【船内見学会】ロイヤルカリビアン ~スペクトラム・オブ・ザ・シーズ~ 横浜大黒ふ頭

2023/8/12 初めての船内見学会へ。
私がクルーとして勤務していたスーパースターヴァーゴは約7万5000トンなので、約16万9000トンのスペクトラム・オブ・ザ・シーズは倍以上です。さすが、横浜ベイブリッジの下を潜れない大きさだ。

クルーズ船へ

桜木町駅で待ち合わせ、送迎バスに乗車し約30分かけて横浜大黒ふ頭へ到着しました。バス車内からクルーズ船が視界に入った時、その大きさに驚きました。横浜ベイブリッジに並ぶ大きさ、約16万9000トンのクルーズ船がどんどんと近づいてくる。

クルーズ船の目の前で、バスから降りたときには、もうテンションMAXでした。

大きい!

いざ、到着。広々とした税関に入ると、もうここは異国の地。
外国人観光客で溢れています。コロナがやっと終息した初めての夏休みシーズンだからか、人がいっぱい。

写真には納まりきらない大きさ

受付をもちろん英語で済ませて、いよいよ入場!税関を通り抜けたら、クルーズ船の目の前まで近づいていて、船を見上げる圧巻の景色でした。背景には横浜ベイブリッジが見えていて、それはまた横浜の良い味が出ています。

船内に入る前に、本人確認と顔写真を取られました。優しくてかっこいいクルー。アジアなまりの英語がすごく懐かしく感じました!

中央付近はニ層吹き抜け開放感のあるロイヤル・エスプラネード


初めて見る船内の景色、ロイヤル・エスプラネードの始まりは右にも左にもお店が広がり、「わぁぁぁあ」となる瞬間。
日本寄港中は残念ながらお店は閉まっているので、ドア窓から覗き雰囲気を楽しみました。

特に気になったのは、みんな大好き、お土産ショップ「THE SHOP」ロイヤルカリビアンのロゴマークが好きな方も多いのではないでしょうか?このロゴが大きく入っているだけで、欲しくなる。Tシャツとボトルは記念に欲しいな~。
船内見学会では購入できませんが、クルーズ乗船した方は手に入れられます!

船内にはまだまだお店があるので、もっともっと楽しめます。そして、大好きなカジノエリアへ。

航海中も停泊中も私がクルーをしていた当時、カジノは立ち入り禁止エリアで入れませんでした。日本寄港中の船内案内の際も外から見るだけです~と案内するものの、遠くて中は見えないくらいシビアな場所でした。

今回なんと一歩だけ踏み込んで見学可能に。階段を下りるとカジノエリアを一望できました。まだ日本にカジノはないだけに独特な空気感でした。え?どんな雰囲気か気になる?クルーズ船に乗ったら全部味わえます。

そして、SHORE EXCURSIONSへ。

案内されてびっくり!寄港地のツアー申し込みがタッチパネルからできるんですね!ところどころ時代が変わり、ハイテク化へアップデートしているところを見つけるのも楽しみの一つなのかもしれません。

ロイヤルカリビアンは、今話題の「X」でお馴染み、イーロン・マスク氏といち早く交渉し最新のWi-Fiを導入しているのだとか。

もう6年前(2017年)の話になりますが、インターネットが重いのなんの。クルーは航海中、有料のパソコンを使って家族とやり取りできるのですが、びっくりするほど繋がらないので諦めてました。もうファミコンの時代にさかのぼったのかと思うほど重かったのです。それが今や海の上でもインターネットが使える時代になったのですから、本当に便利な世の中になったと思います。そんな快適になった今を楽しまなくては!!

これが何の写真か分かりますか?

船内で見つけてくださいと言いたいところですが、私の好きポイントをお伝えします。
船内の吹き抜けにあるエレベーターです!

船内ならではの豪華さの演出の一つではないでしょうか。一瞬、船の中にいることを忘れかけるくらいの幻想風景なので、是非見上げてみてください。

胸がときめく空間でウェルカムイベント

船尾に向かって歩き続けてたどり着いたのがシアター「TWO70」丸みを帯びた広々とした眺めの空間は、イルミネーションのようにライトアップし色を変えて出迎えてくれます。

クルーズディレクターの登場

はじけるような笑顔に、黄色の素敵なドレスの彼女はとても輝いて見え、エンターテインメントの世界へ導かれます。
盛り上げ上手な司会進行を聞いていても、さすがだなぁと感動しました。(私がいたポジションの上司にあたる方ですから、特別な憧れの存在です)

そして、まさかのキャプテンの登場!!

キャプテンに会えることが、どれだけ凄いことかわかります?お伝えしましょう!航海中は、基本的にブリッジ (操舵室) にいます。 ゲストが会えるチャンスは、大体有料のブリッジツアーか、クルーズ中の特別なパーティーGALAナイトでしかお目にかかることはありません。

チャンスは一瞬かもしれないので、もしキャプテンとお会いする機会がある際は勇気を出して声をかけてみて下さい。
「Can you please take a picture with me?」
キャプテンは喜んで写真を撮ってくれることでしょう!そして一生記念に残る写真となるでしょう。私も大事に残しているキャプテンとの写真があります。

ルームツアー

窓側やバルコニー付のお部屋は開放感で溢れてますね。
そして横浜ならでは、窓から見える外の景色にベイブリッジが見えて写真撮りまくりました。港によってその土地の雰囲気が味わえるのもまた良いですよね。

そして今回とても面白い発見がありました!バーチャルルーム!ご存じでしたか?お値段がお安い分、外の窓がない内側のお部屋には、なんと!まるで外が見えるかのような窓(モニター)が付いているのです!これで十分内側のお部屋でも楽しめると思います!

船内見学をご一緒した方々も「これは面白い~!」と言っている声がたくさん聞こえてきました(笑)

一部のバー・レストランの写真をシェア

どのレストランも雰囲気がガラリとかわりどこもスタイリッシュでオシャレ。私的にはワンダーランドのお店で幻想的な空間を楽しみたいです。

船内アクティビティ

私の大好きなゴーカートに、スポーツエリアに、室内プール、ロッククライミング、フローライダー(船上サーフィン)!!!他にもまだまだあります!寄港地は下りずに、ずっと船の中にいても楽しめそうです(笑)

偶々サーフィンを楽しんでいる方がいてとても見事な波乗りを見せてもらったのですが、このインストラクターは本当に上手いです!
サーフィン歴3回ある私からみても憧れます!あまりにも簡単に波乗りしているので、見ていると思わず私もできそう!という気持ちになりますが、、そんなことはきっとありません。冷静にスタッフさんに伺いました。

「初心者でもできるようになりますか?」
→クルーズ中の7日間、毎日波に乗ったら最終日には乗れるようになりますよ!と。

確かに、本物の海だと天候や波の状況で毎日できるかわかりませんが、ここなら毎日乗れる!!
それに有料でレッスンも受けられるそうなので、私みたいにこっそりサーファーになりたい人には持って来いの場所です。

感激!お待ちかねのプールデッキで最高の景色

もう声を出さずには居られません!広々とした船上では、最高のクルーズが楽しめるのではないのでしょうか。海の上で船上を走り回ることができるなんて、爽快ですね!

ここから海の景色、波の音を感じ、プールで泳いだり、バーで美味しいお酒を飲み、夜暗くなったら満点の星空を楽しむ。今、目を瞑って想像するだけで、胸のわくわくが伝わってきませんか?

私もクルーズ旅に出かけたくなりました♡

心ときめくスペクトラム・オブ・ザ・シーズは、約4年ぶりの横浜港への寄港でしたが、これから日本各地へ寄港予定がありますので、 是非一緒にクルーズ旅を考えてみましょう!

「ポケモンワールドチャンピオンシップス 2023 横浜みなとみらいイベント」が開催

この日は街の至る所が、ピカチュウだらけ☆ピカチュウ目当てに来ている外国人観光客も多く見受けられ、世界中から人気があることを実感しました。

船内案内のガイドを担当して下さった方は、シンガポールから来ている方で「横浜観光したらピカチュウがたくさんいたの!!(英語)」と大興奮で、撮った写真を見せてもらいました。今の期間だけだから「 You are super lucky!!」と頑張って伝えようと話しているうちに、とても仲良くなりました。

因みに船内はフレンドリーなクルーばかりなので、すぐ友達になるので楽しいです!皆さんもぜひぜひクルーに話しかけてください!!絶対喜んでくれます!会うたびに話しかけてくれます!!(私がクルーの時、お話ししてくれるゲストがいたら楽しかったから!)
と、横浜ピカチュウの話で、盛り上がったのも嬉しかったです。こうやって、クルーズの寄港地も楽しみたいですね~。

取材協力:ロイヤル・カリビアン・インターナショナル 日本総代理店 株式会社ミキ・ツーリスト

メンバープロフィール

asa
asa
2017年、スタークルーズのSuper Star Virgoに半年間、クルーズスタッフとして乗船しておりました。船内では、ゲストに楽しんで頂くために、多国籍のクルー達と日々話し合いながら、各イベント・パーティーなどの司会や運営補佐をして盛り上げていました。
一番好きな時間は、クルーズ最後の夜を楽しむガラナイトで、正装でのディナータイムや社交ダンスパーティーが輝かしく素敵な時間でとても印象的でした。
きっと世の中には、過去の私のように”クルーズ!?”と驚かれる方がいらっしゃると思います。
私の人生の中で、かけがえのない、忘れられない貴重な経験を生かして、今後クルーズの魅力をお伝えしていきたいです。

関連記事

  1. コロナ禍でどう進化した?ダイヤモンド・プリンセス

  2. 船旅で規定外の体験を★ロイヤルカリビアンをお勧めする3つの理由

  3. 【東京発着7日間レポ】子連れコスタクルーズおすすめポイント!

  4. 【子連れクルーズ】子供と楽しむダイヤモンド・プリンセス 〜沖縄・台湾クルーズ〜 徹底解説

  5. オーロラ

    フッティルーテンのオーロラクルーズが北欧女性ひとり旅におすすめの理由

  6. 【サン・プリンセス特集 1】2024年デビューの新造船、日本メディア初取材!最新設備に密着

カテゴリー

  1. 【ノールダム】美食を味わい、音とアートを愛でるク…

  2. 金沢港からクルーズ旅へ!金沢港クルーズターミナル…

  3. 『リージェント セブンシーズクルーズ』「セブンシー…

  4. コスタセレーナで航く感動の長崎・済州島・神戸 GW J…

  5. 【MSCベリッシマ】沖縄・台湾を巡るショートクルーズ…

  1. コロナ禍でどう進化した?ダイヤモンド・プリンセス

  2. クロワジー・ヨーロッパ プロバンスを堪能するローヌ…

  3. 私の推し航路「エーゲ海クルーズ」

  4. 『世界で最も美しい船旅』フッティルーテン・沿岸急…

  5. 南フランスを徹底的に楽しむリバークルーズ(紹介編)