海外クルーズというと長期間の休みが必要だったりする一方、日本から行きやすいアジアのクルーズはカジュアルなファミリー向けが中心だったりと、「大人が心から満足できるクルーズ」は意外と少ないもの。
そんなイメージを覆してくれたのが、今回取材してきた中国・長江を航行する「センチュリークルーズ」でした。
長江三峡の圧倒的な絶景を船から眺め、三国志ゆかりの地を歩き、中国の歴史や文化に触れ、美食を味わう。
近未来都市・重慶を出航した船は、やがて歴史ロマンあふれる世界へ― 長江を下りながらまるで時代をも旅するような体験が待っていました。
ラグジュアリーな滞在とともに、大人の知的好奇心と冒険心を満たしてくれる「長江三峡・三国志クルーズ」をご紹介します。
長江をタイムトラベル!センチュリークルーズで巡る、長江三峡・三国志クルーズ

センチュリークルーズとは、中国の長江を航行するラグジュアリー・リバークルーズ。
長江には多くのリバークルーズ船が運航していますが、センチュリークルーズの快適性と設備の充実度はトップクラス。

中でも今回乗船したセンチュリーボイジャーは、2024年に就航した最新鋭のクルーズ船。
ハイブリッド推進システムを採用しており、エンジン音は驚くほど静かで、いつ出航したのかわからないほど。
また、長江は波が穏やかなうえ、船も非常に安定しているため、揺れはほとんど感じません。船酔いしやすく、これまでクルーズを諦めていた人にも非常におすすめです。
航路は、重慶から宜昌を経て上海まで続く長江の一本道。途中の宜昌で下船する3泊4日のクルーズもあれば、そのまま上海まで10泊11日で船旅をすることもできます。

船が進む先には、切り立つ断崖が続く長江三峡や、劉備、諸葛孔明、関羽らが活躍した三国志ゆかりの地が点在。
雄大な自然と悠久の歴史が織りなす風景は、まるで時を旅しているような感覚に。
今回は、そのうちの重慶から宜昌の3泊4日の航路をクルーズしてきました。
日本から行く場合は、最短だと重慶での前泊を加えた4泊5日ですが、おすすめは下船地の宜昌でも1泊する5泊6日の旅程です。

乗船地の重慶は、中国内陸部最大級の都市。その姿はまさに近未来都市。
煌めく夜景に囲まれながら、デッキでは三国志をテーマにした出航セレモニーが始まります。

キラキラと輝く近未来都市を後に、歴史ロマンあふれる三国志の世界へ―。まるで時間をさかのぼるタイムトラベルのような船旅の始まりです!
快適な客室とワンランク上のおもてなし
船内は、船の上であることを忘れてしまうような洗練されたデザイン。
豪華な吹き抜けのロビーには美術品が飾られ、まるでホテルのような上質な雰囲気が漂います。

ラグジュアリー船ですがドレスコードはなく、船内では終日リラックスした服装で過ごせるのも魅力です。
今回宿泊したのは、エグゼクティブスイート。

専用カードキーをかざさなければ入ることのできない特別なフロアにあり、一歩足を踏み入れると、一般客室エリアとは異なる静かで落ち着いた空間が広がります。
ラグジュアリーなエグゼクティブスイートの客室

落ち着いたチャイニーズモダンのインテリアでまとめられたエグゼクティブスイートは、約38㎡のゆとりある空間。
柔らかな間接照明が心地よく、自然と気持ちが落ち着きます。

床から天井まで広がる大きな窓、そして約4.5メートル幅の広々としたバルコニーからは、長江の雄大な景色を楽しめます。

朝霧に包まれた峡谷、夕日に染まる断崖…
海のクルーズと違い、窓の外の景色が刻々と移り変わっていき、見飽きることがないところもリバークルーズの楽しみの一つですね。

客室のミネラルウォーターは毎日補充され、夜にはターンダウンサービスも行われます。

バスルームも十分な広さがあり、洗面台はダブルシンクを採用。

シャワーブースにはレインシャワーも備えられ、ホテルのような快適さです。

バスローブも完備。
アメニティには、フランスのフレグランスブランド「アトリエ・コロン」が用意されています。


なお、さらに上位のスイートルームでは、アメニティがクラランスになるそう!
大きな魅力の一つ、担当コンシェルジュサービス
担当コンシェルジュとはWeChatで気軽に連絡が取れるため、困ったことや相談したいことがあれば、いつでも気軽にお願いできます。
実際に滞在中は、スパの予約をお願いしたり、夜のショーの終了時間に合わせてお部屋にミルクティを用意してもらったりと至れり尽くせり。
船内では英語が通じないスタッフもいますが、困ったことはコンシェルジュに相談すれば対応してもらえるので安心です。

また、実はこの船ではサービス一覧に記載されていないことでも、相談すると可能な範囲で柔軟に対応してくれます。
例えば、通常はインルームダイニングのサービスはありませんが、ビュッフェレストランの料理を客室へ持っていき楽しみたいという要望にも快く対応してもらえたり、ラーメンの具のカスタマイズにも快く対応してくれたり。
その他食事以外でも、さまざまな場面で柔軟な対応を感じました。

とはいえ、サービスにない希望を伝えるのは、つい遠慮してしまうのが私たち日本人。そんな時も、気軽に相談できるコンシェルジュの存在は心強く、この船ならではのホスピタリティをより実感できました。
もう一つ、特に便利だったのがランドリーサービスです。
スーペリア以上のキャビンに宿泊したゲストは枚数無制限で利用可能。お昼の12時までに出しておけば、その日の夜にはお部屋に届けられます。
試しに少し繊細なプリーツワンピースも出してみましたが、ふんわり綺麗に仕上がっていました。

また、オーストリア皇后エリザベートをテーマにしたVIPラウンジ「シシィ・カフェ&ラウンジ」では、有料オプションのイタリアンレストランやバー、そして専用の展望デッキが利用できます。

午後にはアフタヌーンティーも。

静かで上質な時間を過ごしたい大人のための空間です。
船上の美食体験!充実の船内のレストラン

クルーズ旅の大きな楽しみの一つは、なんといっても食事ですね。
センチュリークルーズの長江三峡・三国志クルーズでは、朝・昼・夕食はすべてオールインクルーシブ。
クルーズに乗るとつい食べ過ぎてしまうものですが、さすが美食の中国だけあってこの船は別格の美味しさです。
本格中国料理ビュッフェが並ぶメインレストラン

メインレストランでは、中国料理を中心とした多彩な料理がビュッフェスタイルで提供されます。
レストランは一般ゲスト用とエグゼクティブデッキ宿泊者用に分かれていますが、提供されるメニューは基本的に同じ。(違いは、前菜、サラダ、シグネチャーメニューやメイン料理、デザートの種類数など)エグゼクティブデッキ側は利用者が少なく、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しめます。


点心や炒め物、スープに鶏のローストまで、何を食べてもレベルが高く、どれを食べようか毎食迷うほど。
毎食ガラリとメニューが変わり、「明日食べよう」と思っていた料理が翌日にはなくなっていたこともしばしば。気になった料理は、その時に食べておきましょう!
毎食ビュッフェでも飽きないほど、豊富なバリエーションが揃っています。

特に印象に残ったのが、ライブキッチン形式で提供される麺料理。
毎食3種類以上が日替わり、時間替わりで用意されており、担々麺や牛肉麺など、具材も麺もバラエティ豊か。

さらに、フカヒレご飯が登場した日もあり、ビュッフェとは思えない贅沢さ。
そして、いい意味で期待を裏切られたのがスイーツです。

中華料理がメインだと思い洋風のスイーツにはあまり期待していなかったのですが、食べてびっくりの美味しさ。種類も豊富で、毎食デザートまでしっかり楽しんでしまいました。
重慶発祥グルメを味わう火鍋レストラン

こちらは有料レストランですが、火鍋発祥の地であり、クルーズの出航地でもある重慶の本格麻辣火鍋を味わえます。
スープは、刺激的な麻辣スープと、マイルドな白湯スープから選択可能。せっかくなので、私は麻辣スープを選びました。

まずは、ずらりと並んだ薬味コーナーへ。好みの調味料を組み合わせて、自分だけのつけダレを作ります。オイルにたっぷりのニンニクを加え、塩・こしょうで味を整えるシンプルな重慶流がおすすめです。
新鮮な魚介類に肉類、ホルモン、野菜やキノコ類など、バラエティ豊かに揃った具を真っ赤なスープに潜らせて頂きます!

口の中がピリピリするほど刺激的ですが、辛い辛いと言いつつどんどん進む美味しさ。
辛さが苦手な方は、飲むヨーグルトと一緒にどうぞ。
シシィ・カフェ&ラウンジの優雅な空間で楽しむ特別な食事時間

ビュッフェも十分満足度が高いのですが、気分を変えてコース料理を楽しみたい日には、シシィ・カフェ&ラウンジでの食事もおすすめです。
静かな空間で一皿ずつゆっくり味わう食事は、また違った贅沢さが。
今回は2日目のランチに、有料のイタリアンコースを利用しました。
窓の外をゆったりと流れる長江を眺めながら、美しい器に盛り付けられたシーフード料理をいただきます。

ドレスコードはありませんが、少しおしゃれをして訪れたくなるような落ち着いた雰囲気。寄港地観光の合間に、ゆっくり食事を楽しみたい時にぴったりのレストランでした。
長江三峡・三国志クルーズの寄港地観光|歴史と絶景を巡る旅
長江三峡・三国志クルーズでは、船上からの絶景だけでなく、寄港地観光も大きな楽しみのひとつ。
中国は通信環境が独特で、使えないアプリも多く、個人で山奥まで足を延ばすには少しハードルがあります。
その点、このクルーズは寄港地観光のほとんどがインクルーシブ。陸路ではなかなか訪れることのできない長江流域の秘境の旅を、効率よく叶えることができます。
三国志ゆかりの史跡や独特の文化、そして長江ならではの雄大な自然など、見どころは盛りだくさん。ここからは、実際に訪れた寄港地を順番にご紹介します。

尚、どの寄港地でも、船を降りて上陸する際は、まず日差しの下で長い階段を上ることになります。歩きやすい靴と帽子を忘れずに持参しましょう。
冥界の世界を歩く「豊都鬼城」

乗船翌日に訪れるのが「豊都鬼城」。
おどろおどしい名前ですが、ここは山全体を使って冥界の世界観を表現した景勝地です。
中国の死生観や道教、仏教、儒教の思想が融合した独特の世界観が広がり、「善悪を裁かれながら冥界を進む」という物語に沿って散策できます。

閻魔大王をはじめとする裁判官や鬼たちの像、不気味な門や橋などが点在。
一見すると少し怖そうですが、意外にも写真映えするスポットがいくつもあるので、写真好きな人にもおすすめです。


山と水を舞台にした圧巻の三国志ショー「烽煙三国」
2日目の夜は、船を降り、乗船前から非常に楽しみにしていた三国志ショー「烽煙三国」を鑑賞(無料)。

会場があるのは、人里から遠く離れた山あいの静かな場所。見渡す限り、舞台施設以外の人工物はほぼ見えません。
陸からのアクセスはかなり難しいため、このショーが見られるのはリバークルーズで長江を旅する人だけの特権と言っても過言ではありません。
クルーズ客のためだけに、これほど大規模な野外舞台を作り上げてしまうところにも、中国のスケールの大きさを感じます。

あまり書いてしまうと現地での楽しみが減ってしまうので、詳細は伏せますが、山奥の地がそのまま背景になった舞台で、水面を騎馬が駆け抜け、空から天女が舞い降り、炎や爆発の特殊演出が次々と展開。
さらに観客席までもが動くというダイナミックな演出に、思わずどよめきと歓声があがる、大迫力のショーでした。

三国志を知らなくとも、そのスケールと演出だけで十分に楽しめますが、登場人物とストーリーを少し予習しておくとさらに楽しめます!
三国志の聖地「白帝城」

三国志好きなら、一度は訪れたいのが白帝城。
長江を見下ろす高台に築かれた古城で、蜀の皇帝・劉備がこの地で病に倒れ、諸葛孔明に息子・劉禅を託した場所として知られています。
城までは長い階段が続きますが、希望すれば輿で運んでもらうサービス(有料)も利用できるのでご安心を!

階段を登り切った先に待っているのは、長江を一望する壮大な景色。実は中国の「10元札」の裏面に描かれている景色なんだそうで、お札を取り出して記念撮影している現地の人がたくさんいました。

歴史書や物語の中の人物のように感じていた劉備や諸葛亮が、かつて本当に生きて歩いた場所。
その場所に自分が立っていることに、不思議な感動を覚えずにはいられません。
水墨画の世界を進む「瞿塘峡・巫峡」

白帝城を過ぎると、いよいよ長江三峡のハイライト、瞿塘峡(くとうきょう)と巫峡(ふきょう)へ!
寄港地として訪れる場所ではなく、船の上からじっくりと楽しむ絶景ポイントです。
長江を挟むようにそびえ立つ険しい山々。その間を縫うようにゆっくりと進んでいく船。
私たちが航行した日は、幸か不幸か雲ひとつない晴天でしたが、本来は切り立った岩壁の間に薄霧が立ち込め、水墨画のような幻想的な風景が広がるのだそう。

両方とも、見どころとなる時間はそれぞれ30分ほど。
通過前に船内放送が入るので、聞き逃さずに最上階のデッキへ向かいましょう。
ちなみにエグゼクティブクラスには専用デッキもありますが、目の前に透明の仕切りが立てられてしまっています。

写真撮影や開放感を楽しむなら最上階の方がおすすめ。
日差しを遮る場所は少ないため、夏場は帽子や日焼け止めなどの暑さ対策を忘れずに。

晴れ渡った渓谷も、山肌に光と影が織りなすコントラストが美しく、次々と迫る迫力ある景観がスリル満点です。夢中で写真を撮り、30分は本当にあっという間に過ぎていきました。
次はぜひ、霧の立ち込めた水墨画のような景色の中、古の物語が息づく世界を航海してみたいです。
断崖の奥へ進む、「神女渓」の幻想的な峡谷体験

今回の寄港地観光の中で、特に心に残ったのが神女渓(しんにょけい)です。
長江本流から小舟に乗り換え、クルーズ船では入ることのできない狭い渓谷の奥へ。谷の両側には、空を覆うように切り立った断崖絶壁がそびえ、その間を縫うようにゆっくりと進んでいきます。

岩壁の間からわずかに差し込む光が水面を照らし出し、周囲の静けさと相まって、まるで別世界に迷い込んだような雰囲気に。
長江三峡の雄大さとはまた違う、神秘的な美しさでした。
フォトジェニックな伝統文化と秘境の風景「三峡人家」

こちらは寄港地ではなく、下船地・宜昌での観光スポット。下船後、車で約1時間ほどで訪れることができます。
西陵峡沿いの美しい自然を舞台に、長江流域に伝わる暮らしや文化を紹介する景勝地。
土家族をはじめとするこの地域の伝統文化や、昔ながらの生活風景が再現されています。

目の前に広がるのは、深い緑の山々と翡翠色の水面。川沿いに佇む吊脚楼や小舟が自然の中に溶け込み、まるで秘境にある少数民族の村を訪れたかのような雰囲気に。

どこを切り取っても絵になる、写真好きにはたまらない絶景スポットです。現地では鮮やかな民族衣装をレンタルし、撮影を楽しむ人の姿も多く見られました。
立ち寄るには宜昌で1泊する必要がありますが、ぜひ足を延ばしてほしい場所です。
センチュリークルーズ船内での過ごし方

寄港地を巡る合間には、船内でもさまざまな楽しみが待っています。
スパやバー、カラオケにショップなど、リバークルーズの旅を彩る施設も充実。ここでは、おすすめの船内での過ごし方をご紹介します。
旅の疲れを癒す、リーズナブルな船内スパ

寄港地観光やデッキでの景色を楽しんだ後に、ぜひ利用したいのが船内スパです。
料金は日本のホテルスパや一般的なクルーズ船のスパと比べてもかなりリーズナブル。
あまりのお手頃価格に、同行した女性メンバー全員が連日予約していたほどです。
【施術メニュー 一例】
Hot Pot Foot Therapy:138元(40分)
Traditional Chinese Foot Therapy & Shoulder Neck Massage:168元(55分)
Essential Oil Spa:208元(50分) など

メニューはオイルマッサージのほか、足腰の痛みを和らげるマッサージ、中国式の揉みほぐしマッサージなどが用意されています。唐辛子を入れたユニークな足湯も!
連日の寄港地観光では、長い階段を上り下りする場面も多く、夜には足がパンパンに。
毎晩でも気軽に利用できる料金だったので、観光の疲れをしっかり癒やせました。

【利用時のワンポイントアドバイス】
・セラピストの方は、マッサージの強さを確認するごく簡単な単語以外は、英語がほとんど通じません。何か細かな希望がある場合は、事前に翻訳アプリで中国語の文章を作っておくか、バトラーの方から事前にリクエストを伝えてもらうと良さそうです。
・セラピストの人数が限られているため、同じ時間帯に予約できる人数には限りがあります。人気の時間帯は埋まりやすいため、乗船後早めに予約しておきましょう。
太極拳や船内イベントで中国文化に触れる

船内では、航行中も退屈する隙がないほど、さまざまなイベントが開催されています。
朝起きたら、真っ先に太極拳体験へ。

窓の外に流れる長江を眺めながら、ゆったりと身体を動かし、清々しい一日の始まりです。
また、夜にはシアターで華やかなショーが開催される日も。

他にもパーティーやクルーとのゲーム対戦などのイベントが日々用意されているので、船内新聞で予定をチェックし積極的に参加してみてください。
移りゆく秘境の景色を眺める

そして何よりも贅沢だったのは、刻一刻と移り変わる長江の景色を、ただじっと眺めて過ごす時間。
3日目の朝、それまで両岸に点在していた街並みはいつの間にか姿を消していました。船の周りに広がっていたのは、切り立つ渓谷と深い緑だけ。そこは、まさに秘境そのものでした。

俗世から切り離されたような山奥へ、時を遡るようにしてとうとうここまで運ばれてきたのだという、不思議な感動。このクルーズだからこそ出会えた、忘れられない時間でした。
【旅の前に知っておきたいこと】中国クルーズのインターネット環境と便利なアプリ

最後に、中国クルーズへ出かける前に知っておきたい通信事情や、入れておくと便利なアプリをご紹介します。
船内WiFiを利用する場合、中国国内の通信規制の影響で、Google関連サービスや一部SNSなどは利用できません。そのため事前にeSIMや海外用モバイルルーターを準備しておくのがおすすめです。
今回はグローバルWiFiを利用しましたが、GoogleもSNSも問題なく利用可能。ただし、山間部を航行するため電波が弱い場所も多く、動画や写真のアップロードは難しい場面がありました。
でも、せっかく秘境のような山奥にある、太古の歴史の世界にまで来たなら、デジタルとは距離を置いてアナログな時間に身を委ねるのもいいものですね。

なお、上述のように使えないアプリが多いため、こちらのアプリを用意しておくと便利です。
【ほぼ必須】
AlipayもしくはWeChat Pay:中国の決済アプリ。中国は世界トップクラスの超キャッシュレス文化、現金とクレジットカードだけでは対応できないお店も。船内では不要ですが、寄港地、上下船地の観光用に。
【あると便利】
WeChat:中国版LINE。エグゼクティブフロアでバトラーサービスを利用したい人は入れておきましょう。
DiDi:中国版Uber。上下船地の重慶や宜昌で自力で観光したい人におすすめ。
Google翻訳:船内では英語が通じないスタッフもいるため、細かな要望を伝えたい場面で役立ちます。
センチュリークルーズで、大人の冒険心を満たす異世界クルーズへ

ラグジュアリーな滞在と、美食、圧倒的な自然、そして歴史ロマン。長江三峡・三国志クルーズは、これまでのアジアクルーズのイメージを変えてくれました。
近未来都市・重慶を出航した船が進んだ先にあったのは、いにしえの物語の世界へ迷い込んだかのような風景。
切り立つ峡谷、秘境のような山間の村、三国志の舞台、そして悠久の歴史が流れる長江をタイムトラベル。わずか4〜5日とは思えないほど濃密で、日常から遠く離れた「異世界」を旅しているような時間でした。
毎日新しい景色と出会い、大人の知的好奇心も冒険心も満たされる船旅。
「アジアのクルーズは物足りない」と感じていた大人の方にこそ、日本から気軽に叶えられるこの異世界クルーズをぜひ体験してみてください。
クルーズの様子はInstagramでも発信していますので、そちらもご覧ください。
取材協力:センチュリークルーズ
メンバープロフィール

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大人女性向けのラグジュアリートラベルとウェルネスをテーマに発信するフォトグラファー&ライター。上質な時間を感じさせながらもSNSに親和性のあるフォトジェニックな写真が持ち味で、様々なホテルの公式SNS、HP用写真撮影を請け負っています。またライターとして旅雑誌やメディアに寄稿しつつ、女子旅メディアの編集部としても活動。自身のSNSやブログでは、絶景の中で過ごすリトリート旅やラグジュアリーホテルでのおこもりステイなど、大人女性向けに国内外の上質なウェルネス旅を発信しています。
初めてのクルーズは父娘旅。いつか南極クルーズに行くのが夢。
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