両親と二世代クルーズ旅をオススメする3つの理由

こんにちは、元CAまどかです。

“年に一度は両親を連れて海外旅行へ連れて行きたい” 私がエアラインに入社して叶えたい夢の一つでした。

これまでイタリア、ギリシャ、ハワイなど両親と旅行しましたが、ホテルに帰って寝るまで一緒と言うのが、ここだけの話とても大変でした。笑

何かいい方法がないかと模索していたところ、辿り着いた旅のスタイルが船旅でした!

私達は個人手配でクルーズのみ申し込み、両親は成田からアリタリア航空でローマへ、私はアラブ首長国連邦から現地集合しました。

今回の旅は、MSCファンタジアで7泊8日の地中海クルーズ旅です。

リボルノ(イタリア)→ジェノヴァ(イタリア)→マルセイユ(フランス)→マヨルカ(スペイン)→イビザ(スペイン)→オリビア(イタリア)→リボルノ(イタリア)

60歳を過ぎた両親を海外旅行に連れて行く不安はありましたが、とても快適に過ごせた今回の旅行。
その秘密を3つのポイントでお伝えします。

船旅の魅力は非日常!心身の解放感

今回の旅のモットーは “両親の専属添乗員にはならない!” 笑
私自身もリラックスし船旅を楽しみます。

いよいよMSCクルーズに乗船!!

まずは出発するとすぐに緊急時の対応について、大きな会場で避難訓練があります。
脱出時の救命胴衣の付け方から、ボートのある場所など全てイタリア語、英語で説明されました。
語学が心配な方は日本人の添乗員がいるクルーズプランを選択すると良いと思います。

船旅でしか見られない景色に感動

朝起きて、ベッドから見える海。
毎日大迫力の朝日や夕日が目の前に見える贅沢。
夜は真っ暗な海の上で見る星空。

同じ船内にいるのに、次の日には違う国に移動していることも不思議な感覚に陥ります。

船内にはジムもあり、大海原を見ながら体を鍛えられるので苦手なランニングも時間を忘れてしまうくらい!
イタリア半島とコルシカ島に囲まれるリグリア海のサンセットの景色は今でも忘れられません。

クルーズのドレスコードを楽しむ

日替わりで見られるショーや、生演奏、そしてぜひ経験してほしいのがフォーマルナイト。
レストランでディナー、その後バーに行ったり、ダンスタイムがあったりと日本ではなかなか味わえない非日常な毎日を楽しむことができます。

ドレスコードは旅の思い出と共に現地調達!

船でのドレスコードはホワイトだったので、アイテムを探すのも楽しみの一つに、寄港地のイビザで白いワンピースを探しました。
クルーズでは難しく考えないで、オシャレをして雰囲気を楽しむことが一番だと学びました。

普段の旅行よりお洒落して、家族写真が撮れるのも旅の記念になりますね。

自分時間の確保、自由きままに気分で過ごし方を選べる船旅

長い海外旅行では今日はたくさん歩き回りたいな、と思う日もあれば、疲れてゆっくりしたい、と思うこともあります。
そんな時にクルーズは自分の思い通りに旅を組み替えられるのが魅力の一つではないでしょうか。

醍醐味バルコニーでゆっくり過ごす

バレアス海の絶景を見ながら読書するのが船旅の目的の一つでしたので迷わずバルコニーのある客室を選択しました。

朝、目の前に広がる潮風と朝日を浴びてスタートすると “今日も素敵な1日が始まる” と感じられます。
疲れたらいつでも客室に戻ってゆっくりすることもできるのが嬉しいですね。

移動時間もアクティブに楽しむ

24時間利用できるブュッフェやプールやジム、スパなども併設してあって船で快適な時間を過ごす事ができます。
大きい客船は船内だけでも結構歩くのでスニーカーを持参して正解でした。

セキュリティのしっかりした船内は安心

何より両親と旅行をしていて助かったのは自分の時間を確保できることです。
これまでの旅行は英語が話せない両親にずっと付き添っていて、正直なところ、ホテルに帰るまで一人時間がありませんでした。

その点クルーズ旅行は船の中は別行動でも安心、迷子になったとしても同じ船の中。
両親も2人でショーを観に行ったり、レストランに行ったりと楽しんでいました。

更にお金の心配もほとんどなく(アルコールや一部のレストランを除いて)殆どが旅行代金に含まれているため安心して船内を遊ぶことができました。

船旅は移動が楽で身軽に寄港地観光できる!!

寄港地での滞在は船が停まっている間は自由で、船で募集している現地ツアーに参加したり、お土産だけ買いに、ジェラートを食べに少しそこまで、なんてことも実現できます。

重いスーツケースを引っ張って、ヨーロッパの石畳を移動するのは大変!
電車やバスに乗り換えたり、スリにも注意しながら、、、なんて移動していたら精神的にも体力的にも疲れてしまいます。

クルーズ旅行はというと、重い荷物は船内に置いたまま街から街へと移動してくれます。
寄港地に観光に行く時は貴重品とカメラだけ持って身軽に出かければ十分。

ここからは魅力的な寄港地での私の過ごし方もご紹介します!!

【1日目】クルーズ乗船港はリボルノ

リボルノがあるトスカーナ地方へは余裕を持って前日に到着するようにし、一泊しました。

せっかくなのでトスカーナと言えばピサの斜塔!!
これを見ずしてここを離れるわけにはいきません。

周囲に見どころがいっぱいの港町リボルノ。

出発当日も観光や港の近くを散策、現地の日常を垣間見れ、トスカーナの魅力を存分に味わえました。

【2日目】コロンブスの生誕地ジェノヴァ

街並みはもちろん、ジェノヴァの文字もオシャレ!
広場の中心には大きな噴水が設けられ、周囲にはカフェやブランド店が並びます。

船で前日までに予約すれば現地ツアーも参加できますが、私たちはフェッラーリ広場、サン・ロレンツォ大聖堂、ジェノヴァ王宮など世界遺産の両宮殿も個人行動で楽しみました。 

【3日目】フランス最古で最大の港マルセイユ

マルセイユ旧港はヨットや船が整然と並んでいて歴史が感じられます。
美味しそうなケーキが並ぶお店でカフェ巡りしたり。
港の近くには大きな観覧車もあり、上空42メートルの絶景を楽しめます。

坂をひたすら登っていくとマルセイユの観光名所、ノートルダム・ド・ギャルド・バジリカ聖堂が建っています。
聖堂内もとてもキレイですが、テラスから見渡すマルセイユの海と街は絶景!
坂道を登ってきた甲斐がありました。

オレンジ色の屋根と空と海の青のコントラストがとても美しくて感動しました。
ただ、ここまで坂道だという事前情報があればタクシーをお願いしてました。笑

【4日目/5日目】パルマ・デ・マヨルカに停泊

マヨルカといえばパルマ大聖堂。

サクラダファミリアで有名なアントニオ•ガウディーが教会内部の改修に関わっており、とても美しい大聖堂に目を奪われます。

並木通りが素敵なマヨルカ、ここはたくさんのお店が並ぶマヨルカ島のショッピングストリートです。
少々歩き回って疲れたので、そろそろ恋しくなってきた日本の味、抹茶フラペチーノを目当てにスタバで休憩しました。

【5日目/6日目】地中海に浮かぶスペインの島イビザ

ナイトスポットで有名なこの島で船をつけて一泊します。

旧市街のダルト•ヴィラ地区は16世紀に造られた城壁に囲まれた街。
城壁をくぐると中世の街にタイムスリップした気分になり、丘の上から見下ろす街並みは絶景です。

スペインといえばパエリア

ブーゲンビリアが咲き誇る白壁を進むとオシャレなレストランを発見。
ショッピングや観光で疲れたのでここでも一休みします。

白壁の美しい旧市街はカフェやレストラン、セレクトショップなどが並ぶショッピングストリートです。
イビザオリジナルブランドのお洋服やアクセサリーが並んでいたりしてお買物を楽しみながらお散歩できます。

夏のイビザ島は花が咲き誇り、木々が青々と生い茂り自然がとても美しい島。

訪れるまではパーティ好きが集まる島だという認識でしたが、来てみて昼間の穏やかで過ごしやすい街にとても魅了されました。

【7日目】イタリアのサルディーニャ島に位置するオルビア

聖シンプリチョ大聖堂は1100年ごろに建設された歴史ある教会です。

通り沿いにはレストランやカフェが並んでいてサルデーニャ料理が堪能できます。

船内ではいつでも何かしら食事でき寄港地毎に新鮮な食材が使用されるので船の料理も飽きることがありませんが、ぜひ寄港地での名物料理も楽しんでみて下さい!

快適なファミリークルーズ旅行を経験してみませんか?

朝まで遊んでも、いつも通り船のお部屋で寝ても、どう過ごすかを自由に決められるのがクルーズの魅力。
船内にはカジノやレストラン、ショッピングできるお店、ショーやプール、ジム等、老若男女楽しめるので移動時間も退屈しません。

現在、両親は70近い歳となり、私にも2歳の幼い娘がいます。
両親が元気なうちにまた家族で海外クルーズに行きたいと思います。

メンバープロフィール

まどか
まどか
外資系CAとして6年勤務。夫の駐在で2年海外に帯同。世界40ヵ国以上を旅。今までの旅行経験を元に現在も小さな子どもと一緒に優雅なママ旅を満喫。子どもが生まれてからなかなか旅行ができない、子どもと一緒の旅行は大変、そんなママの声を聞いて生後10ヶ月の娘を連れて国際線を利用していた経験を活かし旅行に踏み出せないママに、子連れ旅のオススメ先やお役立ち情報などを発信。今までのたくさんの観光を詰め込む旅行から滞在先でリラックスする時間を設ける優雅な旅を提案。旅行こそママが癒される時間にしてほしいと、旅先でのスパなどの美容情報も掲載。もっと気軽に、もっと優雅に、もっと美しく旅するママを増やしたい。

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