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こんにちは 元ツアコン旅インスタグラマーの旅猫あやです。
2020年1月21日こんなDMが来たんです。
『この度はロイヤル・カリビアン50周年キャンペーンにご応募いただき誠にありがとうございました。厳正な抽選の結果、特賞のクルーズモニター旅行に当選されましたのでご連絡いたします』
きゃ~ウソ~!当たった~やった~!
その後にコロナが蔓延、乗船予定だったクルーズがキャンセルになり2年10ヶ月長かった。やっとやっと行けました。
こんなに長い時間が経ったのに大変な大変な時期を経て約束を守ってくれたロイヤルカリビアンには感謝しかありません。
夢のような体験でした。素晴らしいひと時を有難うございました。
そんなクルーズの感動をたくさんの方にお伝えするのが私のご恩返しです。
スペクトラム・オブ・ザ・シーズの船内ってどんな感じ?
まず大きさにびっくり!私の住んでるマンションより大きいです!
全長347mって東京タワーより長いです。写真に全体が収まらない!
最初に船内に入ると中央の吹き抜けのロイヤル・エスプラネードを通りますが、まるで巨大ショッピングモールです。
16階まであって、私達のお部屋は12階の船尾にあるスーペリアラージバルコニーでした。巨大なエレベーターがいくつもあります。
ベッドはツインにもしてもらえます。想像以上に広いお部屋でデスクもソファもあり、バスルームも広くて使いやすいです。
バルコニーが大きくてデッキチェアもあって、圧迫感は全くなくむしろ開放感いっぱいです。
船内には屋外プールや子供専用のエリア、インドアプールや大人専用のソラリウムもあって大人もファミリーもそれぞれに楽しめるようになっています。
更にカジノに免税店にスパにフィットネスセンター、劇場、ミュージックホール、広大なデッキや展望エリアもいっぱいで、最初に探検するだけでもめちゃくちゃ歩きました。
4泊5日で丸1日船から降りない日もあるから身体動かさないし退屈じゃない?って思いますよね?
それどころか!毎日いろんなアクティビティやショーやイベントがあって、逆に忙しいです(笑)
船が大きいからレストランやショーに行くのも歩く歩く!もちろん寄港地でも観光で歩く!
優雅にバルコニーで本とか読む暇ないくらいです。
毎日3食ガッツリ食べて夜はフルコースで肉三昧でしたが全然太らなくてむしろ痩せてました(笑)
食事の選択肢が多過ぎて嬉しいお悩み
クルーズの料金には食事代が込みになっています。
・毎日メニューが変わり好きなものが選べるコース料理のメインダイニング
・朝昼晩やティータイムも開いているビュッフェ
・サンドイッチやスープ、スイーツがあるカフェテリアやホットドッグスタンド
・コンチネンタルブレックファーストのルームサービス
これ全部インクルーシブです!これ以外にも追加料金でイタリアン、日本食、ステーキハウス、コンセプトレストラン、ワインバーもありました。
お酒は全て別料金なのであちこちにあるバーでカクテルを頼んだり(料金は共通でした)食事の時のボトルワインは都度ルームキーにチャージして自動精算になります。
カクテルは11.8$〜(税込)ボトルワインは25$〜あって、ホテルのダイニングで飲むこと考えたらそれ程高くないと思います。
お酒を沢山飲む方やランクが上のレストランもいろいろ行きたい方にはドリンクパッケージやダイニングパッケージが販売されています。
メインダイニングのコース料理はとても美味しくて、毎回何を食べようか悩むのも楽しく、しかも前菜・メイン・デザートから好きなだけ頼めるんです。
結局夕食は全部メインダイニングで私は毎晩大好きな肉ばかり食べてました。
サービスの方もとてもフレンドリーで毎回の会話も楽しかったです。英語は片言程度で全然問題なしです。ご安心を!
朝はビュッフェ、メインダイニング、ルームサービスと一通り食べて、どれも大満足でした。
3度の食事に加えてスイーツやホットドッグ、スープとサンドイッチなどの軽食を提供するカフェやカフェテリアもあって、こちらも無料です。
何日も乗ってても飽きない程バラエティに富んでいて、4泊だと選択に悩むくらいでした。
そんなに食べたら太るわ!と思うでしょ?それがね、船内が広いからめちゃくちゃ歩くしアクティビティもいっぱいあります。
ダンスレッスンやエクササイズも気軽に受けられますよ。
ジムやエステもあるし、寄港地でガンガン観光したからか全然太りませんでした。
気になるドレスコードですがクルーズガイドに最後の夜はセミフォーマルとありましたけど、皆めちゃくちゃカジュアルでロングドレスとか全然要らないです!
夏のリゾートドレスで充分だと思います。もちろんお洒落したい人はドレスアップもOKです。
このアジアクルーズに関してはシンガポール、マレーシア、タイ人が多く、ほとんどがカジュアルな服装の方ばかりで誰も人の格好なんて気にしないので余程露出し過ぎとかでなければ大丈夫です。
退屈している暇はない!充実のアクティビティ・エンターテイメント
船内では無料・有料を含め様々なアクティビティがあって退屈する暇がないほどの充実ぶりでした。
ノース・スター
ゴンドラに乗り込むとぐんぐん上昇して絶景が見られる展望台、上から見下ろす洋上の巨大な船は迫力満点でした。
バンジートランポリン
バンジートランポリンの周囲は下が透けている遊歩道。こちらもスリル満点。
スカイダイビングI-FLY・ボディーサーフィンFlowRider
その他バンパーカー、バレーボール、テニスなどが交替でできる屋内運動場やゲーム、卓球台もありました。
更には本格的なレベルの高い内容のショーが毎日日替わりで楽しめます。
船内の両端に2ヶ所のシアターがあって数種類のショーがあり、頑張れば掛け持ちで見ることもできます。
私達は予定表をチェックして食事の時間を合わせて順番待ちをしたりしましたが早目に乗船して船内のアプリから予約もできます。
ショーの内容は音楽・歌・ダンス・パフォーマンスいずれもレベルの高い素晴らしいものでラスベガスやNYのブロードウェイのショーと比べても遜色ないほどでした。
寝ている間に移動、起きたら即観光できる
クルーズの良いところは他にも!荷物の移動がなくパッキングをせずに寄港地を周遊できるのもメリットの一つです。
1か所目の寄港地ポートクランからは念願のブルーモスクへ
船から降りてマレーシア入国はカードキーを見せるだけ!
クルーズ客は信用されているのでしょうか?パスポートは船に預けたままです。だから絶対戻って来るから安心なのかな?
grab(アジアのUberみたいなやつ)を使おうと思ったらタクシーの組合が仕切っているのか来てもらえず片道だけタクシーで行きました。参考までにタクシーだと片道100リンギット、grabは38でした。
タクシーは現金のみなので港で両替したら1リンギット40円でした。(多分空港の両替が安い)この時点でgrab待ったり両替したりで時間がかかり、ブルーモスクに着いたら11時過ぎていてなんと入れませんでした。
サイトには12時とか12時半までとあるけどブルーモスクは金曜日9〜11時まで!仕方ないのでビジターセンターで簡単な説明を受けて写真を撮って帰りました。
せっかくなので足を延ばしてクアラルンプールにも行きました。
クアラルンプールからポートクランのフェリーターミナルまではgrabで120リンギットでした。約1時間くらいの距離です。
2か所目の寄港地ペナン島は初めてでとても楽しみにしていた場所へ
フェリーターミナルからジョージタウンまで徒歩で観光に行けるのも魅力です。
東西貿易の中心として栄え、世界中から商人が集まったジョージタウンは、アジアとヨーロッパの文化が融合している歴史都市としてユネスコ世界文化遺産に登録されています。
歩いているとお寺があるかと思えば教会やヒンズー教寺院にモスク、壁画アートもいっぱい。
マレーシアは猫の街があるぐらい猫好きな国として知られています。
ちなみに猫が多い国ランキング3位です、日本は7位、1位はトルコです。
ペナン島でも何匹かの猫と出会えました。猫好きにはたまらない国ですね。
ペナン島ではマレーシア料理も楽しみました。
ペナン・プラナカン・マンションへ
19世紀の富豪プラナカン「チュン・ケンキー」の邸宅として建てられた建物です。
プラナカンとは17世紀頃からマラッカ、ペナン、シンガポールに移住してきた中国系の人々を指します。
プラナカンは貿易などで繁栄し、富豪になる人がたくさんいました。
東洋と西洋の混じった独特の世界観で家具や調度品、食器やジュエリーなど豪華絢爛な生活ぶりが伺えました。
クルーズ前後のシンガポール観光も楽しい!
乗船日の前日からシンガポールに入りマックスウェル リザーブ シンガポール オートグラフ コレクションに泊まりました。
ガーデンズ バイ ザ ベイ、マリーナ ベイ サンズ オーチャードロードから 3 km 圏内と立地もよかったです。
チャイナタウンに近いので、有名なホーカーズ(屋台)が集まるマックスウェルフードセンターなどを散策しました。
昼食を取ってクルーズに乗船したのですが実は乗船初日のランチも無料でした。
知っていれば早く乗船してアプリでショーやレストランの予約もできたんです。人の少ない船内の写真も沢山撮れたはず。
お部屋にすぐ入れないからとゆっくり行くよりフライト到着時間に余裕があるなら是非早目の乗船をお勧めします。
シンガポールの最後はマリーナベイ・サンズの57階にあるレストラン「スパゴ」で朝ごはんにしました。
実はロイヤル・カリビアンのクルーズは最終到着日の朝食は込みなのですが、同行者がシンガポール初めてなのでせっかくだからとマリーナベイ・サンズに行くことにしました。
寄港地だけでなく時間さえ許せばシンガポールも観光できるのもいいですね。
クルーズ船にひとたび乗ってしまえば竜宮城に来たような体験ができるかも?
1週間くらい乗りっぱなしでも飽きない程充実のアクティビティ・エンターテイメント、観光もしたいし、ショーも全部観たいし、アクティビティもいろいろやってみたいし思った以上に忙しいです(笑)
クルーズってリタイアしてから行くもの、熟年夫婦がゆったり時を過ごす旅のスタイル、お金にも時間にも余裕がある人の為のものって思っていました、乗るまでは!
もちろん海外発だと飛行機代もかかるし日程もそれなりに必要。
でも普通にヨーロッパとかパッケージツアーで行っても8日間くらい必要ですし、個人で周遊したらもっと日にちが必要です。
食事・宿泊・移動費全て込みならむしろ割安だと思いました。
皆様の今後の旅の計画に少しでもお役に立てたら嬉しいです。
船名 | Spectrum of the Seas |
---|---|
総トン数 | 169,379トン |
乗客定員 | 4246人 |
乗組員数 | 1551人 |
全長 | 347m |
【今回のスケジュール】前日夕方シンガポール到着 市内ホテル泊 マリーナベイクルーズセンターから乗船
1日目 14時頃クルーズ受付・乗船 夕刻出港
2日目 午前マレーシア ポートクラン到着 10時間停泊
3日目 午前マレーシア ペナン島到着 10時間停泊
4日目 終日クルーズ
5日目 早朝シンガポール入港 午後便で帰国
提供:ロイヤル・カリビアン・インターナショナル 日本総代理店 株式会社ミキ・ツーリスト
メンバープロフィール
- はじめまして旅猫あやです。リース会社・広告代理店の営業を経て、イタリア好きが高じて某大手旅行会社の添乗員となり、主に海外のパッケージツアーの添乗をしていましたがコロナで休職中です。現在はInstagramで旅猫あや(tabinecoaya)として、旅行・ホテル・美容などの情報発信とPRをさせて頂いています。神戸市在住、家族は旅好き夫と私の母と猫1匹です。趣味は海外及び国内旅行、ホテル巡り、ヨガ、映画、お酒、ジャズダンスで、特技はイタリア語、英語、旅行会話、スーツケースのパッキングなど。関西学院大学社会学部卒業。
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