【子連れクルーズ】コスパ抜群!! 日本発 コスタクルーズ 4泊5日の旅 東京-鹿児島-韓国 2024年最新版

年間180泊 5歳の娘と旅をしているママトラベラーMIKIです。
今回は東京国際クルーズターミナル発-鹿児島-韓国着のコスタクルーズ運航による4泊5日のクルーズ旅行に乗船しました。


初コスタクルーズでしたが、大人も子供も楽しめる魅力たっぷりのクルーズでしたので船内の様子から子供が楽しめる5つのポイントまでご紹介したいと思います。

お子様連れで楽しめるコスタセレーナの魅力


日本発着を中心としているコスタ・セレーナは約11万トン、全長約290mほどの大型客船。
2008年に就航以来、2023年以降は主に日本人向けに日本発着のクルーズ運航しています。
今回は5歳の娘と母娘2人で乗船しました。

『ロイヤルカリビアン』の「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」、『プリンセスクルーズ』の「ダイヤモンドプリンセス」、『リゾートワールドクルーズ』の「ゲンティンドリーム」に続き5回目のクルーズ旅になります。

コスタセレーナのルームツアー

客室

今回宿泊したのはバルコニー付き客室。はじめて船尾のキャビンでしたので流れゆく海を眺めながらクルーズ旅らしい優雅な時間を過ごすことができました。


キャビン内はちょっと懐かしさを感じるレトロな雰囲気のインテリア。
娘と2人だったのでダブルベットのお部屋をご準備いただきました。


木目調の家具にグリーンのチェアとアクセントになっているベッドスローがとってもおしゃれ。
家具や収納もたっぷりで5日間快適に過ごすことができました。


ウェットエリアはカーテンで仕切られたタイプ。温かいお湯にたっぷりの水量で問題なく利用できました。

今回はティッシュはありましたが、歯ブラシはありませんでした。シャンプー・トリートメント・ボディソープは3in1タイプ。
この辺りはどのカジュアル船も同じですね。特にシャンプートリートメントは持参をおすすめします。

ティッシュペーパーや歯ブラシ、スリッパなどは、同じ船でも旅行会社のチャーター便の場合など、普段とは異なるケースがありますのでご留意ください。


バルコニーも広々としていて船尾から流れゆく波を眺めながらのんびり読書したりお茶したり母娘でおしゃべりしながらのんびりと過ごしました。


海を近くに感じることができる船尾のお部屋とっても素敵でした。

レストラン

レストランは無料で利用できるビュッフェレストランにメインダイニングが2ヵ所です。


お寿司やステーキハウス・イタリアンなどの有料レストランが6ヵ所利用できます。
今回は無料レストラン中心にご紹介します。

ビュッフェレストラン


ビュッフェレストランはイタリアらしい真っ赤な椅子にシャンデリア
朝食からランチ・ディナーまで1日中食事がいただけます。

メインダイニング


コスタクルーズのメインダイニングは全2ヵ所。
「ヴェスタ」「セレス」どちらもデッキ3・4の中央と後方部分に位置します。

メインダイニングは無料ですが、夕食ではプランごとに時間や場所が指定されています。

ジェラテリア アマリリオ


そしてこちらは有料レストランのひとつのジェラテリア。
ジェラートやクレープ、マカロンやチョコラなどが有料でいただけます。


子供達と一緒にアイスを食べたり、子供達がキッズクラブに行っている間に美味しいカプチーノをいただきながらクレープを食べたり、楽しいスイーツタイムでした。

プール

屋上のデッキに位置する「ウォータースライダー」とデッキ中央部分の開閉式の屋根付き全天候型「リドソーレ」、そして船尾にある屋内プール「リドバーソーレ」全部で3ヶ所あります。

リドソーレ


開閉式の屋根付き全天候型「リドソーレ」
今回の旅程ではお天気が悪かったので屋根は閉まっていることが多かったですが、お天気が良ければ屋外プールにもなるそう。 

ブルーが基調のプールにホワイトのデッキチェアでとっても爽やかな空間でした。
プールに入らなくてもベッドで寝そべっておしゃべりしたり、お昼寝されてる方もいらっしゃり、思い思いの時間を過ごされていました。


このプールから階段を登るとソファのエリアがあり、卓球台などゲームもあったのでここのエリアで遊んでいる子供たちをたくさん見かけました。


内側キャビンなどを予約しても日中はこのような共有スペースで海を見ながらのんびりと過ごすことができます。

ウォータースライダー


そして屋上のデッキにはコスタクルーズのイメージカラーでもあるイエローのウォータースライダーとジャグジーがあります。


今回はお天気の関係で利用できませんでしたが、水遊びが大好きなお子様は喜ばれること間違いなしですね。

リドバーソーレ


そして私が一番お気に入りのプールは船尾にあるリドバーソーレ。
ルーフウィンドウ付きのプールサイドではポカポカと温かい日差しが差しこみとっても快適でした。
夏以外の季節や、雨風が強い日もプールが利用できるのはうれしいポイントです。


プールサイドでドリンクをいただきながら楽しむことができます。
隣はビュッフェレストランなので、スイーツなど軽食をいただくこともできました。
(※注意 ビュッフェレストランは水着での入場は禁止されています)


まるで温泉のように熱々のジャグジーで娘も大喜び。
キャビンにはシャワーのみなので久しぶりに温かいお湯に浸かれてご満悦。

キッズクラブ


コスタセレーナのキッズクラブ「SQUOK」
※本来キッズクラブ内は撮影禁止ですが特別な許可をいただき撮影させていただきました。
キッズクラブの中心にムービタイムで映画が見れるようなスペースがありました。


小さなおままごとセットやクラフトができるような子供用のテーブルなど設置されていました。
娘はここでお絵描きしたり創作物作ったり楽しく過ごしたようです。

SQUOKキッズクラブでは3歳から17歳までのお子様でかつトイレトレーニングが完了しているお子様は母子分離で無料で預かってもらうことができます。


3歳以下のお子様は有料でのシッティングはありませんが、キッズクラブの向かいのエリアにこのようなキッズルームがあるので親子で一緒に遊ぶことができます。おもちゃなどもたくさん用意されていたので子供達楽しそうに遊んでいました。


キッズクラブ利用の際は、まずはこのような登録を完了させて下さい。
今回キッスクラブのスタッフは日本人はいませんでしたが、登録用紙は日本語での用意がありました。

プログラムは船内新聞やキッズクラブに用意されているQRコードを読み込む仕様となっていました。
乗船日・終日航海日・寄港日とキッズクラブのオープン時間も異なっています
初日にキッズクラブの登録の際に確認して把握しておくことをおすすめします。

またどんなプログラムに参加したいかお子様と相談されて船内でのスケジュールを決められるとより充実したクルーズ旅行を楽しむことができます。

シアターやその他の施設

シアター ジョーヴェ

Glove Theater

1,350席の3階層にわたるシアター。ここでは毎晩エンターテイメントショーが開催されていました。

パンテオンアトリウム&バー 


船内中央に位置するアトリウムはお昼はピアノの演奏をしていたり夜はパーティー会場に様変わり
バーも併設されているのでお酒を楽しむこともできます。

ディスコ パン


アートのような可愛いデザインのディスコ。
ここではキッズクラブのダンスパーティが開催されていました。

ルナラウンジ


他にも多数のバーやスペシャリティレストラン。今回は行けませんでしたが、スパやジムなども充実していました。

子連れクルーズが楽しい5つのポイント

お子様の英語教育に興味を持ってもらうためのきっかけ

クルーズ船は日本発着でもクルーはほとんどが海外の方。
キッズクラブやレストランなど、毎日のように英語の中で生活します。
お子様の英語教育に興味を持っていただくためのきっかけ作りにもなりますし、既に英会話スクールなどに通われているお子様にとっては英語のアウトプットになるいい機会になります。


ディスコでのダンスパーティーのイベントに参加

英語に慣れていないお子様だとご心配されるかもしれませんが、コスタクルーズでは親子で参加できるダンスパーティーやバブルパーティーを通じて遊びながら身近に英語にふれることができます。


普段に自宅にいる時なら夜9時になると『早く寝なさいと』いつも言いますが、船の中ではたまの夜ふかしもOK。

ダンスパーティーやバブルパーティーはなんと夜の9時集合でした。
この日は楽しみにしていたダンスパーティーに備え、夕方にお昼寝をして準備もバッチリ。
子供達も普段と違う生活にとても興奮して楽しんでいました。


船の中で仲良くなったジェラテリアのお兄さんに会いに行くのも毎日楽しみにしてました。


クルーは子供達にわかりやすく優しい英語で話しかけて下さいます。
子供達ももっとお話ししたいから英語をたくさん話せるようになりたいととても意欲的でした。
このように日本発で海外旅行に出かけなくても英語にふれる機会が多く刺激的な時間を過ごせることでしょう。

エンターテイメンが全て無料!様々な音楽や芸術に触れられる知育の場所


アトリウムのピアノ演奏


船内でのエンターテイメントショーは全て無料です。
ミュージカルやダンスショーからオペラまで気軽に芸術鑑賞を楽しむことができます。
娘はオペラのショーがとても気に入ったようで、5歳の子供にはまだオペラは退屈なのかもと思っていましたが、子供の心にどんな芸術が響くのかわからないものだと新たな気づきがありました。


本来ならこのような芸術鑑賞はお金を支払い鑑賞することがほとんどです。
まだ子供には早いかな?退屈かな?と途中で飽きてしまったら支払ったお金がもったいないな、などなど。
もう少し大きくなってからと思っていましたが、クルーズ船内のエンターテイメントショーはすべて無料なので気兼ねなく楽しむことができるのはうれしいポイントです。


娘はピアノの演奏に合わせてダンスしたり、オペラやダンスショーを真剣に見たりとても有意義な時間を過ごせました。
小さな頃からこのような体験ができるのもクルーズ旅行ならではの醍醐味です。


クルーによるオペラショー

そしてクルーズ最終日の夜のガラディナーでは、メインダイニングでクルーによる歌やダンスショーが行われました。
普段はダイニングで働いているスタッフの突然の歌やダンスはクルーズ最後の夜を盛り上げる最高に楽しいイベントなので必見です。

移動するホテルでストレスフリー


子連れ旅の一番の難題は小さな子供を連れて観光地や目的地までの移動ではないでしょうか?
新幹線や飛行機の中で子供がぐずったり、人様に迷惑をかけないないだろうか?と本来なら楽しい旅行にきたはずなのに親子共々ストレスを感じることも多いと思います。

クルーズ旅では、出航してから次の目的地(寄港地)や最終目的地(帰航地)まで、まるで動くホテルのように移動できるのでストレスフリーです。
次の目的地までは、船の中で移動しながらプールで遊んだり、キッズクラブのイベントに参加したりむしろ忙しいほど。
親も子供もニコニコして過ごせるのです。


今回の航路での寄港地は鹿児島

今回の航路は鹿児島に立ち寄るスケジュール。
寄港地ではクルーズ船の寄港地ツアーに参加することも、自由に下船して自分自身のプランで観光することもできます。
今回は寄港地ツアーに参加しました。


桜島の絶景を望む仙巌園に来ましたが、残念ながらこの日は大雨。
しかしながら観光バスでの移動だったので、子供連れでもとても快適に観光することができました。


仙巌園内のカフェにて鹿児島名物のシロクマかき氷をいただきました。
1つで大人2人子供2人でシェア。かなりのボリュームなのでシェアしていただくことをおすすめします。
クマの素朴なお顔が可愛くて食べるのがもったいなかったです。


続いて、天文館まで移動して鹿児島名物の黒豚のしゃぶしゃぶでランチ。
お店は鹿児島で有名な『いち にい さん』でいただきました。


美味しすぎてペロリといただけました。
お子様メニューもありました。


鹿児島といえばこの方!西郷隆盛と記念撮影して船に戻りました。


クルーズ船は毎晩のように華やかなパーティーやイベントが開催されています。
キッズクラブにお子様を預けて大人だけでナイトライフを楽しむのもあり。
お子様と一緒にパーティーを楽しむのもおすすめです。この日は仮面パーティーを体験しました。


夜11時ごろまで楽しんでいましたが子供が疲れて眠くなってもお部屋はすぐそこ。
お子様のペースに合わせて遊ぶことができるので、ワンオペ母娘旅でもとても快適に過ごすことができました。

大人の時間も充実


バルコニーで海をボーッとみる至福のひととき

クルーズ旅行は大人の時間もしっかり確保できること。
キッズクラブなどお子様を預かってくれる間に1人時間を満喫することができます。


例えばこの日はビュッフェレストランで子供たちに先に食事をさせてからキッズクラブに遊びに行きました。
コスタクルーズのキッズクラブは夜は24時までオープンしています。


子供達がキッズクラブで遊んでいる間、大人はメインダイニングでゆっくり食事を楽しんだり、バーでお酒をいただいたり、カジノやスパ体験も可能です。


今回はドリンクパッケージが付いていたので美味しいカプチーノを飲みながらのんびりカフェタイムも楽しみました。

コスパ抜群!ファミリーでも気軽に旅行を楽しめる

クルーズは高いイメージがないですか?
コスタセレーナでは船内での3食付き、移動費、お部屋代、エンターテーメント鑑賞料、キッズクラブ利用料全て含め大人1泊1万円ほどから利用ができます。※お部屋タイプや航路や時期によってお値段の変動あり


1部屋で大人2人、3人目4人目となるお子様はプランによっては無料のケースもあります。(日本発着のクルーズは除く)
お子様が有料の場合も、17歳以下であればお一人追加料金15,000円とリーズナブル。


筆者自身も2年前にクルーズを初体験してから魅力に取り憑かれた1人です。
お子様連れこそおすすめなクルーズ旅行。
次のお休みにご家族で楽しいクルーズ旅行を計画してみてはいかがでしょうか?

取材協力:コスタクルーズ

メンバープロフィール

MIKI
MIKI
5歳女児の 旅好きの元証券ウーマン
2年間の育休中は、大好きな海外旅行を堪能すべくハワイへ育休移住。
育休を経て仕事復帰後、退職。現在は国内のホテル巡りを楽しんでいます。
子連れ目線のハワイ情報や子供とのお出かけレポ、子育てママに役立つ情報を配信しています。
また集英社ファッション誌『Marisol』公式ブロガー、ベネッセライフスタイル誌『サンキュ!』公式インスタグラマーとしても活動しています。

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