Mighty Crown主催「レゲエ・ミュージッククルーズ」徹底ガイド!家族で楽しむ船上フェス

こんにちは、みかです。
日本を代表するサウンドクルー、Mighty Crownがプロデュースする「Far East Reggae Cruise 2025」。
日本寄港史上最大の客船 “MSCベリッシマ’’ を舞台に、海の上で毎日が音楽フェスの夢の5泊6日のクルーズに乗船してきました。

実は我が家は、2年前のレゲエクルーズも体験していて、その感動と楽しさから、今年もリピート参加を即決しました。なぜなら、このクルーズはフェスとクルーズ、両方の魅力を一度に味わえる贅沢な旅だからです。


今回はどんな冒険が待っているのか期待を膨らませて出発しました。

出発前から、FMヨコハマのラジオで「クルーズを楽しむ予習復習スペシャル」を聞いて気分を高めることができたり、公式Instagramで次々と紹介されるアーティスト情報にワクワクしたりと、すでに冒険は始まっていました。

乗船中はサプライズの連続で、リアルタイムでストーリーがたくさんアップされていたことはもちろん、下船後も、朝から夜明けまで音楽に触れた最高の瞬間の様子がプレイバックされ、今もなお、余韻に浸っています。

「愛しかない」と言っても過言ではない、子供だけでなく大人も童心に返って誰もが笑顔になれる、最高のエンターテインメント・テーマクルーズ。

このブログでは、家族みんなで大満喫の「Far East Reggae Cruise」の魅力を、参加者である我が家の視点から余すことなくご紹介します!

オリジナルイベント毎日開催「船上フェス」


ジャマイカ生まれのレゲエミュージックを中心に、音楽とカルチャーが融合した特別な6日間。船内に入った瞬間から、そこはまさに音楽の楽園でした。Mighty Crownだからこそ実現できた、チャータークルーズの圧倒的なスケールにただただ感服・・。

MSCの自主クルーズとは異なり、国内外から集結したアーティスト総勢50組程の魅力はもちろんのこと、最高のロケーションでヒップホップやバイシクルモトクロスといった多彩なエンターテインメントが用意されており、乗客を飽きさせない工夫が随所に感じられました。
船内で販売されたオフィシャルグッズは、整理券が配られるほどの人気ぶりでした。

Mighty Crownとは?

Mighty Crownは日本を代表するレゲエサウンドシステムで、世界的にも名を馳せる存在。クラッシュ(音楽バトル)での数々の優勝経験や、独自のセレクションで世界のレゲエファンを熱狂させてきました。そんな彼らがプロデュースするフェスは選曲のセンスや演出の盛り上げ具合も段違い!!前回も圧巻のステージで会場を沸かせていましたが今回はさらにパワーアップ♪


ビュッフェでアーティストとすれ違ったり、廊下で挨拶を交わしたり。距離の近さは船上ならではで、アーティストも乗客も一体となっていく「ファミリー」のような空気が日ごとに濃くなっていきます。

船内に広がるレゲエの世界


船内で至るところでレゲエミュージックが流れ、ガレリアの巨大LEDビジョンにはMighty Crownのロゴや映像が映し出されます。
デッキに出れば、カリブ海を思わせる開放感とサウンドシステムの重低音。まるでMSCベリッシマそのものが巨大クラブに変身したかのようでした(笑)

プールデッキが巨大ステージに


MSCベリッシマの中央にあるプールデッキは、昼間は青空の下でプール遊びを楽しむ場所ですが、夜になると一変、お酒を片手にライブを楽しめる会場へと姿を変えました。

水着でくつろぐカップルや、カラフルなファッションで踊る人たち、そして子供と一緒にライブを楽しむ家族連れなど、誰もが笑顔で、まるで海外のリゾートフェスに来たような雰囲気でした。音楽と潮風、そして非日常に包まれるこの感覚は、陸上のフェスでは決して味わえない、このクルーズならではの魅力です。

特に夜のライブでは、スマホのライトが輝き、幻想的な光景が広がりました。前回は次女の夜泣きで諦めた深夜のイベントも、今回は参加することができ、最高の思い出です。24時から始まるイベントもあり、初日から乗客も乗員もみんなハイテンションでした。

「MSCベリッシマ」での特別な体験


17万トン級の巨大客船で非日常的な空間、充実の施設は驚くばかり。レセプション前やラウンジでは、アーティストによるサプライズのライブ演奏が開かれることも。事前に情報をチェックしていなくても、プロムナードなど普段通る場所で音楽に遭遇すると、ついつい足を止めてしまったり、とても貴重な体験でした。

キッズフレンドリー!未来への贈り物

サイモンさんと窪塚洋介さんのスペシャルトークショーでは、窪塚さんから子供達にサプライズでオリジナル帽子のプレゼントが始まったり、初日のSpinna B-ILLさんのライブでは子供達に向けて熱唱する場面があり、Mighty Crownだけでなく、乗船しているアーティス仲間全体が子供達を大切にしていることが伝わってきました。


またアーティストも自分の子供達とステージに上がったりと、まさに次の世代へと音楽を繋いでいく姿が見られ感動しました。船内にはたくさんの家族連れの姿があり、親子で一緒に踊ったり、アーティストと写真を撮ったりと、あちこちで温かいシーンが広がっていました。

我が家の娘達も音楽に合わせて体を揺らし、初めて会うお友達とも自然に笑顔で語らい、まさに「音楽が人を繋ぐ」瞬間を感じられました。

疲れたらすぐ部屋に戻れる!バルコニー付き客室の快適さ


フェス会場だと一度外に出て休むのが難しいですが、クルーズなら安心。ライブで盛り上がって疲れたりこどもがグズッたら、そのままキャビンに直行できます。

今回は少し広めのバルコニーがある客室で潮風を感じながらクールダウンするひとときは格別。夜更かしした翌朝も朝の窓から見える海を見るととたんに爽やかな気分になりました。

いつでも食事OK!クルーズグルメの魅力


音楽に夢中でついつい食事時間を忘れてしまう我が家ですが(笑)ブッフェが大活躍!20時間ほど営業しているので、好きな時間に立ち寄れるのが便利で、ライブの合間に軽く食べたり、夜食にピザをつまんだり。料理のクオリティも高く、子供向けのメニューも充実していました。そして最高のロケーション、オーシャンビュー!

キッズクラブやプールなどの施設も楽しめる


「親がライブ三昧で子どもは楽しめるの?」と思う方もいるかもしれません。ご安心ください。船内には無料のキッズクラブがあり、子供達はお友達と遊んだりイベントに参加したりして大満足。その間に夫婦でゆっくりライブを楽しむ。そんな贅沢時間が過ごせるんです。


キッズクラブでは日替わりでさまざまなプログラムが開催されるので、「ここは親子で一緒に参加しよう」「ここは子供は預けて大人だけで楽しもう」と、その日の計画を立てるのもわくわく。さらに、今回は23時まで預かってくれる日もあり、レゴやクラフトに夢中になっている間に、親は思い切り “大人時間” を楽しむことができます。これは通常の旅行ではなかなか味わえない、クルーズならではの魅力だなと再認識しました。

クルーズ寄港地、あえて観光しない選択肢も!

クルーズの魅力は、移動そのものが旅になること。移動時に子供が寝ちゃって抱っこして歩いたり、飛行機の中で大騒ぎして周囲に気を使うこともなく、ライブを楽しんでいたら旅行先についちゃった!という子連れには神のような旅なんです。


今回の寄港先は、済州島(韓国)と鹿児島の2ヶ所。
鹿児島では、天気に恵まれ絶景。寄港地ではご当地グルメを食べ歩いたり、音楽と観光を一度に欲張れるのも、このレゲエクルーズならではのポイントです。寄港の日も、ギャングウェイの乗下船の際に、サプライズで音楽のお出迎えがあったり、隅々まで最高すぎる!と感激していました。


私達は韓国は以前訪れたことがあったので、下船せず、船内にとどまることにしました。
観光に出かける人が多いため、プールやジムも空いていて快適。子供達と船内探検をしたりしました。
夜遅くまでイベントが続いていたので、この日は少しゆっくり自由気ままに過ごせたのも良かったです。


ブッフェではなく気になるダイニングでコース料理を堪能。因みにこのコース料理も無料で食べられちゃうんです。キッズチェアやキッズメニューもしっかりあり子連れでも不自由なく過ごせました。

観光はクルーズ旅の醍醐味ではありますが、寄港地での観光だけでなく、空いている船内で心と体を休め、船旅そのものを満喫する。これもまた、クルーズの楽しみ方の一つだと改めて感じました。

気になるテーマクルーズの旅行代金

Mighty Crownは「未来を担う子供達は宝物」と、陸でのライブでもよく語っています。レゲエの世界では音楽は世代を超えて共有するもの。その想いから、彼らの主催するレゲエ祭などは子供は無料で入場できるものが多いのですが、今回のクルーズもなんと子供のクルーズ代金(大人と同室の3、4人目にあたる12歳以下の子供料金)は無料でした。

また「一人では参加しにくいかも・・」とためらっている方もいたかもしれませんが、今回のクルーズは「クルーズメイト」を募集しており、Facebookには交流グループもあるため、仲間と出会うチャンスがあったことに驚き。

確かに、旅行代金だけみれば自主クルーズに比べて割高に感じるかもしれません。しかしながら料金は「プライスレス」とまでは言いませんが、移動費、宿泊費、食事代、観光、そして特別なイベントまで全てが含まれていると考えると、コスパ抜群ではないでしょうか。


このクルーズで唯一怖いなと思ったのが「課金沼」です(笑)乗船前は「ダイニングの水も有料・・」と心配していたのに、気づけばオプションのドリンクパッケージを船上で購入していました。(しかも勢いとノリでイージーパッケージではなく、アップグレードのプレミアムエクストラパッケージ、子供はノンアルコールパッケージ・・)

このドリンクパッケージは、同室の全員が同じものを全日数分申し込む必要があるため、かなりの出費でしたが、お酒の力を借りてよりクルーズを楽しむことができたのも正直なところ。さらに、船内バーにはアーティストの名前を冠したスペシャルドリンクまで登場していて、ファンにはたまらない仕掛けになっていましたね。


また、チョコレートショップ、カフェやバーなどの一部有料の施設も利用しました。

後悔なし!Mighty Crownが与えてくれた最高の家族旅行

この旅を振り返ると、「普通のフェス、普通の旅行はありえない光景」がたくさんありました。
出航日もお天気(乗船後、すぐにプール)からの雷&豪雨。このような予期せぬエピソードも、さすがMighty Crown!一生の記憶に残る旅となりました。


最後のライブでは、観客とアーティストが完全に一つとなり、Mighty Crownやその仲間たちが生み出すエネルギーに心を揺さぶられました。ホワイトパーティーで船全体が『白』に染まった光景も忘れられません。

Mighty Crownは次はないと言っていましたが、「もし次があればまた必ず参加したい!」と強く思いました。Mighty Crownの温かい人柄と、音楽がつないだ特別な体験それが、このレゲエクルーズ最大の魅力でした。


子供達にとっても、様々な国籍のアーティストとお話できたり、普段だったら知り合わない遠くのお友達と一緒に歌ったり、まさに音楽と旅が融合した特別な経験は一生の宝物。前回のクルーズで仲良くなった方とも嬉しい再会がありました。

そして青春時代の曲をアーティストの超至近距離で聴き、酔いしれることができただけでなく、さらにリアルタイムでInstagram投稿をしたところ、そのアーティストからリアクションがきたりメンション返しをいただいたり!永久保存版の思い出です。

きっと、また世界中のどこかで出会っても、「あの伝説のクルーズに乗っていた仲間だ」という事実だけで意気投合できるような気がしています。

ありがとう!Mighty Crown!!

取材提供:MIGHTY CROWN
公式Instagram:fareastreggaecruise

メンバープロフィール

みか
みか
9歳、5歳の娘達との放浪旅が好き♡旅費が嵩みそうと思っていたクルーズですが、2023年、日本初就航のMSCベリッシマに乗船してその魅力に惚れ惚れ!子連れ旅の選択肢としてクルーズ大賛成!!ただの移動手段じゃない『船旅』の魅力を発信していきます♪

関連記事

  1. コスタセレーナ 〜楽しくて!明るくて!ド派手!踊る!踊る!踊るやん!〜 クルーズ旅の魅力レポ

  2. 【後篇 寄港地レポート】新造船「MSCベリッシマ」で巡る地中海クルーズ

  3. 天国すぎた!シンガポール発着「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」乗船記

  4. アジアを代表するプレミアムクルーズ客船「ゲンティン・ドリーム」でショートクルーズ 後編

  5. カーニバルパノラマ

    カジュアルクラスの中でも特にリーズナブルで客室は広々!カーニバルパノラマの船内見学会へ

  6. 【アンセム・オブ・ザ・シーズ】大人専用エリア「ソラリウム」を満喫するウェルネス女子旅クルーズ

カテゴリー
  1. 【北欧クルーズ旅行】フィンエアーのエコノミークラ…

  2. 【北欧クルーズ旅行】フィンエアーで行く、心を満た…

  3. フィンエアーなら会社員でも叶う!ヘルシンキ弾丸旅行

  4. 2泊5日で巡るフィンランド・ヘルシンキ。アアルト…

  5. 三井オーシャンフジでショートクルーズ、ラグジュア…

  1. 旅のプロが100%プライベートな船旅をしてみたら

  2. コロナ禍でどう進化した?ダイヤモンド・プリンセス

  3. クロワジー・ヨーロッパ プロバンスを堪能するローヌ…

  4. 私の推し航路「エーゲ海クルーズ」

  5. 『世界で最も美しい船旅』フッティルーテン・沿岸急…