ロイヤル・カリビアン・インターナショナル「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」運航再開後初めて横浜へ入港 / 船上にて祝賀イベントを開催

2023年8月12日(土)、16.9万トンを誇るアジア最大級の革新的な客船「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」が、12泊の航海(ベトナムのニャチャン、香港、台湾、神戸、清水へ寄港)を終えて、4,000人以上のゲストを乗せて横浜大黒ふ頭へ入港しました。

船内では、コロナ禍以降初となる日本への寄港(8月10日に神戸、8月11日に清水、8月12日に横浜)と、新たな12泊クルーズの航海を記念して、船上で祝賀イベントが行われました。その後、視察ツアーも行っていただいたのでその様子をシェアします。(※一部プレスリリースを原文のまま掲載しております)

祝賀イベント~伝統的なセレモニーで贈り物を交換~

(左から右へ)- 港湾局みなと賑わい振興部長 宮田綾子氏、国土交通省海事局外航課 指田徹氏、横浜市港湾局長 中野浩哉氏、ロイヤル・カリビアン・インターナショナルアジア太平洋地区マネージングディレクター兼副社長 アンジー・ステファン氏、国土交通省港湾局産業港湾課 久田成昭氏、スペクトラム・オブ・ザ・シーズ船長 ウー・フーミン氏

ロイヤル・カリビアン・インターナショナルアジア太平洋地区マネージングディレクター兼副社長 アンジー・ステファン氏より

私たちはこの時を待ち望んでいました!日本は世界中のゲストから最も人気のあるデスティネーションで、今年から日本へ再び寄港することができる事を心から嬉しく思います。今航のような比較的長めの日程は、オーストラリア、ヨーロッパ、アメリカからのフライ&クルーズ市場で非常に人気があり、日本独自の文化や歴史を探求したいというお客様に大変好評です。実際に、7月と8月に設定していた2本の日本寄港クルーズが予想以上に早く完売したため、さらに2本の航路を急遽追加いたしました。本日下船するお客様は、カラフルな浅草寺を散策したり、渋谷のスクランブル交差点を歩いたり、魚市場で地元のグルメを堪能したり、思い思いに日本を楽しんでいただくことと思います。また大変多くのお客様がクルーズ前後に横浜にも滞在して観光をしますので、横浜市にとっても非常に大きな経済的利益をもたらすことと思います。

横浜市港湾局長 中野浩哉氏より

スペクトラム・オブ・ザ・シーズが約4年ぶりに横浜港に寄港することを心より歓迎いたします。スペクトラム・オブ・ザ・シーズが今後も横浜港を訪れ、多くの乗客が市の経済を活性化させてくれることを願っています。横浜港は最大7隻の客船が同時に寄港できる設備を整えており、様々な客船を積極的に受け入れ東アジアクルーズの発着拠点を目指してまいります。私たちは引き続き努力し、乗客と客船の乗務員が横浜市での滞在を楽しむことができるよう取り組んでまいります。

横浜停泊中の客船内の会場は船尾の「TWO70」

その名の通り270度の展望を望むことができ、イベントが終えると会場の雰囲気も変わり見晴らしの良い景色が広がりました。

隣にはカフェもあるので、1年前に乗船した際は朝食は一番この会場を利用してたぐらい、筆者にとってもお気に入りの思い入れのある場所です。夜は巨大スクリーンでデジタルマッピングと共に幻想的なショーも繰り広げられ必見です。

今後のアジア航路について

ロイヤル・カリビアン・インターナショナル日本総代理店 カンパニー長 百武氏のプレゼンも。

ロイヤルカリビアンといえば、革新を重ね洋上では見られなかった業界初の試みをつねに導入し続けるクルーズ会社です。
スカイダイビングシミュレーター「アイフライ」などの小話も交えながら、最新の技術を搭載したクァンタムクラス最新のテクノロジーの詳細を興味深く勉強させていただきました。

スペクトラム・オブ・ザ・シーズ シンガポール/日本間を巡る珠玉のアジアクルーズ
2023年9月19日出航 日本・ベトナム・香港周遊クルーズ12泊13日
2023年10月1日出航 日本・沖縄・香港・ベトナム周遊クルーズ12泊13日

2023年8月~2024年3月 スペクトラム・オブ・ザ・シーズ シンガポール発着クルーズ
マレーシアショートクルーズ3泊4日
マレーシア・プーケット島クルーズ4泊5日

【年末年始】2023年12月28日出航 マレーシア・プーケットホリデイクルーズ5泊6日(※日本人コーディネーター乗船)など

2024年4月~2025年2月 スペクトラム・オブ・ザ・シーズ 上海発着クルーズ
福岡・沖縄・長崎・熊本・鹿児島などへ主に寄港(4~7泊)

2024年12月~2025年1月 スペクトラム・オブ・ザ・シーズ 香港発着クルーズ
沖縄・石垣島・鹿児島・宮崎・長崎・福岡などへ寄港(5~9泊)
ベトナムショートクルーズ4泊5日

2024年11月~3月 アンセム・オブ・ザ・シーズ シンガポール発着クルーズ
マレーシアショートクルーズ3泊4日
マレーシア・プーケット島クルーズ4泊5日など
※アンセム・オブ・ザ・シーズはスペクトラム・オブ・ザ・シーズの同型船です

上記アジアクルーズは日本語公式ホームページにて予約受付を開始しています。

写真で紹介!スペクトラム・オブ・ザ・シーズ

この日は常夏の晴天。写真が映えるのでシャッターが止まりません。実際に乗船したことがあるので愛着はもちろん、またリピートしたい客船なので、その目線で船内見学しても新たな発見がありました。
過去乗船ブログ▶︎▶︎▶︎こちらから

プールデッキ

ロッククライミング

フローライダー

バンパーカー
カジノ

ドリンクパッケージ・プロモーション
有料レストラン・ワンダーランド

オリジナルロゴ入り・ショップ

ルームツアー

海側バルコニー客室

内側客室(バーチャルバルコニー)

内側バーチャルバルコニー客室は外の様子が映し出されるので非常に珍しく面白いと思います。
また大型客船なのでどこのパブリックスペースも一定数の人がいます。人混みを避けてホッとできる空間を確保されたい方はやはり海側バルコニーがおすすめ。その他、ジュニア・グランドスイート客室などもあります。

【朗報】日本寄港クルーズが増える!

繰り返しになりますが、12泊クルーズでは、横浜、神戸、沖縄、石垣、清水、京都、鹿児島など、日本の寄港地だけではなく、アジア各地のさまざまな目的地も訪れるそうです。

更に2024年4月より中国・上海を拠点として、福岡、沖縄、長崎、大阪、横浜などへ寄港する4~5泊のクルーズを運航することが発表になっています。また、2024年12月からは香港を拠点として8回のクルーズを運航し、石垣島や宮崎、中国やベトナムへ寄港するクルーズを運航予定。

全部で26隻を運航しており、アジアだけでなく、バミューダ、カリブ海、ヨーロッパ、カナダ、米国、アラスカ、ニューイングランド、南アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドといった全世界の人気のデスティネーションも目が離せません。

取材協力:ロイヤル・カリビアン・インターナショナル 日本総代理店 株式会社ミキ・ツーリスト

メンバープロフィール

Marika
Marika
2011年、社会人2年目の添乗研修でコスタクルーズに初乗船。上海の港で同業他社の代表と出会い、同郷ということもあり意気投合。当時クルーズイベントのような結婚式をしました。有給の範囲内でこの10年は毎年のように船旅へ!様々な船会社の特色を追求しフライ&クルーズを体験したことで改めて船に乗ること自体が旅の主目的になりました。寄港地が向こうからやってくる感覚や何もせず大海原を眺めるだけで幸せなクルーズ旅。船内の過ごし方も、自由きまま十人十色で欲望のまま、毎回新たな発見もあります。誰とどこへ旅するかと同じように、どの船会社を選ぶかも大切です。皆様もご自身のライフスタイルに合った最適なクルーズ旅に出逢えますように★

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