海外より身近に、でも特別に。金沢発着クルーズ「コスタセレーナ」で過ごすハネムーン

こんにちは。金沢女子旅を発信しているトラベルフォトライターの土屋香奈です。

新婚旅行といえば、海外を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。けれど、最近の円安や言葉の壁を考えると、海外はちょっと遠く感じてしまう方もいるかもしれません。

そんな今だからこそおすすめしたいのが、金沢発着のクルーズ旅。今回ご紹介するのは、地元・金沢港から出航する「コスタ セレーナ」で巡る4泊5日のショートクルーズです。

実はこの旅、結婚したての私たちがハネムーンとして選んだもの

寄港地でのグルメや船上でのゆったりとした時間、そして海側バルコニーで過ごすふたりだけのひととき…。そのすべてがハネムーンにふさわしい、心に残る旅となりました。

金沢発着「コスタ セレーナ」に乗船を決めた理由


私ごとで恐縮ですが、今年の5月に入籍し、ふたりの新たな一歩を踏み出しました。

「せっかくなら、その記念に特別な旅がしたい…!」そんな気持ちからハネムーンの舞台に選んだのが、6/5発 金沢発着「コスタセレーナ」で行く4泊5日のショートクルーズです。

5月末に一緒に住み始めた私たちですが、新居への引っ越しや各種手続きラッシュ、そしてお互いの仕事の忙しさに追われて、新婚生活はバタバタの毎日…。

一緒に暮らしているはずなのに、ご飯も寝る時間もバラバラ。そんなすれ違いが続く中で、このクルーズ旅は、ようやくふたりだけでゆっくり過ごせる時間でした。

そして、この旅が特別な意味を持つもうひとつの理由。
それは、金沢港クルーズターミナルが、私たちの初デートの場所だったこと。

5年前、まだ付き合う前にふたりで訪れたこの場所から、今度は夫婦としてクルーズに乗り込む日が来るなんて…。あの日の記憶がふわりとよみがえり、胸がいっぱいになって、泣きそうになりました。

金沢港での出航手続きの流れ

ターミナルへの集合時間は、キャビンのカテゴリーごとに決まっています。
私たちの海側バルコニーは16時30分集合。

金沢港クルーズターミナルに着いたのは、16時20分ごろでした。


受付の行列に並び、受付を済ましてキャリーバッグを預け、番号札のカードを受け取ったら、しばし展望デッキへ。


目の前には、これから4泊5日を共にする「コスタセレーナ」の大きな姿。船をバックに記念写真を撮っていると、旅の実感が少しずつ湧いてきます。


番号が呼ばれたのは18時ごろ。いよいよ、乗船です。

デッキから望む、金沢ならではの絶景

乗船後は、キャビンへ直行。


ベッドの上には、この旅の必需品である「コスタカード」と「船内新聞」が用意されていました。


コスタカードは客室の鍵としてはもちろん、船内での買い物や精算にも使えるクルーズ中の万能パス。船内新聞をめくって今日のイベントや食事の時間を確認しながら、これから始まる4泊5日の船旅に胸が高鳴ります。

その後は、迷わずデッキへ。


金沢発着クルーズで私が特に好きなのは、デッキから眺める金沢の景色です。


この日は幸運にも空が澄み渡り、遠くには白山の姿がくっきりと浮かんでいました。


空はゆっくりと色を変え、夕日が水平線をやさしく染めていく。私たちも足を止め、その景色を静かに眺めていました。

出港前に味わう初日ディナー

デッキで景色を堪能したあとは、メインダイニングでディナータイム。毎晩フルコースを無料でいただけるのは、クルーズならではの贅沢です。

ディナーは通常、17時〜と19時45分〜の2部制。
プレミアムタイプで予約していた私たちの時間は本来17時スタートですが、初日だけは時間指定がなく、21時まで好きなタイミングで入店できるフリー入場制でした。

おかげで、出港前のデッキでの時間をゆっくり楽しみ、その余韻を抱いたまま、ゆったりとディナーを味わうことができました。

金沢の夜景とともに出港する特別な瞬間


そして迎えた22時。
静かな港に、大河ドラマ『利家とまつ』のオープニングテーマが響き渡り、船がゆっくりと動き出します。

旅立ちの高揚感と重なるように流れるこの音楽は、金沢発ならではの演出。この瞬間は、ぜひデッキやバルコニーで体感してほしいです。


金沢港クルーズターミナルは、夜になるとライトアップされ、昼間とはまた違う幻想的な表情に。加賀五彩の色へと光が変化するたび、港全体がゆっくり息づいているように見えます。


夜風に吹かれながら、ライトアップされた金沢の街を背に、静かに港を離れていく船。初デートの場所から、夫婦として旅立つという特別な瞬間でした。

海側バルコニーで過ごす、ふたりだけの甘い時間


今回泊まったのは、海側バルコニー付きの客室。

バルコニー付き客室の魅力

昨年は、窓のない一番リーズナブルな「内側キャビン」でしたが、今回はハネムーン。せっかくの記念旅行だからこそ、ふたりの時間を大切にしたくて、思い切ってバルコニー付きのお部屋を選びました。


結果、大正解。

バルコニーがあるだけで、お部屋にいる時間が自然と増えていきます。


波音をBGMに語り合ったり、夕陽が沈む瞬間を並んで見送ったり、朝は潮風を感じながら朝食をいただいたり…。移ろう景色を独占できるこの場所は、まさにふたりだけの特等席でした。

モーニングルームサービス

朝、ちょっぴりゆっくり過ごしたくて、1日だけ有料のモーニングルームサービスをオーダー。


バルコニーのテーブルはコンパクトなので、基本的には室内でいただくスタイルですが、私はどうしても我慢できず、バルコニーへ。


海を眺めながら潮風と一緒に味わうだけで、エッグベネディクトが小さなごちそうになりました。

ベッドメイキング

そして毎日のベッドメイキングにも小さな楽しみが。
ある日はタオルのクマが蝶ネクタイを巻いてベッドでお出迎え、またある日はタオルのサルが天井からぶら下がっていたり…。


そんな遊び心あふれるサプライズに、毎回わくわくとときめいていました。

特別な景色を望む、船尾バルコニー


今回は特別に、船尾のバルコニー付き客室も見学させていただきました。

船尾にはスイートルームなども集まっており、まさにクルーズ船の特等席。
180度のオーシャンビューが広がる開放感は圧巻です。


後方に伸びる真っ白な航跡が、旅の余韻をより豊かにしてくれるのも船尾ならでは。
運がよければ、こうした客室に泊まれることもあるのだそう。

いつかは泊まってみたい、憧れの空間です。

ハネムーンならではの楽しみ方


ハネムーンだからこそ、ふたりでしかできない特別な時間を過ごしたいもの。実際にふたりで楽しんで、思い出になった過ごし方をシェアします。

ふたりで残す、ハネムーンの思い出フォト


ハネムーンだからこそ、記念に写真を残しておきたいもの。

船内を歩いていると、自然とカメラを手に取ってしまう場所がいくつもありました。どこも絵になる景色ばかりで、気づけばふたりのカメラロールはハネムーンの思い出でいっぱいに。


せっかくなら、ふたりでコーディネートを合わせたり、フォトウェディングのような小物を持ち込んでみるのもおすすめ。
ちょっとした工夫で、より特別な一枚に変わります。

有料レストラン「ステーキハウス」叶う、贅沢ディナー


ハネムーンだからこそ、ちょっと贅沢に…!
向かった先は、有料レストランの「ステーキハウス」です。ここでは、コース料理「ライト/$33」「フルエクスペリエンス/$43」のほかに、特別感あふれる「スペシャルディッシュ/$49〜」を楽しめます。


スペシャルディッシュは、豪華なメインに加えてサイドディッシュ1品、ソース2種類、さらにデザートまで付いた充実の内容です。

「せっかくだから今日は豪華にいこう!」と即決し、スペシャルディッシュをセレクト。

豪快な「トマホークステーキ1kg($60)」に加え、身がぷりぷりな「キューバ産ロブスター($60)」をオーダーしました。


テーブルいっぱいに広がるごちそうの光景はまさに圧巻で、ふたりそろって笑顔がこぼれるほど。


大満足のディナーは、ハネムーンの忘れられない思い出のひと幕となりました。

寄港地グルメをふたりでシェア


毎日違う土地に立ち寄るからこそ、その地域ならではの味を一度に持ち帰って味わえるのがクルーズ旅の醍醐味。

「今日はどれから食べよう?」なんて会話を交わしながら、寄港地での思い出に浸るひとときは、その土地の香りごと、思い出がよみがえるようでした。

金沢発着「コスタ セレーナ」で訪れた3つの寄港地

今回のクルーズコースで特にうれしかったのは、終日航海日が一日もないこと。

これは、金沢港が日本海の真ん中に位置しているからこそできるルート設計で、毎日どこかへ寄港して、新しい場所へ出かけられるという贅沢を味わえます。


もちろん、終日航海日があればそれはそれで、船内の魅力を存分に楽しむチャンス。でも、今回は毎日違う寄港地へ向かうわくわく感が途切れることなく続き、旅の充実度は段違いでした。

2日目に訪れた寄港地①:境港

2日目の朝、クルーズ船が着岸したのは鳥取県の「境夢みなとターミナル」。
「水木しげるロード」で有名な妖怪の街・境港ですが、今回はレンタカーを使い、ちょっと足を伸ばして、米子エリアを巡ることに。


10時に着岸し、私たちが下船できたのは11時ごろ。
予約していたレンタカー屋さんはターミナルの外にあったため、まずはタクシーでの移動が必要でした。タクシー乗り場は混み合うので、ターミナル送迎付きのレンタカーを事前手配するとスムーズです。

大山のふもとで、絶景グルメランチ


車を借りて最初に向かったのは、「テラス ザ ダイセン」。
大山ハムが直営するカフェレストランで、大山を一望する絶景ロケーションが魅力です。


頼んだのは、長さ約60cmのインパクト大な「超ロングソーセージ(1,300円)」と、夏季限定の「カプレーゼサンド(500円)」。

広々としたテラス席で、静かな森に鳥のさえずりが響く中、ゆっくりといただくランチは時間がゆるやかに流れるような贅沢です。

写真で遊ぶ、大人のミュージアム体験


ランチのあとは、隣にある「植田正治写真美術館」へ。
「演出写真」という独自のスタイルで世界に知られた写真家・植田正治。

その名のとおり、作品には遊び心あふれる仕掛けが散りばめられ、独特のユーモアと美意識が感じられます。館内には、生涯を通して撮り続けた数々の作品が並び、彼の歩んだ時間と視点を追体験できるようでした。

さらに、作品を眺めるだけではなく、訪れる人自身が被写体になれるフォトスポットも。


展示だけでなく、建築そのものも魅力的。


水面に映り込む「逆さ大山」は、思わず息をのむほどの美しさで、ふたりで静かに見つめたその光景は、忘れられない時間となりました。

旅の締めくくりは薔薇の香りに包まれて


最後に立ち寄ったのは、美術館から車で約15分の「とっとり花回廊」。日本最大級のフラワーパークです。


広大な園内には、ちょうど見頃を迎えたバラが咲き誇り、色も香りも最高潮。閉園間際のわずかな時間でしたが、花々に包まれるひとときは、心にそっと残る時間となりました。

たった4時間でも、心に残るドライブ旅に


境港での観光時間は、およそ4時間。
決して長くはないけれど、グルメもアートも自然も楽しめて、ふたりにとってちょうどよい密度の旅になりました。

3日目に訪れた寄港地②:博多


2つ目の寄港地は、福岡・博多。
これまでにも何度かふたりで訪れている街ですが、今回はクルーズ旅で立ち寄る博多。いつもと違うスタートに、なんだか新鮮な気分です。

着岸したのは「中央ふ頭クルーズセンター」。
最寄りの地下鉄「呉服町駅」までは徒歩30分ほどです。少し距離はありましたが、天気もよかったのでおしゃべりしながらのんびり歩くことにしました。

博多らしいグルメを堪能

地下鉄で向かったのは、「博多 海鮮処 まんぷく屋 大名店」です。

今回のお目当ては、「イカ活き造り御膳(2,800円)」。
イカ活き造りをランチタイムにいただけるお店は意外と少なく、ここはとても貴重な一軒です。


運ばれてきたイカは、まだほんの少し動いていて…。その透明感とコリコリの食感、新鮮な甘み。これぞ博多で味わう活イカの醍醐味です。


食後には、ゲソが天ぷらになって再び目の前に。
揚げたての香ばしさまで堪能できるなんて、最後まで心をつかまれっぱなしでした。

インテリアショップめぐり

ランチのあとは、10分ほど歩いてインテリアショップが点在する薬院エリアへ。

実はこのクルーズ、新居に引っ越してからまだ1週間も経っていないタイミングでの旅。せっかくの新婚旅行だからこそ、「ふたりの暮らしを少しずつ形にしていく時間」も旅の目的のひとつにしていました。


…ということで、今回は以下の7店舗を巡って、暮らしのインスピレーション探しへ。

・NEST
・mille
・B・B・B POTTERS
・B・B・B &
・PATINA
・NONE TOO SOON
・こよみ堂

旅先で、これからの暮らしを一緒に思い描ける時間は、何よりも贅沢で幸せなひとときでした。

大濠公園でひとやすみ

ウィンドーショッピングを楽しんだあとは、地下鉄に揺られて大濠公園へ。少し歩くと「アンドローカルズ 大濠公園」が目に入り、入ってみることに。

テイクアウトで選んだのは、「自家製ざらりジンジャーエール」と「自家製ざらりティーソーダ あまおう」。


ドリンクを片手に池のほとりを歩き、緑に包まれたベンチでひと休み。


水面を渡る風が心地よく、ただ景色を眺めているだけで十分でした。

船を眺めながら乾杯

日が傾き始めた頃、タクシーアプリ「GO」で向かったのは「ザ・リッツ・カールトン 福岡」。

目指すのは、24階にあるバー「BAY」です。


博多湾を行き交う船をイメージした洗練された空間は、まさにクルーズ旅の途中に立ち寄るのにふさわしい場所。


ここを訪れた一番の理由は、テラス席から乗船中のコスタセレーナを眺められるため。旅の途中、自分たちが乗っている船を外から見ながら乾杯する時間は、ただただ幸せだなと思える瞬間でした。


しかも17時〜20時のサンセットアワーは、チャージなし&2杯目無料といううれしい特典が。


ふたりで1杯ずつ注文すれば、2杯でたったの1,500円という驚きのコスパです。

思いがけないうれしいサービスに驚きつつ、夕暮れの時間がいっそう特別に感じられました。

4日目に訪れた寄港地③:韓国・釜山

3つ目の最終寄港地は、韓国・釜山。
朝7時に釜山港国際旅客ターミナルへ着岸し、下船できたのは8時ごろでした。

移動はすべて配車アプリ「Uber」を利用。クレジットカード決済のみで済むので、両替なしでも不便なく過ごせました。

そして今回の釜山での旅のメイン舞台に選んだのは、釜山の南部にある島、「影島(ヨンド)」。港町ならではの風景と、アートに触れる1日のスタートです。

朝のごちそうは、ウニキンパ

まず向かったのはSNSで話題のウニキンパが食べられる「影島海女村」。

店先に置かれた黒板のメニューは日本語表記付きで安心。おばちゃんが「これおすすめ」と指差しながら教えてくれます。

注文したのは、ウニ・アワビ・キンパ・海鮮ラーメン。


ウニキンパは、自分でキンパにウニをのせて食べるスタイル。


口に運んだ瞬間、磯の香りとやわらかな甘みが広がり、朝から幸せな気分でした。

映像と音と香りに包まれて

次に訪れたのは、デートにもぴったりな体験型アートスポット「ARTE MUSEU CIRCLE」。


「永遠の自然」をテーマとした韓国最大級のメディアアート展示館で、「永遠の自然」をテーマに、海や森、花、動物といった自然のモチーフが、光・映像・音・香りによってダイナミックに表現されています。


部屋いっぱいに広がる作品の中へ一歩足を踏み入れると、まるで景色の中に溶け込んだような感覚に。インタラクティブな仕掛けも多く、ただ眺めるだけでなく、触れたり歩いたりしながら全身で楽しめます。


普段あまり感動を口にしない彼も、思わず「これはすごい」とひと言。混雑を覚悟していたものの、この日は意外にもゆったりと鑑賞でき、約1時間半かけて全19作品を巡ることができました。

釜山港大橋と港町を望む絶景スポット

続いて訪れたのは「青鶴配水池展望台」。
高台からは、釜山港大橋と港町全体が一望でき、その向こうには青く広がる海が。


さらによく目を凝らすと、私たちが乗ってきたコスタセレーナの姿も発見!小さな姿でしたが、見つけられるとやっぱり嬉しいものです。

海を望むカフェでひと休み

韓国のサントリーニ島とも呼ばれる「白瀬文化村(ヒンヨウル文化村)」へ。


今回は時間が限られていたため散策はせず、海が目の前に広がる「CAFE B.BLACK」で、ミルクティー(₩6,000)といちごラテ(₩6,800)を片手にひと息つきました。

韓国のお菓子&コスメをまとめ買い

旅の締めくくりは「ロッテマート 光復店」へ。韓国らしいパッケージのお菓子やインスタント食品をかごに入れ、併設のオリーブヤングでは人気コスメをチェック。


お土産を選ぶ時間は、寄港地ならではの楽しみのひとつ。袋の重みとともに、今日の思い出もずっしり抱えてUberで港へ戻りました。

4泊5日クルーズ旅の費用内訳

今回の4泊5日クルーズ旅で実際にかかった費用を内訳とともにご紹介します。早期割引やリピーター割引を活用したので、お得に乗船できた部分もありつつ、寄港地や船内でのちょっとした贅沢も楽しみました。


【クルーズ乗船費】
・クルーズ代金:180,000円(1人分)
※早期割引&リピーター割引
・港湾税:16,800円(1人分)
・船内チップ:1日16ドル×5日=80ドル(12,880円/1人分)
・国際観光旅客税:7.5ドル(1,208円/1人分)
計:210,888円/1人分

【クルーズ船内で使ったもの】
・ルームサービス(朝食):30ドル(4,830円/2人分)
・ステーキハウス:135ドル(21,735円/2人分)
・Wi-Fi:136ドル(2デバイス:21,896円/2人分)
・Wi-Fiアカウント代:3ドル(1人分):
計:24,713円/1人分

【境港】
・テラスザ大山:2,400円(2人分)
・植田正治写真美術館 入館料:2,000円(2人分)
・とっとり花回廊 入場料:2,400円(2人分)
・とっとり花回廊ソフトクリーム:400円(2人分)
・レンタカー6,600円(2人分)
・ガソリン代:623円(2人分)
計:7,412円/1人分

【博多】
・まんぷく屋キッチン:2,800円(1人分)
・アンドローカル ドリンク代:600円(1人分)
・アンドローカル お土産:1,750円(2人分)
・リッツカールトン福岡:1,500円(2人分)
・BBB &(お土産):1,188円(2人分)
・地下鉄代:420円(1人分)
・GOタクシー:1,630円(2人分)
計:6,854円/1人分

【釜山】
・交通費(Uber):₩41,800(4,581円/2人分)
・影島海女村:₩59,000(6,423円2人分)
・CAFE B.BLACK:₩12,800(1,393円2人分)
・ARTE MUSEU CIRCLE 入場チケット:₩44,000(4,790円2人分)
・オリーブヤング:₩37,700(4,104円)
・ロッテスーパー:₩28,530(3,105円)
計:15,802円/1人分

トータル費用
合計:265,669円(1人分/4泊5日)

寄港地での観光やお土産、船内での追加オプションを楽しんで、1人あたり約26万円ほど。宿泊や移動、食事がまるごとセットになっているクルーズだからこそ、ハネムーンとしても無理のない予算で、想像以上に満たされた旅となりました。

ちなみに、1番安い内側のキャビンだと、クルーズ代金が115,000円(早期割引&リピーター割)。選ぶキャビンタイプによって、同じ旅でも予算の幅をぐっと抑えることもできます。

金沢発着クルーズで叶える、ハネムーン


金沢港から出航する「コスタ セレーナ」は、海外ハネムーンよりもぐっと身近でありながら、非日常をしっかりと味わえる贅沢なクルーズでした。

毎日寄港地が変わり、港に降り立つたびに新しい景色やグルメと出会えるのは、日本海に面した金沢発着クルーズならではの特別な魅力。ふたりで過ごす時間が自然と増え、忘れられない思い出が重なっていきます。

円安や言葉の壁を理由に、海外ハネムーンをためらう声もよく耳にします。そんな今だからこそ、金沢発着の「コスタセレーナ」はおすすめだと感じました。ベストワンクルーズのチャーター便なら日本語対応スタッフも多く、国内旅行のような安心感のなかで海外気分を楽しめるのも大きな魅力です。

大切なハネムーンを、地元・金沢港から始めるという特別感。
これから新婚旅行を考えている方に、ぜひ体験してほしいクルーズです。

2026年 金沢発着コスタセレーナのスケジュール

GWを使って、気軽に国内旅行、そして海外旅行を楽しむチャンスです!

取材協力:金沢港振興協会/ベストワンクルーズ

メンバープロフィール

土屋香奈
土屋香奈
大学時代に観光を学び、旅を発信する楽しさを覚える。現在は、女子旅メインとしたトラベルフォトライターとして活動。その他にも編集者、フォトグラファー、インフルエンサーなど多岐に渡り活動中。地元金沢では、いしかわ観光特使を委嘱。SNS講座やトラベルライターの講師なども務める。旅番組のテレビ出演も多数。クルーズにハマったきっかけは、取材で海外発着のクルーズに行ったこと。

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