗船してから「連絡が取れない」と慌てないように、やりとりしたい相手には事前にアプリをダウンロードしておいてもらうのがおすすめです。
船内での服装
乗船前に意外と悩んだのが、船内での服装でした。
シンガポールは一年を通して暑いものの、船内は冷房が効いているので寒いのでは……と思っていたからです。

実際に乗ってみると、たしかにレストランなど屋内では少し肌寒く感じることもありましたが、想像していたほどではありませんでした。いっぽうで、ガーデンでのショーやアトラクションを楽しむ屋外エリアはかなり暑め。ディズニー・アドベンチャーは屋外と屋内を行き来する場面が多いので、さっと羽織れるものを一枚持っておくと安心です。
世界観に合わせて楽しむ、バウンドコーデ

せっかくディズニークルーズに乗るなら、ファッションも楽しみたいもの。船内には7つのエリアがあり、それぞれ世界観が異なるので、バウンドコーデを考えるのも楽しい時間でした。

私は今回、カチューシャを約20個持参。お部屋に戻ればすぐに着替えられるので、そのときの気分や行きたい場所に合わせてコーデを変えられるのも、船旅ならではのラクなところでした。
前泊から始まる、特別なホテル時間

ディズニー・アドベンチャーは基本的に16時出航。余裕を持って乗船するためにも、前泊しておくのがおすすめです。今回は、5つ星のラグジュアリーホテル「マンダリン・オリエンタル・シンガポール」に宿泊しました。

泊まったのは、「マリーナベイビュー ルーム」。壁一面に広がる大きな窓の向こうには、マリーナベイとシンガポールの街並みがパノラマのように広がっています。

さらに、その先にはディズニー・アドベンチャーの姿も。乗る前からその姿を眺められるなんて、それだけで大興奮。幸せな気持ちに包まれました。

お部屋はゆったりとしたつくりで、バスタブも完備。


アメニティも充実していて、出発前に心も体もゆっくり整えられるのがうれしいポイントです。

朝食ビュッフェは種類が豊富で、朝から満たされるようなラインナップ。特別な旅の始まりにふさわしい、贅沢な朝時間を過ごせました。
今回は前泊で利用しましたが、クルーズの余韻をそのまま楽しむ後泊にもぴったり。旅のはじまりにも、締めくくりにも似合うホテルでした。
乗船前後も、シンガポールを楽しみ尽くす

シンガポールでは、ディズニー・アドベンチャーの就航に合わせて、街のあちこちにディズニークルーズ気分を高めてくれる期間限定イベント「Adventure Begins: A Magical Bay Celebration(アドベンチャー・ビギンズ:ア・マジカル・ベイ・セレブレーション)」も開催されていました。

乗船前なのに、街にいるだけで気持ちはすっかりディズニーモード。シンガポール全体が、これから始まる特別な旅を一緒に盛り上げてくれているようで、その高揚感がたまりませんでした。
Adventure Begins: A Magical Bay Celebration
2026年2月26日〜4月30日
シンガポール観光もいつもより特別に
ディズニー気分のままカチューシャをつけて街歩きを楽しんだのも、今回のシンガポール旅の思い出のひとつ。

過去に8回訪れているシンガポールですが、何度も見てきたマーライオンも、カチューシャをつけるだけでいつもより少し特別に感じられました。

また、シンガポールに来るたび、やっぱり立ち寄りたくなるのが「Gardens by the Bay(ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)」です。無料エリアを歩くだけでも十分に楽しくて、壮大なスーパーツリー・グローブを見上げるだけで幸せな気持ちに。

そして、下船後にゆっくり立ち寄りたいのが、チャンギ空港の「Jewel(ジュエル)」です。空港の中とは思えないほど開放感があって、目の前に現れる「Rain Vortex(レイン・ボルテックス)」の迫力には、何度見ても気持ちが上がります。
ショップもレストランもたっぷりそろっているので、おみやげを探したり、最後のごはんを楽しんだり、ここだけでかなり満たされるのもうれしいところ。帰る直前まで、ちゃんと旅気分を引き延ばしてくれる場所でした。

私たちが立ち寄ったのは、大好きな「Soup Restaurant(スープ・レストラン)」。ここに来るとつい頼みたくなるのが、シグネチャーメニューのジンジャーチキンです。チリクラブやタイガービールも一緒に楽しみながら、クルーズの余韻とシンガポールの空気を最後まで味わえる時間が、本当に幸せでした。
また乗りたくなる、夢のクルーズ旅

ディズニー・アドベンチャーに乗って感じたのは、これはただのクルーズではない、ということ。船に足を踏み入れた瞬間から、景色も音楽も食事の時間も、すべてがディズニーの世界につながっていて、気づけばずっと夢の中にいるようでした。
しかも、この旅の特別さは船の中だけでは終わりません。前泊から少しずつ気持ちを高め、乗船前も下船後もシンガポールでディズニー気分の余韻を楽しめる。その時間ごと全部が、私にとってかけがえのない思い出になりました。
ずっと憧れていたディズニークルーズは、想像以上に幸せで、想像以上に心を動かされる体験に。何度も「来てよかった」と思い、もうすでに次のクルーズを思い描いてしまうほど。まだまだやり残したこと、行けなかったレストランがたくさんあるので、また絶対に戻ってきたいと思います。
取材協力:HIS
メンバープロフィール

- 大学時代に観光を学び、旅を発信する楽しさを覚える。現在は、女子旅メインとしたトラベルフォトライターとして活動。その他にも編集者、フォトグラファー、インフルエンサーなど多岐に渡り活動中。地元金沢では、いしかわ観光特使を委嘱。SNS講座やトラベルライターの講師なども務める。旅番組のテレビ出演も多数。クルーズにハマったきっかけは、取材で海外発着のクルーズに行ったこと。




