こんにちは、年間100泊するmomoです。
前編では客室や船内施設、アート、そして飛鳥Ⅲならではの食事などをご紹介しましたが、後編もまだまだ楽しみは続きます。
今回のクルーズは、博多、釜山に寄港します。寄港地観光はもちろん楽しみのひとつですが、クルーズ旅の魅力は「どこかへ行くこと」だけではありません。
船の中で何もしない時間を楽しんだり、普段ならなかなかしないことを体験してみたり。美味しいものを食べて、音楽を聴きながら海を眺める。そんな時間そのものが旅になるのも、クルーズならではの魅力だと改めて感じました。
【3日目】自分で豆を挽くコーヒーから始まる、飛鳥Ⅲの朝
博多ではあえて下船せず、この日は船内でゆっくり過ごすことにしました。
朝はラウンジでのコーヒータイムからスタート。ここでは、なんと自分でコーヒー豆を挽いて淹れることができます。
普段の生活では、朝からゆっくり豆を挽いてコーヒーを楽しむなんて、なかなかしないので、豆を挽く時間さえも特別に感じます。
コーヒーの香りに包まれながら、急ぐ必要もなく、ただゆっくりと朝を過ごします。


観光地を巡る旅だと「せっかく来たから、あそこにも行きたい」「次はここへ行かなきゃ」と、つい予定を詰め込んでしまいがち。
でも船の上では、あえて何もしない時間まで楽しめます。
いつもの日常から離れた場所にいることを、こんな何気ない瞬間に実感しました。
ランチは出来立てのハンバーガー
ランチはビュッフェレストランへ。
ビュッフェというと、すでに並んでいる料理を好きなだけ取るイメージがありますが、飛鳥Ⅲではライブキッチンも楽しめます。
この日は、その場で仕上げてもらった出来立てのハンバーガーをいただきました。そしてもちろん、お供はビール!

「今日は運転しなくていい」「移動の時間も気にしなくていい」というのもクルーズ旅のいいところ。
食事が終わったら、そのまま船内で遊んだり、ラウンジで過ごしたり、部屋に戻って休憩したり。
ホテルそのものが次の目的地へ運んでくれるような感覚なので、時間を気にせず過ごすことができます。
飛鳥オリジナルのパフォーミングアーツ「KAGUYA」
午後は、船内で飛鳥オリジナルのパフォーミングアーツ「KAGUYA」を鑑賞しました。クルーズ船の楽しみのひとつが、船内で楽しめるエンターテインメント。
ただ移動するための船ではなく、ひとつのエンターテインメント空間として楽しめるのがクルーズの面白さ。
せっかく飛鳥Ⅲに乗るなら、食事や客室だけでなく、こうした船内限定のショーもぜひ体験してほしいです。


※ショーの内容は撮影NGのため、パンフレットの写真のみです。全部で2つのオリジナルショーがありました。
ようやく見られた、プールサイドからのサンセット
実は今回のクルーズ、航海中は曇りの日が多く、なかなか綺麗な夕日を見ることができませんでした。
「今回はサンセットは見られないかな」と思っていたのですが、この日の夕方、ようやく空が晴れてくれました。
サンセットタイムにプールサイドへ出てみると、海の向こうへ沈んでいく綺麗な夕日。
さらに船内ではジャズバンドによる生演奏もあり、その音楽を聴きながら眺めるサンセットは格別でした。
刻々と変わっていく空の色を眺めながら、ジャズの生演奏を聴く。何か特別なことをしているわけではないのに、この時間がとても贅沢に感じられました。


夕食は予約制のグリルレストランへ
この日のディナーは、楽しみにしていたグリルレストランへ。こちらも追加料金は不要ですが、利用には予約が必要です。
印象的だったのが、9種類のスパイスとともに楽しむ料理。
海鮮もお肉も本当に美味しく、素材そのものの味わいにスパイスを組み合わせることで、ひと皿ごとに違った楽しみ方ができます。
クルーズ中は毎日船内で食事をすることになりますが、レストランごとに雰囲気もメニューも異なるので、「今日は何を食べよう?」と選ぶ時間も楽しみのひとつ。
前編からさまざまな料理をいただいてきましたが、このグリルレストランでも改めて飛鳥Ⅲの食へのこだわりとレベルの高さを感じました。





【4日目】自由気ままに韓国(釜山)観光へ
翌日は韓国・釜山に到着。
今回は船が用意するオプショナルツアーなどには参加せず、釜山港からバスに乗って自分たちで観光することにしました。
クルーズというと、寄港地では必ずツアーに参加しなければいけないようなイメージを持っている人もいるかもしれませんが、自由に観光するという選択肢もあります。
自分たちのペースで街を歩き、ランチには本場の韓国冷麺を堪能。韓国に来たからには、やっぱりグルメは外せません。
船旅の場合、観光を終えたらまた同じ客室へ戻れるのも嬉しいところ。
大きな荷物を持ってホテルを移動する必要がなく、寄港地で買ったものを持ち帰れば、そこには自分の部屋があります。
何都市も楽しみながら、荷造りは基本的に乗船時と下船時だけ。これは一度経験するとクセになるクルーズ旅の魅力です。


帰船時にも感じる、日本船ならではのホスピタリティ
そして今回、特に印象に残ったのが飛鳥Ⅲの細やかなサービスでした。
釜山で船を降りる際には、お水を持たせてくれました。観光を楽しみ、たくさん歩いて船へ戻ってくると、今度はおしぼりを渡してくれます。ほんの小さなことかもしれません。
でも、こうした「これがあったら嬉しい」と思うものが、こちらからお願いする前に用意されている。そんな細やかな心配りに、日本船ならではのホスピタリティを感じました。
豪華な設備や美味しい食事だけではなく、人のサービスによって心地よく過ごせること。これも飛鳥Ⅲがラグジュアリー船と呼ばれる理由のひとつなのだと思います。
釜山から戻った夜は、メインレストランで和食を
この日の夕食はメインレストランへ。和食のコースをいただきました。
海外の寄港地で一日観光して船に戻り、落ち着いた空間で和食を食べると、なんだかほっとします。
私たちはコース料理を注文しましたが、アラカルトでの注文も可能です。
クルーズ旅行では、ついつい朝から晩まで食べてしまいがち。
「お昼を食べすぎたから夜は少しだけでいい」という日にも、自分のお腹の具合に合わせて注文できるのはありがたいポイントです。



航海最後の夜、急遽開催された星空鑑賞
そしてこの日の夜、思いがけない素敵なイベントが待っていました。
今回のクルーズは曇りの日が多かったのですが、この日は夜になっても天候に恵まれ、急遽「星空鑑賞」が開催されることになったのです。これが今回のクルーズの中でも、特に思い出に残る体験になりました。
星空鑑賞の時間になると、船首側のデッキへ。普段は安全のために明かりが灯っているデッキですが、この時間だけ特別に照明を消して、星を見やすい環境を作ってくれます。
船の明かりが消えると、それまでとはまったく違う景色が広がりました。周りには街灯も建物もない、海の上。暗闇の中で空を見上げると、たくさんの星を見ることができます。
スタッフの方がレーザーポインターを片手に夜空を指しながら、星や星座について説明してくれました。
「あそこに見える星と、あの星を結ぶと……」と教えてもらいながら、みんなで同じ方向を見上げて星座を探します。
ただ星空を見るだけではなく、解説を聞きながら実際の夜空の中から星を探していくのが想像以上に楽しく、気づけば夢中になっていました。
プラネタリウムで星を見ることはあっても、今見上げているのは本物の夜空。
しかも、ここは陸ではなく航海中の船の上です。
波の音を感じながら、明かりを落とした船首で星空を眺める。普段の旅行では、なかなかできない体験です。
そして何より素敵だと思ったのが、最初から予定されていたイベントではなく、その日の天候が良かったからこそ急遽開催されたこと。決められたプログラムを楽しむだけでなく、その日、その瞬間の自然を楽しませてくれる。
そんなところにも飛鳥Ⅲならではの魅力を感じました。
翌日は横浜へ戻るため、これが今回のクルーズ最後の夜。最後の夜に、海の上でみんなで空を見上げるという、とても素敵な思い出ができました。


【5日目】待ちに待った晴天!伊豆大島を眺めながら横浜へ
そして迎えた最終日の朝。カーテンを開けると、待ちに待った晴天!
今回の航海では曇りの日が多かっただけに、最後の最後に青空が広がっているだけで嬉しくなりました。
天気が良かったこともあり、船からは伊豆大島も綺麗に見ることができました。
青い空と海、その向こうに見える伊豆大島。
数日前までの曇り空とはまったく違う景色で、デッキに出るだけでも気持ちがいい。プールでは実際に泳いでいるお客さんの姿もありました。
この景色を見ていると、「今日で下船なのがもったいない!」という気持ちがどんどん強くなります。


朝からいくら丼!ビュッフェの朝食も最後まで満喫
最後の朝食はビュッフェレストランへ。ここで私が毎朝楽しみにしていたのが、ご飯のお供。
明太子やしらすなど、白いご飯が進むものがずらりと並び、なんと「いくら」まであります。
毎朝のように大盛りのいくら丼を食べられるなんて幸せ……!
洋食を楽しむ日があったり、和食を楽しんだり、その日の気分に合わせて選べるので、連泊していても朝食に飽きることがありません。
むしろ最終日になると、「この朝ごはんも今日で最後なのか」と寂しくなるほどでした。

【まとめ】5泊6日でも「もっと乗っていたい」
乗船する前は「5泊6日も船に乗っていたら、途中で暇になることはないのかな?」と思う人もいるかもしれません。
実際に過ごしてみると、まったく逆でした。
美味しい食事を楽しんで、ショーを観て、生演奏を聴いて、アートを鑑賞して、ラウンジでのんびり過ごす。
コーヒー豆を挽いたり、お抹茶を点てたり、手紙を書いたり、夜には海の上から星空を眺めたり。





そして寄港地に到着すれば、今度は街へ観光に出かける。
気づけば一日が終わっていて、「まだやりたいことがあるのに」と思うほど。退屈するどころか、むしろもっと乗っていたいと思いました。
憧れのラグジュアリー船・飛鳥Ⅲに乗ってみて
今回、憧れていた飛鳥Ⅲで5泊6日を過ごしてみて感じたのは、「豪華客船」という言葉だけでは表せない魅力でした。
目的地へできるだけ早く移動する旅とは違い、「移動している時間」そのものを楽しむ。
朝起きれば窓の外には海があり、美味しい朝食を食べ、好きな場所で好きな時間を過ごしている間にも、船は次の場所へと進んでいきます。
普段の旅行では、つい観光地をたくさん巡ることばかり考えてしまいますが、飛鳥Ⅲでは何もしない時間さえも旅の思い出になりました。
そして、そんな時間をより心地よいものにしてくれたのが、スタッフの方々の細やかなホスピタリティだったと思います。
食事、エンターテインメント、アート、サービス、そして海の上で過ごす非日常の時間。
5泊6日を通して、飛鳥Ⅲが多くの人にとって「一度は乗ってみたい憧れの船」である理由を、実際に体験することができました。
初めての飛鳥Ⅲ。下船する頃には、母と二人で「もっと乗っていたかったね」と話すほど、すっかり飛鳥Ⅲのファンに。
憧れのラグジュアリー船で過ごした5泊6日は、最後まで本当に最高のクルーズ旅になりました。
またいつか、この船に「ただいま」と戻ってこられる日が楽しみです。
メンバープロフィール

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会社員をしながら年間100泊するホテルラバー。
可愛いご褒美旅が得意で、インスタグラムで情報発信中。夏はダイビング、冬はスノボーとアクティブ旅行も得意。
【クルーズ旅行をもっと身近に】をテーマに情報発信していきたいです。




