【ロイヤルカリビアン/メキシコ】クルーズ初心者・ひとり旅の寄港地編

旅をこよなく愛するカメラマンNoe*Naoです。

普段から旅ばかりしている私ですが、大型客船でのクルーズ旅はほぼ初めて。
寄港地での観光は、この旅の中でも一番楽しみにしていたことでした。

ロイヤルカリビアンクルーズ(オベーション・オブ・ザ・シーズ)でのメキシコ旅
この記事では、主に寄港地での過ごし方についてまとめてみます。

LAーメキシコクルーズスケジュール 

今回のクルーズは6泊7日アメリカのロサンゼルスから、メキシコのカボサンルーカス、エンセナダを廻ってロサンゼルスに戻ってくるルートです。

DAY0: (日本より)ロサンゼルス前泊(アメリカ)
DAY1: ロサンゼルス乗船
DAY2: クルーズ
DAY3: カボサンルーカス(メキシコ)
DAY4: カボサンルーカス(メキシコ)
DAY5: クルーズ
DAY6: エンセナダ(メキシコ)
DAY7: ロサンゼルス下船→空港(日本へ)

寄港地に下船する際の留意点

寄港地での観光を楽しむための留意点をまとめてみます。

スケジュールの確認は必須

当たり前ではあるのですが、船の出発時間は必ずチェックし、指定時間前に戻れるよう余裕をもった行動が大事。大型客船の場合、乗客数も多いので、乗船・下船のタイミングが集中し混み合うことがあります。

テンダーボート

大型客船の場合、小さな港町や、水深の浅い場所などは直接接岸できないため、少し離れた沖合に停泊し、上陸のために小型のテンダーボートで乗客を送迎する場合があります。

下船日前に、下船順番の整理券の配布がある場合があります。
寄港地につくと、整理券のグループ順にコールがかかり、テンダーボートに誘導されます。
早めに下船したい場合には、整理券配布タイミングも要チェックです。
(エクスカーションに予約している場合には、優先的に下船できました。)

夜も停泊する場合には、最終のテンダーボートに乗り遅れないようご注意を。(カボサンルーカス停泊時にはかなりおそく夜中の時間帯までテンダーボートの送迎がありました。)

入国審査

アメリカから乗船し、メキシコに入国する際には特にパスポートのチェックもなく、クルーズカード(シーパスカード)の提示と、簡単な手荷物検査のみで入国できました。万が一に備えパスポートは携帯していました。

乗船の際のチェック

再乗船の際には、再度チェックがありました。持ち込み禁止物(お酒や生物)の持ち込みがないか手荷物検査がありました。

両替

寄港地では、米ドルかカードでの支払いが可能な場所が多かったです。一部露天など現地の小さいお店は支払いは現地通貨のみという場所もあったようです。わたしはカボサンルーカスに現地通貨支払いしかできないお店でどうしても行きたいお店があったので、メキシコペソを用意していたのですが、それ以外は飲食はエクスカーションの費用に含まれているものを選んだこともあり、現地通貨は不要でした。

寄港地での過ごし方

今回の旅は、ひとりでの参加だったので、寄港地観光にはエクスカーションも積極的に活用しました。(エクスカーションは事前予約で割引になるので、ぜひ早めのスケジューリングを。詳しくは旅の準備編にまとめましたので、そちらもご参照ください。)


エクスカーションへの参加はひとりでも、個人的にはそこまで居心地の悪さは感じませんでした。船内でもですが、ひとりで過ごしていると、他の参加者の方が声をかけてくれることも多かったですし、一緒のテーブルに誘ってくださることも多かったです。

寄港地① カボサンルーカス(メキシコ)

今回のメインの寄港地でもあるカボサンルーカスは、バハカリフォルニア州の最南端にある、自然豊かなリゾート地。ここでは2日に渡る滞在時間がありました。

年間を通して晴れの日も多く、人気のアクティビティは、各種マリンスポーツや、乗馬、奇岩エルアルコへのショートクルーズ、テキーラテイスティング、キャメル・トレッキングなどだそう。


1日目は、事前リサーチし行きたいと思っていた場所が数カ所あったので、そこに自力で行き、夕方はエクスカーションでサンセットクルーズに行きました。

街歩き

メキシコといえばカラフルな街並み。街歩きをしながらのんびり写真を撮ったりしたいと思っていました。

街の雰囲気を味わいながら(最初はややびくびくしながら)撮影をしたり、チェックしていたメキシコ雑貨のセレクトショップや、レストランに行ったり、現地のスーパーマーケットに行ったり。探すとかわいい場所がたくさんあって、時間が全然たりないくらいでした。

奇岩エルアルコのサンセットクルーズ(エクスカーション)

とっても海の綺麗なカボサンルーカス。船の自室のバルコニーからの景色で十分満足していたのですが、事前予約していたこともあり、夕焼けの海を味わおうとサンセットクルーズへ。


クリアボートの足元にはたくさんの魚、途中にはペリカンと日本ではなかなかみられない景色を堪能。夕焼けの中のクルーズは本当に美しく忘れられない光景でした。

寄港地① トドスサントス(カボサンルーカスから移動・メキシコ)

カボサンルーカス2日目は、エクスカーションに参加し、少し離れた場所にあるトドスサントスに行きました。

なかなかひとりで自力では行きにくい場所にも、限られた時間で行けるのがエクスカーションのいいところ。船の時間に間に合うように戻ってこられるのも安心できるポイントでした。

また、ガイドさんが現地の見どころや歴史も解説してくれるので、とても興味深く参考になりました。


トドスサントスは、18〜19世紀の植民地時代の建築が残る、カラフルでクラシカルな街並みが魅力の街。文化・歴史・自然・芸術性の豊かさが高く評価されて、メキシコ政府により正式に「魔法のように魅力ある村(Pueblo Mágico/プエブロ・マヒコ)」に認定されている街です。


1970年代にヒットした「ホテルカリフォルニア」の舞台になったかもしれない場所として有名になった場所でもあります。


ホテルカリフォルニアの中のレストランで、タコスを食べたり、テキーラの試飲も。
旬のマンゴー(メキシコ流にチリパウダーとライムを絞って)もとっても美味しかったです!


バスの車窓から見えた、たくさんのサボテンや、マンゴー農園の光景もメキシコらしい景色でとても記憶に残っています。

寄港地② エンセナダ(メキシコ)

サンディエゴ(アメリカ)北部に位置する港町エンセナダ
メキシコワインの産地としても有名なエンセナダでは、ワイナリー訪問や、天然の“潮吹き岩”ラ・ブファドーラ周辺の観光が人気。


ここでも効率的に観光するために、ラ・ブファドーラに行くエクスカーションに参加しました。


メキシコ原産のテキーラをベースにしたカクテル・マルガリータや、メキシコワインのテイスティングも。現地流のちょっと濃い目のフローズン・マルガリータはこの旅の思い出の味のひとつ。旬のマンゴーを使ったマンゴー・マルガリータも人気でした!


天然の“潮吹き岩”ラ・ブファドーラ。


↑ シーカヤックも楽しそうでした!

ラ・ブファドーラまで向かう道なりは、お土産を売るお店がたくさん。
カラフルなお菓子やお土産は見ているだけでもとっても楽しかったです。

新鮮なシーフードが名物の場所では、タコスもシーフードが人気。
現地で一番人気のタコスのお店でのランチもエクスカーションに含まれていて、大満足のランチでした。

あえて船ですごすのもあり!

寄港地では極力散策したい派ですが、あえて船に残ってのんびり過ごすのもありだと思っています。船内の人気アクティビティは、わりといつも賑わっているので、静かな船内でのんびりすごすのもいい過ごし方だと思います。

私は1日は、下船を少し遅らせて、人気の有料レストランでゆっくり過ごしました。
ノーススターなどの有料アクティビティの無料体験も寄港中にあったりするのでぜひチェックしてみてください。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
これからのみなさまの旅も、素敵な旅になりますように・・・

クルーズの準備に関しての情報は、別の記事にまとめますので、よろしければそちらもご覧ください。

Instagram(寄港地の様子)   

取材協力:ロイヤル・カリビアン・インターナショナル 日本総代理店 株式会社ミキ・ツーリスト

メンバープロフィール

Noe*Nao
Noe*Nao
旅をこよなく愛するカメラマン。初めてのひとり旅は15歳でシンガポール。以来、海外の僻地長期滞在や、バックパッカーを経て、現在はラグジュアリーなホテル滞在や、地域をのんびり丁寧に旅をする上質な時間を味わう旅のスタイルにシフト中。旅と写真でご縁をつなげていけたらと思っています。

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