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2023年ようやく日本発着クルーズを開始し、今や定番となったMSCベリッシマに2024年2月に乗船してきました。
日常から離れた煌びやかな船内で過ごす、沖縄と台湾を巡る、4泊5日のクルーズ旅行をレポートします。
1日目 那覇にて乗船 / MSCベリッシマ
2024年2月、ベリッシマは那覇をホームポートに沖縄の離島と台湾の港町基隆をめぐるショートクルーズを実施しており、通常の横浜・東京発着よりも短期間・低価格で乗船できるためこのコースを選びました。
乗船地は那覇港第2クルーズバースです。乗船開始が19時半と遅いので、日中は沖縄観光を楽しむこともできます。その際荷物宅配サービスを利用して、自宅から船内客室まで先に荷物を送っておけば身軽に移動できるので快適ですよ。
乗船後はすぐにビュッフェまたはダイニングの利用が可能でした。
乗船開始直後はまだ船内がすいているので、私はこの時間を狙って船内を一周しひととおりの施設を見てまわりました。
アルコールも飲み放題になるドリンクパッケージをつけていたので、乗船を祝ってさっそくバーで乾杯も!
客室も乗船後すぐに利用できました。
今回はコスパ重視の内側客室にしました。シンプルだけどスタイリッシュな印象。
クルーズ旅行では、船内のイベントに参加したり公共エリアで過ごすことが多く部屋にいる時間はわずかなので、個人的には窓のない内側客室でも問題なしです。(お部屋のランクによりダイニングでの夕食の時間や場所が指定されていたり、ヨットクラブだけの特別なサービスがあったりはしますが)どのランクのお部屋でも基本的なサービスや施設は同じように使えます。
水が漏れないシャワールームは使い勝手が良くて嬉しいですね。収納棚もたくさんあって便利でした。
2日目 那覇停泊 / MSCベリッシマ
乗船2日目、船は那覇に停泊です。出港は20:00なので、2日目もたっぷりと那覇を観光できます。
私の今回の旅の目的は初めて乗船するベリッシマの船内を楽しむことだったので、那覇市内へのお出かけはほどほどに午後からはジャグジーに入ってゆっくりと過ごしました。
夜は乗船後初めてのダイニングディナー。3つあるメインダイニングのうち「ポシドニア」の二部に割り振られました。旅中毎日お世話になる担当ウェイターさんとも初対面です。
ダイニングのメニューは写真付きでわかりやすかったです。前菜、サラダ&スープ、パスタ&リゾット、メインディッシュ、デザートからお好みでコースに。
気付けば食事中いつの間にか船が出港していました。
夜は「ロンドンシアター」でショーを鑑賞して楽しみました。
そしてちょっぴりカジノも。陸地のカジノと比べれば最大賭け金が低めに設定されていますが、私のような初心者のお試しには充分です。カジノは日本の領域外を走行中のみ営業しています。
3日目 石垣島 / MSCベリッシマ
那覇を出港してからひとつめの寄港地石垣です。10:00に入港し、出港は19:00です。
下船できるのは入港からだいたい30分〜1時間後なので、ビュッフェでゆっくりブランチしてから下船することにしました。
このクルーズでは基隆から乗船する台湾のお客さんも多かったためビュッフェには台湾食コーナーが常設されていて、毎日の日替わり麺が楽しみでした。日本食コーナーもありましたよ。
私が下船する頃には12時を過ぎていたので、下船口もすいていて自治体が運行する港から離島ターミナルへのシャトルバスにもスムーズに乗れました。
石垣島には以前来たことがあったので、離島ターミナルからフェリーに乗り竹富島へ行ってきました。フェリーでたったの15分で行けて3時間あれば楽しめる小さいながらに魅力的な島です。
最終乗船時間の18時直前まで観光を楽しみ、19時に船は次の寄港地基隆に向け出港しました。
その頃にはディナーの時間です。この日のダイニングはイタリアカラーでテーブルセッティングされていて、とても素敵でした。
ディナーの後は「ロンドンシアター」で日替わりのショーを鑑賞し、その後はプロムナードで行われるイベント「ホワイトパーティー」に参加しました。白い服を着て、各国の音楽に合わせてダンスを楽しむイベントです。
そしてすごく盛り上がったホワイトパーティーの余韻に浸りながら、カクテルタイム。
翌日に寄港する台湾とは時差があり、1時間戻るので得した気分で少し夜更かししちゃいました。
4日目 基隆(台湾) / MSCベリッシマ
4日目は、今回の寄港地のなかで1番楽しみにしていた台湾の基隆への寄港です。
入港は朝7時と少し早め。基隆港は街の中にあるので、お出かけしやすく港のまわりだけでも楽しめてお気に入りの寄港地のひとつです。
この日は少し足をのばして、台湾の人気観光地九份まで行きました。1時間くらいで行けて、短時間の観光に適したコンパクトな街なのでおすすめですよ。
17時の出港時には、オープンデッキでスパークリングワイン片手に離れてゆく基隆の街を眺めて名残惜しみました。
そしてこの日はクルーズ最後の夜でもありました。ちょっとドレスアップしてディナーの後は、夜が終わらないでほしいと思いながら船内のバーめぐりをしました。
ドリンクパッケージをつけていると、アルコールも飲み放題なのでより船内生活を楽しめます。
5日目 那覇にて下船 / MSCベリッシマ
いよいよ最終日の5日目です。下船は午後からなので、午前中はまだまだ楽しめます。
最終日にして初めて、ダイニングで朝食をいただきました。朝食提供をしているのは「ライトハウス」のみです。メニューにエッグベネディクトがあるのが嬉しかったです。
お昼前頃から下船に向けての準備が始まり、11時までに荷造りを済ませ集荷してもらいます。大きな荷物を先に預けておくことで、下船後にターミナルビルで受け取れるよう運んでおいてくれるのです。
コースにより午前中の下船だと、集荷が前日の夜になるので荷造りが少し大変です。その点でも午後下船はすごく良かったです。また、荷物を預けずに自分で運ぶ場合でも下船まではクロークに預けることができます。
お部屋を使えるのは12時までで、その後は指定された下船時間まで公共スペースで過ごします。
昼食もダイニングでいただきました。
「ライトハウス」では寄港日含め毎日昼食の提供をしています。この日は満席のため隣の「イル・チリエッジョ」の席を利用しました。3つあるメインダイニングのなかで一番雰囲気が素敵だと思っていたので、思いがけずラッキーでした。
毎日のダイニングでの夕食では日替わりのリゾットをいただいていたのですが、最後の食事にはパスタを選んでみました。
どちらも美味しくて、ダイニングの食事のなかでメインディッシュよりもお気に入りでした。
ランチを終えて、最後の船内散歩をしたりと時間ギリギリまで船を満喫し下船時間の15時を迎えました。
ターミナルからは県庁前までの無料シャトルバスがでていました。那覇空港までも近いので移動が楽です。
毎日寄港日で忙しくあっという間の5日間でした。
船内を楽しむことが一番の目的でしたが、寄港地も魅力的な場所ばかりだったのでしっかり楽しみました!もちろん、船内での時間は最高に楽しかったです。
豪華絢爛な船!子連れにもおすすめ / MSCベリッシマ
ベリッシマに乗船して一番印象に残ったのは、キラキラと華やかな船内です。そう他にないほどの豪華さで、一度は乗る価値のある船だと思います。
名物のスワロフスキーの階段、天井に映像が写し出されるラスベガスのフリーモントストリートのようなプロムナード、ラスベガスやマカオのホテルのようなカジノ…
そしてカラフルにライトアップされた夜のプールなど、世の華やかなものを船につめこんだようなインパクト。
一方で、子供が遊べるような施設も多くファミリーフレンドリーな船だなという印象もありました。
ウォータースライダーやアスレチックに子供用プール、屋内にはゲームセンターやボーリングなど子供も楽しめるものも多く、子供連れの旅行にもおすすめです。
どんな世代でも楽しめるベリッシマは、超大型船で客室数も多く、また定期的に日本発着コースがあるため比較的リーズナブルに予約が取りやすい船です。
船内の日本語環境も整っているため、クルーズデビューにもおすすめですよ。ぜひ皆さんもMSC ベリッシマをチェックしてみてくださいね。
メンバープロフィール
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私は昔から海外が大好きでプライベートの旅行や旅行関係のお仕事でいろいろな国を旅してきました。2年ほど前に初めてクルーズ旅行を経験し、初めて船内に入った時の感動と新しい世界を知った衝撃は今でも忘れられません。
乗船するたびにクルーズがますます大好きになり、新しい旅の選択肢が増えたことは私の旅行人生においてすごく喜ばしいことです。このクルーズの素晴らしさを多くの人に伝えたいです!
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