旅する起業家のSayuです。
今回は、2025年7月11日、横浜港・大さん橋で行われた飛鳥Ⅲの命名式に参加してきました。
またとない歴史的な瞬間に立ち会うことができました。
飛鳥Ⅱと飛鳥Ⅲの出会い
夏の暑さと海の湿気が肌に張り付く横浜港・大さん橋。
そんな中でも朝から多くの人が集まり、ざわめきと期待感が漂っていました。私もその一人として、胸を高鳴らせながら桟橋に向かいました。
みなとみらい線「日本大通り駅」を降りて大さん橋方面に向かうと、既に多くの人だかりができていました。

そこには103日の長い航海を終えた「飛鳥Ⅱ」と、これから就航を控えている「飛鳥Ⅲ」の姿がありました。
「飛鳥Ⅱ」には、白い船体に世界の海を旅してきた時間の重みが宿っているようで、自然と胸が熱くなりました。

長年愛され続けている「飛鳥Ⅱ」と、新しい未来を担う「飛鳥Ⅲ」が肩を並べる光景はまるで姉妹のようで圧巻でした。
注目の大型客船が並ぶことは滅多になく、もう二度と見られない景色かもしれません。
この“共演”はわずか5時間。訪れた人々は皆、夢中でカメラやスマホを構え、何度も振り返ってはその歴史的な瞬間を焼き付けようとしていました。

命名式を外から見守って
午後になると、「飛鳥Ⅲ」の船内「リュミエール シアター」で命名式が始まりました。外からは会場の様子を直接見ることはできませんでしたが、ほんの一瞬で終わってしまう「シャンパンスプラッシュ」を目に焼き付けるため、船体の近くでたくさんの方々が今か今かと見守っていました。
命名者を務めたのは、日本郵船社長夫人・曽我多美子さん。彼女の声で「飛鳥Ⅲ」という名前が正式に告げられた瞬間、船体にシャンパンを瓶ごと打ち付け「シャンパンスプラッシュ」が行われました。
『パーーン!!』と迫力のある音が聞こえ、瓶の破片は粉々になり落ち、周囲からは自然と拍手がわき起こり、港の空気は一気に祝福ムードに包まれました。
そしてたくさんのカラフルな風船が港から放たれ、横浜の空に飛んでいきました。



客船に新しい命を吹き込まれる瞬間を、集まった1000人以上のファンの方々と一緒に体験し、心がひとつになったように感じました。
港で感じた新しい船の息吹
大さん橋クルーズターミナルでは、「飛鳥Ⅲ」就航を祝う看板が用意されていました。
またお祝いの胡蝶蘭も並んでいました。
「シャンパンスプラッシュ」を待っている間、会場では横浜市消防音楽隊による演奏が行われていました。


また来場者向けに限定の記念品、オリジナルうちわとシールが配られました。
爽やかな色合いのデザインで、「飛鳥Ⅲ」のロゴが入った記念品を眺めていると、自分もこの大きな節目の一部になれたような気がして、嬉しい気持ちになりました。




残念ながら私は参加することができませんでしたが、港の空気が少し涼しくなった頃、「Yokohama Night Flowers」と題された花火が打ち上げられました。
あの日の横浜港は、ただの式典や寄港ではなく、新しい命が吹き込まれ、次世代の客船にバトンが受け渡される特別な1日でした。
これから「飛鳥Ⅲ」が正式に就航し、「飛鳥Ⅱ」と二隻体制での新しい航海が始まります。
これから先、再び二隻が並ぶことがあるのかは分かりません。飛鳥クルーズのファンにとって一生忘れられない記念日となったはずです。
今度はぜひ「飛鳥Ⅲ」の船内に足を踏み入れてみたいと思った1日でした。
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メンバープロフィール

- はじめまして、旅する起業家Sayuです。女の子が心ときめく、日常に花を添えるちょっと贅沢なご褒美旅/ホテル/グルメの発信をしています。東京で店舗を持ち会社経営をしながら、旅メディアのレポーターやアンバサダーなどを務めています。クルーズ好きの友人と一緒に乗船し、クルーズ旅行のファンになりました。高額で敷居が高いイメージでしたが、乗ってからはそのイメージも払しょくされ、もっと多くの方に魅力を知っていただき、身近な存在に思ってもらえたら嬉しく思います。
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