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こんにちは!クルーズアンバサダーのHarunaです。
アドリア海・エーゲ海クルーズ旅を体験して以降、3年連続でクルーズ旅をするくらいクルーズ旅にドはまりしました。
でも、私が乗船する前はクルーズ旅についてはまだまだ情報が少なくリアルな口コミや情報が欲しかったのですが、
ネットサーフィンしてもあまりそういった記事はヒットせずとても不安でした・・・。
そういう訳で、クルーズ旅をしたからこそ感じたクルーズ旅のデメリット部分も、忖度なしでご紹介していきます。
- 私がクルーズ旅のトリコになってしまった理由 ※前回記事
- 忖度なし!船旅好きが感じたクルーズ旅行のデメリット?! ※当記事
寄港地に長く滞在することができない
クルーズ旅では日中は寄港地に停泊し、夕方に出航、夜間に移動し翌朝に次の港に到着する。
という流れになっているため、短いと数時間、長くても日中12時間ほどしか寄港地に滞在できません。
沢山観光したいという人には時間が足りない可能性があります。
また夜に船が移動するので、夜景を見る機会も少なくなります。
もし万が一、船に乗り遅れてしまえば容赦なく置いて行かれてしまうので、出航時間だけは何が何でも守らなくてはなりません。
ゆっくり暮らすように街を見たい、何か所もがっつり観光したいという方は物足りなく感じるかもしれません。
Wi-Fiが有料かつ高い
海の上では当然ネット環境はありません。
海上はレンタルWi-Fiも使えないエリアになるので、船内でインターネットを使用する際は、必然的に船内有料Wi-Fiを使うことになります。
Wi-Fiは船によって差異はあるものの結構高額です。(※1分1$~など)
しかも洋上ということもあり電波は不安定です。
パソコンルームもありますが、外国船の場合は日本語の対応はしていません。
常にインターネットやメールチェックをする人は、Wi-Fi代が少し高くつくかもしれませんね。
船酔い
船に乗る上で避けられないのがこの船酔い。
豪華客船の場合では、巨大な高層ビルを横倒しにした大きさということだけあって、ほとんど揺れることはありません。
しかしながら、天気が悪いときは少しだけ揺れを感じることはありました。
また、直接港に船をつける場所がない寄港地では、客船から小型のテンダーボートに乗り換えて港に向かうのですが、小舟なだけあってそこそこ揺れます。
船酔いしやすい人は、念のため事前に酔い止めを飲むなどの対策する必要があります。
内陸地に行きづらい
クルーズ旅では船が停泊した港から観光に繰り出すため、内陸地には行きづらいです。
例えば、イタリアのローマやフィレンツェなどは内陸にあるため、最寄りの港から電車で片道一時間ほどかけて行くことになりました。
また、港の徒歩圏内に公共交通機関は少ないため、タクシーを利用することになります。
(※たいてい港の近くにはクルーズ客用に何台もタクシーが待機しています。)
会話は基本的に英語 (※海外発着の航路の場合)
日本人の海外旅行のネックのひとつは”英語”と言われています。
海外発着航路や外国船の場合は、日本語を話せるクルーはあまりいないため、乗船の手続きも含め、航海中は基本的に英語を話す必要があります。
船内アナウンスも英語や、出航した国の言語で話されているので、聞き逃さないよう注意が必要です。
また、旅先で何かトラブルがあっても英語で対応しなくてはなりません。
ドレスコードがある
夜のクルーズディナーはドレスコードが決められている日が多いのです。
フォーマル以外にも、ホワイトコーディネイト・出国した国旗のカラー・60年代風ファッションなど日によってドレスコードは様々です。
(しかも乗船までドレスコードは分からないことが多い)
わざわざ食事のために着替えるということが、面倒に感じる方もいるかもしれません。
しかも普段の旅行と違ってフォーマル用の服を用意しなくてはならず、荷物になってしまいます。
☆クルーズ旅のデメリットの解決方法☆
ネガティブだったりマイナスに感じる点をポジティブに表現してみますね~。
クルーズ旅にはこういったデメリットもありますが、私が考えるデメリットの解決方法もご紹介しておきます。
寄港地に長く滞在できない
⇒夜景については、すべての街でみることはほぼ不可能ですが、
出航する街で前泊もしくは、下船後に後泊すれば夜景をみることは可能です。
私は、飛行機の遅延で船に乗り遅れてしまう・・等の場合を考えて、乗船する一日前には必ずホテルで前泊するようにしています。
また航路によっては同じ港に二日以上停泊する場合があるので、そういった航路を選ぶといいと思います。
クルーズ旅行とは『各地を広く浅く味見するような旅』だと私は感じています。
クルーズ旅で味見してよかった場所があれば、今度はその場所に長期滞在してみようというきっかけになるのではないかと思っています。
Wi-Fiが有料かつ高い
⇒船内(海上)にいる時間はネットやメールをあきらめて、
港に停泊した時に日本から借りておいた海外レンタルWi-Fiを使用するというのが安上がりでベター。
昼間に陸上で、メールのチェックや返信を済ませておき、夜はネットやメールを潔くあきらめて思いっきり船旅を楽しむというのもひとつの手かもしれませんね。
また、どうしても船上でネットを使いたい方は船によって、WIFIの有料オプションをつけることができます。
船酔い
⇒晴天時にはほとんど揺れを感じることはありませんが、不安な方は
事前に酔い止めの注射を打ってもらうか、酔い止めを持参しておくと安心です。
船内には医務室もありますし、レセプションでは酔い止めをもらうこともできます。
また船は大きければ大きいほど揺れにくくなるので10万トン以上のなるべく大きいサイズの船がおすすめです。
世界最大級の20万トンクラスの船なら、時化ない限りほとんど揺れないといわれています。
さらにダメ押しで、客室(キャビン)は低層階かつ船の中央あたりが一番揺れにくくなるので、どうしても船酔いしやすい体質の人はそこを選ぶといいでしょう。
内陸地に行きづらい
⇒‘’エクスカーション”という船のオプショナルツアーを使えば、バスで楽々と内陸の観光地まで連れて行ってくれます。
エクスカーションの種類は豊富で、一つの観光地につき数種類のツアーが用意されているので、気になったツアーに参加できます。
エクスカーションでは、日本のバスツアーのように大型バスでガイドさんが有名な観光地をあちこち案内してくれて、場合によってはランチが付いてくることも!
優先的に下船ができるのでいち早く観光でき、万が一、道の渋滞などで乗船時間に遅れても、置いて行かれるという心配がないので安心です。(※別料金)
会話は基本的に英語
⇒日本人コーディネーター乗船の船を選ぶと安心。
旅先で何かトラブルがあった時、近くに日本語を話せる人がいるのといないのとでは、安心感が違いますよね。
外国から出航の船でも、日本人コーディネーターが乗船している船はたくさんあるので、そういった船を選ぶといいでしょう。
船の予約画面に必ず”日本人コーディネーター”の有無の記載があります。
しかも、日本人コーディネーターの乗船している船では、ディナーメニューや船内新聞が日本語に訳されています。
また大手旅行会社のクルーズツアーでは、添乗員さんが空港から付いてきてくれて、もちろん乗船の手続きも日本語で説明してくれるので安心です。
もし日本人コーディネーターのいない外国船で、しかも乗客に日本人が自分たちの他に誰もがいなくても、マイノリティー担当クルーがいる船もあり彼らは日本語を話せなくても、航海中なにか困ったことはないかと、常に気遣ってくださるので、とても心強かったです。
それでも不安という方は、”飛鳥”などで有名な日本船を選ぶか、まずは日本発着クルーズに参加してクルーズ旅に慣れてみるのがいいと思います。
ドレスコードがある
⇒ドレスコードのあるディナーは毎晩というわけではありません。
ホワイトカラーなどドレスコードで色が指定されている場合もありますが、厳密に決められているわけでもないので
『どこかに指定の色を加えたコーディネートにする』という程度でも構わないのです。
また、船内には毎晩フルコースのディナーが出るバンケットレストランと、カジュアルなビュッフェスタイルのレストランがあるのですが、ビュッフェレストランへ行けば普段着でかまいません。
また船のグレードが高くなる程ドレスコードが厳しくなる傾向があるので、それが面倒な人は融通が利くカジュアルクラス船を選ぶといいでしょう。
個人的にはせっかくの船旅なので、高いドレスやスーツを用意しなくても、ジャケットやワンピースを着るなど、自分なりのドレスアップをして非日常を楽しんでみるのがおすすめです。
さいごに
クルーズ旅のデメリットと解決方法をご紹介しました!
大海原を巨大な船に乗って、何処までも続く水平線を眺める時間…夢とロマンが膨れ上がります。
どんな旅にもそれぞれに多少のデメリット部分はあるかとは思いますが、きっと、いつもの旅とはまた違う、素敵な思い出ができると思いますよ♡
クルーズ旅に不安があった人も、この記事で少しは不安が解消されたらいいなと願っています。
メンバープロフィール
- 2017年に初めてエーゲ海・アドリア海クルーズを経験して以来、すっかりクルーズの虜になり、3年連続でヨーロッパ近郊の海のクルーズ旅行に出ました。渡航歴は30カ国。旅のモットーは『広く大きく世界中を見る』おしゃれな写真を撮ることがメインの女子旅はもちろん、宮殿で行われるウィーンやモナコでの舞踏会に出席してセレブたちのきらびやかな世界を見たり、反対にインド・東南アジア・チベット・中東をバックパックを背負って一人旅しパレスチナの難民キャンプを目の当たりにしました。旅のジャンルにこだわらず広い世界をこの目で見て写真に撮り、発信するのが生きがいです。
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