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こんにちは!旅歴14年の旅インフルエンサー、羽石杏奈です。今回はクルーズイズムサポーターとして、初めてのクルーズ旅に参加しました。
ルートはドイツのトラーベン=トラーバッハからオランダのアムステルダムまで、リバークルーズで5泊6日の旅です。
「エメラルド・デスティニー」船内紹介
今回乗船したのは、エメラルドクルーズの「デスティニー」。全長135m、客室数91室、乗客数180名、乗務員数52名の客船で、2017年に建造されたデスティニーは、とても綺麗な船内とモダンなデザインが特徴です。
「エメラルド・デスティニー」客室や設備
客室は5タイプに分かれており、私たちが宿泊したのはパノラマバルコニースイート。窓の上半分が開く仕組みになっていて、お部屋にいながらバルコニーにいるような気分になれるこのお部屋は、個人的にとてもお気に入りのデザインでした!
広々としたラウンジでは、24時間コーヒーや紅茶が飲み放題。お洒落なインテリアで居心地も抜群。
プールは室内にありますが、天井が開く仕組みになっており、インフィニティプールのような開放的なデザインです。プールサイドにもコーヒーや紅茶が常備されていて、別途アルコールドリンクも注文可能!
サンデッキには十分な数のチェアやくつろげるスペースがあり、ガールズトークをしながらのんびり過ごしたり。
夜には夜景や花火を見ながら、ゆっくり進むリバークルーズの夜をサンデッキで楽しむのが特にお気に入りでした。
ジムは24時間利用可能で、規模は小さいですが、運動不足になりがちなクルーズ旅ではとても嬉しい設備です。
「エメラルド・デスティニー」食事
今回のクルーズで特に嬉しかったのは、食事のレベルの高さ!新鮮な食材とシェフこだわりの日替わりメニューがどれも本当に美味しく、旅のハイライトのひとつとなりました。
朝食は6時半から10時までの間で3部に分かれて提供されているため、早起きしたい日もゆっくり寝たい日も、気分に合わせて選べます。
ランチはビュッフェスタイルで、サラダ、パン、パスタ、デザートなどが揃っており、メインはお肉、お魚、ベジタリアン、サンドウィッチの4種類から選択できます。
ディナーは前菜、メイン、デザートの3コースで、日替わりのメニューの訪問国の名物料理や定番のステーキや魚のグリル、さらにはアジア料理も提供され、飽きることなく楽しめました。
コースであっても各種食べられる限りいくつでもオーダー可能というのは、嬉しいプチ裏情報。
あまりお腹が空いていないときは前菜を数種類選んだり、メインを決めきれないときは贅沢に2つ注文したり、このチョイスの幅広さが毎日楽しみでした。
ランチとディナー時には、ワイン、ビール、ソフトドリンクが飲み放題!普段は昼間から飲むことはない私ですが、船からの景色と美味しい食事、そして世界中のワインを楽しむという贅沢な時間が、バケーション感を一層引き立ててくれました。
リバークルーズ おすすめの過ごし方
朝は早朝からウェルネスの瞑想やヨガのクラスがあり、寄港地でのウォーキングツアーや、アクティブな方向けの自転車やハイキングのツアーもあります。
夜はディスコナイトやムービーナイトなどのアクティビティに自由に参加することが可能です。さまざまなアクティビティを楽しむもよし、船でのんびり過ごすもよし。その日の気分に合わせて自分好みにスケジュールを組むのがおすすめです。
クルーズ寄港地 コッヘム(ドイツ)
今回のリバークルーズでは5つの街に寄港しました。その中でも私が特に気に入ったのは、ドイツのコッヘムという古城とワインの街です。
旧市街は歩いて1時間ほどで回れる小さな街で、木組みの家々や17世紀に建てられた建物が残る街並みはまるで絵本の中の世界のようで、歩いているだけでわくわくが止まりませんでした。
私たちが訪れた際にはちょうどワインフェスティバルが行われており、生演奏やダンスパフォーマンス、露天が並び、街全体がお祭りモードでした。
ここで作られるモーゼルワインは世界各国でファンが多いそうです。さすがワインの街、旧市街にはワインの自動販売機がありました。ただし、購入にはドイツの身分証明書が必要とのこと。ローカルに人気の街であることがうかがえます。
旧市街の外れには山頂からのパノラマビューを楽しめるゴンドラリフトがあり、料金は往復6.9ユーロ(約1100円)です。山頂にはレストランやハイキングトレイルがあり、リフトの到着地点から数分歩いた先に絶景スポットがあります。
コッヘムのシンボルともいえるライヒスブルク城やその周辺のワイン畑、街並みとクルーズしているモーゼル川。この景色は今も記憶に残る美しい旅の思い出です。
ラグジュアリークラス リバークルーズの魅力
私が感じたリバークルーズの一番の魅力は、“のんびり過ごす贅沢な時間”です。船が小さい分、移動に時間がかかることもなく、詰まったスケジュールで忙しく過ごすこともありません。
ラグジュアリークラスのリバークルーズ、船旅ならではのゆったりとした時間を過ごすことができます。流れゆく景色を眺めながら本を読んだり、昼寝をしたり、一緒に旅している船上の人々との会話を楽しんだりする時間は、とても贅沢でした。
また、寄港地では“観光地”というよりも、小さな街を知ることができる点も私にとって非常に魅力的でした。
個人旅行ではなかなか訪れないようなローカルな街での地元の人々との会話や、暮らしの風景が、思い出をより深いものにしてくれました。
ヨーロッパには、今回私が参加したルート以外にもさまざまなリバークルーズがあります。クルーズ初心者の方も常連の方も、次回の旅にリバークルーズはいかがでしょうか?
取材協力:エメラルドクルーズ
メンバープロフィール
- 旅人、インフルエンサー、クリエイター、モデル、経営者。ハワイ在住時にリアリティー番組テラスハウスに出演し、2017年にプロトラベラーとして活動するために日本に帰国。旅インフルエンサーとしての活動は8年目を迎え、現在は他にも旅と絡んだ事業をいくつか行なっている。16歳から一人旅を始め、訪れた国は60カ国以上。自身が世界を旅して人生が変わった経験から、ひとりでも多くの人を旅に誘い人生をすこし豊かにできるように、と活動を続けている。
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