Contents
こんにちは。年間150泊ほど5歳の娘と旅行を楽しんでいるママトラベラーのMIKIです。
今回は2023年6月23日から乗船したダイヤモンド・プリンセス 沖縄・台湾コース9日間の乗船レポートをします。
今回の航路やスケジュールは?
私のクルーズ経験ですが、2022年9月にシンガポール発着のロイヤルカリビアンクルーズに乗船してクルーズデビュー。その後、2023年4月にもシンガポール発着スペクトラム・オブ・ザ・シーズに2回目の乗船。
今回は3回目のクルーズとなるクルーズ初心者です。
海外発着、そして今回は日本発着のクルーズということもありそれぞれの特徴などもお伝えできればと思います。
ダイヤモンド・プリンセスの客室ルームツアー
ダイヤモンド・プリンセスの客室をご紹介します。
ベッドルーム
ベッドルームは落ち着いたブラウンとネイビーのエレガントなインテリアでコンパクトながらにも居心地がいい空間です。
バルコニーからは海が一望できその開放感からか狭さは感じません。
アメニティは必要最小限の品揃えなので、持参することをおすすめします。
クローゼット・バスルーム
そしてバスルーム。決して広くはないですが、使いやすい仕様になっています。
気になるシャワーの水圧ですが良好で熱いお湯も出るので安心。
物が散乱しやすいバスルームですが、収納もたくさんあるので快適に利用することができました。
そして広めの大容量のクローゼットがとても大活躍。
今回は8泊9日と9日分の洋服や帽子、バック、水遊び用のアイテムも全て綺麗に収納できました。
このクローゼットにたっぷり収納できるので、部屋が散らからず快適に過ごせます。
バルコニー
バルコニーにはデッキチェアと小さなテーブルが用意されています。
お天気のいい日はバルコニーで朝食をいただいたり、ティータイムをしたりとのんびり過ごしました。
ダイヤモンド・プリンセスは専用アプリから注文すると軽食やドリンク、スイーツなど届けてくれるサービスがあります。一部のメニューは有料ですが、ほとんどが無料!!
ちょっとお腹が空いたな?部屋でのんびりしたいなと思った時は、ピザやサンドイッチやスイーツを届けてもらっていました。
(※現在は一部プランにより、デリバリー料がかかります)
子供がいると靴を履いたり準備したり、大人ならすぐできることも倍時間がかかることってよくありますよね。
そんな時にこのサービスはとっても便利でした。
毎朝起きると熱々のカプチーノを届けてもらい、バルコニーで大海原と朝日を眺めながらのコーヒーTimeは至福のひととき。
こんな素敵な時間を経験すると、クルーズの魅力に取り憑かれてしまうこと間違いなしです。
子連れクルーズにおすすめな5つのポイント
比較的年齢層の高いイメージのダイヤモンド・プリンセスですがお子様連れにもおすすめ。
子供とクルーズ旅行を楽しむポイントをご紹介します。
キッズ・センターが充実
ダイヤモンド・プリンセスのプールは子供向けのキッズスプラッシュやスライダーはありません。
しかしキッズ・センターのプログラムはとても充実していて、娘は毎日楽しんで通っていました。
キッズ・センターはどんなところ?
キッズ・センターは15F後方にあります。5歳の娘は3−11歳までのキッズ・センターに参加しました。
乗船初日にキッズ・センターに子供の登録をしておくと便利です。
キッズ・センターの開館時間
朝のアクティビティ 9:00AM-12:00PM
午後のアクティビティ 2:00PM-5:00PM
夜のアクティビティ 7:00PM-10:00PM
【寄港日】
寄港日は前日までに予約必須
予約なしの場合は参加人数によっては対応できない場合あり
【夜間託児サービス】
10:00PM-1:00AM(1名$5/1時間)
当日の午後8時までに予約が必要
夜間の託児サービス以外は無料で預かってもらえます。夜間でも1時間5$なんで割安でした。
キッズディナーについて
またキッズディナーデーも設定されています。
この日は19時に14階のブッフェレストラン「ホライゾンコート」に集合するとディナーも食べさせてくれるので、そのまま夜のアクティビティーに参加することができます。
キッズディナーの日は大人だけでゆっくり食事することもできます。
12歳以上はこの隣に専用のお部屋があります。後ほどご紹介しますね。
キッズ・センターの中はこのような広々とした空間におもちゃやゲームやお絵描きやクラフトなどの作業台があります。
キッズ・センター内に子供用のトイレもあるのでトイトレ完了したばかりのお子様も安心です。
ちなみにキッズ・センターはオムツが外れているお子様が対象です。
また子供を預ける際にこのようなポケベルが渡されます。
子供が帰りたくなったり、体調が悪くなったり何かあった際もこのポケベルで呼び出しがあるので安心です。
どんなプログラムがあるか?
キッズ・センター内のプログラムですが、お子様がいるゲストは乗船初日このようなキッズ・センターの案内がお部屋に用意されています。
キッズ・センター開館時間の午前・午後・夜とそれぞれプログラムが詳細に決まっています。
かなり充実していて、どれも子供が喜びそうなプログラムばかり!!
娘が楽しみにしていたのはレゴナイトやダンスパーティーや最終日のミニオリンピックやパジャマパーティー。
初日に娘とどれに参加しようか2人で相談しながら計画しました。
クラフトのプログラムもとても充実。
それぞれのテーマに沿ってクラフト。下の写真は魔女のアフタヌーンティーとヒーローナイトで制作したクラフトです。
またボディペイントなどもありました。
本当に毎日子供達が楽しめるようなプログラムばかりで、7日目・8日目の終日航海日は午前・午後・夜と1日に3回全てキッズ・センターに通ったぐらいです!
子供の様子
ダイヤモンド・プリンセスのキッズ・センターの特徴としては、私達が乗船した6月末は日本の幼稚園や小学校はまだ夏休みではありませんでしたが、日本発着ということもあり日本人のお子様も多数いらっしゃいました。
娘も仲の良いお友達が数人できたみたいでお友達に会いたいからキッズ・センターに行きたいと毎日言ってたぐらいです。
お子様がすぐにお友達ができ馴染めるのも、日本発着の良いところです。
乗船時期にもよりますが、私達が乗船していた日程は日本人と外国人のお子様がおおよそ半々だった印象です。
キッズ・センターのスタッフの保育士は日本人と外国人スタッフが半々でした。ローテーションで勤務されているので、たまに日本人スタッフがいらっしゃらないこともありましたがほぼ日本人スタッフが常駐されていました。
海外発着クルーズのキッズ・センターでは全て外国人スタッフで英語対応なので、小さなお子様で言葉が心配な方も安心して預けられるのもダイヤモンド・プリンセスのいいところだと思います。
そして、日本人スタッフもいますが、外国人のスタッフやお友達、またレストランスタッフは外国人スタッフなので毎日英語のシャワーを浴びて生活します。
日本発着でも毎日英語に触れる機会はたくさんあるので英語を勉強しているお子様のアウトプットにもクルーズ旅行はとてもいい経験になると思います。
年齢別のサービス
そしてこちらは13歳から17歳専用のお部屋。
落ち着いた雰囲気で、TVゲームや卓球台など用意されていました。
※キッズ・センターは他の利用者様がいない時間に特別に写真を撮らせていただきました。
子供が喜ぶサービスが満載
子供が喜ぶサービスがたくさんあります。
屋外のプールデッキにはアイスクリームショップがあるので、毎日アイスクリームやポップコーンが食べ放題。
お部屋ではディスニー映画も見ることができました。
そしてプリンセス・クルーズのキャラクタースタンリー君。
今回はタイミングが合わず会えなかったのですが、不定期で船内を練り歩いているようで一緒に写真を撮ったりできるようです。
可愛すぎて購入したぬいぐるみ。このぬいぐるみにも船長がサインしてくださるサイン会もありました。
ご年配のゲストの方もお孫さんのお土産にスタンリー君のぬいぐるみを購入されたり、とても人気でした。
日本食が食べられる
やっぱりうれしいのが日本食が食べられること。9日間と長旅なので和食が食べられのはポイントが高いです。
メイン・ダイニングの朝食メニュー
ブッフェレストランのメニュー。納豆まであるんです!
子供が大好きな麺類。うどんやラーメンが日替わりで毎日ありました。
寝て起きたらそこは海外!移動がストレスフリー
今回の寄港地は沖縄・石垣島・台湾でした。
通常なら飛行機に乗って現地まで移動しなくては行けませんが、まさに移動するホテル。
船内で食事や遊びを楽しんでいる間に現地に到着。
お子様連れは特に移動が大変だと思いますが、本当に快適です。
今回台湾は九份に行きました。また寄港地での楽しみ方は後編でご紹介します。
子供だけじゃない!親も楽しめるその理由
子供がキッズ・センターで楽しんでいる間は大人も楽しむ時間です。実際にこんなことを体験しました。
エンターテイメントショーを楽しむ
プリンセス・シアターで毎日開催されるエンターテイメントショー。
毎晩日替わりで7:15〜と9:15〜の2回開催されます。
娘と一緒に鑑賞する日もありますが、娘がキッズ・センターに行っている日は1人でゆっくり鑑賞できました。
大人だけでディナーを味わう
夜の食事はメイン・ダイニングでコースディナーが無料で楽しめます。
キッズ・センターでは事前に予約すればキッズディナーで食事も食べさせてくれるので、大人だけでゆっくり食事することも可能です。
この日は同じ日に乗船していたクルーズアンバサダーの旅猫あやさんとほりいみほさんとご一緒させていただきました。
普段の旅行では24時間子供と一緒なので楽しい反面、疲れてしまうこともあります。
クルーズ旅行ではキッズ・センターを活用することで大人だけの時間が確保できるので子供だけではなく大人の満足度も高いのが特徴だと思います。
大人専用の空間でひたすらのんびりする
最上階デッキにある「サンクチュアリ」お子様の入場が不可の大人だけの空間です。
緑豊かな屋外のリラクゼーション・スペースで海風を感じながら、ふかふかのソファの上でリラックスした時間が過ごせます。
ヘルシーな特製フルーツドリンクや軽食なども楽しめます。
娘が日中キッズセンターに行っている間はサンクチュアリでのんびり過ごしました。
有料のエリアですが、のんびり過ごせるのでとってもおすすめです。
ダイヤモンド・プリンセスの施設紹介
全長290m、約12万トン、18階建のダイヤモンド・プリンセスの施設をご紹介します。
プール
屋内プール「カリプソ・リーフ&プール」
屋内のプール。雨の日や日差しが強い日の安心です。
水がやや冷たかったですが、ジャグジーも付いているので体が冷えても温まることができて快適でした。
お子様用にライフジャケットも用意されています。
プールでもメダリオン・アプリで食事やドリンクを届けてくれるので、デッキチェアでくつろぎながらランチを楽しむこともできます。
たっぷり光を浴びながら、日焼けしたり読書したりと思い思いの時間を過ごされていました。
大きなモニター付き屋外プール「ネプチューン・リーフ&プール」
屋外イベントする際のメイン会場になっている屋外プールデッキ、出航Partyの際もここでイベントを開催しました。
Movie Timeもこのモニターで映画をみます!
テラスプール「テラスプール」
12階船尾にあるテラスプール。
小さなプールですが、船尾から流れる波を眺めることができ景色は最高です。
レストラン
ブュッフェレストラン「ホライゾンコート」
大きな窓からはこの景色。開放的な空間の中でいただく朝食は絶品です。
席数も多いので待つこともほとんどありませんでした。
好きなものを好きなだけ。和食も用意されているのでその日の気分によって食事が選べるのはとても助かりました。
メイン・ダイニング
メイン・ダイニングが5ヵ所あり、フルコースディナーのほか、本格的な朝食や終日航海日のランチがいただけます。
ディナーには和食のメニュー、朝食には日替わりの和定食もありました。
コース料理の数々。和食から洋食までメニュー豊富でどのお料理をいただこうか迷ってしまいます。
イタリアンレストラン「サバティーニ・イタリアン・トラットリア」
そしてこちらは有料レストラン。
ダイヤモンド・プリンセス内は有料レストランはイタリアン「サバティーニ・イタリアン・トラットリア」と寿司レストラン「海(Kai)寿司」にステーキハウスと3ヶ所ありました。
※現在はステーキハウスからシュラスコのレストランに変更となっています。
今回はイタリアンレストランに行ってきました。
どの料理もうなるような美味しさで幸せな時間です。
子供用メニューは他のメイン・ダイニングと同じでした。
キッズメニューのお弁当でも通常メニューをアラカルトで注文することもできます。
娘はパスタが好きなので、お子様弁当ではなく通常メニューのパスタをお願いしました。
キッズメニュー表がぬりえになっているので待ち時間もお絵かきしたり楽しんでいました。
大浴場「泉の湯」
外国客船には珍しく大浴場も完備。(有料・予約制)
中の様子をお伝えできないのは残念ですが、海を眺めながらのお風呂は最高でした。
お得な回数券もあり、スタンダードなお部屋はシャワーのみなので2日に1回大浴場を使用するのもおすすめです。
中にはスチームサウナもありました。
ナイトスポット
今回は娘と母子旅でしたのであまり利用てきませんでしたが、ナイトスポットも満載です。
カジノやカラオケやバー、ナイトクラブに夜のエンターテイメントショーまでとても充実しています。
ナイトクラブでは昔懐かしのミュージックに合わせて踊っている方がたくさんいらっしゃいました。
スパ・ジムなど
スパやジムも完備。
今回9日間のあったので娘がキッズクラブに行っている間にスパを体験したかったのですが、船内イベント盛りだくさんで忙しく結局スパ体験できませんでした。
前回の乗船した4泊5日のクルーズでは短く感じたので次回は長い航路のクルーズ旅行したいと思っていましたが、9日間でも短く感じました。
日本発着クルーズはお子様連れや初心者にもおすすめ!
日本発着ダイヤモンド・プリンセスいかがでしたでしょうか?
1つ目に良かったのは船内放送や船内新聞やスタッフとの会話など日本語が通じることでした。
特にクルーズ初心者で言葉の壁を感じる方やお子様は、日本語が通じるということでより一層旅行を楽しむことができると思います。
また日本食の提供があるのも日本人にとってはうれしいポイントですね。
そして2つ目は良かったことは、「メダリオン・クラス アプリ」がとても便利だったこと。
このメダリオン・クラス アプリについては他の方も記事にされているので省略しますが、同行者の位置情報が特定できたり、メダリオンを持っていれば客室に近づくとルームキーが解除されて部屋に入れたり、またアプリから食べ物やドリンクをオーダーすると自分がいる場所を特定して運んでくれたりととても便利でした。
今回は娘と2人の母子旅でしたが、次回は父や母を連れて三世代でクルーズ旅行したいと思います。
取材協力:プリンセス・クルーズ
メンバープロフィール
-
5歳女児の 旅好きの元証券ウーマン
2年間の育休中は、大好きな海外旅行を堪能すべくハワイへ育休移住。
育休を経て仕事復帰後、退職。現在は国内のホテル巡りを楽しんでいます。
子連れ目線のハワイ情報や子供とのお出かけレポ、子育てママに役立つ情報を配信しています。
また集英社ファッション誌『Marisol』公式ブロガー、ベネッセライフスタイル誌『サンキュ!』公式インスタグラマーとしても活動しています。