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年100日旅する元世界一周ママ akaryx です。先日、東京発着10泊11日、日本一周のクルーズ旅を、家族で楽しんできました。実は、今回は2度目のMSCベリッシマ乗船なんです。1度目は娘が2歳頃に乗船、あの感動が忘れられずリピートしました。

今回は3歳になった娘を連れての乗船でしたが、やっぱり子連れ旅に最高だなぁ…と再認識。そこで、実際に子連れで2回体験したからこそ分かった「MSCベリッシマ子連れおすすめポイント」を8つ厳選し、ご紹介します。
無料キッズクラブで大人も子供も充実した時間を
まず最初におすすめしたいのは「キッズクラブ(託児所)」。午前・午後などに区切り、日によって託児可能な時間が決まっていました。3歳児は事前予約なしで預けることができたので、気軽に利用できて便利でした。
そのままビュッフェ会場に連れて行ってくれる場合もありますが、ランチの時間には一度お迎えに行って、食事は一緒に楽しみました。

キッズクラブはカラフルでかわいらしい空間になっていて、レゴなどのおもちゃや、お絵描きスペース、お店屋さんごっこができるスペースなどがありました。3歳の娘はご機嫌の良い時間に複数回利用させてもらいました。


英語でおしゃべりしたり、新しいお友達に刺激を受けたり、先生と遊んだり、充実した時間が過ごせた様子でした。こんなに素敵なキッズクラブの料金、なんと無料なんです!子供を預けて大人だけのゆっくりした時間を過ごせるのもありがたかったです。
約20時間食べ放題のビュッフェ
家事の中でも毎日の献立を考えたり、食事を作ったりするのって、なかなか大変。そんな毎日から解放されて、子供が起きている時間帯はいつでもすぐに食事ができること、本当に嬉しい!ソファー席もあるので、子供の隣にゆったりと座って食事補助ができるのも助かりました。


いくつかクルーズ船を経験していますが、MSCべリッシマはビュッフェが美味しく、日替わりでメニューも変わるのでお気に入りです。また時間帯によって、モーニング、ランチ、アフタヌーンティー、ディナーとメニューやドリンクが変わります。


特筆すべきことは、世界各国のメニューが並ぶ中に、「和食コーナー」があるのも子連れにはありがたい。ご飯やお味噌汁はもちろん、お蕎麦などもあって娘も喜んでいました。またフルーツやスイーツも豊富なので、おやつも気軽にビュッフェを利用できました。海を眺めながら、優雅なアフタヌーンティーも至福の時間でした。
子供が大喜びしたプール

MSCべリッシマの魅力は、なんといってもプール!おしゃれな屋外・屋内プールに、ジャグジーも多く、海の上とは思えない施設の充実っぷりに驚きます。

さらに屋上にはアリゾナアクアパーク。こちらにはアクアプレー・スプレーエリア(子供向けのプールなど)や、3種類のウォータースライダーまであるんです。パパと交代でキッズプールで子供を遊ばせながら、大人も大満足な迫力のウォータースライダーを満喫。
プールはもちろん、ウォータースライダーまで無料。ほとんど待ち時間もなかったので、何度もすべっちゃいました。大人も子供も楽しめるのはポイント高いです。
プレミアムスイートアウレアの客室と特典
宿泊したのは、プレミアムスイートアウレア(バルコニー含む約31㎡ )です。クルーズならではの開放感を客室でも満喫できるバルコニー付きの部屋は、私にとって旅をより特別なものにしてくれます。今回は、通常のバルコニー付き客室よりも贅沢なアウレアキャビンに魅かれました。

客室に入ってまず驚いたのは、そのバルコニーの広さです。今まで乗船したどのクルーズ船のバルコニーと比較しても、数倍は広く感じられました。また、子連れ旅行において、バスタブがあるというのは非常に大きなポイントです。子供がしっかりと温まることができるので安心ですし、シャンプーなども楽に行え、親子共に負担が軽減されます。


さらに、お部屋自体も広々としているため、ベビーカーを置くスペースにも困りませんでした。
アウレアキャビンすると、さまざまな特典があるのも魅力的。客室や特典についてはこちらの記事で紹介しております。
今回は、特典の中でも特に素晴らしかったものを2つご紹介します。
アウレア特典

まず1つ目は「マイチョイス:メインダイニング好きな時間でのお食事」。MSCべリッシマではコースディナーがクルーズ料金に含まれていて、毎晩でも食べ放題という夢のような食事内容になっています。ただし、コースディナーなので指定された時間に一斉にお食事がスタート。そのため夕食の時間が固定(1回目、または2回目の指定された時間)になっています。
しかしアウレア特典なら、食事時間が17時〜20時半のいつでも選べます。これ、子連れには本当にありがたかったです!
3歳の娘は日によってお昼寝をしたりしなかったりするので、その影響で夜眠くなる時間やお腹の空く時間が変わってしまいます。またイベントやショーの時間帯との兼ね合いで食事時間を選ぶことができるのも便利。

次に2つ目は「サーマルエリアへのアクセス」。MSCべリッシマ船内には、贅沢なスパ施設まであるんです。こちらは通常有料なのですが、サウナゾーンへのアクセスが無料で特典についていました。サーマルエリアは大人だけが入れる空間なので、落ち着いた癒し時間を過ごすのにぴったりです。キッズクラブへ子供を預けた時間は、主にこちらで癒されました。
子連れでも楽しみやすいコースディナー


はじめてクルーズ船に乗ったとき、正直「子連れでコース料理は厳しいのでは?」と不安もありました。でも、今回の10泊旅行中、なんと9回もコースディナーを楽しむほど心地よかったです。先ほど紹介したマイチョイスを利用し、都合の良い時間にコースディナーへ。毎晩変わるメニューから、好きなものを好きなだけ注文できます。


キッズメニューもあり、子供はキッズメニューからでも大人のメニューからでも好きなものを選べます。3歳の娘は、好みのものを自分で一生懸命選んでいました。特にデザートがお気に入りで、毎晩アイスクリームにするかケーキにするか、悩んでいる姿はかわいかったです。


わいわいとした明るい雰囲気で、子供がいても気兼ねなくディナーを味わうことができます。普段なかなか子連れでコース料理には行きにくいので、大人も大満足でした。
とにかく優しいクルーの皆さん
船内では、あらゆる場面でクルーさんが笑顔で挨拶やお話し、サポートをしてくれます。とにかくキッズフレンドリーでそのホスピタリティに感動。
例えば、先ほど紹介したコースディナーで、娘は初日にテーブル担当してくれたクルーさんが笑顔で遊んでくれたことが嬉しかったようで大喜び。それから毎回、同じクルーさんが担当するテーブルで食事をさせてもらい、どんどん仲良くなり、お互いに名前で呼び合う仲に!子供の相手をしてくれている間に大人はのんびり食事ができてありがたかったです。入れ替わり立ち替わり、たくさんのクルーさんが娘に構ってくれて、楽しい雰囲気で食事の時間を過ごせました。


最終日、娘はお別れをとても寂しがり、たくさん写真を撮ってもらい、たっぷり遊んでもらいました。最後はレストランの出口まで、お気に入りのクルーさんに手を繋いでお見送りしてもらい、心温まる経験になりました。帰宅してからも、娘は彼らの写真を印刷して「また会いたい〜、大好き!」と思い出を振り返っています。
ショーやイベントで非日常体験
クルーズ船内では様々なイベントやショーが開催されます。夜のショーは迫力あるパフォーマンスが素晴らしく、必見です。ショーは時間帯が選べて、事前に予約しておきます。有料のショーもありますが、無料のショーもあるので気軽に鑑賞できます。
時間帯によっては3歳児は眠ってしまったのですが、3歳児も楽しめるダンスショーなどもあり家族全員で楽しめました。シアター内にベビーカーを置くことができて助かりました。

またゲームやダンスパーティーなど、イベントも豊富。毎朝、船内アプリで1日のイベントを確認し、気になるものに参加してみました。なかでも子供向けのイベントはイチオシ。


MSCにドレミちゃんというキャラクターがいるのですが、そのキャラクターと一緒にダンスを踊るナイトイベントが非日常感あふれる雰囲気でキラキラと幻想的。娘も見様見真似で一生懸命、ダンスに参加していました。
そしてラッキーなことに、ドレミちゃんに選んでもらって、お人形のプレゼントまでゲット!ぎゅーっとお人形を抱きしめて、ニコニコ笑顔になりました。
たくさんの寄港地を観光できる
4月上旬、春の陽気に包まれて出発したMSCベリッシマの日本一周クルーズ。今回のルートは、東京を出発して大阪に2日間滞在、済州島(韓国)にも立ち寄り、金沢、秋田、函館と寄港していきました。


なかなか個人旅行では行きづらい街も多く、クルーズだからこそ気軽に訪れることができたのも大きな魅力です。1回の旅でこれだけの寄港地をめぐるのは、陸路かつ子連れではなかなか大変。でもクルーズなら荷物のパッキングも移動のストレスもなく、快適かつ効率的に周遊できるのが嬉しいポイント。


また、クルーズの魅力のひとつは、「移動している感覚がないのに、気づいたら次の街に着いている」という不思議な感覚です。寝ている間に、あるいはプールやディナーを楽しんでいる間に、次の目的地に連れて行ってくれる…そんな夢のような移動手段にすっかり虜になります。
各寄港地ではツアーに申し込むこともできますが、今回は3歳の娘と一緒だったので、私たちは無理なく、その土地ならではの体験やグルメ、観光地などの自由散策を選びました。








金沢はお天気に恵まれなかったのでクルーズ船を満喫、秋田で伝統文化に触れ、郷土料理に舌鼓。函館では異国情緒あふれる街並みと、新鮮な海鮮を楽しみ、済州島では本場の韓国料理を満喫。どの街も、船で到着するからこその新鮮なワクワクがありました。限られた時間ではありますが、十分に土地の魅力を楽しめました。
そしてクルーズ中には3回の終日航海日もあり、ゆったりと船内を満喫できる時間があるのもありがたかったです。毎日動き回る旅ではないからこそ、子連れでも無理せず、家族みんなが笑顔でいられる、そんな旅が実現しました。
まるで夢の世界 MSCベリッシマ!

子連れクルーズ、まだまだ伝えきれないほど魅力がたっぷりで本当におすすめ!家族全員、旅行中ずっと幸せで帰りたくないほどでした。今回の記事がクルーズ旅を検討中の皆さんのお役に立てますように。
インスタグラムでもMSCべリッシマを含め、様々なクルーズや旅について発信中です。ぜひ参考にしてみてくださいね。
取材協力:クルーズパートナー(株式会社シティツアーズが運営するクルーズ専門予約サイト)
クルーズパートナーとは▶▶こちら
メンバープロフィール

- 東回りルートで手作りの世界一周。予算120万円、LCCや長距離バスを乗り継いだ経験は宝物。すっかり旅にはまる。「旅×Web」に興味を持ち、帰国後、東京でライター/インスタグラマーに。大手企業様とタイアップ経験多数あり。自由気ままな旅のスタイル、子供連れのときの便利情報など、国内海外問わず等身大の旅をシェア。
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