豪華客船クイーンエリザベスでエーゲ海アドリア海を巡るハネムーンの旅〜船内編〜

こんにちは、家族で旅するYUKOです。

クイーンエリザベスといえば世界中のクルーズ客が憧れる豪華客船。
私がハネムーンで体験した夢のような15日間(4ヶ国11都市)をご紹介します。

ロングクルーズのため船内編と寄港地編の2本で綴ります。

一生に一度のハネムーン、ベストプランの選び方とは?

それぞれの候補を!私は「イタリア」夫は「トルコ」が第一希望

皆さんは約2週間の特別休暇をいただけるならどこへ行きたいですか?
新婚旅行で妥協するとあとで後悔してしまうかもしれません。
予算やシーズンも大事ですが、旅好きの私達は何より“以前から行きたいと思っていた国に、ふたりで訪れ感動を共有する”ことを優先し話し合いました。

私の希望:イタリア(写真はアマルフィー)

夫の希望:トルコ(写真はクシャダス)

しかしながら一度に巡る理想的なパッケージツアーが見つからず、個人旅行でヨーロッパ〜中東を周るか、それぞれの国へ2回行こうか悩んでました。
そんな時に某旅行会社の担当の方からご提案いただいたのが、まさに!クルーズとの出会いでした。

エーゲ海・アドリア海をクルーズ船で巡る!? 

そこから様々なクルーズ船や寄港地の情報について調べる中で、折角のハネムーンだし!
日本で、いや世界で一番有名な豪華客船クイーン・エリザベスに乗船しようという選択になりました。

キュナード・ラインのクイーン・エリザベスってどんな船!?

英国の豪華客船3隻を有するキュナード・ラインは世界一周クルーズを初めて運行。
創業180年の歴史・伝統・格式どれをとっても最高の船会社です。

そして階級社会であるイギリスの客船とあって客室と食事は4段階のカテゴリー制を導入してます。
豪華な設備や食事に見合う一流のサービスもクイーン・エリザベスの魅力の一つです。

伝統を引き継ぐ女王船の顔ともいえるグランド・ロビー

船内を一歩踏み入れた瞬間から感じるあふれる非日常感。
優雅で落ち着いた雰囲気です。

3層吹き抜けのアトリウム。
階段には初代クイーン・エリザベスをモデルにした寄木細工が飾られ人気の撮影スポットとなっていました。
インテリアにも天然の木材がふんだんに使用されているからこそより上品な空間です。

中央には華やかな生花が飾られてます。

どのレストランもお洒落で素敵なダイニング

キュナードといえば客室カテゴリーによって利用できるダイニングが異なります。
船内には様々なレストランやカフェ、バーがたくさんあり、専用ダイニング以外はカテゴリーに関わらず利用できます。
その一部をご紹介します!

『ブリタニア・レストラン』専用ダイニング

夕食のみ2回制で1回目は18時から、2回目は20時半からでした。
年齢層は高めですが、一緒に乗船した日本人の方々とはすぐに仲良くなり毎日専用レストランでの食事も楽しかったです!

もちろん、カジュアルに楽しみたい方はビュッフェ『リド・レストラン』もあります。

『アット・ザ・ベランダ』ステーキハウス

特別な日に利用したいのが、ワンランク上の有料レストラン。
熟成肉のステーキやロブスターなどのお食事がいただけます。

『ゴールデンライオン』キュナードのオリジナルビールが飲めるパブ

ドリンクは有料ですがランチは無料でフィッシュアンドチップスなど色々あります。
なんだか無性に食べたくなって食したカレーが美味しかったです!

本場のアフタヌーン・ティーを堪能

少々気後れしそうな雰囲気ですが、心地よく過ごせるのはスタッフの方々の温かさからでしょうか。
ハープ、バイオリン、ピアノなどの生演奏です。

そしてお待ちかね洗練された英国の美食を楽しめるキュナードならではのアフタヌーンティー。
サンドイッチやスコーン、スイーツを優雅にいただきました。
夜はここで様々なジャンルのダンスパーティーが開催されていました。

英国のスポーツを体験

船内の写真の雰囲気から既に敷居が高いように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、もちろん開放的なスペースもありますよ!
デッキはプール以外にクリケットやパドルテニスが楽しめます。

ハネムーンに船旅をおすすめする3つの理由

海外に行くなら、移動時間も無駄にならない動くホテルさながら、二人だけの時間も作れるクルーズ旅は最適だと思います。

心配事が少ない(移動の苦労なし、言葉の心配がない)

船旅は飛行機の乗り継ぎやホテルのチェックイン、チェックアウト、荷解き、荷造りの手間がなく、効率的に色んな国を巡れます。

旅行会社の添乗員付パッケージツアーにしたので船内では日本語メニューや日本語の船内新聞でレストラン情報などが知れるので言葉の心配がいらないのも安心でした。
煩わしさや心配事が少ないということは揉め事の回避になり、リラックスして旅に集中できます。

船内最初のイベントは乗船説明会と避難訓練

出港前の避難訓練は国際海事法で定められているのです。
非常事態を知らせる合図は汽笛と警報による7回の短い音とそれに続く1回の長い音で避難場所へ集合。
もちろん航海中はハプニングも無く楽しく過ごせました。

自分達のペースでいつでもゆったり過ごせる(ブリタニア客室)

船旅は疲れたらすぐ部屋に戻れるので、客室の居心地も重要ポイントでした。
初日はウェルカムシャンパンが!
ルームサービスも24時間無料です。

お部屋にはシャワー、トイレ、クローゼット、机、ソファー、冷蔵庫(小)、ケトル等があります。
入り口にクローゼットもあり、ベッドの下にトランクや荷物が十分に収納できます。
貴重品は金庫に保管。

因みにチップは自動制で1日$10~20(キャビンカテゴリーにより異なる)x宿泊日数分が一括で会計時に自動加算されます。
チップに馴染みが浅いので払うべきか悩まなくて助かりました。

毎日ハウスキーピングとターンダウンサービス

くまモンは熊本旅行から連れてきましたが、赤のテディベアはクイーンエリザベスのショッピングエリア「ロイヤルアーケード」で購入しました。
キュナードベアはコレクターも多いアイテムですよね!
他もオリジナルのグラスやエコバックなど揃ってるので沢山お土産にしました。

バルコニー付オーシャンビューだから景色も最高!

私達は朝日をお部屋から見たかったのでバルコニー付にしました。
毎朝バルコニーでコーヒーを飲みながら朝日を眺める、ゆっくりと過ごす至福の時間。

バルコニーから見える港の夜景も船の光が海に反射し更にロマンチックでした。

非日常感!サプライズが嬉しい

ハネムーン記念旅行はもちろん、乗船中に夫が誕生日を迎えます。
例年と異なる雰囲気でお祝いできるので出発前からワクワクしてました。

『ロイヤル・コート・シアター』洋上の英国エンターテイメント

3層吹き抜けで約800名収容、ロンドンの本格的な劇場を再現されています。
ここで毎晩ミュージカルやダンスショーなどを鑑賞できます。

ロイヤルボックスで更に特別感♡シャンパンはヴーヴクリコ!

ロイヤルボックス(有料)ではショー前と鑑賞中にシャンパンやチョコレートが振る舞われました。

少々緊張します。
なぜなら私達はクイーン・エリザベス号命名式の時に、エリザベス2世が着座されたという15番のプライベートボックスで鑑賞しました。

フォーマルなドレスコードで気分も高揚

ドレスコードは「カジュアル」「インフォーマル」「フォーマル」の3タイプに分かれ
毎日客室に届く船内新聞でチェック
します。

カジュアルデーは普段着のワンピースですが、その他にイブニングドレス(ロング)を2着、カクテルドレス(ミディアム)の3着を持っていきました。
大人っぽい黒のドレスにはアクセサリーで華やかさをプラスしてみたり。
夫のタキシードは日本でオーダーメイドです。

ドレスアップも非日常を味わえてなんだかテンション上がりますね。
着物を着ている日本人の方も何組かおられ素敵でした。
船内には有料ですがヘアサロンやネイルサロン、プロのカメラマンによる撮影サービスもあります。

クルーズ旅行中に夫の誕生日とハネムーン旅行のお祝い

誕生日は立派なケーキをお部屋に準備していただきサプライズ成功!

ハネムーンケーキの時は一緒の旅行会社で申し込んだおじ様とおば様方もお祝いしてくださりました。
とても仲良くなり、それは今でも記憶に残る思い出です。

いわゆる豪華客船のイメージそのもの!

洋上の社交界を感じさせるラグジュアリーな空間で、正直なところ船旅はサービスに比例したある程度の価格もしますが、思いきってクルーズ旅を選んで大正解!

私は結婚式から数日後ハネムーンだったので優雅な生活にドレスを何度も着て“あれお姫様になったかな??”と間違った錯覚を覚えるほどでした。笑

最後になりますが、インスタグラム@travel_yukoでも動画付きで紹介していますのでご興味あれば覗いてみてください~。

ではでは次回は魅力的な寄港地を、写真たっぷりでお届けしますのでお楽しみに!

船会社名キュナード・ライン
船名クイーン・エリザベス
就航年2010年・改装2018年
総トン数90,900トン

メンバープロフィール

YUKO
YUKO
「旅育」などをテーマにしたトラベルインフルエンサーを育てるコミュニティの代表をしています。
luxuryホテル巡りも好きで約月1回のペースで家族旅行を楽しんでいます。
ハネムーンはQueen Elizabethにて半月エーゲ海アドリア海クルーズを満喫しました。
私達がクルーズと出会ったきっかけは、新婚旅行に「私が行きたいイタリア」と「主人が行きたいトルコ」両方を周るにはクルーズが最も適していると旅行会社様からご提案頂いた事がきっかけでした。
現在は2児の母となり、子供達と楽しく異国文化に触れながら乗船可能なカジュアル船へも乗船予定。
子育てがひと段落着いた際には主人と2人でクルーズ世界一周旅行も検討中。

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