セレブリティ・クルーズ「ミレニアム」船内見学会 / 式典

2023年9月30日、セレブリティ・クルーズ “日本発着クルーズ 4年ぶりの再開” を祝し、横浜大さん橋ターミナルの船内にて祝賀セレモニー及び船内見学会が行われました。

今回の運航再開を皮切りに、2024年は18本の日本発着クルーズを実施することが決定セレブリティ・クルーズとして初となる日本への長期配船も予定しています。

シニア層の多いクルーズ業界の中で、40~50代のエグゼクティブ層に響くだけでなく、20~40代の女子旅、カップル、三世代旅行などにも全力でお勧めしたく、早速当日の様子をレポしていきます!

プレミアム船 セレブリティ・クルーズとは

セレブリティ・クルーズのコンセプトは 極上の洋上リゾート プレミアム船です。
「デスティネーション」「美食」「上質なサービス」「デザイン」「ウェルビーング」を充実させており、パーソナライズされた乗客サービスが特徴です。

セレブリティ・クルーズはこれまで数々の受賞歴を誇り、快適さの追求、細部まで考え抜かれた空間を提供する洋上リゾートといっても過言ではありません。

  • 物質的な豊かさよりも経験を追求
  • 何よりもまず品質重視
  • 堅苦しさから解放され、よりカジュアルに
  • 常に本物であること
現実世界における贅沢なくつろぎの時間
• フォーマルな装いを止めイブニングシック導入
• バーガーから自家製パスタまで、すべてがミシュランの星を獲得したシェフによって監修され、原材料から手作り
• ザ・リトリート(スイートクラス)の特別な居心地の良いスペース
• (例えば、イタリアの田舎で地元のガイドが案内する専用車ツアーを楽しむなど) 豊富なツアー
• 担当する乗客の名前を覚える親しみやすいスタッフ
• 自宅のように感じさせる居心地の良い緻密なデザイン

全カテゴリーでオールインクルーシブなラグジュアリな体験ができるのです!

  • 最新モデル エッジクラス(12.9万トン)※3番船ビヨンド、2023年12月就航の4番船アセントは14万トンになります。
  • ソルスティスクラス(12万トン)
  • ミレニアムクラス(9万トン)※セレブリティ・ミレニアム
  • ガラパゴス専用

祝賀セレモニー

記念品の交換を行なったセレブリティ・クルーズ副社長兼マネージングダイレクター オーストラリア&アジア太平洋のティム・ジョーンズ氏(左から2番目)と横浜市 港湾局長の中野裕也氏(左から5番目)
セレブリティ・クルーズ副社長兼マネージングダイレクター オーストラリア&アジア太平洋のティム・ジョーンズ氏より

日本発着クルーズは、2023年は4本、2024年は18本を予定しており、国内外から3万人以上を見込むとのこと。再開することに感謝と以下のように喜びのご挨拶がありました。

「本日の船内見学会で様々な施設や客室など全体を見てその素晴らしさ知っていただけたかと思いますが、乗務員も優れています。
乗組員がこの船を創り出し、その乗務員がお客様にサービスを提供することになります。

セレブリティ・クルーズにとっても来年は初となる長期配船を控え、挑戦の年。日本人の乗客の言語バリア課題に向け、外国船だけど乗船しやすい船を目指し、日本マーケットでの存在感を一段と高めていく次第です」

横浜市 港湾局長の中野裕也氏より

同じく再開の感謝と喜び、現在の横浜港の状況と共に歓迎のお話しをいただきました。

「外国客船の日本寄港や日本発着クルーズが2023年3月頃から本格的に再開されており、GW直前の4月28日には5隻の客船が横浜港に同時寄港したこと、その後、連日のように続き、横浜の街にもようやく外国人観光客が増え、コロナ前の活気が戻ってきたように思えます。

今年は横浜港に200回の寄港を予定しており、これは2019年の過去最高記録188回を上回る見込み。
どうしてもGWやシルバーウィークに集中するため、岩壁や客船ターミナルの整備を続けて、今では7隻同時に着岸できる港になっています。カジュアルからラグジュアリーまで様々な船を積極的に受け入れ、東アジアのクルーズポート発着拠点として立ち位置を目指しています。

そして、その9割以上が横浜発着クルーズのため前後に宿泊して、横浜市を楽しんでいただけるよう乗客・乗務員対象に “クルーズフレンドリープログラム” を実施中。例えば、みなとみらい周辺で100店舗以上の割引や英語のサービス、マップを作っています。他には地元の商店街などと連携し、花火や夜間のクルーズ、夜に開催されるマルシェなど。

2027年に “グリーンエキスポ” も予定しており、クルーズ旅で訪れるお客様にとっても記憶に残るような万博にしたいと市をあげて取り組んでいます」

2019年改装!セレブリティ・ミレニアム船内見学

セレブリティ・クルーズが誇る9万トンクラス「セレブリティ・ミレニアム」は2014年から横浜発着クルーズを実施、乗客2名につき乗務員1名という割合はきめ細やかなサービスの証で人気のプレミアム船です。

世界トップクラスの建築家、世界的に著名なデザイナー、エンジニアなどを集め、総額500億円をかけた全客船改装計画セレブリティ・レボリューションの第1隻目として、2019年に改装をされ客室はじめパブリックエリア、ダイニングやラウンジなどほぼ全ての空間が一新されました。

【気になるポイント1】セレブリティ・ミレニアムの客室とメインダイニング

スタンダード客室
内側
海側ベランダ

白を基調としたモダンでシックなデザインがとてもスタイリッシュで落ち着きのある客室は老若男女を問わず好まれます。

客室は30室増やしデザインを一新しただけでなく、船内生活を快適に過ごせるよう内装の収納も増やしたそうです。
カシミヤ製の寝具も贅沢で、よりモダンでラグジュアリなクルーズ体験ができること間違いなしですね。

2020年11月からスイート以外の全客室カテゴリーについても、利用料金に以下含まれています。

内側、海側、ベランダ、コンシェルジュクラス、アクアクラスのサービスに含まれるもの
ドリンクパッケージ(クラシックアルコールパッケージ/1杯10ドルまでの飲み物が飲み放題)
船内Wifi(サーフパッケージ 動画視聴/ビデオチャット等除く)

※内側~コンシェルジュの客室は事前にオールインクルーシブで申し込むと、船上でドリンク、Wifi、チップ払いを追加するよりも45%もお得

メインダイニング「メトロポリタン」

旅の楽しみである食、プレミアム客船の中でも世界的に評価の高い食事は以前から定評があり期待値も高い。
今回の改装により、メインダイニングも白を基調としたスタイリッシュで明るいダイニングルームに変わっていました。

大きな窓も柱も照明もお洒落で、背もたれの高い椅子がところどころに配置されており、ここで毎日食事ができるなんて、とワクワクしてきます。

【気になるポイント2】スタイリッシュに統一された魅力的な施設

三層吹き抜けのメインシアター大型劇場
歌とダンスのプロダクションショーは必見で、毎晩日替わりでショーが繰り広げられるメインシアターは、約900名を一度に収容できる本格的な劇場です。

天井がガラス張りのプール「ソラリウム」は、ゆったりと寛げる空間で、万一の悪天候でもプールが楽しめる全天候対応型の施設。
大海原を眺めながらジムで運動なんて最高ですね。

船内はデザイン性のあるインテリアや様々なアート作品が点在し洗練されてます。ライブラリーもユニーク!

オブジェやガラス張りの展望エレベーターもあり、船内は明るいだけでなく、探索しても楽しい!
その他、雰囲気が異なるラウンジやバー、有料レストランなどもあり、優雅に大人時間も満喫できます。

アクラクラス専用
スシ・オン・ファイブ
ル・プチシェフ

【気になるポイント3】スイートクラス「ザ・リトリート」

スイート客室を利用の場合は更に特別感が万歳。
自室のバトラーサービスだけではなく、コンシェルジュ付きのスイート専用のレストラン「ルミナ」、ラウンジ、サンデッキへアクセス可能になり、まさに夢のような体験ができます。

専用ラウンジ「ザ・リトリートラウンジ」

スイート客室専用ダイニングや船内ラウンジも装いを一新。

バリエーション豊富な客室タイプ

クルーズ旅のプランを選ぶ際は客室選びも迷いますね。

その他、サンセットベランダ、インフィニットベランダ(シングル・アクセシブル)、パノラミックオーシャンビュー、デラックスインサイド、アイコニックスイート、エッジヴィラスイート、ペントハウススイート、ロイヤルスイート、セレブリティスイート、(NEW)アクアスカイスイート、スカイスイートなど

進化したセレブリティ・クルーズで上質な船旅を

船内に足を踏み入れた瞬間、まさに新しいラグジュアリーの幕開け。
3層吹き抜けの長い階段「グランド・フォイヤー」も特徴的で、船内全体が想像以上にスタイリッシュで洗練されたデザインに心躍り、優雅な船内空間が想像できました。

皆さんもぜひセレブリティ・ミレニアムのクルーズ旅でリトリートしてみてはいかがでしょうか。

取材協力:セレブリティ・クルーズ

メンバープロフィール

Marika
Marika
2011年、社会人2年目の添乗研修でコスタクルーズに初乗船。上海の港で同業他社の代表と出会い、同郷ということもあり意気投合。当時クルーズイベントのような結婚式をしました。有給の範囲内でこの10年は毎年のように船旅へ!様々な船会社の特色を追求しフライ&クルーズを体験したことで改めて船に乗ること自体が旅の主目的になりました。寄港地が向こうからやってくる感覚や何もせず大海原を眺めるだけで幸せなクルーズ旅。船内の過ごし方も、自由きまま十人十色で欲望のまま、毎回新たな発見もあります。誰とどこへ旅するかと同じように、どの船会社を選ぶかも大切です。皆様もご自身のライフスタイルに合った最適なクルーズ旅に出逢えますように★

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