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皆さん、はじめまして。
年に一度は夫婦で海外クルーズ旅行を楽しむ izumin です。
“ 色彩豊かな魅せるカラフル旅 ”を人生のテーマとし、ラグジュアリーな船旅を好んでいます。
今回、私が情報をシェアするのは、人生二度目の地中海クルーズ旅行。
(※補足:一度目 2016年9月 プリンセス・クルーズ「ロイヤル・プリンセス」地中海・エーゲ海 クルーズ取材)
利用したクルーズ客船は、300年以上の歴史を誇るMSCグループの大型新造船「MSCベリッシマ」です。
MSCクルーズ運航、MSCベリッシマ
総トン数 | 171,598トン |
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全長 | 315.8m |
全幅 | 43.0m |
乗客定員 | 5,686人 |
初就航 | 2019年3月 |
バルセロナ発着クルーズ
2019年10月当時の航空便にはなりますが、羽田空港国際ターミナルより深夜便のエミレーツ航空を利用。
ドバイ経由でクルーズの発着地 スペイン(バルセロナ) へと向かいました。
バルセロナ着陸直前には、飛行機の窓からクルーズ船ターミナルも発見。
バルセロナ空港からクルーズ船のある港までは約18キロ、車だと30分弱で着くことから便利です。
(※この時に利用したプランでは予め空港からの送迎バスがありました)
新造船だけあって設備は最新で充実!(2019年当時まだ就航して半年程度)
屋内プロムナード「ベリッシマ・ガレリア」もゴージャス、アトリウムも華やかです。
子どもたちも楽しいウォーターパーク「ポーラーアクアパーク」やプール、ジャグジーなど、広々としたデッキをはじめ、客室から船内にいたる全体が綺麗なのはとても心地よかったです。
MSCベリッシマの客室
客室内の導線もわりと使いやすいのですが……
クローゼットだけは狭いのと扉がとても使いづらいので、収納面は微妙かな? と。
(※バルコニー有りの一般的な客室利用)
大いに楽しめるエンターテイメント
エンターテイメント系は見ごたえもあってシルクドゥソレイユは有料(カクテル付で15ドル)でも、何度も鑑賞する価値あり!
(※メインショーの写真撮影がOKなのは、わりと珍しいかと)
※現在のショーは、MSCクルーズのオリジナル、洋上のカルーセル・プロダクションになります。(息を呑むアクロバティック、ダンス、ライブミュージックが融合した新しいコンセプトのエンターテインメントがMSCクルーズの船限定で登場)
“地中海クルーズ”といっても、寄港地のバリエーションはさまざま
何せ、北と東をユーラシア大陸、南をアフリカ大陸に囲まれた大きな海域です。
古代より人々が船で港を行き交い、時には歴史上の人物が海を渡り、さまざまな文化や文明の橋渡しも行われてきました。
ギリシャ、イタリア、フランス、スペインなどといった、日本人にも馴染み深いヨーロッパの国々を巡れる地中海クルーズ。
何度行っても、たくさんの世界遺産や寄港地の組み合わせを豊かに楽しめるのが醍醐味です。
さて、私が二度目の地中海クルーズで旅した寄港地プランは以下の行程でした。
スペイン(バルセロナ)→フランス(マルセイユ)→イタリア(ジェノバ・ナポリ・メッシーナ)→マルタ(バレッタ)→スペイン(バルセロナ)
私の読者向けに (※五段階評価、辛口本音メモ有り)
豪華客船の海外クルーズ旅行は、他社クルーズ船への乗船も含め、複数の取材経験を積んできていることから…..
「MSCベリッシマ」乗船当時メモ記録していた、《 ★による五段階評価+リアルな感想 》で、私なりの目線でありのままにシェアします。
食事の内容
MSCベリッシマ
★★★☆☆(3.5)
綺麗さ便利さ快適さ
★★★★☆(4.0)
ホスピタリティ
★★☆☆☆(2.2)
設備の充実度
★★★☆☆(3.8)
エンターテインメント
★★★★☆(4.5)
総合(価格とのバランス含む)
★★★★☆(4.1)
食事について
食事に関しては、特段問題ありません。
ブッフェもそれなりに種類があり、野菜や果物は新鮮。
ベーカリー類もそこそこ美味しかったです。
食事全体の感想を率直に伝えるならば、私的には大丈夫でした。
強いて言えば、ディナーがエニタイムではないことが残念(私は元々エニタイム派です)
加えてテーブル座席が全行程で固定していることから、同じテーブル席の見知らぬ方々とあまり気が合わない場合、ちょっと疲れるかと思います。
気になる点
「乗客数に対するクルーの人数が少ないかな?」と感じることは多々あり。
レストランはボタン式で呼び出し、プールエリアにはタオルなどが備わっていませんでした。
但し、2020年以降のコロナ禍においては、この仕組みが良いように転換したと(個人的には)考えます。
このような取り組みが元々あったことから、 コロナ禍でもMSCクルーズの再開がとても早かったように感じます。
船内アプリ
非常に便利で、レストランやショーの予約もアプリから簡単に行えるのが有り難いです。
(※他社のクルーズ船によっては、予約フロントに直接立ち寄るか予約用紙で伝えるといったこともあります)
船内のスタッフ
客室係やフロントスタッフはかなり事務的な様子。
本来必要なものが客室に用意されてなかった時、自分でフロントまで取りに行くよう指示され、下船用の荷札を貰う時も全くスムーズではなく大変困りました。
また、すれ違うスタッフもほぼ挨拶はしないので、全体的にホスピタリティはドライのようにも感じました。
(※他社のクルーズ会社の場合、例えばルームスチュアートが毎日親しく挨拶をしてくれたり、名前を覚えてくれたりもします)
しかしながら、外国人に気軽に挨拶されたり、コミュニケーションをとられると緊張してしまうという方にとっては、煩わしさがなくて良いということもあるかも?
ちなみに、ショーやイベントのスタッフはとても盛り上げてくれるので、エンターテイメントは大いに楽しめるはずです。
まとめ (ご参考までに現在の情報も!)
「MSCベリッシマ」は、2020年に日本発着クルーズで就航する予定でしたが、コロナ禍で中止となりました。
2022年8月現在、本年8月までの日本発着コースの運航中止となっています。
今まで国内発着の古いクルーズ船しか乗ったことがないという方は、 「MSCベリッシマ」 の船内設備とキレイさに大変驚くかもしれません。
船の大きさは程よくて、最大級とはいえませんが、むしろ船首から船尾まで巡りやすい広さが良かったです!
超カジュアルクルーズ船ではないので、ホテルでもある程度のランク(分かりやすく例えると、プリンスレベル)を普段利用する方なら、満足出来るかな!?
後篇では、寄港地の写真記録を中心にシェアしますので、お楽しみに。
- 2019年10月プライベートで海外クルーズ旅をした記事です
- 客船情報やサービスなどは現在のものとは異なるものもあります
- 取材記事ではないので撮影写真や情報が少なく限られています
【MSCクルーズ 健康と安全について】
※2022年8月現在、ウェブサイトより情報一部を抜粋し転記しています
・12歳以上の全てのゲストはCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)のワクチン接種が完了している又は感染後回復済である事、
また2歳以上の全てのゲストは乗船前に陰性証明の提出が必要です
・健康診断とCOVID 19スクリーニング(健康申告書、非接触体温チェックを含む)を全ゲストに実施します
・各アクティビティーやエンターテインメントの事前予約に人数制限を設け、船内パブリックエリアや各会場の動員数を規制します
・レストラン、バー、ラウンジを除き、公共の場ではフェイスマスクの着用が必須です
・クルーズ中はすべてのお客様に毎日非接触での検温を実施致します
・インフルエンザのような症状が出た場合、医療センターに必ずお申し出ください(治療は無料でお受け頂く事ができます)
・COVID-19検査機器、人工呼吸器、高度な訓練を受けたスタッフの増員など、充実した設備を備えた医療センターを備えています
メンバープロフィール
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《 年に一度は、夫婦で海外クルーズ旅行 》 がモットー。バルト海クルーズ船上中、船内チャペルにて挙式。
夫婦で旅好き、夫は総合旅行業務取扱管理者、世界遺産検定1級保持者です。
海外クルーズ取材では、バルト海、地中海、エーゲ海、カリブ海を経験。
20年以上前より個人ウェブサイトやブログを手掛け、現在はライターとして媒体への寄稿掲載を担う傍ら、日本のメディアを代表するブロガー、SNSインフルエンサーとして活躍。
“ 色彩豊かな魅せるカラフル旅 ”が人生のテーマ。音大ピアノ科卒という経歴から、得意とするのはヨーロッパ圏。
10年以上前より各国政府観光局及び航空会社をはじめ様々な国内外大手企業とのタイアップ企画へ数多く参加、受賞経歴も多数有り。