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ついに、念願だった初めてのクルーズ旅行に出かけてきました!選んだのは、イタリアのエレガンスが漂うクルーズ船「コスタセレーナ」。
2024年6月の「コスタセレーナ」4泊5日の旅、私の住む金沢発着が再開ということで、初クルーズ旅行の絶好の機会となりました。
コスタクルーズで初めての船旅体験
クルーズ旅行と言うと、ちょっと敷居が高いと思いがちですが、この「コスタセレーナ」はカジュアル船で初心者にオススメということもあり、選びました。
イタリアの雰囲気を味わいながら、海の上で過ごす非日常のひととき。
初めてのクルーズは新しい発見と出会いに満ちていて、私にとって忘れられない旅となりました。
この初めてのクルーズ体験4泊5日をどう楽しんだのか、時系列でご紹介していきます。
1日目:金沢港から釜山向けて出航
期待でいっぱいの中、金沢港クルーズターミナルに到着すると、まずは出発手続きを済ませ荷物を預けました。
ターミナル越しに見えるコスタセレーナ、白い大きな船体にコスタの象徴でもある黄色の煙突にブルーの「C」マークを眺めながら、出国手続きに向けて待機するその時間もワクワクが止まりません。
出国手続きを済ませ乗船するとすぐに、船内の豪華さに圧倒されました。
イタリアをテーマにしたデザインが随所に施され、まるでイタリアの宮殿に足を踏み入れたかのような感覚。
キャビンに到着すると、クルーズターミナルで預けた荷物がすでに運ばれていてびっくり!クルーズならではの快適さを早速実感しました。
大きな荷物を持ち運ぶ手間もなく、すぐに船内散策を楽しむ事ができ、いよいよ出航のセレモニーを迎えました。
デッキから眺める金沢港がゆっくりと遠ざかっていく様子は、なんとも言えない感動を覚えました。
今回は窓なしの内側キャビンではありましたが、ツインベッドのお部屋で不便なく過ごしました。船内の設備やイベント、寄港先の観光など満喫し、キャビンではゆっくり身体を休めるには十分に快適な環境。気にしていたシャワーの水の出もストレスはありませんでした。
キャビンをチェックし、クルーズ船ならではの避難訓練を済ませ、船内散策をしているうちにあっという間にディナーの時間。
船内レストランでのディナーは、コース形式で提供され、スターター、メイン、デザート、そして「グレートクラシック」から好きな料理を好きなだけオーダーできました。
私は、野菜のフリット、豚のローストマッシュポテト添え、タリアテッレパスタ、そしてデザートも楽しみました。ワインと共にまさに至福の時間。
ディナーの後は、毎晩開催される船内パーティー。
ドレスコードもこの日はセレーナならではのイタリアンカラーの赤、白、緑。
クルーもイタリアンカラーで身を包み、華やかなデコレーションの空間で夜を楽しみます。
船内のホールに集まった乗客たちが、DJのリズムに乗りながら、体を揺らし楽しみました。船内のダンサーたちがリードするダンスに混じったり、まるでイタリアにいるかのような一体感を味わうことができました。
興奮冷めやらぬまま、翌日に備えて就寝。
2日目:船から見る 美しい釜山港の眺め
目が覚めてデッキへ移動すると、そこは大海原であることを再確認し、改めてクルーズ旅行していることを噛み締める。
朝食のレストランはビュッフェスタイルで、沢山の種類から選べるパンやお粥、サラダやフライドエッグなど、食べたいものを好きなだけ。
海を眺めながらの朝食は想像以上に清々しいものでした。
釜山到着は夕方だったので、それまではまた船内の至る所のフォトスポットで写真を撮ったり、ゆったりカフェを楽しんだり。
デッキにはスライダー付きのプールがあり、ファミリーで楽しむ姿も見られました。
釜山港が見えてくると、釜山の街並みが近づくにつれまず目に飛び込んできたのは、カラフルでかわいらしい昔ながらの建物たち。でも、見渡すと高層ビルも並んでいて、伝統と現代が不思議に共存しているのが面白かったです。
夕方下船し入国手続きを済ませ、釜山の人気スポットの海雲台(ヘウンデ)へ行きました。
そこで「スカイカプセル」というゴンドラのような乗り物に乗って、空から釜山の景色をたっぷり楽しみました。青い海と街並みを見渡すのは、なんとも言えない気持ちよさ。
そして海雲台市場での食べ歩きも最高でした。地元の名物料理をいろいろ試してみて、特にホットクやスイカのスムージーは絶品!韓国らしい味わいをたっぷり堪能しました。
釜山は、伝統的な風景と現代的な雰囲気が絶妙に混ざり合っている魅力的な場所で、とても楽しい時間を過ごせました。
再び船に戻ると、この日はゴールデンパーティーで盛り上がる。普段ゴールドのファッションをする機会はなかなかないけど、旅ならではの気分で黄金を楽しみました。
そして0時まで営業しているイタリアンレストランで夜食にピザを味わう。さすがイタリア船!本格的なマルゲリータ、夜にちょっと小腹が空いた時に助かりますね。
3日目:下関の美しい自然に触れた寄港
3日目は下関に寄港、レンタカーを借りてドライブ。
まずは道の駅豊北でふく天丼としらす丼を堪能、そろそろ和食が食べたいと思った頃に、下関の名物が嬉しい。
寄港地ごとに名物料理を少しずつ楽しめるので、毎日が新鮮な気分で過ごせました。
道の駅でお土産も探索し、目的の角島大橋へ。
角島大橋は日本有数の美しい橋として有名。
青い海と空のコントラストが素敵な角島ですが、橋が海に浮かんでいるかのような錯覚を覚えるほどの美しさ。また大橋を車で渡る際の開放感が素晴らしくて、海風を感じながらのドライブが楽しめます。
帰路の下関の美しい景色を楽しんだ後、船に戻り少し疲れた体をキャビンで休めた後、ディナーへ。
レストランでは突然始まるクルーによるフラッシュモブやみんなとのダンスで盛り上がる。相席の皆さんとも会話も弾み、一体感を感じるひととき。寄港地での過ごし方も皆さん様々で、どう過ごされたか伺うのも楽しみのひとつ。
シアターではウクライナ元オリンピック選手による幻想的なステージを楽しみ、ホワイトパーティーではプールサイドでのダンスタイムが大盛り上がり。充実した一日を締めくくりました。
4日目:雨の舞鶴を眺めながら、船上でのリラクゼーション
4日目は舞鶴に寄港し、朝はゆったりとしたレストランで朝食を楽しみました。同じテーブルになった乗客と旅行談義に花を咲かせ、素敵な出会いもありました。
お天気が優れなかったので、雨の舞鶴を眺めながらスパでリラックス。(有料)スパは一日利用できるので、何度も楽しめました。
晴れの合間を見て下船し、近くの魚市場で海鮮丼や浜焼きを楽しむ。こちらも舞鶴の海の幸を味わい至福に浸る。
夜はシアターのショーと仮面ナイトで再びイタリアの雰囲気を楽しみました。
それから、船内のアイスクリームショップ、ずっと気になっていたのですが、船内のお食事が十分なのと、見て回るものが多すぎて最終日にやっと辿り着き食べてみると、とても美味しくて衝撃的でした!もっと早くから食べておけば良かったと後悔(笑)
翌日の金沢の天気予報が雨ということで気になりながらも、この船上生活が終わりに近づきうしろ髪引かれる思いで眠りにつきました。
5日目:金沢へ帰港
最終日、目を覚ますと船は金沢に戻っていました。天候の影響で大浜埠頭に着岸しましたが、シャトルバスでスムーズにターミナルまで移動できました。
クルーズ旅行は、まるで異世界にいるかのような感覚を味わうことができ、非日常の中で新しい発見と出会いを楽しむことができる最高の旅でした。
今回感じたクルーズ旅行のおすすめポイント
船内に入るとすでに海外
今回はイタリア船だったのでイタリアをイメージしたデザイン、お料理、エンターテイメントもまるでイタリアにいるかのよう。
今回特に金沢発着という事で、自宅から車で20分でクルーズターミナルに着き、船に乗るとそこはイタリアな状況に嬉しい混乱。
金沢港にクルーズターミナルができたことに改めて嬉しい思いをしました。
クルーズ船の寄港をどんどん増やして欲しいものです。
飽きない
常に船内のどこかで何かやってる。ショーやパーティーはもちろんのこと、イタリア語講座やヨガ、卓球、フットボールなど。乗客を飽きさせない工夫がいっぱい。
食事がいっぱい
船にいる間の食事が含まれているので、ビュッフェなど食べ放題。別料金のレストランも楽しむことができる。
着岸シーン見応えあり
寄港地へ着岸する時の眺めが半端なく美しく、そして寄港地ごとに全然違う眺めを楽しめる事が、他の乗り物では味わえない醍醐味。
寄港地観光
寄港地の観光やグルメが楽しめる。今回は、釜山・下関・舞鶴・金沢とそれぞれ特色ある街を堪能できました。
寄港滞在時間は限りがありますが、また訪れる理由ができる楽しみ。
体験してみると発見がまだまだありますが、とにかく初めてのクルーズ旅行、大満足でした!
女子旅や、家族旅行、若い世代の皆さんにも体験してほしいです。
メンバープロフィール
- 料理と旅行が好き。国内外での旅先では、市場やレストランで新しい食材に出会えるのが嬉しい。その土地ならではの食べ物や文化、風景を楽しんでいます。クルーズ船の旅で、美しい海や空気、美味しい食事、そしてアクティビティなどの魅力をぜひ体験したいです。
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