地中海を巡る「ロイヤルカリビアン」新造船「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」

こんにちは!年間250日旅行しているアラサー女子のトンちゃんです。 

今回乗船したのは、ロイヤルカリビアンが誇る「アイコンクラス」第3隻目となる2026年7月デビューの新造船、「レジェンド・オブ・ザ・シーズ(Legend of the Seas)」。

アイコンクラス3隻目として、レジェンド・オブ・ザ・シーズならではの魅力と地中海を巡る寄港地についてご紹介します。

世界最大級24.8万トン。初の地中海クルーズ

「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」を目の当たりにしてまず圧倒されるのは、そのスケール感です。総トン数は世界最大級の約24万8,000トン。港にそびえたつ姿は、まさに海上に現れたひとつの街そのものです。

今回は、スペインの港「マラガ」から乗船。空港から港へは車で約20分と非常に近く、配車アプリも充実しているため移動はとてもスムーズでした。

スクーナバーで出会った、レジェンド・オブ・ザ・シーズ

数ある船内施設の中で、私が特別な時間を過ごしたのが、ピアノの生演奏とカクテルをゆったりと味わえるクラシカルな「スクーナバー」。実はこの場所には、私たち日本のクルーズファンにとって見逃せない、ある貴重な模型が展示されています。

それが、初代「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」の模型です。今回の最新客船はその名を継承した2代目にあたりますが、初代の大きさは現在の約4分の1ほどのサイズでした。

そしてこの初代こそが、2010年に日本で初めて、外国船による「日本発着クルーズ」を実現させた歴史的な船。

当時の日本において、クルーズ旅行といえばラグジュアリーな日本船が中心であり、「一生に一度の贅沢」と言われるほどの高価格帯でした。そこへカジュアルな外国船が発着クルーズを行ったことで、日本のクルーズ層が一気に広がるきっかけとなったのです。

2010年当時、アジアに初めて配船され、未開拓だった市場へと投入されたパイオニア的存在。今回の新「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」が「アイコンクラス初のヨーロッパ路線」として地中海へ投入されたことと、美しくシンクロします。

古くからクルーズを愛する人々にとって馴染み深い船名が、圧倒的な進化を遂げて新たな伝説を紡ぎ始める。スクーナバーのグラスを片手に初代の模型を見つめながら、そんな客船の歴史とストーリーに思いを馳せるひとときは、今回の旅でも特に心に残る時間となりました。

大人の夜を彩るバー「1400」と、船名を冠したカクテル

夜の船内散策でぜひ立ち寄りたいのが、高級感あふれるカクテルが楽しめるバー「1400」です。熱気あふれる会場から落ち着いたラウンジまで20か所以上のバーが点在する中でも、ここは洗練された特別な空気をまとっています。

店名にもなっている「1400」は、実はアイコンクラスの船体番号にちなんだもの。

メニューを開くと、そのナンバーを冠したシグネチャーカクテルのほか、新旧2隻の「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」にちなんだスペシャルカクテルが並んでいました。

今回私が注文したのは、もちろん新造船の名を冠したカクテル「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」です。「ボートじゃなくてシップ(船)だよ」という、クルーズ船ならではのユーモアあふれるネーミングが付けられており、グラスには可愛らしい船の形をした紙が添えられていて、見ているだけで心が弾むチャーミングな一杯。一流のエンターテインメントの余韻に浸りながら、華やかで奥深い味わいのグラスを傾ける、上質な大人の時間を堪能しました。

新造船レジェンドならでは!エンタメ&グルメの魅力

他船との大きな差別化ポイントとして見逃せないのが、「洋上初上演のエンターテインメント」と「没入型の革新的な食体験」です。

魔法の世界へ迷い込む、ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」

レジェンド・オブ・ザ・シーズでは、大ヒットミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」のフル上演が洋上で初めて実現しました。会場に入った瞬間、チョコレートの甘い香りがふわっと漂い、始まる前からワクワクする空間です。

ウィリー・ウォンカの奇抜で不思議な魅力と、お菓子の世界。「ウンパルンパ」たちのユーモアあふれるダンス、そしてゴールデンチケットを手にした子どもたちの物語。舞台装置も圧巻で、船上であることを忘れてしまうほどのステージでした。

実は、主役のチャーリー役を務める子は、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』で子ども時代のハリー・ポッターを演じたり、直前にはロンドンの有名劇場アレクサンドラ・パレスでの『クリスマス・キャロル』にも出演していた実力派。

 長期間の舞台やクルーズ船の公演に参加する際は、現場に「チューター(家庭教師)」が同行して学業をサポートする制度が整っているそうで、裏側のプロフェッショナルな環境を知って一層感銘を受けました。

船内熱気から感じる、「AGTライブ」と「ロイヤルレールウェイ」への期待

今回の新造船の大きな目玉として話題を集めているのが、洋上初の公式ライブショー「アメリカズ・ゴット・タレント・ライブ」と、没入型ダイニング「ロイヤルレールウェイ:レジェンド・ステーション」です。今回は残念ながらどちらも直接体験することはできなかったのですが、反響は並々ならぬものがありました。

「ロイヤルレールウェイ」は、冒険家マルコ・ポーロの足跡をたどる「古代シルクロードの旅」をコンセプトにした体験型レストラン。中国、トルコ、インド、ペルシャ、イタリアへと続く旅路をイメージした全5コースのフルコース料理を、車窓に見立てたスクリーンに映し出される映像や音響、ショーとともに、五感で味わうシステムになっているそうです。 お店の入り口には本格的な駅の案内板まで設置されており、旅情を誘う佇まい。どちらも、次回の乗船でぜひ叶えたい目標となりました。

水と氷のシアターが魅せる、大迫力のオリジナルショー

船尾のアクアシアターでは、高飛び込みとストリートダンス、クラシックバレエを融合させた新作水上ショー「ショックウェーブ」を鑑賞しました。最新音響設備の没入感と、次々に表情を変えるダイナミックなステージはまさに圧巻。素晴らしいパフォーマンスに、ラストは感動して自然と涙があふれてきました。

さらに、洋上最大のアイスアリーナ「アブソリュートゼロ」では、プロのスケーターたちが自然のパワー(火・風・水・土)を表現する完全新作ショー「フュージョン」を上演。

9年連続で「ベスト・エンターテインメント」に選ばれるブランドの矜持を、船内の至るところで実感することとなりました。

寄港地レポート|ラ・スペツィアから訪れる、フィレンツェ&ピサの街歩き

充実した船内生活に彩りを添えるのが、魅力あふれる寄港地でのひとときです。イタリアの「Florence/Pisa (La Spezia)(ラ・スペツィア港)」に寄港した日は、船会社主催のエクスカーションに参加しました。

選んだのは、「自撮りツアー(Selfie Tour)」と呼ばれるツアー(料金:138ユーロ)。移動の手配を気にすることなく、ピサとフィレンツェの主要なフォトスポットや見どころを効率よく巡ることができる、非常に満足度の高い内容でした。

①港を出発し、白大理石が輝くピサの斜塔へ

船を降りて広々としたツアーバスに乗り込み、まず向かったのは世界遺産「ピサ」の街です。今回は外観見学でしたが、青空の下で傾きながらそびえたつ「ピサの斜塔」は、想像以上の美しさと存在感。

②ミケランジェロ広場から、ルネサンスの都フィレンツェへ

ピサを後にし、バスはルネサンス文化が花開いた都、フィレンツェへと向かいます。到着したのは、街全体を俯瞰できる小高い丘の上にある「ミケランジェロ広場」。オレンジ色の瓦屋根が連なる歴史地区とドゥオーモが織りなすパノラマは、息をのむ美しさです。ここでバスを降り、歴史ある通りへと徒歩での散策を開始しました。

③アルノ川沿いを進み、歴史を架ける橋を渡る

街の中心部へと続く坂を下り、アルノ川沿いを歩きます。貴金属店が連なるフィレンツェ最古の橋「ヴェッキオ橋(ポンテ・ヴェッキオ)」をひとつ隣の「グラツィエ橋」から眺めました。

④サンタ・クローチェ聖堂広場で味わう、現地の絶品グルメ

街歩きを進め、ツアーは「サンタ・クローチェ聖堂」がある広場へと到着。ここでのランチタイムには、事前にリサーチしていた現地の人気グルメを堪能しました。

まず足を運んだのは、人気のサンドイッチ店「Lo Schiacciavino – Santa Croce」。ここで注文したのは、「Non cambiare mai」という名のトスカーナ名物スキアッチャータです。外はパリッと香ばしく、中はもっちりとした塩気の効いた伝統パンに、生ハムやチーズが贅沢に挟まれた一品。イタリアの食のレベルの高さを実感しました。

食後には、近くのジェラート店「Gelateria Aurea」へ。ここでは「イチゴとレモンのジェラート」をチョイス。イタリアの温かい陽射しの中、ジューシーで甘みのあるイチゴと爽やかな酸味のレモンが口の中で溶け合い、歩き疲れた体に優しく染みわたる格別の美味しさでした。

⑤ヴェッキオ宮殿から、壮大なドゥオーモの足元へ

お腹を満たした後は、再び徒歩での散策へ。野外美術館のような彫刻が並ぶシニョリーア広場の「ヴェッキオ宮殿」を通り抜け、最後に向かったのはフィレンツェの象徴であるサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)がそびえる「サン・ジョヴァンニ広場」です。白、ピンク、グリーンの大理石で彩られた壮大なファサードを目の前にすると、数百年前の職人たちの技術と情熱に深く心を動かされます。

歴史と芸術を五感で味わい尽くした後は、徒歩でバスへと戻り、ラ・スペツィア港で待つ「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」へと帰還。安心感のある移動と自由時間のバランスが心地よい、理想的なエクスカーションでした。

歴史と革新が交差する、唯一無二のクルーズ体験

世界最大級のスケールの中に、先端のエンターテインメントと豊かな食の選択肢、そして日本クルーズ界の歴史とリンクするストーリーを秘めた「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」。

今回のヨーロッパ路線でのデビューを皮切りに、今後はフロリダ発着のカリブ海路線、そして同社が誇るプライベートリゾート「パーフェクト・デイ・アット・ココケイ」への寄港など、魅力的な航路が次々と予定されています。

古くからのクルーズファンにとっても、これから新しい船旅に出会う方にとっても、この船での滞在は間違いなく特別な体験になるはずです。次のバケーションの選択肢として、世界最大のクルーズで地中海クルーズはいかがでしょうか。

取材協力:ロイヤル・カリビアン・インターナショナル 日本総代理店 株式会社ミキ・ツーリスト

メンバープロフィール

トンちゃん
トンちゃん
旅行系SNS総フォロワー数120万人。日本最大級の女子旅アカウントを運営している、アラサーの旅好き女子トンちゃんです。インスタグラム、TIKTOKと旅行好きな沢山の方へ「ワクワクする・行きたくなる」きっかけとなる発信をすることが得意です。地方自治体様・ホテル様・飲食店様等よりご依頼をうけ、旅やおでかけに関する情報をSNSを通して発信しております。また、Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム公式ブロガーとしても活動しております。

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