コスタセレーナで航く感動の長崎・済州島・神戸 GW JTB旅物語 チャータークルーズ

皆さん、こんにちは。クルーズイズムのサポーター、佐々木綾香です。
今回、私は母の佐々木茂子(67歳)と、母の友人でもあり、私が経営する芸能事務所のタレントでもある伏見節子さん(75歳)をお連れして、2024年ゴールデンウィーク期間中にコスタセレーナで素晴らしい旅を体験してきました。


東京国際クルーズターミナルを出発し、長崎、済州島、神戸を巡るこの旅は、私たち3人にとって忘れられない思い出となりました。この記事では、その魅力的な体験をご紹介したいと思います。

規模に圧倒!コスタセレーナについて

まず、私たちを魅了したコスタセレーナについてお話しします。この船は、イタリアのコスタクルーズ社が誇る114,500トンの大型客船で、2007年に就航以来、主に地中海クルーズで活躍してきました。

全長290m、全幅35.5mという巨大な船体には、3,780人もの乗客を収容できる1,500室以上の客室があります。13階建ての船内には、4つのプール、5つのジャグジー、そしてスリル満点のウォータースライダーまで完備されています。


船内のデザインは、ギリシャ・ローマ神話をテーマにしており、特にアトリウムはギリシャのオリンポス山をモチーフにした壮大なものでした。母と伏見さんは、その美しさに目を輝かせていました。

快適なクルーズ船内生活

客室

私たちが宿泊したのは、バルコニー付きの客室でした。窓の外に広がる海の景色は圧巻で、毎朝目覚めるたびに新鮮な気分を味わえました。客室は広々としており、ベッドも快適。毎日複数回の清掃サービスがあり、常に清潔な状態が保たれていました。

母と伏見さんは、「ホテルのように快適なのに、毎日違う景色が楽しめるなんて素晴らしい」と、とても喜んでいました。

食事


船内での食事は、まさに美食の旅でした。メインダイニングでは、毎晩異なるメニューが提供され、イタリア料理を中心に世界各国の料理を楽しむことができました。特に、伏見さんは「旅先と同じようにイタリア料理や多国籍料理を毎日堪能できて幸せ」と話していました。

ビュッフェレストラン「プロメテオ」も素晴らしかったです。朝食から深夜までオープンしており、多彩な料理が並んでいました。私としては、和食のコーナーがあることもかなりの高得点ポイントでした。

有料の「リストランテ カサノバ」では、さらに違ったテイストの本格的なイタリア料理を堪能できます。

エンターテイメント

船内のエンターテイメントも充実していました。3階層にわたる1,350席の巨大メインシアター「テアトロ・ストラーダ」では、毎晩異なるプロダクションショーが開催されました。母は、「一度は行ってみたいラスベガスのショーはきっとこんな感じね」と目を輝かせていました。

また、イタリアの仮面舞踏会をイメージしたパーティーも印象的でした。節子さんは、優雅な雰囲気に包まれて踊るカップルたちを見て、「まるで映画の中にいるみたい」と感動していました。

デッキでのプールサイドイベントやダンスレッスンも楽しく、私たち3人も気軽に参加しました。年齢を問わず楽しめるのが、クルーズの魅力だと実感しました。

スパ&フィットネス

6,000㎡の広大な「サムサラ スパ」は、まさに至福の空間。マッサージ・サウナ・タラソテラピープールで、心身ともにリフレッシュできます。

フィットネスセンターも充実しており、旅行中も運動不足にならないよう、海を眺めながらのランニングやトレーニングが楽しめます。

クルーズ寄港地観光

長崎

最初の寄港地、長崎では老舗の名店として名高い四海樓でちゃんぽんと皿うどんを。なんと大きな窓からは圧巻のコスタセレーナを眺めながら、贅沢なランチタイム。

大浦天主堂や、グラバー園で美しい洋館と庭園を楽しみ、長崎の異国情緒あふれる雰囲気に魅了されました。

済州島(韓国)

次の寄港地、韓国はチェジュ島での忘れられない思い出の一つに、美しい済州チョンジェヨン滝の訪問がありました。海に流れ落ちる滝の壮大な景色に、私たち3人とも息をのむほど感動しました。

そして、滝の近くにある岩場で思いがけない出来事が起こったのです。母と伏見さんが、まるで少女時代に戻ったかのように、岩場に向かって歩き始めたのです。私が「危ないから気をつけて」と声をかけると、二人は「大丈夫よ、綾香ちゃん」と笑顔で返事。そして、驚くべきことに、67歳と75歳とは思えない軽やかさで岩を登り始めたのです。

私はハラハラしながら見守っていましたが、二人の表情は輝いていて、まるで若い頃に戻ったかのようでした。岩の上で立ち止まった二人は、満面の笑みで手を振り、「綾香ちゃん、写真撮って!」と声をかけてきました。

その瞬間を捉えた写真や動画は、この旅の中でも最高の一枚となりました。海を背景に、爽やかな風を受けて立つ二人の姿は、まさに「人生を楽しむ」ということの象徴のようでした。

岩から降りてきた二人は、頬を紅潮させながら「久しぶりにこんなに楽しかった」「まだまだ若いもんよ」と笑い合っていました。この予想外の冒険が、母と伏見さんに新たな自信と喜びをもたらしたようで、私も心から嬉しくなりました。

この出来事は、年齢に関係なく、新しい経験に挑戦することの素晴らしさを教えてくれました。そして、クルーズ旅行が、こうした予期せぬ感動と冒険の機会を与えてくれることを、身をもって体験したのです。

また、済州民俗村では、伝統的な家屋や生活用具を見学し、チェジュ島の文化に触れることができました。伏見さんは、「日本の昔の暮らしにも似ているところがあって興味深い」と話していました。

神戸

神戸での最後の観光も、私たち3人にとって忘れられない思い出となりました。

まず、神戸の偉人街を短時間ですが散策しました。母は「神戸にもこんなに多くの偉人がいたのね」と感心し、伏見さんは「昔の写真と見比べると面白いわね」と興味深そうに見入っていました。

その後、神戸布引ロープウェイに乗車しました。ゆっくりと上昇していく間、母と節子さんは窓から見える神戸の街並みに歓声を上げていました。「綾香ちゃん、あそこが有馬温泉だったところよ」と伏見さんが指さす度に、3人で感動を分かち合いました。

ロープウェイを降りると、そこは神戸布引ハーブ園。色とりどりの花々に囲まれ、母は「まるで絵本の中に入り込んだみたい」と目を輝かせていました。伏見さんは特にラベンダー園に魅了され、「香りがとても癒されるわね」と何度も深呼吸をしていました。

私たちは、ゆっくりとガーデンを散策しながら、様々な花の香りや色彩を楽しみました。母は「こんなにたくさんの種類が楽しめるなんてなかなかないわよ」と、新しい発見に喜んでいました。

そして、最後はレストハウスでの食事です。ドイツビールとウィンナーを注文すると、母さんが「まるでドイツに来たみたいね」と、3人で乾杯しました。ビールの苦みとウィンナーの香ばしさが、ハーブの香りと絶妙に調和し、私たちの舌を楽しませてくれました。

母と伏見さんは「荷物や旅程管理の心配もなくこんな素敵な場所で食事ができるなんて、クルーズ旅の醍醐味ね」と満足そうでした。

ハーブガーデンでのひとときは、まさに五感で楽しむ贅沢な時間となりました。美しい花々、爽やかな香り、そして美味しい食事。これらすべてが、母と伏見さんの笑顔と共に、私の心に深く刻まれました。

この神戸での体験は、クルーズ旅行ならではの魅力を再確認させてくれる、素晴らしいフィナーレとなりました。3人で過ごした時間は、きっとこれからも大切な思い出として、私たちの心に残り続けることでしょう。

シニアにも優しい船内環境

今回の旅で特筆すべきは、高齢の母と伏見さんにとっても非常に快適だったことです。コスタセレーナ号は、高齢者や身体に不自由がある方への配慮が行き届いていました。

船内には多数のエレベーターが設置されており、移動が楽でした。また、バリアフリー設計により、車椅子の方も利用しやすくなっています。24時間対応の医務室があることも、二人にとって大きな安心材料でした。また下記も印象に残りました。

キャッシュレスシステム

船内では「キャッシュレスシステム」が採用されており、すべての支払いがコスタカード(乗船証)で行えました。現金を持ち歩く必要がないため、特に母と伏見さんにとっては安心で便利だったようです。

多国籍なクルー

船内のクルーは様々な国籍の方がおり、国際色豊かな雰囲気を楽しめました。みなさん笑顔で親切に対応してくださり、言葉の壁を感じることはありませんでした。

日本語対応

チャータークルーズのため船内放送や案内板、メニューなどが日本語対応していたことも、母と伏見さんにとっては大きな安心材料でした。日本語を話せるスタッフも多く配置されており、困ることはありませんでした。

コスタクルーズ 感想とまとめ


母は「毎日違う景色が楽しめて、それなのに荷物の移動がないのが最高だったわ。食事も美味しくて、つい食べ過ぎちゃったわね」と笑顔で話していました。

伏見さんは「こんなに楽にたくさんの旅行先が堪能できてて、本当に嬉しかったわ。こうして海をいつでも眺められるのも最高だったし、毎晩のショーも楽しかったわね」と、目を輝かせながら感想を述べていました。

私自身も、母と伏見さんの笑顔を見ながら過ごせた日々が、かけがえのない思い出となりました。大型客船ならではの快適さと、移動の負担が少ない旅行スタイルは、高齢者の方々にも非常に適していると実感しました。

最後に、コスタセレーナでのGWクルーズは、私たち3人にとって素晴らしい体験となりました。豪華な船内設備、美味しい食事、充実したエンターテイメント、そして魅力的な寄港地観光。これらすべてが組み合わさって、忘れられない思い出を作ることができました。

特に、母と伏見さんにとっても快適で楽しい旅となったことが、私にとって最大の喜びです。クルーズ旅行は、年齢を問わず楽しめる素晴らしい旅のスタイルだと確信しました。このような素晴らしい体験を多くの方々、特にシニアの方々や、その娘息子世代の皆さまにも知っていただきたいと思います。クルーズ旅行は、新しい世界との出会いと、心からのリラックスを同時に味わえる、まさに理想的な旅の形だと言えるでしょう。

皆さまも、大切な人と一緒に、コスタセレーナでの素晴らしい旅を体験してみてはいかがでしょうか。きっと、かけがえのない思い出が作れるはずです。

取材協力:コスタクルーズ / JTB旅物語

メンバープロフィール

佐々木綾香
佐々木綾香
三姉妹ママ(16歳・14歳・10歳)・旅インフルエンサー・親子モデル事務所「なないろ」を経営・CM・ドラマ、ママ役出演延べ500以上。撮影現場や弊社所属のお子様・親御様と多くの時間を共にし、その度に心に刻まれるのは、やはり新しいものに出会った瞬間の子どもたちの輝く笑顔。知的好奇心を刺激すること、それが真の学びへの近道であり「クルーズ旅」こそが教育環境の宝庫です。多様な文化に触れ、雄大な美しい景色・波の音・自然の力を感じることで情操教育にも。ママがリラックスして笑顔でいられる環境であることもポイントの1つですね。

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