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こんにちは。元ツアコン旅インスタグラマーの旅猫あやです。
日本の港から出港しながらも海外旅行気分が味わえるクルーズ旅って最高だと思いませんか?そんな体験ができるダイヤモンド・プリンセスは私にとっては3回目のクルーズでした。
今まで乗ったのはコスタクルーズ、ロイヤルカリビアンといういわゆるカジュアルラインのクルーズです。ダイヤモンド・プリンセスを保有するプリンセス・クルーズはプレミアムラインということでどんな違いがあるかとても楽しみにしていました。
2023年6月21日から29日の8泊9日、横浜港を出て2.3日目は終日航海、4日目に那覇、5日目に石垣島、6日目に基隆に寄港し、7.8日目は終日航海、9日目に横浜港というコースでした。
横浜港出航前の船上はまだ人が少ないので絶好の写真タイム、天気がちょっと残念。
クルーズ船のお部屋ってどんなの?
私が泊まったのは海側バルコニーのお部屋、プライベートバルコニー付で広さは約22㎡。
ツインベッド(部屋によりダブルに変更可)、バスルームはシャワーのみでした。
日本発着クルーズは特別装備でスリッパ、湯沸かしポットが付いています。
ウォークインクローゼットでお洋服がたっぷり掛けられてバスローブが付いているのもプレミアムラインならではかなと思いました。
バルコニー付きだとバスローブで部屋から朝日や夕日を眺められるし、ルームサービスで頼んだ朝食やスナックを水平線を眺めながらバルコニーで食べるのも素敵な体験でした。
客室専任のスチュワードがいて毎日2回お掃除してくれます。朝と夜でベッドメイクが変わるんですよ。
日中はベッドの上で寛げるようにクッションとフットスローがかけられ、夜はすぐ休めるようにシーツとお布団だけにしてくれて、ホテルのターンダウンみたいなサービスが受けられます。
これもダイヤモンド・プリンセスならではのシステム、乗船時に渡されるメダリオンでセンサーが認識してお部屋に近づくと開錠されるんです!
このメダリオンで位置情報もわかるので、どこにいても飲み物やスナックをデリバリーしてもらえます。
アプリでレストランの予約や船内の個人精算も管理できて、クレジットカードを登録しておけば船内で現金が必要なく、お勘定を待つこともなくとてもスムーズです。
船内の通貨はドルなのですがチップもまとめて払う仕組みになっているので両替の必要もなく、お友達と一緒の場合でも飲み物代などをそれぞれのメダリオンで清算すれば割勘の心配もしなくて済むんですよ。
クルーズ船内のお食事はどんなの?
クルーズでは船内の食事は全て乗船料に含まれています。長い航海中飽きないように選択肢もいろいろでその時の気分で選べます。
ダイヤモンド・プリンセスには5ヵ所のメイン・ダイニングがあってどこでも利用可能というのが驚きでした。
時間予約もできますが20時以降は予約が無くてもそれ程待たずに入れました。
満席の時も待っている間に各レストランで空き情報を確認して空席のあるレストランへ案内してもらえるのもさすがだなと感心しました。
以前の大型クルーズだとメインダイニングは1・2箇所で、予約してても結構待った記憶があります。
メインダイニングではメニューは定番と日替わりの前菜・メイン・デザートから好きなものを何品でも選べます。
洋食はもちろん和食やアジア料理など多彩なメニューで、選ぶのが楽しくて毎日でも飽きないです。
もちろんお味もとても美味しくて、飽きないどころか食べたいものがあり過ぎて毎回どれにしようかと悩みまくっていました。この時ばかりは大食いで胃丈夫な人になりたかったです。
そしてブッフェレストランのホライゾンコートはほぼ1日中で朝食、ランチ、ディナー、軽食と利用可能です。
お料理も時間帯ごとに毎日変わって各国料理が頂けます。 ヌードルバーもあって時間を問わず軽食が取れるのが便利でした。
海を眺めながら頂ける開放的な客席がとにかく居心地が良くて、コーヒー紅茶も無料なのでワーケーションにも利用しました。
メインダイニングでの朝食と終日航海日のランチは1ヶ所のみの提供でした。
さすが日本発着なので和朝食があるのも年配の方には嬉しいですね(私も嬉しかった)お粥も選べましたよ。
和洋にかかわらず焼き立てパンをサービスしてくれるのですがこのパンがまた美味しいんです。船内にはペストリー専門のシェフやスタッフがいて毎日焼きたてのパンが頂けます。
ちなみにショコラティエもいるのでデザートのお勧めはチョコレート系だそうです。
その他に本格的な1枚ずつ焼き上げるピザやハンバーガー、ホットドッグ、タコスなどの軽食やソフトクリームもあります。こちらも無料です。
ダイヤモンド・プリンセスならではの1番嬉しかったサービスはお部屋や船内どこにいてもデリバリーしてもらえること!(※一部プランにより有料)
アプリのメニューから食べたい物を選んで注文すると20分前後で船内どこでも持って来てもらえて、しかも24時間対応の神サービス!
有料のものもあるけど飲み物以外のお食事は基本無料なので、1人参加とか部屋から出たくない時などにも有難いと思いました。
お部屋でワインパーティーも楽しかったです。
今回は利用していないのですがこれ以外に有料のレストランもあります。
・寿司レストラン「海(Kai)寿司」
・サバティーニ・イタリアン・トラットリア
・シュラスカリア
これらレストランは基本追加料金が必要ですが、メニューの内容を見ても意外にリーズナブルかなと思いました。
更にデラックス ブレックファストやバルコニー・ディナーなどのサービスも記念日や新婚旅行とかに良さそうでした。
老若男女、国籍問わず誰もが満足できる食事内容ですよね。
食べた分は船内で歩き回って泳いで踊って発散して、寄港地ではガンガン観光してなんとか太らずに帰りました。
食べる量が調節できるのも嬉しいポイントです。街中のレストランならパスタだけとかスープだけなんて頼めないですよね。
クルーズ船内の施設はどんなの?
大型のクルーズ船内には長い船旅の間快適にかつ楽しく過ごせるような施設が沢山あります。
終日航海が2日間も続いたら船の上で退屈するんじゃない?って最初は思ったけどその心配はことごとく覆されました。
船内は迷子になるほど広いのですが、アプリや各デッキのエレベーターホールにあるオーシャン・コンパスで位置情報や目的地へのルートが確認できます。日本語表記があるのも嬉しいです。
ざっと施設を挙げると
・プールは4ヶ所、ジャクージも各所にあり
・プリンセス・シアター
・ブティック・免税店
・ライブラリー
・カジノ
・アートギャラリー
・展望浴場「泉の湯」
・ロータス・スパ
・フィットネス・センター
・ユース&ティーンセンター
・スポーツコート
・卓球場
・パターゴルフ
・メディカルセンター
・フォトギャラリー
・バーは14ヶ所
・サンクチュアリ
・グランドプラザ(1枚目の写真)
レストランも含めてこれだけ全部見て回るだけでも1日かかりそう。ましてや利用しきれないです。
私は中でもサンクチュアリがすごくお気に入りでした。
有料のリラクゼーションスペースで大人専用のエリアなので静かでゆったり寛げて、サービスも良かったです。
レストランとは別にヘルシーなランチやスムージーがあったり、アフタヌーンティーのサービスもありました。
ドレスコードってどんな感じ?
いざクルーズに乗るってなったら1番気になるのはドレスコードですよね?
ドレスコードは乗る船や日程によっても変わるのですが今回のクルーズでは2回のフォーマルナイトがありました。
その他にホワイト&ゴールドの日があり、それ以外の日はスマートカジュアルです。
とは言っても日中はカジュアルで大丈夫だし、フォーマルの日も実は正装してない人も沢山いました。
フォーマルじゃないからと入場拒否されるとか白い目で見られるといことはなさそうです、国内メインのクルーズだからかも?
実際ホワイト&ゴールドの日は白い服を着ている人は半分もいなかったです。
私はイブニングドレスを持っていなかったので普段もパーティーなどで着られるレースのワンピースとロングのブラックドレスを買いました。
初回のフォーマルナイトは2日目の夜でした。
日本語のイベントリストに船長主催の乗船歓迎祝賀会とあるのがダイヤモンド・プリンセス名物の「ウェルカム・パーティー」いわゆるグラスタワーが登場するイベントですね。
これだけグラスを重ねても倒れないぐらいダイヤモンド・プリンセスは揺れないということの証明だそうです。
フォーマルナイトの夜はダイニングルームのスタッフも蝶ネクタイで正装してダイニングのお食事もちょっと豪華なメニューになります。
イブニングドレスなんて持ってない~って方安心してください。
ここだけの話このブラックドレスは3000円くらい(笑)畳めるし洗濯機で洗えます。
今どきはAm・・・とかSH・・・とかでお安くドレスが買えるので有難いですね。
ロングドレスを着る機会もあまり無いですし、ドレスアップして非日常を楽しめるのもクルーズならではですね。
補足ですが船内はエアコンが効いているので思いの外寒かったです。
薄手のカーディガンとストールしか持って行ってなくて、スウェットパーカーやジャケットがあったら良かったと思いました。
客室内は調節できるので大丈夫でした。
退屈してる暇はないクルーズ船内のエンターテイメント
船内では毎日朝から晩まで様々な場所でイベントが開催されています。
前夜にお部屋に翌日のイベントリストが置かれていて、これを見ながら次の日は何をしようか計画を立てるのも楽しいです。日本発着のクルーズだと日本語で書かれているのも嬉しかったです。
参加型のゲームやダンス、コンサート、様々な体験、本格的なショー、カラオケもありましたよ。
その中でもダイヤモンド・プリンセスならではなのがムービーズ・アンダー・ザ・スターズ
プールサイドの大型スクリーンで星空の下デッキチェアに寝そべって、ポップコーン片手に映画鑑賞ができます。
日本発着だと日本語字幕や吹き替えもありますよ。
この開放感は船上でしか味わえない特別な体験ですね。
プリンセス・シアターでは毎晩2回のショーがあり、毎日演目が変わります。
オペラやミュージカルの歌のショーは本当に歌唱力が素晴らしかったですし、ウクライナ出身のダンスチャンピオンの社交ダンスは超絶技巧のステップとピッタリ息の合った二人の動きに魅せられました。
そしてショーの最後に背景スクリーンに映し出された息をのむような美しいウクライナの風景に胸が締め付けられる思いでした。
どのショーも照明と背景スクリーンの使い方が素晴らしくて、大いにパフォーマーの演技を盛り上げているなと感心して見ていました。
参加型の体験では料理の実演と厨房見学ツアーも楽しかったです。
シアターの舞台でシェフが料理の実演をしてくれて、手元をスクリーンで映して調理の様子を見ることができます。その後に全員で厨房に入らせてもらえるんです!
何千人もの食事を作るクルーズ船の厨房がどうなっているのか興味深々だったので、実際の巨大なキッチンを見学させてもらえて感激でした。
見学後にたまたまエグゼクティブ・シェフとレストラン総支配人に会えてちゃっかり記念撮影をしてもらいました。
これはなかなか無い機会ですよね。
9日間って長いと思いましたが乗ってみれば本当にあっという間!
最後の晩はお別れダンスパーティーで盛り上がりました。他のお客様がいっぱい写っていてダンスパーティーの写真は載せられずごめんなさい。
まだまだ書ききれていないのですがここで一旦区切らせて頂きます。
寄港地についてはまた別の機会にレポートできたらと思います。
皆様の今後の旅の計画に少しでもお役に立てたら嬉しいです。
船名 / 船籍 | ダイヤモンド・プリンセス / 英国 |
---|---|
総トン数 | 115,875トン |
乗客定員 / 乗組員数 | 2,706人 / 1,100人 |
建造年(改装年) | 2004年(2014年) |
全長 | 290m |
取材協力:プリンセス・クルーズ
メンバープロフィール
- はじめまして旅猫あやです。リース会社・広告代理店の営業を経て、イタリア好きが高じて某大手旅行会社の添乗員となり、主に海外のパッケージツアーの添乗をしていましたがコロナで休職中です。現在はInstagramで旅猫あや(tabinecoaya)として、旅行・ホテル・美容などの情報発信とPRをさせて頂いています。神戸市在住、家族は旅好き夫と私の母と猫1匹です。趣味は海外及び国内旅行、ホテル巡り、ヨガ、映画、お酒、ジャズダンスで、特技はイタリア語、英語、旅行会話、スーツケースのパッキングなど。関西学院大学社会学部卒業。
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