【クリスタルシンフォニー】ラグジュアリー客船 アジアクルーズ乗船記②

海外旅行好きが高じて海外生活をはじめたCRUISE Ismアンバサダー「ふじはる」です。

憧れのラグジュアリー船「クリスタル シンフォニー」で、フィリピンからブルネイ・ダルサラームまでを巡るアジアクルーズに、母娘で乗船させていただきました!

前回の記事ではクリスタルシンフォニーのラグジュアリークラス、海が見えるスイートルームの様子、とっても美味しくて種類豊富な船内レストランを中心にご紹介しました。 ▶▶ 前回の乗船記はこちら


今回も引き続き、船内のアクティビティ、エンタメやスポーツ施設についてお伝えしていきます!

オールインクルーシブのシステム

クルーズ旅行は基本的にどの客船もオールインクルーシブな料金システムなので、クルーズ代金に「 移動費 ( 寄港地間 ) 、宿泊費、1日3食 ( 以上 ) の食費、船内アクティビティやエンタメ 」が含まれます。


※カジュアル船ではWi-Fi利用料やドリンク注文の際、別途チャージがかかりますが、クリスタルクルーズはカバーされています。
船内では毎日様々なイベントやアクティビティが開催されるため、料金を気にせず気軽に参加できるのは楽でした。

クルーズ代金に含まれているもの例
・Starlinkの衛星を利用したWi-Fi
・レストランやラウンジでのアルコール
・スタッフへのチップ
・スペシャリティレストランの利用
・観光地へのシャトルバス

パームコートで無料のアフタヌーンティー

毎日アフタヌーンティーをいただけるとのことで、早速「パームコート」のある最上階デッキに向かいます。
船首に広がるコロニアル様式の美しい空間。海が見渡せる大きな窓と白い壁に映えるヤシの緑!


ピアノの生演奏がよく聴こえるソファ席に案内してもらい、まずは紅茶を。カフェインレスの紅茶やハーブティー、カクテルの種類も豊富です。


紅茶は小さめのポットで提供。ウエッジウッドのオベロンがラウンジによく似合います。
まもなく三段重ねのティースタンドが登場!


サンドイッチを手に取りそのフワフワ具合に驚き、口に入れてしっとり食感に驚きました。キュウリ、生ハム、ローストビーフのサンドイッチ。全て美味しくて即完食。


スコーンはあたたかく、私が好きなねっとりした食感。小さめのケーキは甘さひかえめでパクパクいけます。
今回の航海中にアフタヌーンティーを2度利用しましたが、ケーキは寄港地に因んで、毎日違う種類が提供されていました。

船内での過ごし方 施設とアクティビティ

お部屋には毎日、翌日の船内情報が書かれた、船内新聞が届けられます。


この日は寄港せず、1日船の上で過ごす「終日航海日」のためアクティビティが盛りだくさん。
母と協議の上、朝はジムでヨガレッスン、昼は社交ダンス教室、午後はゴルフ教室に参加することにしました。

ヨガ


寝坊のためヨガの参加は見送り。メインダイニングの「ウォーターサイド」でゆっくり朝ごはんを食べました。

社交ダンス

昼からは、初めての社交ダンス。ステップを踏めなかったら恥ずかしいな、と恐る恐るの参加でしたが、美男美女の先生が基礎から教えてくれました。


何より受講者ほぼ全員が壊滅的に踊れていなくて、それでも皆さんとっても楽しそう。普段はやらないような体験が親子でできた貴重な時間でした。

テニス大会

昼下がり、船上で知り合った日本人の青年にお誘いいただき、急遽テニス会に参加することになりました!


最上階デッキの「ウィンブルドンコート」にテニス好きが集まり、みんなでラリー。
わいわいプレーしていると、親切なクルーがタオルや冷たいお水を持ってきてくれました。

ゴルフレッスン


午後はまだまだアクティブに、プロゴルファーによるゴルフレッスン。受講者が順番にスイングし、アドバイスを受けられます。終盤は「何よりメンタル!」と熱弁され、生徒も強く頷いていました。

エンターテイメント

今回の船旅は午前中に寄港地を観光、15時頃に出港するケースが多く、特に夕方〜深夜の船内エンタメが充実していました。


ドレスコードは日中の「カジュアル」から「フォーマル」に設定が変わり、きちんとお化粧をしてドレスを着ることで気持ちも切り替わります。


船内の至る所でピアノやギター、バイオリンの生演奏。お昼にダンスレッスンをした「スターライトクラブ」では、たくさんの方が着飾って踊っていました。


遠目で見ているとプロのダンサーがエスコートして下さり、わたしも社交ダンスデビューする事ができました!

ブロードウェイ

夕食の後はミュージカル鑑賞。


この日は「ウエストサイドストーリー」が上演されていました。超大型客船と比べてステージが小規模な分、トップレベルの歌や演技を間近で見る事ができます。

ミュージカル以外にもオーケストラやピアノコンサートなど、日替わりで演目が変わるので飽きません。

アベニューサルーン

ブロードウェイ鑑賞が終わり、深夜23時。まだ眠るのはもったいないと後ろ髪引かれていると、アベニューサルーンに辿りつきました。入るのに気後れしてしまうほど、上質で大人な雰囲気の店内。


寄港地のツアーで出会ったご婦人が手招きしてくれて、ピアノの目の前の特等席に座ることができました。こちらではピアニストとコミュニケーションをとりながら、リクエストした曲を弾き語りしてもらえます。


どんなジャンルの曲も即興で演奏され、転調のリクエストにもすぐに応じる超絶技巧。アナ雪のLet it goをリクエストしてみると、アレンジを加えながらの完璧な弾き語り。周りからは「孫が好きな曲だわ!」と好評(?)。

曲に関する思い出話を聞いたり、時にはみんなで歌いながら楽しむ、最高な夜となりました。

ラグジュアリーだけど堅苦しくない客船♡ 


今回の記事では、クリスタルシンフォニーの船内施設やアクティビティについてお伝えしました。

超大型客船だと「体験したい、見ておきたい場所がたくさん!」と、どうしても忙しく動いてしまいますが、この船では自然にどの施設も利用するので、迷うことなく、ゆったりと生活する事ができました。


ラグジュアリークラスならではの上質なおもてなしと、乗客のファミリー感があふれるクリスタルシンフォニー。
リタイア後はもちろん、新婚旅行や還暦、退職を祝うなど。忘れられない思い出の舞台にふさわしい、特別な船だと感じました。

取材協力:クリスタル・クルーズ

メンバープロフィール

ふじはる
ふじはる
脱サラ後4年で38カ国を旅行✈️ファッション誌「25ans」公式ブロガーやガイドブック「地球の歩き方」特派員としても執筆活動中。5年間ロンドンで暮らし、現在は香港を拠点としています。ラグジュアリーな旅とグルメが大好きです。

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