【クルーズ寄港地】異国情緒あふれる長崎市・雲仙市の魅力

長崎といえば徳川幕府の命により1636年完成した出島。約200年もの間、出島を通じた貿易が行われ日本の近代化に貢献しました。 

そんな異国情緒あふれる長崎県の「長崎港」は、クルーズ船の寄港回数が横浜に次ぐ第2位。 


長崎市内にもアクセスがよく、寄港した際は長崎新地中華街に行って長崎グルメを楽しんだり。


出島観光ではレトロな街並み、当時の暮らしを再現した部屋、長崎検番によるお座敷遊び(開催日限定)も体験できます。 


そして稲佐山から見る長崎の夜景は、香港、モナコと並ぶ世界新三大夜景の1つになっているそうです。 


長崎市内だけでもこんなに魅力的ですが、今回は長崎港から車で1時間ちょっとで行ける小浜温泉雲仙温泉エリアを紹介します。 

実際にクルーズ船で寄港する際にも8時には着岸し、出港は18時頃なので往復で3時間かけても日帰りで観光できます。 
船によってはフライ&クルーズで、長崎港から移動して雲仙に泊まるクルーズ商品もあるそうです。 

日帰り・宿泊 小浜温泉のオススメスポット 

小浜温泉(長崎港より約1時間)は街のいたるところで湯煙が立ち、見どころたくさんの穴場の温泉街。 

小浜温泉のお湯を堪能 

日帰りプランなら、足湯「ほっとふっと105」は外せません。その源泉温度にちなんで足湯の長さは105mもあり、なんと日本一。 


利用料は無料。入浴だけでは使いきれないほどの温泉が湧くらしいです。 
なんとも羨ましい。近くのお店にタオルも購入可能。 

 
小浜(おばま)温泉なのであの方の似顔絵がプリントされていました。これは記念に欲しくなるデザインですよね。 

無料の足湯でも十分楽しめますが、オーシャンビューの貸切温泉の波の湯「茜」もオススメ。 


50分3,000円で4名まで利用可能。 
目の前が海で、まるで海と湯船が一体化したような絶景で温泉を楽しむことができます。 

小浜温泉グルメ 

湯上がり後は近くの地元でとれた新鮮な食材を使ったジェラート店「ORANGE GELATO」


1番人気の小浜塩ミルク味(450円)は濃厚なミルクとさっぱりした塩味が湯上がりに最高でした。 

お腹が空いたら、「カレーライフ」で昼食。 


ここでは化学調味料や添加物を使用していない地元の食材を使ったカラダが喜ぶカレーを食べられます。 

夕食は「海鮮市場 蒸し釜や」 自分で選んだ食材を温泉の蒸気で蒸して頂きます。


味付けはしていないのに温泉蒸気の塩分で食材の味を引き立てます。 本当に美味しかったのでココもオススメです。(ランチ利用も可) 

小浜温泉で訪れるべきスポット 

「アイアカネ商店」は、明治時代に建てられた古民家を改装したお店。藍を使った衣類やバッグ、アクセサリーなどの商品が揃えてあり、紡・染・織の体験教室もあります。 

「小浜歴史史料館」は、温泉の管理人の邸宅で小浜温泉の歴史が学べます。 
昔の街並みなどレトロな写真が撮れるスポットもあります。 


入館料100円(コーヒー+入館料なら500円)で着物の着付け体験もできるので、私もYKKさんと一緒に着させて頂きました。 

小浜オススメのコスパがいい老舗旅館 

一泊するのであれば創業350年を超える老舗旅館「伊勢屋」 
リニューアルしているので館内は綺麗でスタンダートの部屋でも広々。 旅館でもベッドなのが嬉しいポイントです。 


105℃もある小浜の源泉を自然の冷気を使って冷やす笹湯が大浴場にあり、この大浴場は日帰り温泉として1,000円で入浴可能。(タオル付き)

湯上がり処として、漫画が読めるスペースや、中庭のあるカフェも併設されていました。 
大浴場だけでなく、お部屋のお風呂にも源泉掛け流しの温泉があります。


窓を開けるとオーシャンビューで半露天の温泉を堪能しました。 
翌朝の朝食もとても美味しくお値段以上の満足感を味わえるお宿でした。 

日帰り・宿泊 雲仙温泉のオススメスポット 

次に紹介する雲仙温泉(長崎港から車で1時間半)は、温泉街の標高が700mと高い位置にあるため5度くらい気温が下がります。 


そのため避暑地・保養所として外国人にも愛されてきた場所です。 

見るだけではなく体験できる雲仙地獄 

雲仙温泉に来たらもちろん「雲仙地獄」 


地獄内に遊歩道があり、見るだけではなく「雲仙地獄 足蒸し」を体験できたり、「雲仙地獄工房」では雲仙地獄で蒸した、できたて熱々のたまごを食べることができます。 

雲仙グルメ 

ランチは、「グリーンテラス雲仙」 
人気メニューは雲仙牛がゴロゴロ入ったビーフシチューに、オムハヤシ。 


新メニューの「湯けむりオムホワイト」もとても美味しかったです。 

今後、メニューになる予定の湯けむりをイメージしたプリンは足湯をしながら食べれます。


当時あった雲仙ホテルには、1937年にヘレン・ケラーも宿泊したそうです。
そのためこのグリーンテラス雲仙の足湯はヘレン・ケラーの湯という看板が横に立っていました。 

雲仙のお土産にもオススメなのが、温泉水を入れて焼く「遠江屋本舗」の湯せんぺい(1枚100円) 


周りの耳はもちもちで、湯せんぺいのサクサクと2度の食感を楽しめます。 食べる温泉とも言われる湯せんぺい、ちなみに せんぺい は方言らしいです。 

雲仙で宿泊するのにオススメホテル 

雲仙温泉街には、高級ホテルや有名ホテルに老舗の旅館とたくさんありますが、宿泊するなら「雲仙九州ホテル」がオススメ。
全室掛け流し温泉つきで、乳白色のお湯は硫黄の匂いがする美肌の湯。 


宿泊者全員が使えるラウンジでは、アルコールを含むドリンクがフリーでした。 
お子様NGのホテルなので大人がのんびり過ごすのにオススメなホテルです。 

クルーズ旅での寄港地の参考に

長崎港周辺でも十分魅力的な観光スポットはあるのですが、車で1時間ちょっとで長崎市内とは全く雰囲気の違う温泉街に行けるのも長崎の魅力です。


取材協力:長崎県クルーズ振興協議会

 

メンバープロフィール

momo
momo
会社員をしながら年間100泊するホテルラバー。

可愛いご褒美旅が得意で、インスタグラムで情報発信中。夏はダイビング、冬はスノボーとアクティブ旅行も得意。

【クルーズ旅行をもっと身近に】をテーマに情報発信していきたいです。

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