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皆さん『クルーズ旅』にどんなイメージがありますか?
「豪華絢爛」「富裕層の旅行」「リタイア後する旅行」「ドレスコードに困りそう」そんなイメージはありませんか?
えぇ、私も全く同じ気持ちでした、ついこの間までは。
「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」初心者におすすめなポイント
今回の旅は、生後2ヶ月の時から一緒に旅行に行っていた母と。旅行好きの母でも船旅はやはり「豪華なもの」というイメージが強く、未経験。
クルーズ旅に誘った日から毎日嬉しそうにYouTubeを見たり、Blogを読んで予習していました(笑)
クァンタムクラスを進化させた大型客船は揺れにくい
約4,000人の乗客と、1,500人の乗組員が乗船する約17万トンの船。とにかく大きい。
私達はウェスティン・シンガポールに前泊していたのですが、ホテルから「絶対、アレだ!!」と分かるような存在感で船が見えました。
船の大きさに圧倒されながら、初めてのクルーズ旅行の始まり。
船内に入ってみると、想像していた通りの豪華な船内に胸が躍ります。
比較的に短いショートクルーズであること
今回は4泊5日で、マレーシアのペナン島とタイのプーケットに寄港するコースです。
寝てる間に2ヶ国も移動でき、体の負担も本当に少ないので、子連れの家族旅行だけではなく、母娘旅にもおすすめです。
クルーズ旅は意外とお手頃
今回はバルコニー付きの客室。2名1室20万円〜なので、1人あたり1泊2万円ちょっとでクルーズ旅行が叶います。もちろん食事も込み!
クルーズ船では、1日3食の食事以外にも、軽食のホットドックやピザ、ポテトも無料で、カフェでのお菓子やサンドイッチも無料なんです。
庶民には手が出ない・・・と思っていた船旅は、こんなにもカジュアルな価格でした。
気になるネット環境は?
乗船前は、4泊5日も船の中で飽きてしまうのでは..?船内のWi-Fiの強さなど正直不安でした。
これらはすぐに解消され、無駄な心配でした。
船内のWi-Fiは有料で、1日のみの購入も可能ですが、デバイスの数によって値段が異なります。
私達は、母の携帯、私の携帯、PCとの3デバイスを購入しました。
「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」バルコニー付客室
乗船し避難時の説明を受けたら、いよいよ客室へ。
客室は20平米程ですが、ベッド下には大きなスーツケースが収納でき、部屋が狭くなることもありません。
荷解きする時に驚いたのは、女子2人でも十分な量のハンガーに、収納スペース。
気になるウェットエリアでは、シャワールームのみですが、本当に船の中!?と疑ってしまうくらいのシャワーの水圧に驚きました。
アメニティは、ほぼないのでシャンプー類、歯磨きは持参するのをお忘れなく。
「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」船内の過ごし方
豊富なアクティビティ
船の上にはゴーカート、スカイダイビング、サーフィンにロッククライミングまでとにかく退屈する暇がないくらい遊べます。
大人専用エリアでゆったり
今回は母娘旅。ゆっくりクルーズが目的なので、大人専用プールエリアでのんびりジャグジーを楽しみました。
アプリで確認必須なショー
これは失敗談ですが、私達はクルーズ初心者だった故に、飛行機のチェックインみたいなものかと思い、チェックインを前日まで行いませんでした。
その為、乗船の順番も遅く14:30でした。(早く乗船できればその分早く船で遊ぶことができ、人の少ない船を楽しめます)
更にショーの予約もしておらず、もう見れないかと絶望してましたが、なんとか予約がとれました。
初日に観たのは Show Girl
きらびやかな衣装に身を包んだ美しい女性の歌声とダンスで流行りの曲も流れるので、会場全体がノリノリ。
とっても楽しめるので是非観に行って欲しいショーの1つです。
他にも、アプリで確認すると毎日たくさんのエンターテイメントとして、映画や、ショー、カラオケにバンド演奏などがありました。
事前予約が必要な「The Silk Road」
ステージが動き、プロジェクションマッピングもあり、本当に無料でいいの!?とまた驚かされるクオリティのショーでした!
ショーが終わった後は、皆スタンディングオベーションで拍手。
素晴らしいショーだったので、ロイヤル・カリビアンへ乗船する際は早めのチェックインと事前予約をお忘れなく!!
クルーズ旅の寄港地
寝てる間に、荷物も持たず、国をまたいだ移動ができるなんて感動もの。
パスポートは船に預けているので、クルーズ船での入国はクルーズカードだけで下船、乗船可能です。
マレーシア・ペナン島 観光
マレーシアには、首都クアラルンプールと、ランカウイ島には行ったことあるのですが、ペナン島は初めて。
町中にアート作品があるので歩きながらアート作品を観て観光。
リトルインディアなどメジャーなスポットを観光し、3時間程度で船に戻りました。
寄港地では、下船せず船の中で遊ぶこともできます。
ツアー旅行と違って、自分達の体調なども考え旅行中のスケジュールを組めるのもクルーズ旅の魅力です。
タイ・プーケット ピピ島 観光
船内では前日から時差があるので、夜になったら1時間時計の針を戻すようアナウンスがあります。
客室清掃後、ベットの上にお知らせの紙があり、レストランでの食事後にクルーに言われ、ショーの最後にも”時計1時間戻すの忘れないでね”と促され、船にいると時差を忘れてしまうので、この大事なアナウンスが有難いです。
プーケットでは、朝から夜までの比較的長い寄港時間なので、私達は憧れのピピ島へ向かうことにしました。
プーケットから車で港まで行き、更にスピードボードに乗って移動。このスピードボート、吹っ飛ぶくらい揺れます!
酔い止めを貰えるので飲むように勧められますが、船酔いしない私は大丈夫かな?と飲まずにチャレンジしてみたのですが、見事に酔いました(笑)
チャレンジせずに酔い止めを飲むことをおすすめします。
ピピ島とバンブーアイランドのホッピングツアー
移動時間が長く、もしクルーズ船に乗り遅れたらと不安だった為、クルーズ船で事前にツアーの予約をして向かいました。
ツアー予約は早期特典などありますので、なるべく早めに予約をすることをおすすめします。
迷子になることも、時間に遅れることもなく安心したピピ島ツアーができました。
残念ながら私達は天気に恵まれず、映画「THE・BEACH」のような絶景は見られませんでした。
因みにツアーの内容は、バスでスピードボートの港に向かい、スピードボートでピピ島でのシュノーケルや、船からの観光を楽しみます。
ランチはレストランでのタイ料理と洋食のビュッフェスタイルでした。
食後は、無人島のバンブーアイランドで1時間ほどリラックスしてツアー終了。
バンブーアイランドでは、アイスやジュースが売ってる小さな売店がありますが現金のみなので、予めタイバーツを持って行くことをおすすめします。
ツアーの後は、1時間ほど自由時間があったので、船へ戻る時間ギリギリまで買い物をし、3日目のプーケット旅行も終了。
「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」食事とドレスコード
今回はカジュアル船なので、特別なドレスコードは必要ないのですが、やっぱりおしゃれしてクルーズ旅を楽しみたい!!
私達は綺麗めなロングワンピースに、ヒールの靴を準備しました。
更に水着、化粧品など、女子の旅行には荷物が多くなりがちです。
いつも大きく重たいスーツケースを持って電車に乗ったり、階段を登ったりと1番ネックになるところが、クルーズ旅では気にしなくていいのが嬉しいところ!
カジュアルなビュッフェ「ウィンジャマーマーケットプライス」
広々としたビュッフェ会場では、インドカレーにマレーシア料理、中華に洋食と様々な種類があるので、飽きることなく船内での食事を楽しめます。
落ち着いた「メインダイニング」
メインレストランでは、夕食以外にも、朝食、昼食もとることが可能です。
食事は、コース形式になっていて、前菜、メイン、デザートと日替わりで変わるメニューから好きなものを好きなだけオーダーできます。
メインのステーキと、シュリンプ2つともオーダー!など、食いしん坊の注文もOKなことも驚きでした。
食事中のクルーとの会話も、船旅の楽しみの1つ。
英語は得意ではありませんが、カタコトの英語での会話、日本語を教えたりと思い出に残る時間が過ごせました。
最終日は少しドレスアップしてディナーへ
特別なルールはありませんが、韓国の方はチマチョゴリを着ていたり、皆ドレスアップを楽しんでいました。
最終日のディナーはクルーによるダンスがあったりと、いつもとは違った雰囲気。
4泊5日のクルーズで仲良くなったクルーのダンスも見れて大満足でした。
【4泊5日本当に一瞬】飽きる暇なく遊べる船旅
小さな子供のいる家族連れにはもちろん、私達みたいな母娘旅や(船内はバリアフリーなので)移動が難しく旅行を諦めていた方にもおすすめできると思いました。
初めてのクルーズ旅を経験し、完全に虜になったので、今度はどの船に乗ろうかと計画中です。
取材協力:ロイヤル・カリビアン・インターナショナル 日本総代理店 株式会社ミキ・ツーリスト
メンバープロフィール
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会社員をしながら年間100泊するホテルラバー。
可愛いご褒美旅が得意で、インスタグラムで情報発信中。夏はダイビング、冬はスノボーとアクティブ旅行も得意。
【クルーズ旅行をもっと身近に】をテーマに情報発信していきたいです。
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