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歴史、文化、自然、美食がぎゅっと詰まった街、金沢を五感で楽しみたい。
この記事では、金沢発着クルーズ前後に楽しめ、女性が喜ぶ「可愛い、美味しい」を集めた観光スポットをご紹介。
ご紹介するスポットは金沢駅周辺、ひがし茶屋街周辺など、バス移動で回れるスポットばかりなので、是非参考にして頂ければと思います。
「フライ&クルーズ」で楽しむ金沢発着クルーズ
今回私は福岡空港から小松空港行きの飛行機に乗って、石川県入り。
福岡からは1日4便、小松空港行きの飛行機が飛んでいて、飛行時間はおよそ1時間20分。
小松空港についたら金沢市内行きのリムジンバスで移動。
金沢駅まで乗り換えなしでいけるので、クルーズ前後の大きな荷物を持っている場合、リムジンバスがおすすめです。
金沢駅までの所要時間はおよそ40分。運賃は大人1,300円、子ども650円。
運行頻度は1時間に1本程度なので、事前にバスの時間を調べておくのがおすすめです。
金沢駅から徒歩約5分の「ホテル・トリフィート金沢」
今回泊まるのは、「ホテル・トリフィート金沢」。
2021年5月開業の新しいホテルで金沢駅からも徒歩圏内。
ロビーはナチュラルモダンなデザインで、木の温もりを感じさせるインテリアや間接照明がリラックスさせてくれます。


チェックイン時には、加賀棒茶のウェルカムドリンクサービスがあり、金沢らしさを感じられるおもてなしでした。
「ホテル・トリフィート金沢」は、多彩な客室タイプがあって、なんと部屋の種類は全10種類。
今回泊まったのは、バス・トイレが独立している「ツインルーム」。



窓際にはソファもあり、デスクもありました。

このホテルのもう1つの魅力は、「こっとりの湯」という大浴場があること。

「こっとり」とは、石川の方言で「ぽかぽか」の意味だそうです。
内湯のみですが、お風呂の広さは15名程度入れそうな広さがあり、ゆったりとくつろげます。
クルーズ前後に、ゆっくりお風呂に浸かれるのが魅力的です。
シャワーノズルにもこだわりを感じました。


洗面台には、ナノケアのドライヤーに、コテまで準備してあり、シャワーノズルも含めて女性が喜ぶ仕掛けがたくさんありました。


「ホテルト・リフィート金沢」
住所:〒920-0853 石川県金沢市本町2丁目12−1
カジュアルで親しみやすい九谷焼体験
ホテルに荷物を預けたら、早速金沢観光へ。
まずは石川県を代表する伝統工芸品の九谷焼の技法や質感を継承しつつ、現代的デザインやポップなモチーフを取り入れた転写シールを使い、オリジナルの九谷焼が作れるワークショップへ。金沢駅からバスで15分程度で到着。
体験できるお店は、「八百萬本舗」の中にある「KUTANI SEAL SHOP」。

使いたい器とシールを選んだら、あとはシールを切って好きな位置に貼り付けるだけ。



こちらは先生の作品ですが、このように好きな位置を決めて、焼き上がると黄色の部分は消え、右のように仕上がります。

ワークショップの体験金額は2,970 円~4,400 円(写真のお皿は 3,300 円)。所要時間は60分〜90分ほど。
焼き上がった完成品は後日自宅まで郵送してもらえます。
初めての体験でしたが、想像以上に楽しく、子どもから大人まで夢中になれると思います。
「八百萬本舗」の中の「KUTANI SEAL SHOP」
住所:〒920-0902 石川県金沢市尾張町2丁目 14番20号 内
営業時間:10:00〜18:00
狐好き、御朱印愛好家にもおすすめ「浅野川稲荷神社」
次に向かうのは「八百萬本舗」から歩いていける、浅野川の川淵に佇む、こぢんまりとした小さな可愛い神社、「浅野川稲荷神社」。

稲荷大神を祀っている神社で、オリジナルの神狐絵馬や、狐のおみくじやレースのお守りなどが有名です。




季節に合わせた花手水や、月替わりの御朱印は手書きでカラフルなスタンプが押されており、多くの参拝者を魅了しています。
私が訪れた際は、ビー玉ともみじの手水でした。

「浅野川稲荷神社」
〒920-0928 石川県金沢市並木町2−2
伝統工芸品に銘菓が楽しめる和カフェ豆皿茶屋
次に向かうのが、バスに乗って15分ほどの「豆皿茶屋」。
金沢城公園内の鶴の丸休憩館内に位置するカフェで、観光の合間の休憩や軽食におすすめです。
ここでは石川県の名産品や、銘菓を九谷焼や輪島塗、山中漆器などの伝統工芸品の豆皿に少しずつ盛り付けられたセットメニューがいただけます。
店内からは金沢城の橋爪門や五十間長屋も一望できます。


メニューは能登ヒバでできており、木のなめらかな手触り、ほんのり香る木の匂いなどを楽しめます。

今回私が頂いたのは、本日のお寿司、お菓子など計6品の「姫皿御膳(2,200円)」。


美しい器と共に料理を楽しむことができる「豆皿茶屋」は、石川県の文化や美食を手軽に体験できるスポットとして多くの観光客や地元の人に愛されています。
「豆皿茶屋」
住所:〒920-0937 石川県金沢市丸の内1
営業時間:11:00〜16:00
まるで大正時代にタイムスリップ?絶対行きたい「大正浪漫喫茶 金魚庵」
次に向かうのはバスで15分ほどのひがし茶屋街に位置する「大正浪漫喫茶 金魚庵」。
「大正時代への時間旅行」がコンセプトで、築100年以上の金澤町家をリノベーションしたお店の店内はアンティークな家具や照明で、本当に大正時代にタイムスリップしたみたい。
着物姿のスタッフさんが給仕を行うなど、大正時代の雰囲気を忠実に再現しており、非日常な空間を楽しめます。



ここで注文したのは、カラフルなゼリーが美しいハイカラポンチ(800円)と、グラスが金魚鉢の形になっているステンドグラスのクリームソーダ(800円)。


クリームソーダは、青、緑、赤と色が選べます。私は赤色を注文しました。
店内には蓄音機が設置されており、実際に蓄音機からも音楽が流れるので、ノスタルジックな雰囲気を楽しむ事ができます。
女性に人気のカフェで、常に賑わっています。
「大正浪漫喫茶 金魚庵」
住所:〒920-0831 石川県金沢市東山1-10-4
営業時間:11:00〜17:00
立地抜群で本格的な江戸前寿司が食べられる「鮨 歴々」
金沢といえば海鮮!ということで、夕食は金沢駅周辺で頂きます。ひがし茶屋街からはバスでおよそ15分ほどで金沢駅へ。
夕食に向かうのは、金沢駅構内の百番街「あんと」内に位置する「鮨 歴々」。


本格的な江戸前鮨を手頃な価格で楽しめます。
今回私が注文したのは、鮨8貫+巻物+汁物の2,420円。追加770円で巻物をのど黒巻きに変更できるそうで、そちらに変更。
目の前で握ってくれる本格的な江戸前鮨がこの価格で食べられるのは驚きです。




石川県産の新鮮なネタを中心に使用しており、能登半島や、金沢港から直送の新鮮な魚介を楽しめます。
魚介だけではなく、石川県産のコシヒカリや、能登塩などを使用して寿司全体で地元の味を再現しています。
駅ナカにあるので、観光の合間にも気軽に立ち寄れるお店です。
「鮨 歴々 金沢駅店」
住所:〒920-0858 石川県金沢市木ノ新保町1−1
営業時間:11:00〜21:00
ホテルの朝食でも金沢の食文化を楽しむ

翌朝はホテルの朝食ブッフェから。
「ホテル・トリフィート金沢」の朝食ブッフェは地元の食材や、郷土料理を豊富に取り入れた多彩なメニューが魅力的です。
北陸ならではの新鮮な甘エビやホタルイカなどが具材の中から自分で選べる手巻き寿司コーナー。
取り皿には九谷焼の豆皿が使用されており、お茶碗も九谷焼でした。


手巻き寿司コーナー以外にも加賀野菜を使ったサラダ、郷土料理の金沢おでんや、金沢カレー、オリジナルデザートの加賀棒茶パンナコッタなどが食べられる充実のラインナップでした。

まとめ
金沢港は日本海の中央に位置しているので、短期間のクルーズ旅でも魅力的な寄港地を訪れる事ができます。
特に韓国、釜山へのアクセスが容易で、イタリア船である「コスタ セレーナ」では最短4日、最安79,000円〜のクルーズ旅行が可能です。
また金沢港からは「飛鳥Ⅱ」「にっぽん丸」など多様なクルーズ船が発着しており、予算や好みに合わせたクルーズ体験が可能です。
金沢港発着のクルーズ旅は、ただ船旅を楽しむだけでなく、その前後に金沢の文化や美食を満喫できるのも魅力です。歴史が息づく街並みを散策し、地元の旬の味覚を堪能することで、旅の始まりや締めくくりがさらに特別なものになること間違いありません。
そして帰港後は、再び金沢の街で美食を味わい、旅の思い出を噛みしめながら心地よい余韻を楽しんで貰えればと思います。最後までお付き合い頂きありがとうございました。
メンバープロフィール

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会社員をしながら年間100泊するホテルラバー。
可愛いご褒美旅が得意で、インスタグラムで情報発信中。夏はダイビング、冬はスノボーとアクティブ旅行も得意。
【クルーズ旅行をもっと身近に】をテーマに情報発信していきたいです。
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