Contents
今回は、香川県の高松港周辺を訪れ、クルーズ旅寄港地としての高松市内の魅力発掘に行って来ました!
クルーズ旅で高松港へ寄港する場合、早朝に入港し、日が落ちて出港することが基本的なパターン。
この約10時間ほどの滞在時間で存分に高松を楽しみ遊び尽くすのが今回の目的です。
下船、まずは高松を俯瞰で眺めてみましょう
クルーズ船を降り立ったらまず向かって欲しいのが「サンポートホール屋上広場」徒歩10分程度の場所にあります。
サンポートホール棟8階にある無料の屋外・展望広場で、たった今下船した岸壁や高松市内を、乗船している船も一緒に、一望することが出来るのです。
これからの高松滞在がよりワクワクしますね!
一息ついたら早速観光に繰り出しましょう♪
ことでんを利用して栗林公園へ
クルーズ旅で高松港へ訪れるメリットは、なんと言っても朝から動き出すことが出来るということ。
飛行機旅だと高松空港からの移動もあるので、なかなかそうはいかないですよね。
そしてそんな朝の時間帯を有意義に過ごせるおすすめスポットが「栗林(りつりん)公園」です。
高松港から徒歩数分、ことでんの駅である「高松築港駅」から乗車して3駅目「栗林公園駅」で下車後、徒歩7分で簡単にアクセス出来る栗林公園。
ここは100年余りの年月をかけて築いた回遊式大名庭園。
とにかく開園時間が早い!季節によってその時間は変わるものの、日の出とともに開園するので、人の少ない朝の時間帯が穴場なのです。
特別名勝の庭園として日本最大級の広さを誇り、「一歩一景」と称されるだけあり、ただ歩いているだけでも変化に富んだ美しい景色が目に飛び込んで来ます。
歩き疲れたら掬月亭の和菓子付きお抹茶はいかがですか?
美しい庭園を静かにぼぅっと眺めながらお抹茶を頂くと、身体中が澄み渡るような感覚になりました。優雅なひとときに心洗われます。
栗林公園の商工奨励会館では着物レンタルも可能。
こんな素敵な日本庭園を和装で歩いたら、歴史の中に自分も溶け込んでいるような気分になれますね。
香川県高松市栗林町1−20−16
開園日 年中無休 ほぼ日の出から日没まで
入園料 大人 410円 / 小人 170円
各種サービス コインロッカー有り、車椅子・ベビーカー・シルバーカー無料貸出し有り、無料ガイド有り
https://www.my-kagawa.jp/ritsuringarden
香川に来たら讃岐うどん!
寄港地で楽しみたいことの一つは、やっぱりその土地ならではのグルメ。
栗林公園からタクシーで約7分、さぬき麺業 松並店では美味しい讃岐うどんが食べられるだけでなく、自分自身でうどん作りを体験出来ます。
そば打ち体験なら何度か経験があっても、うどん作りは初めてという方も多いのでは?
うどん職人の香川さんが優しく教えて下さるので安心ですよ。
見様見真似で粉まみれになりながら小麦粉を捏ねたり伸ばしたり・・
最後の工程、切る作業は特にドキドキ!
太くなってしまっても、きしめんみたいで、それも手作りならでは。
丹精込めて作ることに意味があります。
いびつで不揃いながらもなんとか完成〜!!
名前入りの修了証書と入魂麺棒の進呈も。なんだか誇らしい気分です。
そんな達成感の中で頂く手作りうどんの味はまた格別!
温と冷で1杯ずつ、薬味だけのシンプルなおうどんは、麺そのもののお味が存分に感じられ、忘れられない美味しさでした。
お腹も満たされたところで、残りの滞在を元気よく楽しみましょう!
香川県高松市西ハゼ町235−1
参加費用 1,650円/人 ※2名様以上の人数から申し込み可能。15名以上は団体料金有り。
申込み方法 電話:087−867−7893 または公式サイトより完全予約制
受付時間 月曜日~金曜日09:00 ~ 17:30
https://www.sanukiudon.co.jp/udon/experience.htm
午後はのんびりと四国村散策
さぬき麺業 松並店よりタクシーで約25分、続いて訪れたのは四国村です。
村の核になっているのは、四国四県から33棟もの建物を移築復元した野外博物館。
住宅や作業小屋、醤油醸造所、芝居小屋など、実際に人が住み、使ってきた建物を広大な敷地を歩きながら楽しむことが出来ます。
こちらは専門の職人さんの手によって忠実に再現されている伝統的な「かずら橋」
歩くたびに揺らぎを感じるスリル満点の橋でしたが、徳島県の山奥にある祖谷(いや)地方にあり、秘境への架け橋というロマンある一面も。
こんな体験、なかなか出来ないですよね。
江戸時代や大正時代に思いを馳せつつ、四季折々の豊かな自然を感じることも出来ました。
のんびり散策しながら、ぜひお気に入りのフォトスポットを探してみてくださいね。
香川県高松市屋島中町91
料金 大人 1,600円/大学生1,000円/高校生・中学生600円/小学生以下無料
開館時間 9:30 ~ 17:00(入村受付は16:30まで)
定休日 火曜日(祝休日の場合は翌日)
https://www.shikokumura.or.jp/
一日の締めくくりはここでしか見られない夕陽を
旅の終わりは四国村からタクシーで約8分、屋島山上交流拠点施設「やしまーる」です。
2022年8月、屋島の山上にオープンしたばかりの無料で楽しめる最新スポット。
地形の起伏と呼応するように中庭が造形され、周辺の自然環境に溶け込むように設計されています。
まるで美しい美術館、眺めているだけでうっとりとしてしまいます。
そしてこちらで必見なのが瀬戸内海に沈む夕陽。
山上にある施設なので、遮るものは一切なく、やしまーる越しに夕陽を撮るのが地元の方のおすすめ。
条件が良ければこんなにも朱く燃える夕陽を楽しむことが出来ます。
香川県高松市屋島山上
開館時間 9:00 ~ 17:00(金・土・祝前日は ~21:00)
定休日 火曜日(休祝日の場合は翌平日)
https://www.yashima-navi.jp/jp/yashimaru/
滞在10時間で叶う高松遊び尽くしコースをご紹介しました!
やしまーるから高松港へはタクシーで約30分、こうしてあっという間ながら大充実の約10時間が終了です。
もし出港までにまだ少し時間が余っていたら、港からすぐ近くの商店街でお土産を購入するもよし、最初に訪れたサンポートの屋上で滞在の思い出を振り返りながら景色を眺めるもよし、なんと言っても港周辺に見どころがぎゅぎゅっとまとまっている高松だからこその楽しみ方をたくさん発見出来ました。
そしてクルーズ旅行なら、寝ている間に高松に到着し、大きな荷物を持たず身軽に朝から行動出来るのが大きなポイント。
アクティビティにグルメに絶景スポット、盛り沢山ながら短時間で存分に高松を楽しむことが出来ました。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
最後までご覧頂きありがとうございました。
メンバープロフィール
-
寝ても覚めても旅がすき。夢はクルーズ船で世界さんぽ。
2020年に新婚旅行でカリブ海クルーズを体験してから、今でもその時の興奮を忘れた日はありません。日本中のもっと多くの方にクルーズ旅行の素晴らしさを伝えたいです!
海外旅行好きの家族の元で育ち、単身豪州留学や旅行会社勤務の経歴アリ。これまで訪れた国は40カ国以上にのぼります。
2019年に旅行好きの夫と出逢い結婚し、ますます旅行好きが加速しています。今は専ら国内旅行ですが、月に2回以上は2人で色々な地を訪れ、心に残る素敵な写真を撮ることが何よりの幸せです。
大好きなクルーズ業界に微力ながら携わることが出来て、誰よりも誇りと喜びを感じています。
最新の投稿
- 日本2023年8月31日今こそ行きたいクルーズ旅行☆日本発着のダイヤモンド・プリンセスがおすすめなワケ
- 日本2023年6月24日週末だけのシンデレラ♡飛鳥Ⅱで楽しむショートクルーズ
- 日本2023年4月15日「やきもの!海!食!」を巡る、“行きたい”がきっと見つかる唐津旅
- 日本2023年3月18日【クルーズ寄港地 / 高松】滞在10時間を大満喫!おすすめモデルコース