Contents
旅をこよなく愛するカメラマンNoe*Naoです。
学生時代はずっとバックパッカー。日本国内は、何周もしたし、世界のたくさんの国々も旅してきました。
インドの村に異国人ひとりでプロジェクト推進のためにステイしたこともあったし、大人になってラグジュアリーなスタイルの旅もたくさん経験しました。一般的にはそれなりに旅慣れているほうだとおもいます。
そんな私ですが、ほぼ体験していない旅のスタイルがありました。
それが、クルーズの旅です。
私にとって、初めての大型客船の旅。
ロイヤルカリビアンクルーズ(オベーション・オブ・ザ・シーズ)でのメキシコ旅を振り返ってみたいとおもいます。

今回の記事は旅の準備編。
反省点も含めて、レポートしていきます!
旅の準備① スケジュールを立てる
乗船前・下船後のスケジュール
今回のクルーズは6泊7日。アメリカのロサンゼルスから、メキシコのカボサンルーカス、エンセナダを廻ってロサンゼルスに戻ってくるルートです。

旅の玄関口となる、ロサンゼルスへは日本からの直行便もあり、観光の選択肢もたくさんあります。時間に余裕があれば、クルーズ前後でさらに観光を楽しむことができるのも魅力的です。

今回は、残念ながら時間に余裕がなく、ロサンゼルスのダウンタウン界隈を散策するのみとなりましたが、次に来る機会があればぜひもっと観光したいとおもいます!






LAのダウンタウン滞在時には、連日大きなデモがあり、夜間外出禁止令がでる事態に。
宿泊していたホテルは、報道陣の待機場所となっていました。そんなイレギュラーな事態も旅の思い出のひとつ。
ちなみに、船が出航するLos Angeles World Cruise Centerまでは、行きはホテルからタクシー(Uber)を利用し、帰りは港から空港直行の送迎サービスを予約しました。
港までのアクセス方法をチェックする際には、必要なアプリや支払いの設定も事前に忘れずにしておきたいですね。


クルーズ期間中のスケジュール
クルーズの予約をし、スケジュールが確認できるようになったらまずチェックしたいのは、毎日のアクティビティのスケジュール(特に無料の枠)と、チェックインの時間。
ほかにも寄港地での過ごし方も早めに検討をしておくことがおすすめです。
チェックイン
チェックインの時間は事前予約制。
部屋に入れる時間は少し先になりますが、荷物を預けたら船内で自由に過ごせるので、早めに船内で楽しむのもおすすめ。早い時間からどんどん埋まっていきます。
私は気づくのが遅くて、最後のほうの枠だったのですが、乗船した時にはすでに船内のプールやレストランはいっぱい。早めに来て楽しんでいる人が多かったです。
チェックインの時間は、予約時間をきっちり守るように(早く来ても入れない)というメールが何度か来ていましたが、実際は時間より早くいっても入れたようでした。
また、チェックインの際にはVISA(アメリカだとESTA)などは、印刷しておくとスムーズでした。


船内アクティビティ
「クルーズ船で最も高い展望デッキ」としてギネスにも登録されているNorth Starなど、通常は有料のアクティビティも、一部無料の体験枠があります。アプリのスケジュールから予約可能です。一部のショーなども事前予約可能だったのでぜひ早めにチェックしてみてください。

エクスカーション
寄港地でのエクスカーションも、早めに予約をすると安く予約できるものが多くありました。人気のあるものは早く満席になってしまうので、寄港地でどうすごすかも早めに考えたいところ。
今回、ひとりでの参加だったこともあり、寄港するメキシコの街では、エクスカーションに参加したほうがスムーズに観光できそうだったので、エクスカーションにも積極的に参加してみることにしました。

レストラン予約
今回の旅の期間中、寄港のないクルーズだけの日には、有料の少しいいレストランにランチに行ってみることにしました。こちらも事前に予約すれば割引に。夜だとボリュームが多そうだったので、手軽に楽しめるランチにしました。ロイヤルカリビアンの有料レストラン(特にChops Grille)はとてもおいしいと聞いていたのですが、本当に大満足、しかも前菜もメインもお腹に余裕があれば複数選択可能なスタイルでした。

その他
おおよその部屋の位置(荷物を預けるタグにも記載あり)がわかったら、部屋から日の出や夕日が見えるか、寄港地が船から見えるかどうかもチェックし、見たい景色がある場合はスケジュールに組み込むようにしていました。
カメラマン的な発想かもしれません。

↑ メキシコ カボサンルーカスの観光スポットエルアルコも部屋のバルコニーからみえました。反対側はカボサンルーカスの港や花火が見えたり、イルカが見えたそう。
どちら側になっても一期一会の景色が楽しめるのもクルーズの魅力。

↑ 部屋にいながらにして海から昇る朝日を見ることができました。
旅の準備② 持ち物
持ち込み禁止のものをチェック
荷物の準備をする際に、まず確認したいのが持ち込み禁止のアイテム。
ロイヤルカリビアンのWEBサイトのQ&Aページなどに禁止アイテムの記載があるので事前に読んでおくことをおすすめします。
電気ケトル(部屋にありました)や、延長コード、食品やお酒も禁止品になります。
お酒に関しては、ワイン1本(750ml)は手持ちで持参可能だったので、LAのスーパーで買ったカリフォルニアワインを1本持参しました。
持っていってよかったアイテム
シーカード用のネックストラップ
ジップ付きのポーチにネックストラップをつけて利用。どちらも100円ショップで購入。

強力マグネットフック・洗濯ハンガー
洋服は、洗剤を持参し部屋で手洗いしていました。
干す場所があまりないので、バスルームのドアにマグネットフック(磁石が強力なもの)をつけて、洗濯物を干していました。
(有料でランドリーサービスはありますが、洗濯機などはありません)
部屋の移動がないのでこまめに洗濯でき、その分荷物を少なめにできました。

ウォーターボトル
飲料水を汲める場所が、カフェやレストランしかなく、部屋に常備するのにウォーターボトルを持参しました。まとめて汲んで部屋の冷蔵庫に入れていました。おそらく衛生的な観点から、サーバーから直で水を汲むのは禁止だったので、みなさんコップに一度汲んでボトルに詰め替えていました。ボトルを持参しましたが、ペットボトルでもよかったかも。

ビーチサンダル
船内、寄港地ともにウォーターアクティビティが多かったので、室内ばきも兼ねてビーチサンダルを持参。旅の時は、機内でも履けるものを持ち歩いています。
シャンプー・コンディショナー
部屋のバスルームには、シャンプーとボディソープ兼用のものは備え付けでありましたが、個人的にはいつも使っているものを持参してよかったとおもいます。(船内のショップでも購入可能)
洋服の準備は、ドレスコードをチェック
クルーズ初心者が心配になる点のひとつがドレスコードではないでしょうか。
スケジュールを見ると、その日のドレスコードの記載があるのでチェックしておくといいとおもいます。
初心者につき、心配だったので何度もChatGPTに相談しました。
コーディネートの写真を撮って読ませると「ロイヤルカリビアンならもう少しここをこうするといいよ」と割と的確なアドバイスがもらえました。特に初心者の方には、結構おすすめです。


ロイヤルカリビアンは、フォーマルナイトもわりとカジュアルと聞いていたのですが、アメリカ・メキシコ航路はわりときっちりドレスアップしている方が多い印象でした。


といっても、ロングドレスで靴はカジュアルなスニーカーやサンダルという方もいらして、みなさんそれぞれ思い思いにドレスアップを楽しんでいるという印象でした。
次回は、ドレスアップもクルーズの楽しみのひとつとして、めいいっぱい楽しめたらいいなとおもいます。
VISAは印刷を
チェックインの際には、VISA(ESTAなど)は紙に印刷したものを持っていったのでスムーズにチェックインできました。船の荷物タグとあわせて印刷をおすすめします。
旅の準備③ アプリ
旅を快適にしてくれるスマホアプリ。よく使ったものをあげてみましたのでご参考に。
・ロイヤルカリビアンの専用アプリ アクティビティの予約やスケジュール管理に必須
・ChatGPT 翻訳につかったり、ドレスコードや、クルーズでの不明点の相談も
・翻訳アプリ 英語含む現地でのコミュニケーションのためにあると便利
・タクシー配車アプリ Uberを利用
・現地通貨計算アプリ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
これからのみなさまの旅も、素敵な旅になりますように・・・
クルーズ中の過ごし方や、寄港地についての情報は、別の記事にまとめますので、よろしければそちらもご覧ください。
取材協力:ロイヤル・カリビアン・インターナショナル 日本総代理店 株式会社ミキ・ツーリスト
メンバープロフィール

- 旅をこよなく愛するカメラマン。初めてのひとり旅は15歳でシンガポール。以来、海外の僻地長期滞在や、バックパッカーを経て、現在はラグジュアリーなホテル滞在や、地域をのんびり丁寧に旅をする上質な時間を味わう旅のスタイルにシフト中。旅と写真でご縁をつなげていけたらと思っています。
最新の投稿
カリブ海・中南米2025年7月16日【ロイヤルカリビアン/メキシコ】クルーズ初心者・ひとり旅の準備編
フィンランド2025年3月31日【フライ&クルーズ】フィンエアー利用ヘルシンキ経由で1粒で2度おいしい旅のススメ
フィンランド2025年3月31日【フライ&クルーズ】フィンエアーでクルーズ前にヘルシンキ旅
北欧・ロシア・バルト海2025年1月4日【オーロラクルーズ】フッティルーテン 旅をより楽しむための解説編